著者
長谷川 隆行 飯野 浩一 宮原 健吾 加茂 竜一 大橋康二
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.57, pp.9-16, 2006-05-26
被引用文献数
1

文化財の画像アーカイブにおいては,色の正確な保存,再現が重要となる.画像の取得にはデジタルカメラが広く用いられているが,カメラの信号値は人間の知覚色を表すものではないため,正確な色再現のためには色変換が必要となる.従来の手法では,カラーチャートの撮影画像に基づいた色変換を行うのに対し,分光データベースを利用した色再現手法では,被写体の分光反射率特性を反映した色変換を行うため,被写体に応じた最適な色再現を行うことができる.本手法の精度を主観的に検証するため,陶磁器とその再現画像を用いた評価実験を実施した.実験の結果,従来の手法と比較して,本手法では,より高精度な被写体の色再現が可能であることが確認された.Accurate color preservation and reproduction are important factors of cultural heritage image archives. Since color signals recorded by digital cameras, which are widely used for digital image acquisition, are not equivalent to the human perception, color conversion is necessary for accurate color reproduction. Conventional methods utilize a color chart image for color conversion, whereas a color reproduction method using spectra databases realizes superior color reproduction accuracy by incorporating spectral properties corresponding to real objects. An experiment using porcelain samples and their reproductions was carried out in order to visually evaluate the performance of the method. Results show the method is able to achieve more accurate color reproduction than the conventional method.
著者
宮川 明子 清木 康 宮原 隆行 北川 高嗣
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.1-10, 2000-02-15
被引用文献数
2

画像データなどのメディアデータを対象としたデータベースシステムの実現において,検索者が求めるメディアデータを適切かつ高速に抽出することは重要である.本論文では,意味の数学モデルを拡張した意味的画像連想検索を対象とした高速化アルゴリズムの実現方式を提案する.意味の数学モデルは,文脈あるいは状況に応じて動的に変化するデータ間の意味的な関係を計算するモデルである.本論文で提案するアルゴリズムは,指定された時間内の限られた計算回数で有効な検索結果を得ることを目的としたものである.このアルゴリズムによる意味的画像検索の実験を行い,実験の結果よりその有効性を明らかにした.In the database system design for multimedia database, it is important to develop a correct and fast retrieval method for media data(e.g. image, music). This paper proposes a fast algorithm and its implementation method for semantic associative image search based on our mathematical model of meaning. This model has been designed for computing semantic relation between data items dynamically accoding to context and situation. The objective of this algorithm is to obtain the available and correct retrieval results within the given limited time in the semantic associative search. This paper also shows some experimental results of semantic image search to clarify the feasibility and effectiveness of the proposed algorithm."
著者
宮崎 泰典 岡田 規男 菅井 貴義 多田 仁史 宮原 利治 高木 和久 青柳 利隆 八田 竜夫 大村 悦司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. R, 信頼性 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.33, pp.29-34, 2003-04-18
参考文献数
10

光送信機用変調光源には,広変調帯域幅,高出力光強度,高消光比,良好な出力光波形,低伝送ペナルティの両立を要求される.電界吸収型光変調器(EAM)は超高速光送信機の小型化に有用な半導体デバイスであるが,従来は40Gbpsにおいてこれらを両立した報告はなかった.今回,EAMに,(1)キャパシタンス低減に有利な半絶縁性基板,(2)高光出力時低チャープ動作が可能な伸張歪非対称量子井戸吸収層,を用いて40Gbpsにおける低チャープ・高光出力動作を初めて実現した.更に(3)EA変調器モジュールにドライバICを内蔵し,同軸ケーブルやコネクタによる高周波特性悪化を抑えた.その結果,EA変調器モジュールとしてITU-T G.693規格(出力光強度,アイマスク規定,消光比,伝送ペナルティ)を満たすことを確認した.
著者
宮崎 泰典 岡田 規男 菅井 貴義 多田 仁史 宮原 利治 高木 和久 青柳 利隆 八田 竜夫 大村 悦司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OPE, 光エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.35, pp.29-34, 2003-04-18
参考文献数
10

光送信機用変調光源には,広変調帯域幅,高出力光強度,高消光比,良好な出力光波形,低伝送ペナルティの両立を要求される.電界吸収型光変調器(EAM)は超高速光送信機の小型化に有用な半導体デバイスであるが,従来は40Gbpsにおいてこれらを両立した報告はなかった.今回,EAMに,(1)キャパシタンス低減に有利な半絶縁性基板,(2)高光出力時低チャープ動作が可能な伸張歪非対称量子井戸吸収層,を用いて40Gbpsにおける低チャープ・高光出力動作を初めて実現した.更に(3)EA変調器モジュールにドライバICを内蔵し,同軸ケーブルやコネクタによる高周波特性悪化を抑えた.その結果,EA変調器モジュールとしてITU-TG693規格(出力光強度,アイマスク規定,消光比,伝送ペナルティ)を満たすことを確認した.
著者
宮原 志津子
出版者
東京大学大学院教育学研究科生涯学習基盤経営コース内『生涯学習基盤経営研究』編集委員会
雑誌
生涯学習基盤経営研究 (ISSN:1342193X)
巻号頁・発行日
no.35, pp.33-46, 2010

論文/Thesesフィリピンにおける図書館専門職の教育及び認定制度は、毎年司書資格取得者を多く輩出する日本にとって示唆に富む制度である。1990年の法制度改革が行われるまで、フィリピンの図書館専門職資格は、大学の専門教育課程の修了を示す「教育資格」のみであった。しかし教育資格は専門職の質証明とするには不十分であり、フィリピン社会の認識や専門職の法制度では、専門職国家試験の合格による「職業資格」が重視されることから、職業資格制度がないライブラリアンの社会的地位は低く、図書館界では長年、制度の確立を求めて議会へのロビー運動を展開していた。1990年にライブラリアンシップ法が制定され、他の専門職同様に国の機関による図書館員への専門職試験が課されるようになったことで、ライブラリアンは「専門職」として公的に認められるようになった。実際にはライブラリアンシップ法の影響は小さく、専門職としての待遇改善や専門職の質の向上など、根本的な問題はまだ残されている。Library and Information Science (LIS) education and a quality control system for librarians in the Philippines offer suggestive insights for Japan. Until the legal reform in 1990, a Filipino librarian was not considered as a "professional" in the society because only an "academic qualification" such as a diploma or an academic degree is given to librarians as a qualification. The academic qualification was insufficient as a proof of the professional librarian, because a national qualification given after passing a national board of examination was valued over an academic qualification in the Philippines. After the enactment of the Philippine Librarianship Act in 1990, which states that those who want to work in a library should pass a national examination and get a professional qualification, in the legal sense, a librarian is now accepted as a "professional status" in the Philippines. However, some essential problems have remained. Actually, the Librarianship Act has had only a small effect on improving the working conditions and the quality of professionals.
著者
前田 瑞夫 高原 淳 高井 まどか 栗原 和枝 長崎 幸夫 三浦 佳子 菊池 明彦 松岡 秀樹 北野 博巳 佐藤 縁 熊木 治郎 山岡 哲二 宮原 裕二
出版者
独立行政法人理化学研究所
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2008-11-13

本領域では、ソフト界面に関わる先導的研究や若手研究者による挑戦的研究を糾合・組織化することにより、ソフト界面が示す新奇現象を解明し、その特性を活かした新機能材料を創出することを目指して研究を進めてきた。その成果は年度ごとの成果報告書・公開シンポジウム等により積極的に発信してきたが、それだけでは領域の全体像が見えにくいのも事実である。この点を補うために領域横断的な共通課題について公開ワークショップを開催することで俯瞰的な見方からの成果発信に努めてきた。この度、5年間の研究を取りまとめることで、新しい学術領域の確立という観点から、研究成果の全体像の公開・普及と内外の関連研究者のより一層の交流ならびに若手研究者の育成に努めた。具体的には、最終報告会として7月に東京大学駒場キャンパスにて公開シンポジウムを開催し、また同時にニュースレター12号を発行し配布ならびにウェッブ公開することで、成果の普及、領域内外の研究者との交流に努めた。また年度末の3月には、領域内の研究発表会を開催し、本領域研究に参画した研究者の互いの交流や成果取り纏め、ならびに今後の活動に関する意見交換を行った。10月には領域代表者の前田が日本化学会にて、また11月には事務担当者の長崎が日本バイオマテリアル学会大会にて、本領域の成果をアピールする招待講演を行ったほか、各研究グループにおいては、各自アウトリーチ活動の継続による国民の理解深化に努めた。一方で、領域ホームページの継続運用により持続的に広報活動を行った。また日本MRSに「ソフトインターフェース研究会」の設置を申請し、今後の継続的発展のためのプラットフォームを構築した。さらには、ソフト界面に関する英文教科書の執筆・編集を引き続き進めている。
著者
渡辺 寛明 宮原 益次 芝山 秀次郎
出版者
日本雑草学会
雑誌
雑草研究 (ISSN:0372798X)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.362-371, 1991-12-26
被引用文献数
9

イヌホタルイの種子が多量に散布された水田土壌中から4年間にわたって種子を採取して、発芽試験法によって休眠の検定を行い、土壌中における種子の生存状態の推移を検討した。 1)種子の発芽は密栓水中およびペトリ皿内湛水土壌を発芽床とした場合に良好であり、湿潤濾紙上および開放水中は休眠を検定するための発芽床としては不適当であった。 2)水田土壌中から採取した種子は15℃から30℃までの恒温条件で発芽したが、20℃以下では採取時期によって発芽率および平均発芽日数が大きく異なった。10℃では全く発芽しなかった。 3)秋耕によって土壌中に埋没した自然落下種子の大部分は、翌年の3月までに休眠が覚醒したが、無秋耕で4月まで水田の土壌表面におかれた種子は休眠覚醒が遅れた。 4)代かき後の発生数は10cmの土壌層の生存種子数の約8%であり、大部分の種子は未発芽のまま湛水土壌中で二次休眠に入った。二次休眠種子も落水後、冬から春にかけて徐々に休眠が覚醒し、その後休眠の導入と覚醒を毎年季節的に繰り返した。 5)水田土壌中の生存種子数は毎年前年の種子数の約30%ずつ減少し、4年後の生存種子数は初年目の約35%であった。生存種子数の減少率と実際の発生数から、水田土壌中では20%程度の種子が毎年発芽前あるいは発芽後に土壌中で死滅しているものと考えられた。
著者
宮崎 泰典 岡田 規男 菅井 貴義 多田 仁史 宮原 利治 高木 和久 青柳 利隆 八田 竜夫 大村 悦司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPM, 電子部品・材料 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.34, pp.29-34, 2003-04-18

光送信機用変調光源には,広変調帯域幅,高出力光強度,高消光比,良好な出力光波形,低伝送ペナルティの両立を要求される`電界吸収型光変調器(EAM)は超高速光送信機の小型化に有用な半導体デバイスであるが,従来は40Gbpsにおいてこれらを両立した報告はなかった.今回,EAMに,(1)キャパシタンス低減に有利な半絶縁性基板,(2)高光出力時低チャープ動作が可能な伸張歪非対称量子井戸吸収層,を用いて40Gbpsにおける低チャープ・高光出力動作を初めて実現した.更に(3)EA変調器モジュールにドライバICを内蔵し,同軸ケーブルやコネクタによる高周波特性悪化を抑えた.その結果,EA変調器モジュールとしてITU-TG.693規格(出力光強度,アイマスク規定,消光比,伝送ペナルティ)を満たすことを確認した.
著者
宮原 誠 名塚 悦郎 吉田 育弘 中川 匡弘
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.39, no.10, pp.905-911, 1985-10-20
被引用文献数
1

人間の色彩感覚を適確に表現し, かつその尺度を均等に表現する表色系であるマンセル(HVC)表色系に注目し, カラー画像の伝送時に生ずるひずみを色知覚の許容限以下にするような色立体分割方法を考案した.また, 量子化された色情報の代表値を予測符号化する伝送方式を検討した.この結果, エントロピー約3.5(bit/pixel)で, ほぼ満足できる画質の画像を伝送できた.色感覚をあらわすH, V, Cは互いの独立性が良いので, Y, I, Qと比較した場合, 色情報を無駄なく符号化することができ, また輪郭部の情報損失も少なくできるなど, 多くの利点がある.
著者
宮原 武恒
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.11-16, 1980-01-05
被引用文献数
4

銅(II)とカルセインブルー(H_3Cb)との錯体について検討した.基底状態におけるCuHCb及びCuCb-錯体の安定度定数(K_<CuHCb>=1.60×10^<12>,K_<CuCb>=1.88×10^<14>)を,又励起状態におけるCuCb-錯体の安定度定数(K^*_<CuCb>=1.70×10^<14>)をそれぞれ電位差法及びけい光光度法により決定した.これらの安定度定数から銅(II)によるH_3Cbの理論的消光変化を求め,実測のものと比較したところ,K^*_<CuCb>から得たものが一致した.K^*_<CuCb>はK_<CuCb>と同値であったが,H_3Cbのフユノール基が励起により強い酸となることにより励起状態の条件安定度定数が増大する.キレート滴定にけい光金属指示薬として利用されるH_3Cbと銅(II)との錯平衡は基底状態のものでなく,励起状態を含めた錯平衡であった.
著者
宮原 哲浩 内田 智之 久保山 哲二 廣渡 栄寿
出版者
広島市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

知識発見と情報融合を実現するため,半構造データからのデータマイニングと機械学習について研究した.厳密には定義されていない構造を持つデータを半構造データという.主に,半構造データとして木構造で表される糖鎖データを対象とし,その構造的特徴を表す木構造パターンを獲得する機械学習手法を提案した.手法として,木構造などの構造的表現を扱うことのできる進化的最適解探索手法である遺伝的プログラミングを用いた.
著者
数原 良彦 宮原 伸二 植松 幸生 金田 有二 藤野 昭典 片岡 良治
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.99-111, 2010-09-28

情報検索において,機械学習の枠組みでランキング関数の最適化を行うランキング学習が重要な課題である.従来のランキング学習手法では人手による適合性評価,もしくはクリックログから得られる訓練データを利用してきた.我々は,これらの複数情報源を適切に利用し,より高精度なランキング学習を達成することを目標とする.我々は複数情報源から得られる訓練データは,適合性分布が異なると考えた.そのため,訓練データの適合性分布が同一であることを仮定している従来の教師あり学習に基づくランキング学習手法では,複数情報源を用いたランキング学習の実現が困難だと考えられる.そこで我々は,分布が異なる訓練データを用いて転移学習の枠組みに着目し,転移学習をランキング学習に適用することによって適合性分布が異なる複数の情報源を用いたランキング学習の実現を試みる.本稿では,転移学習の枠組みに基づくランキング学習手法 TRankBoost を提案し,商用モバイルウェブ検索エンジンの実データを用いた評価実験によって有効性を検証した.評価実験により,TRankBoost によって,従来手法である RankingSVM,RankBoost と比べて NDCG@5,10 の値で上回る精度のランキングを実現することを示した.
著者
宮原 誠
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1996, no.59, pp.39-46, 1996-06-07
被引用文献数
34

コンテンツの時代になった.マルチメディアという道具を使って,複雑な人間社会の対話をし,頭の中にある発想を具体化する形態が見えてきた様に思われる.超高品位画像のマルチメディア分野では芸術家や,芸能研究者を主人として敬意をはらわないとこの分野の研究開発はレベルの高いものにならないであろう.ここでは,所謂"電気紙芝居"で,品位,実在感,質感等の高度の芸術的印象をどこまで再現できるかについて,Audio?Visualによる感性(深み,幽玄,実在感,雰囲気)情報伝送インフラ研究の研究開発と,それに基づくExtra High Quality Audio?Visual System研究のスタートについて述べる.The basic studies are indispensable to understand fundamental issues and possible solutions for the high end of the quality range. It is considered that some new important psychophysical factors are important: tone of color, gradient and high-toned gloss. To discover the important psychophysical factors, we have started to develop a new imaging system which attends not only to the spatial resolution, but also to the resolution of a signal level. We have named this system the "Extra High Quality Imaging System". In developing the Extra High quality Imaging System, We will make test images which convey not just an outwardly appearance but which also reflect an interior existence, that is, the higher order sensation of images.
著者
石丸 知二 戸川 忠玲 竹内 善浩 宮原 圭 足立 かおる 神田 浩子 村上 和代 阿南 宏美 岡本 雄三
出版者
Biophilia Rehabilitation Academy
雑誌
バイオフィリア リハビリテーション研究 (ISSN:13475568)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.27-28, 2002

当医療法人は母体病院を中心に, 介護老人保健施設·訪問看護ステーション·ヘルパーステーション·在宅介護支援センターを併設している. 病院は急性期病棟30床, 特殊疾患病棟40床からなり, 老健は入所48床で2, 3階の2フロアー制である. 平成10年, 「パタパタ」·「コロコロ」による下肢トレーニング(現呼称は創動運動)を紹介され, 理学療法士(以下, PT)によるリハ室練習とは別に病棟や居室で行うリハビリ(以下, 病棟·居室リハ)の一部として開始し, その後滝沢氏の来院, オリエンテーション等を受けた. 一時は病棟で時間を決め毎日実施されていたが, 病棟の編制変え, 人員の異動等があり次第に尻すぼみとなり継続の難しさを感じているところである.<BR>今回, 「タキザワ式リハビリプログラム」及び病棟·居室リハに対する職員の意識調査を実施したので, その結果に考察を含めて報告する.