著者
小野 博文
出版者
THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.86, no.2, pp.51-54, 2013 (Released:2013-08-02)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

We succeeded in developing the highly porous Cellulose Nanofiber nonwoven fabrics sheet, CNF sheet, composed of cellulose nanofibers (average fiber diameter: ranging of 30- 400 nm). CNF sheet has multilayered structure constituted of network plane of nanofibers over at least 50 layer. Therefore, with increasing in weight of CNF sheet, the pore size becomes to decrease and have the narrower pore size distribution. CNF sheet is corresponding to a heat resistant material (usable up to 200 °C, showing no glass transition temperature, low coefficient of thermal expansion (CTE): below 10 ppm/K as the CTE value between room temperature and 200 °C), and has very small pore size (maximum pore size: ranging of 0.06-2 micro meters), furthermore, has very large surface area (specific surface area by B.E.T. method: 7-100 m2/g). These unique features of CNF sheet would lead to the applications in wide industrial field, such as functional filter, substrate material for a low CTE hybrid film and for a medical use.
著者
小野 博之
出版者
一般社団法人 照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.86, no.4, pp.227-232, 2002-04-01 (Released:2011-07-19)
参考文献数
5
被引用文献数
1
著者
大水 智恵 小野寺 博義 小野 博美 手嶋 紀子 近 京子 渋谷 大助
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
人間ドック (Ningen Dock) (ISSN:18801021)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.59-64, 2015 (Released:2015-09-29)
参考文献数
8

目的:主膵管の変化をとらえることは膵疾患の診断に有用性が高く,また膵管拡張が膵がんのハイリスクであるとの報告もあることから,腹部超音波検査にて主膵管の拡張を認めた症例のその後について調査し,経過観察をどうすべきかを検討した.方法:対象は平成8年4月から平成25年3月に,当協会の腹部超音波検診にて膵管拡張が指摘された162症例である.さらにそれらの症例のうち,当協会が検診後約1ヵ月に実施している2次超音波検査(US)を受診した症例を,2次USでも膵管拡張を認めたA群(31例)と,認めなかったB群(98例)に分けて比較検討した.結果:血液検査データには両群間で有意差を認めなかった.A群からは慢性膵炎5例,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)3例,膵嚢胞1例,膵がん1例が発見された.B群からも2年後に膵がんのハイリスクとされる膵嚢胞2例,8年後に粘液非産生性膵管内乳頭粘液腫瘍1例が発見された.結論:膵管径は生理的に経時的な変化をすることが知られており,検診後に拡張が消失した場合は積極的には経過観察を行っていなかった.しかし,そのような場合にも経過観察が必要であると考えられた.
著者
小野 博司
出版者
法政大学史学会
雑誌
法政史学 (ISSN:03868893)
巻号頁・発行日
no.35, pp.p41-55, 1983-03
著者
小野寺 博義 町田 紀子 松井 昭義 小野 博美 阿部 寿恵 渋谷 大助 南 優子 岩崎 隆雄
出版者
Japan Society of Ningen Dock
雑誌
人間ドック = Ningen dock : official journal of the Japanese Society of Human Dry Dock (ISSN:18801021)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.488-493, 2005-09-30
被引用文献数
1

目的:超音波検査による脂肪肝の頻度が一般のがん・生活習慣病健診受診者(A群)よりも有意に高いある職域(K群)において,生活習慣や交代制勤務と脂肪肝の関係を検討した.方法:K群の40歳から60歳の2,323人,およびA群の40歳から60歳の2,010人に生活習慣,勤務体制,摂取食品についてのアンケート調査を実施し,回答を得たK群の2,322人,A群の2,008人を対象とした.結果はロジスティックモデルを用いて解析した.結果:飲酒する人,運動する人,喫煙者では脂肪肝の頻度が有意に低率であった.K群男性では更に不規則な食事が脂肪肝のリスクを高める有意な要因であった.A群での食品別の解析では野菜,海藻,砂糖入り飲料の摂取が多い人では脂肪肝頻度が低く,肉の摂取は脂肪肝のリスクを高くする要因であった.これに対してK群では脂肪肝の有意なリスク要因となる食品がなかった.結論:K群においては食生活習慣異常が脂肪肝頻度高値の重要な要因になっていると考えられた.K群は交代勤務が多く,不規則な仕事内容の職域集団であることから食事が不規則になると思われ,食事のあり方を職場全体で検討し見直していく必要があると考えられた.
著者
小野 博紀 内海 彰
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.12-21, 2015-01-01 (Released:2015-01-06)
参考文献数
16

Causal knowledge is important for decision-making and risk aversion. However, it takes much time and effort to extract causal knowledge manually from a large-scale corpus. Therefore, many studies have proposed several methods for automatically extracting causal knowledge. These methods use a variety of linguistic or textual cues indicating causality on the basis of the assumption that causally related events tend to co-occur within a document. However, because of this assumption, they cannot extract causal knowledge that is not explicitly described in a document. Therefore, in this paper, we propose a novel method for extracting causal knowledge not explicitly described in a document using time series analysis of events. In our method, event expressions, which are represented by a pair of a noun phrase and a verb phrase, are extracted from newspaper articles. These extracted event expressions are clustered into distinct events, and the burst of the appearance of these clustered events is detected. Finally, using the time series data with burst, it is judged whether any event pairs have a causal relationship by Granger Causality test. We demonstrate through an evaluation experiment that the proposed method successfully extracts valid causal knowledge, almost all of which cannot be extracted by existing cue-based methods.
著者
小野 博美 草野 満夫 二瓶 壮史 林 秀幸 福島 拓 川上 雅人 檀上 泰 長島 君元 清水 勇一 川俣 太 本多 昌平 嶋村 剛 西原 広史
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.115, no.4, pp.385-393, 2018-04-10 (Released:2018-04-10)
参考文献数
19

胃癌の内視鏡的marking法として,リポ蛋白と結合すると蛍光を発する性質を利用したindocyanine green(ICG)蛍光法が有用であるか検討した.手術3日前に内視鏡的に胃癌の周囲にICG溶液を粘膜下層に注入し,開腹時にphotodynamic eye(PDE)カメラで,腹腔鏡下手術では蛍光内視鏡で観察した.さらに術後切除標本を利用して蛍光輝度,蛍光の拡がりを観察した.早期胃癌8例,進行胃癌6例を対象とした結果,全例において術中切除範囲の決定に同法が有用であった.今後ICGの注入量,タイミングの技術的な面での検討が必要と考えられた.
著者
小野 博志
出版者
口腔病学会
雑誌
口腔病学会雑誌 (ISSN:03009149)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.448-458, 1996-09-30 (Released:2010-10-08)
参考文献数
21
被引用文献数
2 1
著者
小野寺 博義 鵜飼 克明 岩崎 隆雄 渋谷 大助 松井 昭義 小野 博美 町田 紀子 阿部 寿恵
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
健康医学 (ISSN:09140328)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.211-214, 2000

1991年度から1998年度までの宮城県対がん協会の腹部超音波検査を併用した成人病健診(現在はがん・生活習慣病検診)受診者を対象として,脂肪肝の頻度およびBMIと血液生化学検査結果の変化を検討した。脂肪肝の頻度は16.6%から32.6%と7年間で2倍となった。総コレステロール,中性脂肪も有意に上昇しているのが確認された。生活習慣指導に役立つ事後指導システムの開発が急務である。
著者
小野 博通
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.105, no.8, pp.522-529, 2010-08-15

一昨年発覚した事故米の不正流通問題や酒米の差し替え事件などにより,清酒,焼酎に対して消費者に少なからぬ不安や不信感を与えた。このような事件の再発を防止するため,昨年公布された米トレーサビリティ法がいよいよ施行される。米の取引等に係る記録の作成保存関係が本年10月1日から,また来年7月1日からは消費者に対する米に関する産地情報の伝達が施行されることとなる。<BR>その施行に先立ち,具体的な事例なども含めて,トレーサビリティ法の詳細について解説をお願いした。