著者
山本 雅昭
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学経済研究論集 = HUE journal of economics and business (ISSN:03871436)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.31-45, 2019-03

1.はじめに 2.2018年上期のスマートフォン製品市場 3.HuaweiとXiaomiの競争 4.Samsungと半導体事業 5.TSMCとSamsungの戦い 6.結び
著者
山本 雅弘
出版者
教育哲学会
雑誌
教育哲学研究 (ISSN:03873153)
巻号頁・発行日
vol.1984, no.49, pp.42-56, 1984-05-10 (Released:2009-09-04)
参考文献数
48

The German youth movement at the beginning of the 20th century is generally interpreted as a movement of cultural criticism and as a spiritual movement exposing the petrified contemporary bourgeois culture. But this view fails to explain sufficiently the peculiar characteristic of this movement. The most radical and all-pervading common expression of the youth movement was definitely Wandern in nature. The Wandern activity as such contitutes the original characteristic of the youth movement. Aimlessness is the basic element of Wandern and it possesses a peculiar brightness and serenity of its own. Thus Wandern makes man turn to the fountains of life. As far as cultural criticism is concerned it has been pointed out that Bildung had become separated from the subject and thus become externralized; the youth movement, aware of this criticism, strove after an internalization of the world through a return to the springs of life. Only in this way true Bildung as the internal form of life can be conducted.
著者
山本 雅博 前田 昭太郎 豊田 博 永原 貞郎
出版者
杏林医学会
雑誌
杏林医学会雑誌 (ISSN:03685829)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.11-27, 1977-03-30 (Released:2017-02-13)

杏林大学創立以来(1970∿1976), 杏林大学医学部病理学教室及び病院病理部において剖検された, 感染性心内膜炎6剖検例(細菌性心膜内炎4例, 真菌性心内膜炎2例)の概要を報告し, 治療による本症の病像変貌について考察し, 次のごとき結論をえた。1. 抗生物質治療を受けた細菌性心内膜炎の治癒過程は, 非使用例と比較して本質的な相違はないが, その程度が強くなつているものと推定される。2. 感染性心内膜炎の既往心疾患としてのリウマチ性病変の有無は, 弁膜のAschoff体のほか, MacCallum斑などの存在を注意して検索する必要がある。3. 細菌性心内膜炎の起炎菌としては, 一症例においても, 緑色レンサ球菌が抗生物質治療の結果, ブドウ球菌に交代することがある。したがつて細菌性心内膜炎を起炎菌の種類によつて急性・亜急性とする古典的分類は実用的ではないことを再確認した。4. 真菌性心内膜炎は心臓外科手術ばかりでなく, その他の外科手術やそれに続く抗生物質投与により増加する可能性がある。
著者
野口 渉 飯塚 博幸 山本 雅人
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.2D2OS21a03, 2018 (Released:2018-07-30)

生物は高次元で複雑な生のデータを認識する.近年発展した深層学習はそのような複雑なデータの認識を可能とする.本論文では,深層学習を用いて,従来のミニマルモデルでは扱われ難かった高次元のデータの認識が生み出す生命性を考える.我々は視覚と運動の統合学習を通して空間認識能力を発達する階層型リカレントニューラルネットワーク(階層型RNN)モデルについて研究を行ってきた.階層型RNNはシミュレーション実験において,視覚と運動の主観的な経験のみから空間の客観的な地図である認知地図とみなせる内部モデルを獲得した.さらに,現実のヒトによって取得する視覚と運動の系列を用いた場合にも空間認識能力を獲得することが示された.これらの結果は,深層学習モデルを用いて現実の生命における認識を理解できる可能性を示唆している.
著者
公文 富士夫 金丸 絹代 田原 敬治 角田 尚子 山本 雅道 林 秀剛
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.111, no.10, pp.599-609, 2005-10-15
被引用文献数
3 12

木崎湖において2003年12月に採取した35cm長の柱状堆積物について検討し, 1969年以降の3回の大洪水の層準を認定した.その年代をもとにして平均堆積速度を求め, 有機炭素含有率の経年的な変化を求めた.一方, 1981年以降に木崎湖で行われてきた毎月の湖沼観測記録をまとめ, 21年間のクロロフィルα量の経年的な変化を明らかにして, 湖水中の生物生産量の指標とした.また, アメダス気象観測資料を用いて, 気温や降水量などの気象要素の資料を得た.これら3者間の相関を検討して, 有機炭素含有率は, 年間クロロフィルα量および冬の平均気温と有意な相関をもつことを見出した.冬の暖かさ(厳しい冬の短さ)が冬季の生物生産性を高め, それが年間の生物生産量に影響を与えて, 堆積物として沈積する有機物量を増加させたと考えられる.湖沼堆積物中の有機炭素含有率は, 過去の気温(冬の平均気温)の指標として有効である.
著者
海野 徹也 山本 雅樹 笹田 直樹 大原 健一
出版者
応用生態工学会
雑誌
応用生態工学 (ISSN:13443755)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.147-154, 2015-12-28 (Released:2016-02-01)
参考文献数
24
被引用文献数
3 3

江の川で採集された通し回遊魚( 3 科 11 種)の耳石 Sr:Ca 比を分析し,回遊履歴を検証した.耳石 Sr:Ca 比のプロファイルより,河口付近で採集されたチチブは,終始,汽水域を主な生息域としていると考えられた.浜原ダムより下流の中流域で採集されたスミウキゴリ,ゴクラクハゼ,シマヨシノボリ,オオヨシノボリ,カマキリ,カジカ中卵型は回遊型と考えられた.ヌマチチブやウキゴリについては中流で採集された個体は回遊型であったが,浜原ダムより上流で採取された個体は非回遊型であった.浜原ダムより上流への回遊型のヌマチチブ,ウキゴリ,シマヨシノボリ,オオヨシノボリの移動は,同ダムの魚道評価の指標となり得る.トウヨシノボリ(宍道湖型)は浜原ダムより下流の個体にも非回遊型が存在することが明らかとなった.ヌマチチブ,ウキゴリ,トウヨシノボリ(宍道湖型)は,回遊パターンに対して柔軟性を有するとことで環境に適応していると考えられた.
著者
内田 数海 高崎 健 次田 正 山本 雅一 大坪 毅人 秋山 和宏 片桐 聡
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科医学会雑誌 (ISSN:03869776)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.1445-1448, 1997-07-25 (Released:2009-02-10)
参考文献数
21

電解酸性水による手洗い消毒の有効性を判定する目的で,電解酸性水,手洗い用ポビドンヨード液,滅菌蒸留水でそれぞれ手洗いを施行し,手洗い前,手洗い直後,手術終了時について経時的に手指上の細菌を比較検討した.その結果,電解酸性水には手洗い用ポビドンヨード液とほぼ同程度の消毒効果が認められ,術前手洗いに十分利用可能であると考えられた.
著者
長尾光悦 川村秀憲 山本雅人 大内東
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.78(2005-ICS-140), pp.23-28, 2005-08-01

本稿では、効果的に観光復興を実現するため、GPSログからの周遊型慣行行動情報の抽出法を提案する。また、本研究では、レンタカーを利用した周遊型観光に焦点を当てる。提案法では、GPSに基づき収集された旅行者の位置情報を含むログで^多から各旅行者の滞在及び移動に関する基本行動情報の抽出を行う。この基本行動情報に基づき、現在の周遊型慣行の実態を把握するための分析を行う。更に、北海道における実際の周遊型観光旅行者からGPSログを収集し、これを用いた実験を通して提案法の有効性を検証する。最後に、提案法による抽出された基本行動情報に基づき、現在の北海道における周遊型観光を分析し、その考察を行う。
著者
松本 亮司 山本 雅史 國賀 武 吉岡 照高 三谷 宣仁 奥代 直巳 山田 彬雄 浅田 謙介 池宮 秀和 吉永 勝一 内原 茂 生山 巖 村田 広野
出版者
農業技術研究機構果樹研究所
雑誌
果樹研究所研究報告 = Bulletin of the National Institute of Fruit Tree Science (ISSN:13473549)
巻号頁・発行日
no.2, pp.25-31, 2003-03

1. 1984年に果樹試験場口之津支場において,'口之津37号'('清見×アンコールNo. 2')に'マーコット'を交雑し育成された交雑品種である。2. カンキツ'口之津19号'の系統名でカンキツ第7回系統適応性・特性検定試験で検討され,1998年8月21日に'せとか'と命名され'タンゴール農林8号'として登録・公表された。なお種苗法に基づき,登録番号第9398号として2001年10月18日付けで品種登録された。3. 樹勢は中~やや弱で,樹姿は中~開張性である。そうか病・かいよう病に対する抵抗性は強い。豊産性で連年結果し,栽培性に優れる。4. 果実の大きさは200~280g位で大果である。果形は扁円形である。果皮は橙~濃橙色で厚さは薄く,剥皮は中~容易である。果面は平滑であるが油胞が目立つ。中位のマーコット香がある。果肉は橙色で,じょうのう膜が極めて薄く,肉質は柔軟・多汁である。熟期は2月で濃厚な食味になる。果汁糖度は12~13程度,クエン酸含量は適熟期に0.8~1.2g/100mlになる。雄性不稔性で単為結果性が強く,果実は通常,無核である。5. 'せとか'の成熟期は2月の厳寒期であることから,果実が樹上で越冬できる温暖なカンキツ栽培地帯,あるいは施設栽培に適する。また樹勢がやや弱いため,適正着果に留意し,肥培管理を徹底することにより,樹勢の維持・強化を図る必要がある。

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著者
山本 雅晴 永安 直人
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会誌 (ISSN:03710580)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.P109-P115, 1988-02-25 (Released:2010-02-12)
参考文献数
10
被引用文献数
1