著者
小島 一郎
出版者
フェリス女学院大学
雑誌
フェリス女学院大学紀要 (ISSN:02881519)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.57-83, 1981-03

創立十五周年記念論文集
著者
大場 太郎 濱津 隆之 黒田 陽介 平田 貴文 真崎 一郎 井上 博道 木戸 晶孔 舟橋 玲 島 一郎 磯 恭典 馬場 秀夫 前原 喜彦
出版者
福岡医学会
雑誌
福岡醫學雜誌 (ISSN:0016254X)
巻号頁・発行日
vol.94, no.12, pp.347-350, 2003-12-25
被引用文献数
5

A 69-year old man was found a mass becoming larger in abdominal computed tomography. The mass consisted of intermingling solid and cystic component was located below the liver. Abdominal angiography showed tumor staining supplied from right gastroepiploic artery. We considered the mass cystadenoma, lymphangioma, cystic mesothelioma, or gastrointestinal stromal tumor (GIST) preoperatively, and then surgical resection was performed. The tumor was found localized in the greater omentum. Pathological examination showed the tumor composed of proliferation of atypical sort spindle cells and tumor cellswere immunohistochemically positive for C-KIT and CD34, identifying the tumor as a primary GIST of the greater omentum.
著者
稗島 一郎
出版者
表現学会
雑誌
表現研究 (ISSN:02858347)
巻号頁・発行日
no.55, pp.p1-8, 1992-03
著者
福元 重太郎 猪島 一郎 藤田 昌樹 桑野 和善 中西 洋一
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR TUBERCULOSIS
雑誌
結核 (ISSN:00229776)
巻号頁・発行日
vol.80, no.8, pp.571-575, 2005-08-15
被引用文献数
10

症例は74歳女性。平成15年3月から10月まで当院総合診療部にて非結核性抗酸菌症(以下NTM症と略す。分離菌は<I>Mycobacteriumintreceltulare</I>)の加療が行われた。平成16年5月より喀痰・咳嗽が増悪し,NTM症の再燃と診断され6月14日に呼吸器科入院となった。胸部CTではぴまん性粒状影の増加と右肺に空洞・気胸・胸水の出現を認めた。喀痰にてガフキー陽性(集菌法にて3+),PCR法にて<I>M.intracellulare</I>陽性,また,胸水ADAが147IU/Lと高値であった。胸水から<I>M.intracellulare</I>は検出されなかったが,喀痰や胸水の検査から他の感染症を示唆する結果が得られなかったのでNTM症に対する加療を開始した。気胸,胸水は治療に伴い消失したことより気胸と胸膜炎はNTM症に合併したものと考えた。NTM症に胸膜炎が合併するのは稀であり, さらに気胸が合併したという報告はきわめて稀であり貴重な症例と考えられた。
著者
佐久本 和実 青島 一郎 小須田 司
出版者
一般社団法人日本時計学会
雑誌
日本時計学会誌 (ISSN:00290416)
巻号頁・発行日
no.162, pp.24-33, 1997-09-20
被引用文献数
1

SEIKO PULSE GRAPH is a pulse rate monitor for running training. This can be realized by the development of a blue sensing system and a twin FFT system. We have already published a blue sensing system to get a high S/N ratio^(1). The twin FFT system can separate pulse rate from motion noise that is generated during running. So we could realize the real-time pulse rate monitor system in the size of a watch. This paper describes the electronic circuit for a twin FFT system and an algorithm of measuring pulse rate.
著者
椎名 隆彦 越島 一郎 梅田 富雄
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.136-139, 2002-02-26

近年, 音や画像を用いたマルチメディアソフトの需要が高まっている。従来のソフトウェア開発手法は, 主にビジネス向けソフトウェアの開発を対象として提案されてきた。しかしながら, マルチメディアソフトに要求されるリアルタイム性やシンクロナイズ性等の性質, またソフトウェアの構造的な点について考慮されていない。そこで本稿では, 効率的な管理手法を開発したので報告する。
著者
大場 秀章 SUBEDI Mahen 宮本 太 寺島 一郎 黒崎 史平 増沢 武弘 若林 三千男 菊池 多賀夫 SUBEDI Mahendra N.
出版者
東京大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1991

世界最大のヒマラヤ山脈では、植生の明瞭な垂直分布構造がみられる。高山帯最上部の亜氷雪帯は海抜4000mから5000mにあり、そこでは高等植物はまばらにしか生えていない。いわば、植物にとっては極限環境ともいえるこの亜氷雪帯に生える植物には特殊な形態をした種が多々ある。なかでも特異なものは温室植物とセ-タ-植物で、これらはヒマラヤとその周辺地域にしかみられない。本研究ではこれら温室植物・セ-タ-植物を中心に亜氷雪帯にのみ生育する特殊形態をした植物の形態学・生理学的特性、ならびにこれらの植物が生育する地域の植物相と植生を解析することを目的に計画された。1)調査地域としてネパ-ル東部のジャルジャル・ヒマ-ルを選定した。対象とする植物を豊富に存在すること、交通の便などを考慮した結果この地域を選んだ。2)ジャルジャル・ヒマ-ルの海抜4300mの無名地を主たる観測場所とし、ここで実験を行なった。3)光合成、蒸発散、温度、湿度、日照量などの経時変化を、種々の実験機器を用い測定・記録した。これらの機器は電気で作動するものであったが、発電機を携行した。これらは、ヒマラヤ高山の現地で得た、世界ではじめてのデ-タである。4)目下デ-タは解析の途上にあるが、代表的温室植物のRheum nobileでは、晴れると気孔を閉じて光合成が停止するといった特性が発見され、温室植物・セ-タ-植物がヒマラヤ東部の湿潤環境と関連していることを示唆された。5)温室植物・セ-タ-植物は亜氷雪帯を中心に分布するが、高山帯中部でのテ-ラスやモレ-ンの砕礫地に、生育している。様々な実験を行なった観測基地の周辺で、Rheum nobileが生育する場所の立地条件、群落密度、微地形に対応したミクロスケ-ルでの植生、繁殖法を調査した。6)温室・セ-タ-植物の細胞遺伝学的特性を明らかにするため、様々な種々根端、茎頂、未熟胚、花粉母細胞を固定し持ち帰った。現在、染色体数、核型などの解析を進めている。7)代表的温室植物である、Rheum nobileにおける胚発生を観察するための材料を採集し、持つ帰った。8)上記の種の成長過程を解剖学的に解析するための材料を採集した。9)ジャルジャル・ヒマ-ルには温室・セ-タ-植物を多産するこことが判明したので、同地高山帯の全植物相を調査し、その特性を明らかにした。10)温室・セ-タ-植物の地理的分布を明らかにするため、環境上乾燥ヒマラヤに傾斜したネパ-ル西部ジュムラ奥地と、ジャリジャル・ヒマ-ルより一層湿潤なインド・ダ-ジリン地区シンガリラ山地において調査し、これらの植物の分布調査を行なった。11)上記の諸調査・解析で得た成果はすでに14篇の論文その他として専門学術誌などに発表あるいは投稿中である。その他専門学術誌に発表予定の論文を数篇準備中である。12)上記成果の一部として、「ジャルジャル・ヒマ-ルの植生と植物相」(英文)を刊行する。これは、ヒマラヤ地域における初の地域植物誌である。これらの研究を通じてヒマラヤ山脈に固有な温室植物・セ-タ-植物の存在が湿潤ヒマラヤの環境と深く関係している可能性が示唆された。ひと口にヒマラヤといっても、植物学的にみれば実に多様であり、ヒマラヤ内部での地域性の存在を示すものである。今後、ヒマラヤの植物学的特性の一般化に向けて、特性を有する地域間での比較研究の必要性が改めてクロ-ズアップされたともいえる。
著者
渡辺 公三 高村 学人 真島 一郎 高島 淳 関 一敏 昼間 賢 溝口 大助 佐久間 寛
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

フランス人類学の定礎者マルセル・モース(1872-1950)はデュルケームの甥であり、フランス穏健社会主義の指導者ジョレスの盟友であり、ロシア共産主義の厳しい批判者であった。その人類学分野以外での活動もふくめて思考の変遷を、同時代の動向、学問の動向、学派(デュルケム学派社会学)の進展との関係を視野に入れて明らかにし、現代思想としての人類学の可能性を検討する。そのうえでモースの主要業績を明晰判明な日本語に翻訳する。
著者
西谷 修 中山 智香子 米谷 匡史 真島 一郎 酒井 啓子 石田 英敬 土佐 弘之 石田 英敬 土佐 弘之
出版者
東京外国語大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

21世紀グローバル世界秩序の構造的要素である戦争・経済・メディアの不可分の様相を歴史的・思想的に解明し、前半部を「ドキュメント沖縄暴力論」(B5、171ページ)として、また後半部を「グローバル・クライシスと"経済"の再審」(B5、226ページ)としてまとめた。
著者
長島 一郎 吉村 智昭 内山 泰生 欄木 龍大 糸井 達哉
出版者
大成建設株式会社技術センター
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

地震時に震源近傍で観測される地震動波形を、時々刻々コンピュータに伝送し、震源から離れた想定地点における主要動の地震動波形を、その到達前に計算して推定する「入力地震動波形のリアルタイム推定手法」を提案し、実際の地震観測記録を用いて有効性を実証した。インターネット回線を利用したデータ伝送試験も実施し、伝送時間遅れを実測すると共に、有効性を実証した。本研究のように想定地点における地震動波形を事前に推定する技術が確立されれば、これらの情報を用いた地震防災システムの信頼性と適用性が飛躍的に向上する効果が期待される。
著者
池田 武弘 岡島 一郎 梅田 成視 山尾 泰
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.185, pp.13-18, 2001-07-09

モバイル環境から高速なインターネットアクセスを可能とし、移動ネットワークのサポートも含めたより高度なシステムの構築を可能とするIPベース移動通信システムが注目されている。しかし、移動通信システムでは、無線リンクの有する高い伝送誤りのため、インターネットアクセスに求められる小さなEnd-to-End伝送遅延の実現は困難である。そこで、本稿ではIPベース移動通信システムにおいて、無線チャネルの有効利用を実現しつつ、無線区間における伝送遅延の低減を目的とした仮想基地局構成法を提案する。提案法では、複数の基地局を仮想的なひとつの基地局(Virtual Base Station:VBS)とみなし、ダイバーシチ受信を行う。提案法を計算機シミュレーションにより評価し、その有効性を検証する。