著者
沖田 翔 尾崎 正志 上條 将吾 福井 裕晋
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会年次大会発表原稿集
巻号頁・発行日
vol.5, pp.101-102, 2016

<p>NPO法人伊能社中では、地域課題解決型学習「ふくちやまモデル」を開発・実践した。地域の担い手となる若い世代が、地域の魅力・課題を継続的に発見・共有・発信できる体制の構築を目指す本モデルを、京都府・福知山成美高校での実践報告と共に紹介したい。</p>
著者
尾崎 正志 沖田 翔 上條 将吾 福井 裕晋
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会年次大会発表原稿集
巻号頁・発行日
vol.5, pp.81-82, 2016

<p>特定非営利活動法人伊能社中では、2015年度に京都府福知山市でアクティブ・ラーニングの開発・実践を行った。福知山市は、頻繁に水害が発生する地域である。そのため、生徒たちが防災の取り組みを考え、防災情報を地域の住民に届ける方法を形にすることをテーマに「共有」→「課題設定」→「アイデア出し」→「プロトタイプ制作」→「テスト・検証」という5ステップの流れで実践を行った。これを地域課題解決型学習「ふくちやまモデル」と定義する。</p><p>福知山成美と伊能社中が協力することにより、生徒が徐々に主体的に動き地域のことを考えるようになり、市民や自治体の人に成果発表するとことで、生徒の向上心もみられる効果があった。</p>
著者
沖田 翔 尾﨑 正志 辻 捺乃 寺本 義洋
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会発表予稿集
巻号頁・発行日
vol.6, pp.81-82, 2017

<p>NPO法人伊能社中では地理教員支援を実施している。その一環で、地域課題解決型学習モデルを開発した。京都府・福知山成美高等学校で実施したところ、課題発見・解決能力、コミュニケーションスキルが身につき、持続可能な地域コミュティが生まれた。将来的な新しい地理の学習モデルとなるよう他の学習モデルや取り組みの比較を行っていきたい。</p>
著者
坂本 淳哉 片岡 英樹 吉田 奈央 山口 紗智 西川 正悟 村上 正寛 中川 勇樹 鵜殿 紀子 渋谷 美帆子 岩佐 恭平 濱崎 忍 三村 国秀 山下 潤一郎 中野 治郎 沖田 実
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.37 Suppl. No.2 (第45回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.C4P1138, 2010 (Released:2010-05-25)

【目的】大腿骨近位部骨折(以下、近位部骨折)術後の多くの症例では、痛みは骨折部や術創部がある股関節周囲に発生し、骨癒合と術創部の治癒が進むに従い消失する。しかし、これらの治癒が進んでも痛みが残存する症例や、股関節周囲の遠隔部に痛みが発生する症例も存在し、このような症例では痛みが理学療法プログラムの進行の阻害・遅延因子となることがある。このような近位部骨折術後の痛みの実態に関しては経験的には把握しているものの、痛みの発生率や発生部位、程度などの基礎資料を提示した報告は非常に少ない。そこで、本研究では近位部骨折術後の痛みの実態把握を目的に理学療法開始時からの痛みの発生状況を調査した。【方法】対象は、2008年7月から2009年8月までに当院整形外科にて観血的治療を受け、理学療法を行った大腿骨頚部骨折23例、大腿骨転子間骨折3例、大腿骨転子部骨折22例、大腿骨転子下骨折5例、大腿骨転子部偽関節1例の計54例(男性9例、女性45例、平均年齢83.1歳)で、術式の内訳は人工骨頭置換術11例、ガンマネイル12例、compression hip screw (以下、CHS)15例、鍔つきCHS 6例、ハンソンピン7例、その他 3例である。なお、理学療法は平均して術後8.3日から開始した。調査項目は1)安静時痛(背臥位)、動作痛(起き上がり、立ち上がり、歩行)を有する対象者の割合(以下、有痛者率)、2)安静時痛、動作時痛の発生部位、3)安静時痛、動作時痛の発生部位の中で最も痛みが顕著であった部位(以下、最大疼痛部位)の痛みの程度とした。なお、痛みの発生部位については対象者がその部位を身体図に提示した結果を用い、川田らの報告(2006)に準じて腰部、鼠径部、臀部、大転子部、大腿前面、大腿外側、大腿内側、大腿後面、膝部以下の9箇所に分類した。また、痛みの程度はvisual analog scale(以下、VAS)で評価した。調査期間は理学療法開始時から12週後までとし、上記の調査項目の経時的変化を捉えるため2週毎に行った。そして、対象者を理学療法開始時の改訂長谷川式簡易知能評価スケールの得点により21点以上の非認知症群と20点以下の認知症群に分け、分析を行った。【説明と同意】本研究は、当院臨床研究倫理委員会において承認を受け、当院が定める個人情報の取り扱い指針に基づき実施した。【結果】安静時痛の有痛者率は理学療法開始時、非認知症群が約20%、認知症群が約47%であったが、4週後には非認知症群が約5%、認知症群が約11%に減少した。また、安静時痛の発生部位のうち鼡頚部、大転子部といった股関節周囲が占める割合は理学療法開始時、非認知症群が約20%、認知症群が約7%であったが、これは4週後にほぼ消失した。一方、動作時、特に歩行時痛の有痛者率は理学療法開始2週後で、非認知症群が約70%、認知症群が約83%で、6週後でも両群とも約40%までしか減少せず、それ以降も増減を繰り返した。また、理学療法開始時の動作時痛の発生部位は両群とも、大腿後面・内側・外側・前面および膝部以下で全体の約60%以上を占め、この傾向は12週後でも変化なかった。痛みの程度として、非認知症群の安静時痛のVASは理学療法開始時から12週時まで1以下であったが、認知症群は理学療法開始時から2週後まで2~3と非認知症群より高値を示した。また、動作時痛のVASは理学療法開始時、非認知症群が4.6、認知症群が6.5と認知症群が高値を示し、両群とも経時的に減少したが、12週後でも非認知症群が3.0、認知症群が4.6と認知症群が高値であった。【考察】今回の結果から、安静時痛の有痛者率は経時的に減少し、特に股関節周囲に存在する痛みが消失した。つまり、安静時痛は近位部骨折の受傷、あるいは手術侵襲といった組織損傷に伴う炎症に起因した痛みであると推測できる。一方、動作時痛、特に歩行時の有痛者率は経時的に減少するものの、残存する傾向があり、その発生部位も骨折部位から離れた大腿部や膝部以下に認められることから、炎症に起因したものとは考えにくい。次に、非認知症群と認知症群を比較すると安静時痛、ならびに動作時痛の有痛者率やその発生部位について違いは認められず、このことから痛みの発生状況に関しては認知症の影響は少ないといえる。ただ、痛みの程度に関しては認知症群が非認知症群より高いことから、情動面が影響しているのではないかと推察される。【理学療法学研究としての意義】近位部骨折術後の痛みについて、有痛者率、発生部位、ならびにその程度といった実態の一部を明らかにしたことは今後の理学療法を考える上でも貴重な基礎資料になると考えられる。
著者
吉田 昌弘 中島 千佳 角谷 尚哉 吉田 真 沖田 孝一
出版者
北翔大学北方圏生涯スポーツ研究センター
雑誌
北翔大学北方圏生涯スポーツ研究センター年報 (ISSN:21852049)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.21-27, 2017

Endurance ability can be evaluated using the 20-m shuttle run or yo-yo intermittenttest. However, athletes engaged in fi eld-based team sports such as football and basketball arerequired to repeatedly perform explosive and intermittent sprint activities. The aim of this studywas to establish the fi eld test that can be used to assess repeated sprint ability and investigaterelated factors of the test score. Twenty female basketball players were included in the study.All subjects performed a 20-m ×5×5 test, 20-m sprint test, 20-m shuttle run test, and line drilltest. To investigate the relationship between the 20-m ×5×5 test and other tests, the Pearsoncorrelation coeffi cient was used. We found signifi cant statistical correlations of total time with thefastest time(r =0.55, p <0.01), latest time(r =0.91, p <0.01), and percent splint decrement(r =0.59,p < 0.05)in the 20-m × 5 × 5 test. In addition, the total time in the 20-m × 5 × 5 test correlatedwith the score in the 20-m shuttle run(r = -0.69, p <0.01). By contrast, no correlation was foundbetween the total time in the 20-m ×5×5 test and the time in the 20-m sprint(r =0.31, p=0.21).We suggest that the 20-m × 5 × 5 test can be used for assessing the endurance ability, whichcould not be evaluated by using only the existing endurance tests.全身持久力は,20mシャトルランやYo-Yoテスト等により評価可能である。しかし,サッカーやバスケットボール等の競技では,長時間走行する能力に加え,全力スプリントを繰り返す間欠的持久力が求められる。間欠的持久力を評価するためには,全力スプリントを運動課題とした評価が必要であるが,評価手法は確立されていない。本研究の目的は,間欠的スプリント運動を課題としたフィールドテストを考案し,テスト結果の関連因子を検討することとした。大学バスケットボール女子選手20名を対象に,20mを全力で5往復走行する課題を計5セット行う『20m×5×5テスト』を実施した。本テストでは,スタートの合図で1セット目を開始し,1セット目のスタートから2分後を2セット目のスタートと規定した。2セット目以降のスタート開始も前セットのスタートから2分後と定めた。各セットの走行終了から次セットのスタートまでを休息時間とした。測定項目はタイム(5セットの合計および最高値,最低値),5セット中のタイム低下率とした。また,スプリント能力(20m走),切り返し能力(ラインドリル),全身持久力(20mシャトルラン)を計測し,合計タイムと各因子の関係をピアソンの相関係数により算出した。20m×5×5テストの合計タイムは5セット中の最高値(r=0.91,p<0.01),最低値(r=0.55,p<0.01),タイム低下率(r=0.59,p<0.05)と有意な相関を認めた。20m×5×5テストの合計タイムは全身持久力(r=-0.69,p<0.01),切り返し能力(r=0.51,p<0.05)と有意な相関を認めた。一方,合計タイムとスプリント能力(20m走)の間には有意な相関関係は認められなかった。本研究結果より,20m×5×5テストは既存の全身持久力評価とは異なる体力要素を評価できることが示唆された。
著者
治部 哲也 沖田 庸嵩 八木 昭宏
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.69, no.5, pp.367-375, 1998-12-25 (Released:2010-07-16)
参考文献数
36

Phonological priming effects on auditory event-related brain potentials were compared across different numbers of syllables shared between target words and preceding prime words or pseudowords. All items of words and pseudowords consisted of 3 syllables, and the subject's task was to make a judgment whether the item belonged to a designated category. A large negative wave (N400), commencing at about 250ms poststimulus and lasting for about 700ms, was observed irrespective of primes and targets. When targets were preceded by word-primes that shared the first one or two syllables, the onset of N400 at the frontal site was earlier and the initial negative-going phase was steeper than in other conditions. In contrast, the magnitude of N400 to targets was reduced, when the primes were pseudowords that shared the first two syllables. These two types of early and later Phonological priming effects were interpreted to reflect facilitations during spoken word recognition at the pre-lexical (phonological) and post-lexical (semantic or contextual integration) levels, respectively.
著者
山田 悦 沖田 秀之 山田 武 平野 宗克 成田 貞夫
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.419-422, 2000 (Released:2001-06-29)
参考文献数
18

銀はイオン状態のとき,大腸菌や細菌等を10μgl-1(10ppb)という極微量濃度で死滅させる効果があるため,プールや温泉では塩素系薬剤に代わって利用を拡大しつつあり,また銀系抗菌製品も開発されてきている。日本ではまだ銀の法規制はないが,適正な濃度での使用が必須であり,定量下限数ppbの銀の高感度簡易定量法が求められている。本研究では,ペルオキソ二硫酸カリウムによるMn(II)→Mn(VII)の酸化における銀の触媒作用を利用した高感度定量法を開発し,水道水,井戸水及び温泉水などの銀イオンの測定に適用した。本法の定量限界は1ppbと高感度で,銀80ng,5回測定の相対標準偏差が0.9%と再現性も良く,共存イオンの影響もなく銀の迅速で簡易な定量として有効な方法であることが明らかとなった。また,簡易法(目視)でも標準色表との比較により2ppbまでの分析が可能である。
著者
山下 智省 鈴木 千衣子 谷川 幸治 坂井田 功 沖田 極
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.40, no.12, pp.636-644, 1999-12-25 (Released:2010-02-22)
参考文献数
20
被引用文献数
6 6

肝硬変患者におけるグルコース利用能を評価する目的でグルコースを経口的あるいは経静脈的に投与した後のグルコース利用率と非蛋白呼吸商を間接カロリーメーターを用いて計測した. 経口的, 経静脈的投与のいずれにおいても対照に比し肝硬変患者ではグルコースの利用が遅延する傾向を認めた. 肝硬変患者を代償期群と非代償期群とに, あるいはChild分類別に分けた比較では肝硬変がより進展した群においてグルコース利用能は亢進していた. 経口的投与後のグルコース利用率はbody mass indexとの間に有意な負の相関を, クレアチニン身長係数比との間に有意な正の相関を認めたが, 血中アルブミン, コレステロール, プロトロンビン時間およびアンモニアとの間には相関を認めなかった. 肝硬変患者では進行例においても遅延しながらもグルコース利用能は亢進しており, このことは末梢組織でのグルコース利用の亢進を反映していると考えられる.
著者
沖田 理貴 中田 昌男 佐伯 英行 澤田 茂樹 栗田 啓
出版者
特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.49-53, 2004-01-15
参考文献数
23

症例は50歳男性.器質化肺炎に対する胸腔鏡下肺生検後の経過観察中に胸部X線検査で右中肺野に異常影を認め, 精査目的で当科入院となった.胸部CT検査で右上葉の腫瘍と縦隔リンパ節腫大を認め, 右肺癌と診断し, 右上葉切除術およびND2aリンパ節郭清を行った.病理検査の結果, 上葉の腫瘍は肺腺癌であったが#3, 4縦隔リンパ節は大細胞癌と診断された.縦隔リンパ節癌の原発巣を検索するも発見できず, 肺腺癌 (pT1N0M0 stage I A) と原発不明縦隔リンパ節癌の同時性重複癌と診断した.術後23ヵ月無再発生存中である.<BR>本邦において肺門あるいは頚部リンパ節癌を伴わない縦隔リンパ節単独の原発不明癌は自験例を含め22例の報告があるが, 組織型の異なる原発肺癌を重複した症例は報告がない.
著者
沖田 寛子
出版者
山口大学
雑誌
山口大學文學會誌 (ISSN:0551133X)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.35_a-17_a, 1997
著者
沖田 瑞穂
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.886-884, 2004-03-20