1 0 0 0 IR 研究ニュース

著者
ゲラー ロバート 水谷 宏光 平林 伸康 植田 準子 川邊 良平 浅井 祥仁
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学理学系研究科・理学部ニュース
巻号頁・発行日
vol.43, no.6, pp.19-21, 2012-03

第二安定領域 : 数値計算における新現象の発見/銀河同士の衝突からひも解く銀河の進化/ヒッグス粒子発見の可能性高まる
著者
古谷 宏一 横田 弘 橋本 勝文 花田 祥一
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F4(建設マネジメント) (ISSN:21856605)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.I_159-I_168, 2011 (Released:2012-03-30)
参考文献数
6

社会基盤施設の維持管理において,事後保全型から予防保全型へとその枠組みを転換することにより,施設の有効活用やライフサイクルコストの低減を図る試みが進められている.この場合,劣化進行予測の信頼性を向上させることが重要になる.本論文では,係留施設の劣化に対する対策の実施推奨年をマルコフ連鎖モデルにより予測する場合の,予測結果の信頼性を議論する.つまり,係留施設の劣化度調査データを用いて次の検討を行う.1) 構造物ごとの劣化速度を算出し,K.S.検定により劣化速度の分布系を決定する.また,2) 分布に従う劣化速度乱数を発生させ,モンテカルロシミュレーションにより構造物の対策推奨年の分布を求める.さらに,3) 施設全体の代表劣化度の相違が対策推奨年の予測結果に与える影響を把握する.その結果,1) 係留施設の構造形式ごとに推定される対策推奨年の分布系が確認できた.2) 構造物に期待される対策推奨年の最頻値と最小値との差を定量的に示すことができた.また,3) 代表劣化度の相違に起因する対策推奨年の予測結果の差異を定量化する算定式を提案した.
著者
竹脇 出 土井 明裕 辻 聖晃 上谷 宏二
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.68, no.571, pp.45-52, 2003
被引用文献数
1 3

The soil resisting mechanism for piles is often represented by a static or dynamic Winkler-type spring. The present paper proposes two models for analysis and design of pile-supported building structures. The first-type model is a continuum model which deals with the governing differential equation directly and enables the, introduction of the one-dimensional wave propagation theory. The second-type model is a finite-element model enabling the introduction of the response spectrum method. The accuracy, of these models is clarified through the comparison in terms of transfer functions and time histories. The maximum seismic response of the models to the ground motion defined at the engineering bedrock surface as an acceleration response spectrum is evaluated by the response spectrum method in terms of complex modal quantities. The stiffness design for a specified maximum interstory drift and a pile stress ratio (maximum pile stress/allowable stress) is obtained by regarding the lowest natural circular frequency of the fixed-base model and the pile diameter as principal parameters.
著者
鯉渕 道紘 松谷 宏紀 天野 英晴 D.FrankHsu Henri Casanova
雑誌
ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.85-92, 2012-01-17

メニーコア並列アプリケーションと高性能計算機の大規模化が進むにつれて性能への通信遅延の影響が大きくなってきている.そのため,高性能計算システムでは高次元スイッチを用いた低遅延トポロジの活用が重要となりつつある.そこで,本研究では,典型的なトポロジにランダムなショートカットリンクを加えたトポロジを探求する.N 台の次数kのスイッチで構成されたトポロジにおいてランダムなショートカットリンクは,直径を理想値である logk N に近づけ,平均距離,トポロジの拡張性,耐故障性をスモールワールド効果により改善する.グラフ解析の結果より,ランダムなショートカットリンクは,規則的にショートカットリンクを付加した場合と比べて,直径と平均距離を最大 8 倍改良することが分かった.また,フリットレベルシミュレーションの結果より,ランダムなショートカットリンクは遅延を 35% 削減し,ハイパーキューブなどの同じ次数を持つ規則的なトポロジと同程度のスループットを達成した.
著者
粟井一夫 浅田 朋宏 天内 廣 梅津 芳幸 水谷 宏 梁川 功 山下 一也 伊知地 宏志
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日放技学誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.83-106, 1992
被引用文献数
3

これは過去1年間におけるX線映画領域でのセンシトメトリー班の活動報告である.第47回総会において, その活動報告および公開討論会を行った.そこでの会員からの意見と助言は, この報告書を作成するにあたって参考にさせていただいた.施設間で同じ結果を得ることは, 現在の現場の状況を考慮するとなかなか難しいものがある.そのような状況で少しでも正確な結果を得るためにはどうすべきかを第一番に考えてこのような標準化をはかった.正確な特性曲線作成には現像処理系および濃度測定が大きな影響を及ぼしている.センシトメトリーの標準化をはかるにはこの二点の規格化が不可欠である.濃度計に関しては, JIS・IEC委員会「医用X線写真濃度計班」の報告に期待したい.終りに班活動を遂行するにあたり, 終始援助と理解をいただいた各施設の技師長と技師諸兄, そして実験材料を無償で提供していただいた日本コダック(株)および富士メディカル(株)に深謝を表する次第である.また, データ整理にあたり特性曲線プログラムを無償で提供していただいた斉藤誠氏(東京都立池袋保健所)に感謝いたします.

1 0 0 0 壁画の道

著者
絹谷 幸二 絹谷 宏美 大高 保二郎
出版者
東京芸術大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1989

第1回「壁画の道」学術調査の報告、実績および展望以後数年間が予定される「壁画の道」学術調査の第1回は、旧石器時代オ-リニャック期〜マドレ-ヌ期の洞窟壁画を対象に、人類史における“絵画の誕生"を調査した。また純粋の壁画ではないが、極北美術の原始的造形の代表としてノルウェ-の岩面画を選び、旧石器→中石器への地理的・時代的移動を考察した。今回の調査の主なテ-マは、洞窟壁画の分布状況と地勢、生活と壁画、その保存状況、そして20世紀美術への寄与、等である。1.調査地点(1)西南フランス ペリグ-→ヴェ-ゼル河畔の洞窟グル-プ:レ・ゼジ-町周辺(フォンードーゴ-ム、馬の浮彫があるカプ・ブラン)、ルフィニャック、ラスコ-、さらに南東へカオ-ル:ペク-メルル等の洞窟壁画。ボルド-ではアキテ-ヌ博物館。(2)北スペイン カンタブリア海沿岸の洞窟に残る壁画群:アルタミラ、プエンテ・ビエスゴ村の近郊(エル・カスティ-リョ、ラス・モネ-ダス)、さらに西のアストゥリアス県ティト・ブスティ-リョの洞窟へ。首都マドリ-ドでは国立考古学博物館で調査。(3)ノルウェ- 首都オスロ近郊の岩面画:オ-スコ-レン、スク-グルヴェイエン、エッケベルク等。2.現在発見されている先史美術、殊に旧石器時代後期の洞窟壁画はその多くがフランス南西部から仏西国境沿いのピレネ-北面、さらにカンタブリア海沿岸のスペインへと拡がっている。それらの地勢は今回の調査の限りでは、なだらかで緑の豊かな高原地帯で、近くに美しい川が流れる丘陵地の高い所に位置していた。また、ところどころで石灰岩が白い肌をのぞかせるという共通の景観が強く印象に残った。3.壁画の場所、表現の地域差:絵が描かれた場所は生活空間である浅い場所よりもはるかに奥まった洞窟であり、いたずら描きとか鑑賞用というよりは、何か呪術的・祭祀的な目的のあったことをうかがわせる。ラスコ-ではかなり高い天井や凹面のカ-ヴに、またアルタミラでは大人が立っては歩けないほどに低い天井に描かれており、これら壁画の存在意義を考えるうえで重要である。空間構成では、ラスコ-は大小(大きいのは数メ-トル)様々な牛、馬を組み合わせ、ダイナミックな生命力と動感があり、色数も多い。一方、アルタミラの場合、凹凸のある岩面を巧みに活用してビソンテ、鹿を配列する構成で、色数は少ない。人間はこの時期のものではほとんど登場せず、わずかに動物を補獲する罠、手、それに謎めいた記号を留めるにすぎない。ノルウェ-の岩面画では人間が登場する。4.保存の状態:完壁なのはラスコ-のやり方で、一般公開は原則として認めず、その代わり、完全なレプリカを近年完成し、“ラスコ-II"と命名。これは従来の複製の概念を打ち破る精巧なもので、原作の感動を十分に伝えるものである。我が国でも、例えば高松塚のような日本人共通の遺産はこのようなレプリカを作って一般に公開すべきであろう。他方、アルタミラでは予約制で少人数に公開し、かつての新鮮な画面を目にすることができる。石灰分を含んだ水分が画面上でプラスティック状の透明層をなして顔料を保護している。5.20世紀への貢献:洞窟壁画の発見とその研究は近代も19世紀の後半になってからである。(アルタミラ1868年、ラスコ-1940年)。我々人類の先祖が生んだこれらの絵画は、19世紀後半に始まる近代芸術の閉塞的状況を打開する大きな力の一つとなった。6.次調査への展望:今回の調査は、人類最初の、最古の絵画であった。その造形は、思ったよりも自然主義的で、量体や写実性への意欲をうかがわせる。それが中石器から新石器時代へ、図式化・図案化の道をたどる。「壁画の道」という大きな流れの第一段階としてこのテ-マをまとめたい。
著者
佐々木 大輔 松谷 宏紀 竹 康宏 小野 友己 西山 幸徳 黒田 忠広 天野 英晴
雑誌
先進的計算基盤システムシンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.399-406, 2011-05-18

誘導結合によるチップ間ワイヤレス接続技術は,製造後にチップを重ねて実装することで,三次元積層が可能であり,その高い柔軟性と転送性能が注目されている.この三次元転送技術を有効に利用するためには,積層されたチップのコア間で容易にデータを転送を行う方式を確立する必要がある.本論文では,ワイヤレス誘導結合を用いてチップ間でコミュニケーションを行う手法として,垂直バブルフローを利用したリング型 NoC を提案し,仮想チャネルを用いたリング型 NoC,および,垂直バス方式と比較する.さらに,これらの通信方式を搭載したプロトタイプチップを実装し,それぞれの手法による性能,および,面積の違いを測定する.シミュレーションによる評価の結果,プロトタイプチップは 200MHz で動作し,誘導結合部分は 4GHz 超のクロック伝送によるダブルデータレート伝送を実現,平均消費電力は最大は 33.8mW となった.垂直バブルフローおよび仮想チャネルを用いたリング型 NoC は,垂直バス方式と比べ高いスループット性能を実現した.さらに,垂直バブルフローは既存の仮想チャネルを用いる方式よりも面積性能比で優れることが分かった.
著者
堀口 郁夫 松岡 延浩 松村 伸二 谷 宏 町村 尚 内藤 成規 今 久
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1994

誰にでも使用できることを目標に、衛星赤外データ解析のシステム化の研究を行って一応の完成をみた。解析ソフトは、気象衛星ノア(NOAA)のAVHRRデータと気象衛星ひまわり(GMS)データについてである。これらはMicrosoft Windows 95のパソコン上で作動するようになっている。CPUはPentium 90MHz以上、メモリ16MB以上、ディスク50MB以上のハードウエアが必要である。また、光磁気ディスクなどの補助記憶装置を備える必要があり、表示装置としては256色以上のディスプレイが必要である。これらは最近価格が安くなっており、誰でも容易に備えることが出来る。気象衛星ノア(NOAA)のAVHRRデータについては、タンジェント補正、幾何補正、プロファイルの表示、植生指数の計算、表面温度の計算、これらの印刷、ファイル保存などの処理をするソフトで構成されている。また、気象衛星ひまわり(GMS)については、画像の切り出し、地図投影、海岸線や緯度経度の表示、ピくセルの情報、拡大縮小表示、大気補正、画像出力、などのソフトが組み込まれている。試作段階のソフトとデータをインターネット上で配布するため、千葉大学にfitサイトを設置した。同時に12名のモニターを選び、配布方法とソフトも使用感に関するアンケート調査をした。1997年1月30日からデータ配布用サーバの運用を開始した。試験配布の結果から、基本的にはfitソフトとデータの配信を行うこととした。なお、申請などはネットワーク上で行うこととし、WWWサーバを利用した。
著者
高木 幹雄 本多 嘉明 柴崎 亮介 内嶋 善兵衛 谷 宏 梶原 康司
出版者
東京理科大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1996

1)多数のパソコンをネットワークを介して並列に結合することで,多量のGACデータを効率的に自動処理するシステムを開発し,GACデータの処理を開始した。一年分のデータを約1ヵ月で処理することが可能となった。2)東南アジアを対象にして,ランドサット画像を自動モザイクし,さらにランドサット画像にNOAA画像を組み合わせることで,土地被覆分類をより効率的に,かつ正確に行う手法を開発した。時系列ランドサット画像から土地被覆変化を抽出する作業を行っている。3)土地被覆分類結果や,植生分類結果の現地検証用データとして撮影された地上写真を,ネットワークを介して分散データベースとして構築する為のソフトウェアを開発し,データベース化を行った。これにより,それぞれの撮影者が別個に作成したデータベースを統合的に共有することが出来る様になり,地上写真データを容易に蓄積することが可能となった。4)衛星データから時系列に得られた植生指標を,さらに気温や降水量のデータと組み合わせることにより,植生の季節変化と環境条件(気温,降水量)の空間的,時間的相関関係を明らかにすることが出来た。ユーラシア大陸では,特に寒冷地となる東シベリア地域では,森林が緑となるのが最も遅いものの,落葉するのも最も遅いこと等興味深い発見があった。5)土地の農業生産性推定を基礎とする土地利用変化の推定モデルに関して,そのフレームワークが確立され,タイ国を対象として検証を行った。また,生産性の推定の基礎としてアジア地域で最も重要な穀物である水稲に関する生産性推定モデルを開発した。6)衛星画像から推定される植生指標の信頼性を改善する為に,大気補正手法,地形補正手法などを開発し,実装を行い,NOAAデータから定期的に植生データを作成し,コンポジット画像を作成している。
著者
中野 悦次 吉岡 俊昭 松田 稔 園田 孝夫 矢野 久雄 伊原 義博 黒田 秀也 岸本 知己 櫻井 勗 内田 欽也 児島 康行 中村 隆幸 清原 久和 佐川 史郎 関井 謙一郎 古武 敏彦 宇佐美 道之 三木 恒治 黒田 昌男 細木 茂 前田 修 友岡 義夫 吉村 一宏 水谷 修太郎 岩尾 典夫 三好 進 井上 彦八郎 本城 充 藤岡 秀樹 本多 正人 高羽 津 岡 聖次 松宮 清美 原 恒男 三宅 修 坂口 洋 竹山 政美 板谷 宏彬 宇都宮 正登 伊東 博 新 武三 永野 俊介 市川 靖二 野島 道生 長船 匡男 客野 宮治 山口 誓司 多田 安温
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.36, no.5, pp.635-642, 1990-05

膀胱乳剤にフェルビナクのエチルエステルを封入させたLM-001静注剤を尿路結石による疼痛と膀胱・前立腺手術後の膀胱切迫感に対する有効性ならびに安全性について検討した.1)尿路結石による疼痛に対しては53例中49例に効果がみられた.有効例49例中41例までが本剤投与15分以内に効果が発現した.また26例において効果が24時間以上持続した.2)膀胱・前立腺手術後の膀胱切迫感に対しても29例中25例に効果がみられた.有効例25例中16例までが15分以内に効果発現した.また13例において効果が24時間以上持続した.3)副作用として血管痛,熱感,視力軽度低下,血圧の一時低下がみられたが,いずれもきわめて軽度で何ら処置することもなく短期間に消失した.また,3例に白血球増多,1例にA1-pの上昇がみられたが,その程度は軽度であり,すぐに正常化した.4)LM-001は尿路結石による疼痛の緩和と膀胱・前立腺手術後の膀胱切迫感に対し,速効性で高い有効率を示し,かつ作用時間が長いこと,また副作用がきわめて少ないことから優れた薬剤と評価し得たClinical effect of LM-001, a prostaglandin synthetic inhibitor developed from a drug delivery system, was evaluated in 54 patients with pain from urinary tract stones (stone pain) and 32 with vesical urgency after an operation on bladder or prostate. LM-001, felbinac ethyl incorporated in lipid microsphere, wes intravenously administered at the onset of stone pain or vesical urgency. Of 54 with stones and 32 with urgency, 53 and 29 were eligible for response, respectively. The symptoms improved or disappeared in some cases just after the administration and in the majority of patients within 15 minutes, in 49 of 53 patients with stone pain. Further, the effectiveness lasted over 24 hours in 26 of the 49 responding to this agent. On one hand, improvement or disappearance of vesical urgency was recognized in 25 of 29 patients, and the effectiveness was observed shortly after injection in 16 and lasted over 24 hours in 13 cases. Toxicities of this drug were investigated in 54 patients with stone pain and 32 with urinary urgency. Side effects consisted of pain at the injection site in 4, a slight fall of blood pressure in 1, slight visual disturbance in 1, body heat sensation in 1, leukocytosis in 3 and elevation of alkaline phosphatase in 1. These symptoms were transient and disappeared without use of any agent. LM-001 is concluded to be a useful drug for controlling stone pain and vesical urgency since an immediate effect, long durability and high response rates were obtained without severe side
著者
上谷 宏二 中村 恒善 森迫 清貴 石田 修三
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文報告集 (ISSN:09108025)
巻号頁・発行日
no.445, pp.67-78, 1993-03-30
被引用文献数
7

In the incremental analysis of the critical behavior of an elastic-plastic structure, a conventional iterative procedure for finding the set of element stiffness coefficients consistent with the material flow law may often lead to a pitfall of cyclic process, in which a multiple inconsistent sets of stiffness coefficients are to be alternately or recurrently selected. This is one of the most serious difficulties left unsolved in combined nonlinear analysis. In this paper, the intrinsic mechanism and characteristics of these cyclic processes are clarified for a simple rigid body-spring column model. On the basis of the results, an effective strategy for finding the consistent set is proposed with the use of the eigenvector associated with the smallest negative eigenvalue of system stiffness matrix.