著者
住ノ江 真悟 大原 圭織 多和田 昌弘 近藤 歩 下山 宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.576, pp.1-5, 2006-01-20
被引用文献数
2

植物は光環境の変化に対して様々な応答を示す. 最近の研究により, 数種の多肉植物において光と乾燥ストレスの二つの要因によって葉緑体が集合するという現象が見出されている. 多肉植物は乾燥地に多く生育していることから, この現象は乾燥ストレスに起因する光障害からの形態学的な防御機構であると考えられている. このような多肉植物の乾燥適応機構を明らかにすることは, 耐乾燥性植物を開発していく上で重要な知見となる. 本研究では, 光の波長の違いが葉緑体の集合運動に及ぼす影響について調査した. 観察手段として, 生物学や医学における生体解析に有用な共焦点レーザ走査型顕微鏡を用い, 蛍光観察を行った. その結果, 青色光および紫外光が葉緑体の集合運動に関与していることが示唆された.
著者
近藤 廉治
出版者
医学書院
雑誌
精神医学 (ISSN:04881281)
巻号頁・発行日
vol.6, no.6, pp.419-423, 1964-06
著者
今間 俊博 近藤 邦雄
出版者
尚美学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

現状の制作環境を解析するために、これまでに制作されてきたセルアニメーションの解析を進めて行く中で、KEY POSEやACTION LINEなどを用いた新しいアニメーションの概念が形成されつつある。特にKIME POSEを有する日本独自のアニメーションの生成手法に着手した事は、今後の研究の進展が期待出来る
著者
近藤 哲朗
出版者
独立行政法人産業技術総合研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

中枢神経系を標的とする高分子タンパク医薬の開発が求められている。本研究では、血液脳関門(BBB)上の膜タンパク・受容体の分子認識機構を介して脳へ非浸襲的に送達可能な高分子タンパク医薬を創出するための技術開発を行った。In vitro BBBモデルを作成し、指向性進化工学的手法を用いてBBB上の膜タンパク・受容体に結合親和性・機能制御性を示すアミノ酸配列モチーフを探索した。現在までに機能モチーフの一つとして脳毛細血管内皮細胞の細胞膜に特徴的に作用する機能を示す配列候補を得た。現在さらに機能モチーフの創出を進めており、医薬候補タンパクへの応用および生体投与の準備を進めている。
著者
近藤 佳大
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.344-354, 2013
被引用文献数
1

第183回国会において成立した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の検討経緯および概要を解説するとともに,行政機関の間で個人番号を用いて情報交換を行うに際しての行政統制のあり方と3種類の個人識別子(見える番号,連携符号,認証識別子)の利用に伴うプライバシーインパクトについて国際比較を試みた。具体的には,分野によらず共通の番号を用いるフラットモデルの代表国として米国,分野毎に異なる番号を用いながら分野間での連携を可能とするセクトラルモデルの代表国としてオーストリアとの比較を試みた。
著者
近藤 律男 榎本 浩幸 田口 享秀 長原 太郎 佃 守
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 (ISSN:00326313)
巻号頁・発行日
vol.98, no.4, pp.309-313, 2005-04-01 (Released:2011-10-07)
参考文献数
21
被引用文献数
1

Behçet's Disease is a systemic disease characterized by mucosa, dermis and eye lesions. Otolaryngologists sometimes examine patients of this disease who complain of inveterate aphthae. Patients with Behçet's Disease often have histories of tonsillitis and many caries of the tooth. Based on these facts, streptococcus in the oral cavity is suspected to be closely related to this disease.We report a case of Behçet's Disease whose first symptom was acute tonsillitis.A 33-year-old male complaining of sore throat and elevated fever was referred to our hospital. Oral aphthae was seen and the bilateral palatine tonsils were swollen, reddish and coated with fur. We diagnosed acute tonsillitis and treated him with antibiotics. However, elevated fever, inflammation and oral aphthae were not remitted and a pudendal ulcer appeared. We suspected Behçet's Disease and consulted with doctors of internal medicine, dermatology and ophthalmology. Fourteen days after admission, folliculitis and arthritis appeared and finally he was diagnosed with incomplete type Behçet's Disease.This case suggests that tonsillitis is closely related with the appearance of Behçet's Disease. Furthermore, oral aphthae and tonsillitis are very important symptoms regarding Behçet's Disease, in patients with oral aphthae.
著者
杉本 琢哉 近藤 哲矢 仁田 豊生 山本 淳史 尾関 豊 関戸 康友
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.183-188, 2006-02-01
参考文献数
24
被引用文献数
6

症例は76歳の男性で, 2001年10月に検診で胃の異常陰影を指摘され, 精査加療目的で当科を紹介された.血液検査では腫瘍マーカーは正常であったが可溶性IL-2レセプターは926U/mlと高値であった.上部消化管造影, 内視鏡検査では前庭部に2型の腫瘍を認めた.生検では悪性リンパ腫が疑われた.以上から, 胃悪性リンパ腫を疑い2001年12月胃全摘, 脾摘術を施行した.病理組織学的, 免疫組織学的検査で胃小細胞癌と診断した.術後CPT-11による化学療法を施行した.2003年8月の腹部CTで肝S7に22mm大の腫瘍を認め肝転移が疑われた.その他全身に異常を認めなかったため2003年11月, 肝S7S8部分切除術を施行した.病理組織学的に肝腫瘍は胃切除組織と同様であり胃小細胞癌の肝転移と診断した.肺転移の疑いがありVP-16による化学療法を施行中であるが胃切除から3年, 肝切除から1年1か月の現在生存中である.
著者
近藤 忍 西尾 昭彦 中川 徹 北川 一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.1, 1997-03-06

人工ニューラル・ネットワーク (ANN) の異常とも思えるブームがバブルの崩壊とともに過ぎ去り, 今は真に実用性が問われる時代になっている. ところが, 従来の電子技術応用製品等に比べてANN応用製品の種類と数が未だに少なく, 実用的な見地からの研究・開発がなお一層必要と思われる. その際, 得られた技術を世に広く普及させるため, ANNの学習過程で必要となる計算機資源は普及型PC程度に, また, 実際の応用製品に組込むCPUは安価な量産型μ-CPUに押えられることが望ましい. 本稿では, モザイク状の荒い動画素と, ホルマント周波数に基づく音声波形とを共通の識別器に直接入力する方式を考案し, 基本形ANNを二段重ねにしただけの単純な識別器でも, 学習データを工夫することで, 動画と音声の識別が行えることを示す.
著者
近藤元精 (小州) 編
出版者
青木嵩山堂
巻号頁・発行日
1911
著者
半澤 信智 油井 辰憲 高野 勝美 近藤 和弘 中川 清司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.349, pp.51-56, 2006-11-09
被引用文献数
1

光信号を電気信号に変換せずに波形処理できる技術は,高速光変調の進展に役立つと考えられる.本報告では,光ファイバを用いて基礎的なFIR型フィルタを構成し,その特性を実験的に検証した結果を報告する.実験には,構成が簡単な1次差分システムを用い,理論値との比較を行った.
著者
近藤 真理子
出版者
近畿大学
雑誌
文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 (ISSN:13445146)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.83-97, 2006-07-20

本文データはCiNiiから複製したものである
著者
近藤 喜博
出版者
神道宗教学会
雑誌
神道宗教 (ISSN:03873331)
巻号頁・発行日
no.94, pp.p1-32, 1979-07