著者
杉田 大輔 宮崎 剛 彌山 峰史 小久保 安朗 内田 研造 馬場 久敏
出版者
南江堂
巻号頁・発行日
pp.1160-1163, 2011-10-01

過去10年間に観血的治療を施行したピロン骨折17症例(平均年齢49.4歳、男性14例、女性3例)の治療成績を検討した。受傷機転は転落・転倒が9例、交通事故4例、側方からの重量物による圧挫損傷が2例、スポーツ外傷が2例であった。術前の軟部組織の評価では、Tscherne分類のgrade 0~1が9例、grade 2が3例、grade 3が2例であった。手術はプレートあるいはスクリューを単独または併用した観血的骨接合術を施行し、平均経過観察期間は3.8年であった。OvadiaのX線学的評価ではgood11例、fair5例、poor1例、主観的評価ではexcellentもしくはgood11例、fair4例、poor2例、客観的評価ではexcellentもしくはgood10例、fair4例、poor3例であった。合併症は感染2例、骨癒合不全5例であった。
著者
阿部 仁一郎 青野 慎太郎 馬場 孝
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.85, no.1, pp.64-66, 2019-01-15 (Released:2019-02-03)
参考文献数
11
被引用文献数
2

アカアマダイに寄生するPhilometroides branchiostegi様線虫の寄生部位を明らかにし,遺伝子解析を試みた。大阪市中央卸売市場およびスーパーマーケットで扱われた山口,福井,石川県産のアカアマダイ7尾の鰓蓋,胸鰭基部,口唇の皮膚から赤色または赤褐色の8虫体が検出され,形態学的にP. branchiostegiと推測された。18S rDNAの部分塩基配列(1700 bp)は全虫体で一致し,地域差を認めなかった。糸線虫科線虫との間に97%以上(97.7-98.5)の相同性を認めた。
著者
飯島 健志 馬場 修 河田 哲典 上野 順士 田所 忠弘 前川 昭男
出版者
公益社団法人 日本ビタミン学会
雑誌
ビタミン (ISSN:0006386X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.10, pp.497-502, 1989-10-25 (Released:2018-03-16)
被引用文献数
1

DNPH法,DP法及びHPLC法を用いて20種類の食品中の総AsA含量を測定し,測定法による値の相違について検討した.その結果,トマトジュース,ジャガイモ,アルファルファモヤシ,ダイズモヤシ及び調製粉乳では,いずれの測定法によってもほぼ一致した値が得られた.しかしブラックマッペモヤシではHPLC法,紅茶及びシイタケではDP法が,それぞれ他の測定法に比べ高値を示したので,DNPH-HPLC法を用いてさらに検討した.その結果,ブラックマッペモヤシではDP法,DNPH法とほぼ同値となったが,紅茶ではDNPH法よりも低値を示し,シイタケでは検出されなかった.これより紅茶及びシイタケのAsA測定法については,さらに検討の余地があることが判った.
著者
馬場孤蝶著
出版者
廣文堂書店
巻号頁・発行日
1914
著者
坂田 雄亮 馬場 雪乃 鹿島 久嗣
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.2Z202, 2018 (Released:2018-07-30)

機械学習を行う為には入力となる特徴量が必要であるが、抽象性の高いデータを学習対象とすると機械的な方法では本質的な特徴量を得られない場合がある為、人による特徴抽出を行いたい。人間をアルゴリズムに組み込むには本来であれば多大なコストが必要となるが、クラウドソーシングの発展により安価にかつ大量に人的リソースを得る事が出来る様になったため現実的なコストで人間参加型のアルゴリズムを組む事が出来る。しかし人間の能力には個人差があるため成果物の品質にばらつきが出てしまう。よって頑健化の為に複数のワーカの意見を統合した物を成果とする手法が一般に行われている。本研究では特徴抽出にクラウドソーシングを用いて分類器の生成を行う過程で、分類器の精度向上を目的として複数のワーカの意見を適切に統合する手法を考察する。そのような手法として畳み込みニューラルネットワークを応用してワーカの能力と各ノードの重みを纏めて学習する事でより良く意見統合を行うCrowd Neural Networkを提案する。上記の手法の性能を確認する為に4つの抽象性の高いデータセットを用いて実験を行い、提案手法が既存手法に優る例を示した。
著者
馬場 靖人
出版者
一般社団法人 日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌 (ISSN:03899357)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3+, pp.118, 2018-05-01 (Released:2018-07-17)
参考文献数
20

J. ドルトンによる歴史上初めての学問的な色覚異常論の発表から遅れること十余年,ゲーテは『色彩論』(1810年)を上梓する.彼はそのなかで色彩一般についての研究とは別に色覚異常についての研究も行なったが,その著書の出版に先立つ1790年代に,すでに色覚異常の被験者を相手に独自の実験を行なっていた.本発表では,W. イェーガーによるゲーテの色覚異常実験法についての研究やゲーテ自身の著作を参考にしつつ,ゲーテが行なった実験の仔細な内容を検討し,その実験からどのようにしてゲーテが有名な「青色盲」説を導き出したのかを論じる(彼は,現在では赤ないし緑の知覚機能の欠如として説明される(赤緑)色覚異常を「青」の欠如として説明し,彼の被験者を「青色盲」と名づけた).彼の行なった実験とは具体的には,(1)灰色のグラデーションの提示,(2)複数の色彩斑点による混同色の特定,(3)茶碗に色を塗りつける実験,(4)紙片に塗った色による実験――以上の四種である.これらの実験を再検討することによって,18世紀末‐19世紀初頭における色彩にまつわる技術や文化と色覚異常研究との関係性の一端を明らかにすることができるだろう.

1 0 0 0 誤字等の本

著者
馬場雄二著
出版者
株式会社ユニ・デザイン
巻号頁・発行日
1977

1 0 0 0 誤字等の本

著者
馬場雄二著
出版者
仮説社
巻号頁・発行日
1993
著者
新城 沙耶加 馬場 邦人 田代 雄彦 渡辺 充広 本間 英夫
出版者
一般社団法人エレクトロニクス実装学会
雑誌
エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.25, pp.403-404, 2011

現在,電子機器の内部にはプリント配線板が使用されている.従来,配線形成する方法には主にサブトラクティブ法が用いられている.しかしながら,この手法はレジストを使用して配線以外の部位の金属を溶解させ,配線を形成することから,金属の無駄などの問題が挙げられる.それゆえエッチングレス工程の確立が求められている.過去に我々は選択的に表面改質が可能であるUVオゾン法処理に着目し,UV照射を行った部位にのみ無電解めっきを析出させる選択析出法を報告した.本手法を用い,配線形成部にのみ無電解めっきを施し,その配線に対して垂直方向に金属皮膜を成長させることにより,レジストレスで直接配線形成する方法を検討した.

1 0 0 0 OA 熱膨張係数

著者
奥達 雄輝 馬場 信一
出版者
THE CARBON SOCIETY OF JAPAN
雑誌
炭素 (ISSN:03715345)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.202, pp.90-95, 2002-05-15 (Released:2010-06-28)
参考文献数
12
被引用文献数
3
著者
馬場 智子
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.45-48, 2005 (Released:2007-09-28)
参考文献数
17
被引用文献数
2

I examined prey remains collected under three osprey nests and their perches at Yashima, Takamatsu, Kagawa Prefecture, in 2002 and 2003. Forty-nine Mugil cephalus, four Lateolabrax japonicus, two Sparidae, fifty-eight Thamnaconus modestus, twenty-seven Carassius sp. and Crassistrea sp. were indentified from prey remains. T. modestus and Crassistrea sp. were new records in the diet of the Osprey in Japan.
著者
福岡 佳宏 門脇 誠三 杉本 利嗣 馬場 久光 深瀬 正晃 藤田 拓男
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.76, no.4, pp.580-585, 1987

遺伝性高チロジン血症・慢性型の38才女性の1症例を報告する.いとこ婚両親の第2子で, 2才頃くる病で発症し全身性色素沈着を伴い,思春期に急性間歇性ポルフィリン症様発作を経て骨痛を主訴とした.著明な骨軟化症,多発性尿細管障害(de-Toni-Debre-Fanconi症候群),肝硬変,高チロジン血症,尿中δ-アミノレヴリン酸高値を呈した.尿有機酸分析ではρ-hydroxyphenyllactic acid, p-hydroxyphenylacetic acid, p-hydroxyphenylpyruvic acid, N-acetyltyrosineが異常高値を示し, succinylacetone, succinylacetoacetic acidが検出されfumarylacetoacetase deficiencyが示唆された.ほぼ無治療のまま38才に至る異例な長期経過を辿った.

1 0 0 0 OA 改造の叫び

著者
馬場恒吾 著
出版者
民友社
巻号頁・発行日
1919

1 0 0 0 OA 伊藤博文

著者
馬場恒吾 著
出版者
潮文閣
巻号頁・発行日
1942