著者
高橋 康雄
出版者
札幌大学
雑誌
札幌大学総合論叢 (ISSN:1342324X)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.394-301, 1999-03-31
著者
高橋 康雄
出版者
札幌大学
雑誌
札幌大学総合論叢 (ISSN:1342324X)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.322-157, 1999-10-31
著者
小泉 亜希子 山中 寿城 岡本 匡史 平井 信行 黒瀬 直孝 小川 慶治 川北 貞夫 垂水 彰二 高橋 康次郎
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.98, no.2, pp.125-131, 2003-02-15 (Released:2011-09-20)
参考文献数
5

清酒を光照射下で保存した場合に増加する成分について, 溶存酸素濃度がそれらの成分の変化に与える影響について検討し, 以下の結果を得た。(1) トリプトファン類縁化合物6成分が清酒の光照射により生成することを確認した。6成分は, 前報で報告したハルマンのほか, ノルハルマン, 1-エチル-β-カルボリン, 3-インドールカルボキシアルデヒド, 9H-カルバゾールおよび3-メチルー1H-インドールであり, これらは何れも苦味を呈する成分であった。(2) ハルマン, ノルハルマン, 3-インドールカルボキシアルデヒドの3成分は, 溶存酸素低減により増加が抑制され, 9H-カルバゾール, 3-メチルー1H-インドールのの2成分は溶存酸素低減により増加が促進された。1-エチルーβ-カルボリンについては, 溶存酸素低減による影響は明らかでなかった。(3) 16%エタノール含有のマックルベイン緩衝液へのトリプトファン添加試験の結果, 上記6成分が光照射下の保存で生成したことから, これらはトリプトファンから生成することを確認した。また, トリプトファンを添加した清酒の保存試験の結果, トリプトファン濃度の増加により6成分全ての生成量が増加した。(4) 上述の6成分以外にもトリプトファン類縁化合物とGC/MSライブラリー検索の一致率が72%以上である4成分が清酒の光照射により増加することが認められた。
著者
高橋 康夫
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会論文報告集 (ISSN:03871185)
巻号頁・発行日
no.263, pp.117-127, 1978-01-30

Contents are mainly classified by two items as follows : 1. The history of the site of Gokomatsu In Sento Palace and the process of the urban redeveropement. 2. The actual circumstances of the renewal site. -1 The initial site planning and the structure of the area. -2 The site planning and inhabitant near the Zushi. -3 On the proprietary rights of the real estate of the inhabitants and the landed owner.
著者
津金 達郎 牧野 州明 三宅 康幸 高橋 康
出版者
特定非営利活動法人日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.49-61, 2006-02-28
被引用文献数
4

The September 2004 eruptions of Asama volcano, central Japan, ejected essential materials such as pumice with bread crust on September 1st and scoria on September 23rd. The textural and chemical analyses on the materials reveal the crystallization processes in a deep magma chamber and a shallow vent. Two distinct stages of crystallization can be recognized in size distributions and morphology of plagioclase phenocryst and microlite both in the pumice and scoria. First stage (range I ): In a deep magma chamber, pyroxene phenocryst began to crystallize out at 1150℃, and then pyroxene and plagioclase continued to nucleate and grow slowly. Second stage (range II) is divided into two sub-stages for pyroxene or three (range IIa-c) for plagioclase. II a: Magma left the chamber and rose slowly through the vent with ever increasing nucleation rate. II b-c: In a shallow vent beneath the crater, numerous plagioclase microlites like swallow-tailed shape precipitated rapidly under a high undercooling condition induced by decompression. Plagioclase microlite in the pumice and scoria developed a characteristic population density like a bell with a peak at the grain size of 0.003mm, which is interpreted to reflect a decrease in nucleation rate of plagioclase, in response to crystallization and establishment of equilibrium during the time duration when the magma stayed in the vent. Magmatic temperatures estimated from plagioclase-glass equilibrium decreased to 850℃ before the September 1st eruption. The similarity in crystal size distribution of the pumice and scoria implies that they had a common ascent history, although groundmass in the scoria has lower crystallinity than that in the pumice, suggesting that the magma of the Sept. 23rd eruption stood lower in the magma column than the Sept. 1st magma.
著者
高橋 康二
出版者
関東社会学会
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.20, pp.167-178, 2007-07-31 (Released:2010-04-21)
参考文献数
37

“The Japanese model” is now in competition with alternative models of corporate management. This paper proceeds from the assumption that social norms about companies shared by the Japanese people have influence on actual corporate management. It investigates how many and what kinds of people desire each model, based on a national random sample survey. The main results are: (1) about half the respondents desire “the modified Japanese model”; (2) according to multi-nominal regressions, pessimistic people tend to desire “the modified Japanese model” and people of anti-equalitarianism tend to desire “the U. S. model” Thus, it is suggested that “the modified Japanese model” will be stable in the near future. But in the long term, it is possible that “the Japanese model” will recover if people become more optimistic because of economic recovery. But, it is possible that “the U. S. model” will strengthen if the values of the Japanese people change.
著者
高橋 康介 小川 健二 北川 智利 金子 沙永
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2023-04-01

本研究では知覚像が従来考えられているよりも自由に制御できる可能性について実証研究を進める。構造化を抑制して未統合の感覚信号にアクセスし高感度の知覚像を得る脱構造化現象と、心的イメージと知覚像を合成する信念可視化現象という2種類の知覚像制御過程の解明を目指す。前半は熟達者を対象とした知覚心理学・脳科学研究により知覚像制御の現象理解、心的過程と神経基盤の解明、予測符号化の枠組みでの理論化を行う。後半は非熟達者を対象に知覚像制御の熟達過程や個人差・適性を検討する。以上の研究を通して「不自由でままならぬ」という従来の知覚観から脱却し、ある程度まで自由に制御できる知覚像という新しい知覚観を提案する。
著者
高橋 康博
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.55, no.7, pp.689-694, 2014-06-15

量子回路は,量子コンピュータの計算能力やその物理的実現を議論する際に使われる代表的な計算モデルであり,現在のコンピュータの土台となる古典回路の一般化とみなすことができる.本稿では,加算回路の構成という基本的な問題を通して,量子回路と古典回路の相違について説明する.
著者
高橋 康介
出版者
立命館大学
雑誌
学術変革領域研究(A)
巻号頁・発行日
2022-06-16

棋士は脳内に将棋盤をイメージし操作する(以降「脳内盤」と呼ぶ)。熟達した棋士の脳内盤の在り方は多様であり、将棋に関する法則と物語が内在化されている。本研究では棋士の中にある熟達した脳内盤の表象と多様性を明らかにし、その多様性を生み出す背景要因を探る。まず脳内盤メトリクスを作成し、オンライン調査により棋士の脳内盤の表象と多様性を定量的かつ体系的に解明する(研究1)。続いて棋士のイメージ化に関連する認知特性の個人差を認知心理学実験により検討する(研究2)。さらにインタビュー調査により棋士それぞれの固有の脳内盤が育まれた熟達化過程、来歴、経験を探る(研究3)。
著者
谷 誠一郎 高橋 康博
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review (ISSN:18820875)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.15-27, 2020-07-01 (Released:2020-07-01)
参考文献数
62

量子コンピュータは現在のコンピュータにおける不可能を可能にする高速コンピュータとして大きな期待を集めている.この期待の実現には,新しいハードウェア技術とともに,ハードウェアの能力を引き出す新しいアルゴリズム技術が不可欠である.本稿では,このような高速量子アルゴリズムの開発に焦点を当て,量子コンピュータ単体による計算や通信が可能な複数の量子コンピュータを利用する計算のために開発されてきた高速量子アルゴリズムの歴史を振り返るとともに,我々の成果について,その原点となる発想を中心に紹介する.
著者
佐藤 信 大場 俊輝 高橋 康次郎 国分 伸二 小林 幹男 小林 宏治
出版者
Brewing Society of Japan
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.72, no.11, pp.801-805, 1977
被引用文献数
6 16

国税局鑑定官室, 県工業試験所などの調査書・報告・成績書から得た昭和50年の市販清酒の一般分析値を解析して, 生産地による清酒の差別化の現状を考察した。<BR>また, ワイン, ポートワイン, シェリー, ベルモット, リキュール, 甘酒, ジュースなど多数の飲料の酸度・アミノ酸度・糖量を分析するとともに, 酸度と糖量を広い範囲にわたって変化させた清酒をつくり, 清酒の味として認められるか, あるいはワイン, リキュー・ルの味と考えられるかを判断して, 一般分析値による清酒の範囲ならびに味覚による清酒の範囲を検討し, 次の結果を得た。<BR>1) 生産地による清酒の差別化については, 同一国税局内においても県ごとに差があり, 地域差は少なくとも県単位で比較すべきである。<BR>2) 味覚による清酒の範囲は, 現在の市販清酒よりもはるかに広く, 清酒の多様化の可能性を示唆した。<BR>3) 清酒以外の飲料の酸度・糖量は, 糖量・酸度を直交軸とする平面にプロットすると, 味覚による清酒の範囲に外側にあり, 清酒と他の酒類の差別が可能である。さらに, 弁別閾による酒質の細分化, 熟度による差別化, 酸組成による差別化について考察した。
著者
高橋 丈博 田中 利和 渋谷 昇 伊藤 健一 高橋 康夫
出版者
The Japan Institute of Electronics Packaging
雑誌
サーキットテクノロジ (ISSN:09148299)
巻号頁・発行日
vol.7, no.5, pp.314-319, 1992-09-20 (Released:2010-03-18)
参考文献数
7

プリント配線板における配線設計を行う上での設計指針を与えることを目的とし, ビアをもっ配線板で信号伝送測定を行い, 配線ビアの信号伝送波形への影響を調べた。この結果, 立ち上がり1ns程度の波形に対して, 伝送波形はほとんど変化せず, ビアの個数やクリアランスの大きさを変えても波形はほとんど変化しなかった。ビア部分の特性インピーダンスを測定したところ, 特性インピーダンスはクリアランスの大きさに依存し, 配線部の特性インピーダンスから20%程度違っていた。しかし, 伝送波形の計算を行い, ほとんど影響を与えないことが計算でも確認された。つぎに, 信号の立ち上がり時間, ビアの特性インピーダンスとの波形歪と関係を計算し, 立ち上がり時間が速くなってくるとビアの影響が波形に現れてくることを明らかにした。
著者
高橋 康史
出版者
日本犯罪社会学会
雑誌
犯罪社会学研究 (ISSN:0386460X)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.100-114, 2015-10-30 (Released:2017-04-30)

本稿の目的は,犯罪者を家族にもつ人びとが,いかにして自己の体験を語るようになるのかを描き出し,彼/彼女らが実践するスティグマ対処の手段の1つとしての役割距離とそのメカニズムを明らかにすることである.したがって,犯罪者を家族にもつ人びとへの支援に関する研究と異なる視点から,彼/彼女らの経験に接近する.具体的には,これまでの研究で議論されていない犯罪者を家族にもつ人びとの体験の語り得なさを乗り越える過程を捉えることを目指し,彼/彼女らの語りを事例として役割距離の観点から検討した.その結果,彼/彼女らは,加害者の家族として自己を振る舞えるようになるというスティグマの受容を経ることで,沈黙の状態から脱却していたことが明らかになった.彼/彼女らは,異質な他者や同じ属性をもたない他者との同質性の発見や,同じ属性をもたない他者との関係性を通じた自己の内にある普通さの想起によって,加害者の家族としての自己との距離化を実践し,スティグマが自己の役割の一部でしかないことを自覚していた.以上のことから,彼/彼女らの「回復」において,同じ属性をもたない他者との出会いや相互作用が重要な意味をもつことがわかる.
著者
二宮 友佳 宮下 拓麻 宮地 元彦 松田 薫二 高橋 康輝
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.69, no.4, pp.335-341, 2020-08-01 (Released:2020-07-15)
参考文献数
22
被引用文献数
1

Walking football was born in United Kingdom around 2011, that is forbidden to running. In recent years, walking football has become increasingly popular as a sport that diverse people can enjoy together. However, it is not clarified exercise intensity and how they feel after playing walking football. We aimed to determine the intensity when playing walking football and investigated how mood change. Twenty-six men and women (18 males, 8 females) out of those who participated in walking football event agreed to the present study. Heart rate (HR) was measured using wearable device with photoplethysmography when playing walking football. Metabolic equivalents (METs) was assessed using a triaxial accelerometer worn on the waist. McGill pain questionnaire was used to assess pain sites and number. To assess change in mood, short version of physical activity enjoyment scale (sPACES) was used before and after playing walking football. Borg scale was measured before and after walking football. The HR and METs were respectively as follows; male, 111.9 ± 11.4 bpm and 4.3 ± 0.6METs; female, 118.6 ± 16.2 bpm and 4.8 ± 0.7METs. There was no significant difference between men and women in both HR and METs during walking football. The sPACES was indicated significantly positive changes in mood, and Borg scale was significantly increased after playing walking football, without increasing acute or chronic pain. The walking football is safe and moderate-intensity sports and induce positive changes in mood.