著者
井之口 有一 堀井 令以知 中井 和子 Y. Inokuti R. Horii K. Nakai
雑誌
西京大學學術報告. 人文 = The scientific reports of Saikyo University. Humanistic science
巻号頁・発行日
vol.10, pp.22_a-1_a, 1958-10-25

In Part I, we touched on the ancient court-lady speechs which have persisted in Daisyozi Amamonzeki nunnery. The present paper is an attempt to explain some linguistic circumstances in this nunnery. It is difficult to classify the extremely varied assertions which have been made connecting lingustic and nonlinguistic behavior. Therefore, in this paper, we will primarily ask three kinds of nonlinguistic questions : 1) What are the natures of human relation connected with Daisyozi and Imperial palace, of social circles and their manners and customs? 2) What are the year's regular functions in Daisyozi? (the Feast of the Seven Herbs of Health, Kazyo, the moonlight party and ancient customs etc.) 3) What kinds of education and recreation were done for the nuns? (the distinctive perception of public and private affairs, Kiyo and Otugi, Genzimonogatari cards and others) Thus, we intend to treat in next Parts on the correlation between some aspects of language and non-linguistic phenomena in this nunnery.
著者
吉田 豊 半澤 惠 桑山 岳人 祐森 誠司 池田 周平 佐藤 光夫 門司 恭典 渡邊 忠男 近江 弘明 栗原 良雄 百目鬼 郁男 伊藤 澄麿 Luis K. MAEZONO Enrique Flores MARIAZZA Gustavo A. Gutierrez REYNOSO Jorge A. Gamarra BOJORQUES 渡邉 誠喜 Yutaka Yoshida Hanzawa Kei Kuwayama Takehito Sukemori Seizi Ikeda Shuhei Sato Mitsuo Monji Yasunori Watanabe Tadao Ohmi Hiroaki Kurihara Yoshio Domeki Ikuo Ito Sumimaro Maezono K. Luis Mariazza Flores Enrique Reynoso Gustavo A. Gutierrez Bojorques Jorge A. Gamarra Watanabe Seiki
出版者
東京農業大学
雑誌
東京農業大学農学集報 (ISSN:03759202)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.62-69,

ペルーおよび日本国内で採取したラマ47頭,アルパカ27頭および両者の交雑種1頭とそのアルパカへの戻し交雑種1頭の計76頭の血液を用いて,19座位の血液タンパク質・酵素型を電気泳動学的に解析し,以下に示す成績を得た。1)血漿タンパク質 : Albumin, Haptoglobin,血漿酵素 : Alanine aminotransferase, Aspartate aminotransferase, γ-Glutamyltranspeptidase,赤血球タンパク質 : Haemoglobin,ならびに赤血球酵素 : Acid phosphatase, Catarase, Glucose-6-phosphate dehydrogenase, Phosphoglucomutase, Phosphohexose isomeraseの計11座位では多型は認められなかった。2)血漿タンパク質4座位 : Post-albumin(Po),Gc-protein(Gc),Transferrin(Tf)およびγ-globurin field protein(γG),血漿酵素3座位 : Amylase(Amy),Creatine kinase(CK)およびLeucine aminopeptidase(LAP),ならびに赤血球酵素1座位 : EsteraseD(EsD)の計8座位に多型が認められた。これら8座位のうちTfでは6型,PoおよびGcでは4型,γ-G, AmyおよびEsDでは3型,LAPおよびCKでは2型が認められた。ラマおよびアルパカにおけるこれら8座位の総合的な父権否定率は,0.931および0.867であった。3)ラマとアルパカとの間で血液タンパク質・酵素型を比較したところ,Gc, AmyおよびEsDにおいて種間差が認められた。すなわち,GcおよびAmyでは両種で共通な易動度を示すバンド以外に各々種特有の易動度を示すバンドが存在し,またEsDでは両種間でバンドの易動度が異なっていた。4)ラマとアルパカの交雑種,ならびにアルパカへの戻し交雑種の血液タンパク質・酵素型はラマあるいはアルパカと共通であった。5)CKおよびEsDを除く,17座位の遺伝子頻度に基づいて算出したラマとアルパカとの間の遺伝的距離は0.035であった。以上の成績から,血液タンパク質・酵素型の解析はラマおよびアルパカの集団の遺伝子構成を推定する上で有力な指標となることが明確となった。一方,ラマとアルパカが遺伝的に極めて近縁な関係にあることを裏付けるものと判断された。Blood samples of llamas and alpacas were classified by using electrophoretic procedures in the polymorphism at 19 loci. Electrophoretic variation was found for 8 loci, namely plasma proteins : post albumin (Po), Gc protein (Gc) and transferrin (Tf) and γ-globurin zone protein (γG), for plasma enzymes : amylase (Amy), creatine kinase (CK) and leucine aminopeptidase (LAP), and for red cell enzyme : esteraseD (EsD). Synthetic probabilityes of paternity exclusion about the 8 loci for llamas and alpacas were 0.931 and 0.867, respectively. No variants were found for plasma proteins : albumin and haptoglobin, for plasma enzymes : alanine aminotransferase, aspartate aminotransferase and γ-glutamyltranspeptidase, for red cell haemoglobin, and for red cell enzymes : acid phosphatase, catarase, glucose-6-phosphate dehydrogenase, phosphoglucomutase and phosphohexose isomerase. Nei's genetic distance between llamas and alpacas on the 17 loci (except CK and EsD) was 0.035. Preliminary estimate of the genetic distance measure may suggest that llamas and alpacas are more likely related as subspecies than as separate species.
著者
浅川 満彦 織田 銑一 原田 正史 成田 裕一 子安 和弘 チェチューリン A. I. ドブロトボルスキー A. K. パノフ V. V. ボロデイン P. M. フェドロフ K. P.
出版者
日本生物地理学会
雑誌
日本生物地理學會會報 = Bulletin of the Bio-geographical Society of Japan (ISSN:00678716)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.11-14, 1995-11-20
被引用文献数
1

As a part of the Science Exchange Program between Nagoya University and Russian Academy of Sciences, heligmosomid nematodes of the small mammals captured in the adjacent area of Akademgorodok City, West Siberia, Russia was investigated in summer, 1994. The host materilas of the survey were 27 individuals of the Soricidae and 60 individuals of the Muridae, and its specific names were shown below; Sorex araneus, S. caecutiens, S. isodon, S. minutus, S. tundrensis, Apodemus agrarius, A. peninsulae, Clethrionomys glareolus, C. rufocanus, C. rutilus, Microtus agrestis, M. arvalis, M. gregalis and M. oeconomus. Among them, Longistriata depressa was obtained from S. araneus, S. isodon, S. minutus and S. tundrensis, and Heligmosomoides neopolygyrus was obtained from A. agrarius and A. peninsulae, respectively. However, there was no heligmosomid obtained from the genera Clethrionomys or Microtus. This is the first host record of L. depressa from S. isodon and S. tundrensis, and the locality record of H. neopolygyrus from West Siberia.
著者
スセーラ M. R. トッポ K.
出版者
国立科学博物館
雑誌
Bulletin of the National Museum of Nature and Science. Series B, Botany (ISSN:18819060)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.105-114, 2007-12

The present paper is an exclusive contribution of the desmid flora of Sikkim Himalayas, India. Thirty-one species of genus Cosmarium Corda, two species of Penium and seven species of Euastrum (Desmidiales, Chlorophyceae) were identified from the samples collected during 2000 and 2001 from Sikkim Himalayas. Taxonomic description and some morphological variations of desmid species are discussed in this paper. All the taxa have been reported for the first time from the study area.
著者
Vogel Ronald K.
出版者
東京都立大学都市研究センター
雑誌
総合都市研究 (ISSN:03863506)
巻号頁・発行日
no.69, pp.201-218, 1999-09

世界各地で大都市政府が弱体化したり解散に追い込まれている一方で、、東京都は統一自治体の典型例としての地位を保っている。だがその東京都も岐路に立たされている。たとえば都の行政単位である特別区は自治の拡大を要求しているが、国の政府は中央の権力を維持しつつも行財政は地方に移管しようと検討している。国土の均衡ある発展と一極集中防止対策の効果がさほど上がらない一方で、大都市圏の拡大は進んでいる。そして21世紀を目前にして、東京都は不況とそれに伴う財政難という問題に直面している。政府・自治体間関係の変化という東京の問題は、アメリカの大都市地域が直面する問題でもある。確かに東京都は、単一国家でありアメリカとは文化も大きく異なる日本において行政を展開しているが、中央集権化と分権化という2つの圧力のせめぎあいという点では、アメリカの大都市地域も同じような状況にあるのである。東京の都市部の拡大は、都市の境界線の拡張を伴うものではなかった。現在の東京都は、都市の政府としてはもはや大きすぎる。しかし都政では、依然として特別区に対する行政サーピスの提供に目が向けられている。23区の重視は一方で、多摩地域の各市町村の軽視につながりかねない。これら市町村は自治体に義務づけられたサービス(東京都が23区内で提供しているもの)を提供しなければならないが、23区とは異なり、都区財政調整制度の対象からははずれている。財政逼迫のおり、都からの補助金は多摩地域の大多数の市町村にとって十分とはいえない。同時に、大きすぎる東京都は、近隣3県を含む(首都圏8県に及ぶという説もある)真の意味での大都市圏を統治するには小さすぎるとも言える。戦後50年間続いてきた大都市行政制度を改革しようと、区、都、自治省、内閣、国会では10年近くも調査や話し合いが続けられてきた。1998年、都区制度改革の最終報告書が関係機関等の了承を得て、関連法案が国会で可決された。改革では、現在は都が実施している清掃や都市計画などの事業が、2000年までに区に移管される。だが改革が完全に実施されるかどうか、次のように疑問視する向きもある。1)区の受入れ体制が十分かどうか。2)権限委議が財政改革を伴うものかどうか。現在都が徴収して特別区に交付している金額を大幅に引き上げる必要がある。しかし財政問題の検討は事業移管後へと先送りされており、しかも交付額を決めるのは都である。3)事業全ての移管が可能かどうか。区によっては自区内で清掃工場が確保できない、あるいは移管は民営化の促進と組合の弱体化につながるとして、清掃組合の反発も予想される。都区制度改革に対する批判は、次の4点である。1)より上位の政府、特に都への財政依存が続くため、特別区が完全な自治体として生まれ変わるかどうか大いに疑問である。特別区への期待が高まる一方で、財源不足からサーピスの縮小という懸念もある。2)東京都の行政区分は、もはや実際の都市圏に適合したものではない。東京都の管轄地域の人口は、首都圏一都三県の3分の1にすぎない。改革を通じて、都は市(区)へのサーピス提供という重荷から解放され、広域行政に専念できるようになり、従って地域の決定権が強まるという期待もある。しかし都県の範囲を超えた地域全体について、どのような効果的な計画や決定を打ち出せるかについての検討や研究は先送りされている。3)改革は、特別区間、都、国との間で歳入をどう分配し、どの政策を優先させるかについての対立激化という、予想し得ない結果となりかねない。アメリカでも政府聞の対立は大いに非難されているが、対立はアメリカの政治文化や、連邦政府や合衆国憲法などの制度と相容れないものではない。しかし、単一制度で、政治においても合意が重視される日本ではそうではない。4)改革によっても、都の中における多摩地域の自治体と特別区との差は解消しない。チャールズ・ピーアド、ウィリアム・ロブソンなどの学者は長年、1つの広域的な大都市政府のもとに都市と郊外部の双方を置くべきだと主張してきた。最近ではこれが、巨大で、非効率で、期待に応えられない官僚制度につながると懸念されている。確かに公共選択学派は、集権化の問題に焦点をあてるのに成功した。だが、公共選択市場学説に基づく分権化は、自治の拡充ではなく放棄につながる。一方、ピーター・セルフは、地域政府(集権化)は必要だが、市民の意識を向上させる中核都市(分権化)をなくす必要はないとする、より実際的な大都市行政を提唱した。さらに分権推進派のマリー・ブックチンは、自治体連合こそが地域間協力を行う手段だとしつつ、さらに徹底的な分権を唱えている。特別区の強化は分権化を加速させるだろうが、財政改革をともなわないとこの努力も無駄になってしまう。この分野におけるピーアドやロプソンなどの古典的著書は、依然として都市のあり方や大都市行政を理解する上で役立つものだ。そして問題ごとの処方筆の中にはまだあてはまるものもある(ロブソンが提唱した区の規模、財政改革の必要性、特別区・市町村制度の廃止)。だが、都市圏行政のための統一大都市政府という枠組みは、21世紀を目前にした今日の都市社会にそぐわないもととなっている。今日、大都市政府が失敗するのは、政治的な存立(または拡大)基盤を持ち得ないためである。さらに大都市政府の領域は空間的に広がりすぎ、対象人口も多くなりすぎ、効率的な行政は望めなくなっている。今後は、政府・自治体の縦横のつながりを強化するような新たな別の方法を模索し、市民へのアカウンタピリティを向上させるような仕組みを強化すべきだろう。その意味においては、セルフとブックチンの考え方の方が、来世紀の東京、そして世界各地の大都市の行政制度を構築する上で参考となると思われる。本研究は、1997~98 年のフルブライト研究奨学金を得て、客員研究員として東京都立大学都市研究所に在籍した際に実施された。指導・助力を頂いた同研究所の福岡峻治、柴田徳衛の両先生と、資料翻訳や通訳の面で協力を得た佐藤綾子氏に感謝したい。本研究の第1稿は、1998年9月3日~6日にボストンで開催されたアメリカ政治学会の会合で発表された。At a time when metropolitan governments have been weakened or dismant1ed, Tokyo Metropolitan Government (TMG) exemplifies the model of integrated metropolitan government. Yet. TMG is at a cross-roads. The 23 special wards (ku), administrative units of TMG, are demanding greater local autonomy. The central government seeks to devolve administrative and fiscal policy while retaining central authority. Efforts to bring about balanced growth and limit over concentration are meeting with limited success while the metropolis continues to expand outwards. As the millenium approaches, Tokyo finds itself constrained by the economic slump and associated fiscal strain. This paper reports on a case study of changing intergovernmental relations in Tokyo.
著者
Nanako YAMASHITA-KAWANISHI Ryoma SAWANOBORI Kosuke MATSUMIYA Akiko UEMA James K. CHAMBERS Kazuyuki UCHIDA Hidekatsu SHIMAKURA Masano TSUZUKI Chia-Yu CHANG Hui-Wen CHANG Takeshi HAGA
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.18-0089, (Released:2018-06-05)
被引用文献数
21

Association of felis catus papillomaviruses (FcaPVs) with feline squamous cell carcinoma (SCC) has been reported worldwide, while there is limited information about FcaPVs in Asia. In this study, 21 feline SCC biopsy samples from cats in Japan were analyzed by PCR with PV consensus primers and type-specific primers for FcaPV type 2 (FcaPV-2), FcaPV-3 and FcaPV-4 designed in this study. Sequence analysis revealed that one sample was FcaPV-3, and two were FcaPV-4. In both FcaPV-4 positive samples, 334th tryptophan in L1 ORF was deleted compared with the reference sequence. Moreover, immunohistochemistry showed that p16 protein was positive in both FcaPV-4 detected samples. This study would contribute to the molecular epidemiological and pathological understanding of FcaPV in Japan.
著者
Dominique N. Price Nitesh K. Kunda Pavan Muttil
出版者
Hosokawa Powder Technology Foundation
雑誌
KONA Powder and Particle Journal (ISSN:02884534)
巻号頁・発行日
pp.2019008, (Released:2018-03-31)
参考文献数
95
被引用文献数
27

Significant progress has been made over the last half-century in delivering therapeutics by the pulmonary route. Inhaled therapeutics are administered to humans using metered-dose inhalers, nebulizers, or dry powder inhalers, and each device requires a different formulation strategy for the therapeutic to be successfully delivered into the lung. In recent years, there has been a shift to the use of dry powder inhalers due to advantages in the consistency of the dose delivered, ease of administration, and formulation stability. Numerous preclinical studies, involving small and large animals, have evaluated dry powder drugs, vaccines, and immunotherapeutics delivered by the pulmonary route. These studies used different dry powder delivery devices including nose-only, whole-body, and intratracheal administration systems, each of which works with different aerosolization mechanisms. Unfortunately, these delivery platforms usually lead to variable powder deposition in the respiratory tract of animals. In this review, we will discuss obstacles and variables that affect successful pulmonary delivery and uniform powder deposition in the respiratory tract, such as the type of delivery device, dry powder formulation, and the animal model used. We will conclude by outlining factors that enhance the reproducible deposition of dry powders in the respiratory tract of preclinical animal models and identifying knowledge and technology gaps within the field. We will also outline the important factors necessary for successful translation of studies performed in preclinical models to humans.
著者
Chung-Chuan YANG Chun-Chieh WU Kevin K. W. CHEUNG
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
pp.2018-009, (Released:2017-12-15)
被引用文献数
1

The steering flow analysis based on potential vorticity (PV) diagnosis is used to examine the reasons why the National Centers for Environmental Prediction Global Forecast System (NCEP-GFS) model showed large track forecast errors with over-recurving movement in Typhoon Fengshen (2008). In particular, two forecasts initialized at 0000 UTC 19 and 20 June 2008 are demonstrated in this study. The deep-layer-mean (DLM) steering flow between 925 and 300 hPa with tropical cyclone components filtered out is directed to the west or northwest in the analysis field, which can account for the continuous westward and northwestward movement in the best track. However, the DLM steering flow is shown more toward the north in the forecast fields. Four distinct PV features associated with the corresponding subtropical high, monsoon trough, continental high, and midlatitude trough are identified to diagnose their balanced steering flows around the storm. The result based on PV analysis indicates that the reduced westward steering flow in the forecast field is mainly attributed to the subtropical high which is over-predicted to extend southwestward, as well as the continental high with underestimated coverage, as characterized by the geopotential height at 500 hPa. The steering flow associated with the monsoon trough plays an essential role while Typhoon Fengshen (2008) experiences northward recurvature in both analysis and forecast fields. Therefore the associated reduced westward steering flow in the NCEP-GFS model leads to the over-recurvature of Fengshen.
著者
K. Saruhashi
出版者
Japan Meteorological Agency / Meteorological Research Institute
雑誌
Papers in Meteorology and Geophysics (ISSN:0031126X)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.38-55, 1955-08-30 (Released:2012-12-11)
参考文献数
10
被引用文献数
16 29

It is of importance to study the behaviour of carbonic acid substances dissolved in natural water in order to know the chemical properties of the water. Acidity or alkalinity method has been generally used for this purpose for a long time. But this method often leads to erroneous results.The present auth or proposed that a better way is to determine first the amount of total carbonic acid, pH and temperature, and then to calculate theoretically the amount of H2CO3, HCO3- and CO3- using equilibrium constants between them.However, such a calculation is too laborious for every analyst, and therefore the author completed tables convenient for use containing calculated values of molar fractions of each carbonic acid substance for different temperature and pH in fresh water and sea water. In these tables, one can find any necessary values of molar fraction when the total amount of carbonic acid, temperature and pH of waters are given. By the use of this method, exact determination of the amount of each carbonic acid substance in water is made possible.
著者
Murase Mayumi Tajima Yuko Okamoto Minoru Matsuishi Takashi Yamada Tadasu K. Asakawa M
出版者
酪農学園大学
雑誌
Research of One Health (ROH)
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.13-17, 2014-03

Postmortem examination was performed on a female western gray whale (Eschrichtius robustus) stranded at Tomakomai-shi, Hokkaido, Japan in August, 2007, and amphipod whale lice (Cyamus scammoni) and cirripedian epizoites (Cryptolepas rachianecti) were obtained. The histopathological investigation of the epizoites was given. 2007年8月、北海道苫小牧市の海岸でストランド(座礁)したコククジラ(Eschrichtius robustus) 雌1個体の外部寄生虫クジラジラミ類(Cyamus scammoni)と着生生物フジツボ類(Cryptolepas rachianecti)について、日本では千葉に続き二例目の記録をした。また、C. rachianectiの着生部位における組織病理学的検索も実施した。
著者
Takahiro USHIGUSA Yoshiyuki KOYAMA Tomoko ITO Kenichi WATANABE James K. CHAMBERS Aya HASEGAWA Kazuyuki UCHIDA Ryoji KANEGI Shingo HATOYA Toshio INABA Kikuya SUGIURA
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.17-0466, (Released:2018-01-01)
被引用文献数
6

By using a complex of DNA, polyethylenimine and chondroitin sulfate, the in vivo transfection of early secretory antigenic target-6 (ESAT-6) gene into tumor cells was found to cause significant suppression of the tumor growth. In order to apply the method in clinical cancer treatment in dogs and cats, mechanisms underlying the suppressive effects were investigated in a tumor-bearing mouse model. The transfection efficiency was only about 10%, but the transfection of ESAT-6 DNA nevertheless induced systemic immune responses against ESAT-6. By triple injection of ESAT-6 DNA at three day intervals, the tumor was significantly reduced and almost disappeared by 5 days after the start of treatment, and did not increase for more than 15 days after the final treatment. In the immunohistochemistry, a larger number of dendritic cells (DCs)/macrophages expressing ionized calcium-binding adapter molecule 1 and CD3+ T cells was observed in tumors treated with ESAT-6 DNA, and their population further increased significantly by day 5. Moreover, the amount of tumor necrosis factor, which is an apoptosis-inducing factor produced mainly by DCs/macrophages, was greater in the ESAT-6 DNA treated tumors than in controls, and increased with repeat of the treatment. These results indicate that in vivo transfection of ESAT-6 DNA into tumor cells elicits significant inhibition of tumor growth, by inducing potent activity of innate immunity mediated by DCs/macrophages, which may be followed by adaptive immunity against tumor associated antigens, which was elicited by the costimulation with ESAT-6 antigen.
著者
Meina TEI Kazuyuki UCHIDA James K. CHAMBERS Ken-ichi WATANABE Takashi TAMAMOTO Koichi OHNO Hiroyuki NAKAYAMA
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.17-0447, (Released:2017-12-04)
被引用文献数
5

Amyloid A (AA) amyloidosis, a fatal systemic amyloid disease, occurs secondary to chronic inflammatory conditions in humans. Although persistently elevated serum amyloid A (SAA) levels are required for its pathogenesis, not all individuals with chronic inflammation necessarily develop AA amyloidosis. Furthermore, many diseases in cats are associated with the elevated production of SAA, whereas only a small number actually develop AA amyloidosis. We hypothesized that a genetic mutation in the SAA gene may strongly contribute to the pathogenesis of feline AA amyloidosis. In the present study, genomic DNA from four Japanese domestic cats (JDCs) with AA amyloidosis and from five without amyloidosis was analyzed using polymerase chain reaction (PCR) amplification and direct sequencing. We identified the novel variation combination of 45R-51A in the deduced amino acid sequences of four JDCs with amyloidosis and five without. However, there was no relationship between amino acid variations and the distribution of AA amyloid deposits, indicating that differences in SAA sequences do not contribute to the pathogenesis of AA amyloidosis. Immunohistochemical analysis using antisera against the three different parts of the feline SAA protein—i.e., the N-terminal, central, and C-terminal regions—revealed that feline AA contained the C-terminus, unlike human AA. These results indicate that the cleavage and degradation of the C-terminus are not essential for amyloid fibril formation in JDCs.
著者
Nakayama K. Sato T. Dobashi T. Terashima K. Souma S. Matsui H. Takahashi T. Campuzano J. C. Kudo K. Sasaki T. Kobayashi N. Kondo T. Takeuchi T. Kadowaki K. Kofu M. Hirota K.
出版者
American Physical Society
雑誌
Physical review B (ISSN:10980121)
巻号頁・発行日
vol.74, pp.054505, 2006-08
被引用文献数
26

We have performed systematic angle-resolved photoemission spectroscopy (ARPES) on single-layered cuprate superconductor Bi2Sr2CuO6+delta to elucidate the origin of shadow band. We found that the shadow band is exactly the c(2×2) replica of the main band irrespective of the carrier concentration and its intensity is invariable with respect to temperature, doping, and substitution constituents of block layers. This result rules out the possibility of antiferromagnetic correlation and supports the structural origin of shadow band. ARPES experiments on optimally doped La1.85Sr0.15CuO4 also clarified the existence of the c(2×2) shadow band, demonstrating that the shadow band is not a unique feature of Bi-based cuprates. We conclude that the shadow band is related to the orthorhombic distortion at the crystal surface.
著者
Mun Keong KOK James K. CHAMBERS Atsushi DOHATA Kazuyuki UCHIDA Ryohei NISHIMURA Hiroyuki NAKAYAMA
出版者
公益社団法人 日本獣医学会
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.79, no.6, pp.984-987, 2017 (Released:2017-06-10)
参考文献数
15
被引用文献数
4

A 10-year-old mixed breed dog was presented with a 0.8 cm diameter mass below the left eye region. The mass was surgically removed and processed for histopathological examination. Microscopically, tumor cells proliferated in small lobules, nests and cords, and the tumor parenchyma was separated by desmoplastic stroma. Majority of the tumor cells were periodic acid-Schiff (PAS)-positive, and the desmoplastic stroma was densely collagenous and mucinous. Immunohistochemical results showed that the tumor cells were diffusely positive for cytokeratin 15, cytokeratin 19 and CD 34, while cytokeratin 8 reactivity was limited to the tumor cells proliferating in cords. Few tumor cells were positive for nestin. Based on the histopathological findings, the tumor was diagnosed as desmoplastic tricholemmoma.