著者
高原 光 伊藤 孝美 竹岡 政治
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.4, pp.143-150, 1988-04-01
被引用文献数
3

福井県三方郡三方町黒田の水田下から掘り出された食痕のある2本の埋没木について, ^<14>C年代測定および材組織による樹種の同定を行った。また, 材に残されていた食痕および幼虫の頭殻についてスギカミキリのものと形態の比較を行った。さらに, これらの材が埋没していた泥炭層の花粉分析を行い当時の森林構成を調べた。その結果, 過湿な立地上に形成されたハンノキ属の樹木をともなうスギの天然林において, 少なくとも約3,000年前にスギカミキリが生息し, スギに加害していたことを認めることができた。このスギカミキリ被害材はこれまでに発見されたもののなかで最も古い年代のものであった。さらに, スギカミキリは少なくとも完新世後期には, すでに日本に生息していた昆虫であると考えられた。
著者
水本 晋
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.11, pp.437-439, 1956-11-25

コゲイロカイガラタケ, ヒロハノキカイガラタケ, キチリメンタケ及びキカイガラタケの侵害を受けて木材が腐朽する場合に, 温度によつて如何なる影響を受けるかを知らんとし, アカマツ, ツガ及びモミの材片を用いて実験を試みた結果, コゲイロカイガラタケでは28℃, ヒロハノカイガラタケ, キチリメンタケ及びキカイガラタケでは何れも32℃で腐朽の最大値を示した。菌糸の発育に対する適温はコゲイロカイガラタケが26°〜28℃, ヒロハノキカイガラタケ外2菌が32°〜34℃であつたところからして, これら4種の菌では腐朽に対する適温と菌糸の発育に対する適温とがほぼ一致するものと見なされた。
著者
中路 達郎 武田 知己 向井 譲 小池 孝良 小熊 宏之 藤沼 康実
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.85, no.3, pp.205-213, 2003-08-16
被引用文献数
3

4年生ニホンカラマツ(Larix kaempferi Sarg.)植林地において,夏季の葉群の分光反射率と,純光合成速度,クロロフィル蛍光および葉内色素の日変化を同時に観測し,葉内色素量や光合成活性と分光反射指標(NDVIおよびPRI)の関係を検討した。日変動を示したNDVIとPRIはともに,葉内のクロロフィル濃度や総カロテノイド濃度と有意な相関関係になかった。NDVIは,純光合成速度との間には正の相関が認められたが,弱光条件下では,その関係にばらつきが生じた。PRIはキサントフィルサイクルの酸化還元状態を反映し,光合成における光利用効率と光化学系II量子収率の日変動との間に正の相関関係にあった。光合成活性との間の相関係数は,NDVIよりもPRIで高い値が得られた。以上の結果より,カラマツの光合成の日変化に注目した場合,リモートセンシングによって得られるPRIは,光合成の光利用効率を評価する指標として有効であることが明らかになった。
著者
藤井 禧雄
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.1-5, 1969-01-25

二脚の台の上に置かれた角材を, さまざまの条件下で(Table 1参照)鋸手に支えられたチェンソーで玉切った。そしてその際チェンソーのハンドル部位に生ずる振動加速度(G表示)を, 非接着型加速度変換器を通して, おのおのが直角な三方向別に記録し, それらを分散分析法を用いて解析した。実験は二段階に分かれている。第1段階は, チェンソー自体の特性(その馬力数, 原動力の種類)がチェンソーの振動におよぼす影響を考察するために, スティール(6馬力型), ホームライト(5馬力型), 電動型(1.35馬力)を用いて予備実験を行なった。そして次の点を明らかにした(Table 2参照)。1.チェンソーに生ずる振動は, チェンソーの馬力数や原動力の種類によって大きく支配されている。2.切削時に比べれば低いけれども, しかし空転時ですでにかなり高い振動加速度が生じている。3.左右切歯の各角度およびデップス量の不揃いは, 振動加速度を増加させる。第2段階は主実験で, 供試機としてホームライトZIPを用い, Table 1の因子を直交配列表L_<64>, に割付けて64のさまざまな切削条件下で玉切実験を行なった。その結果は次のとおりである。1.あらゆる切削条件を通じての平均振動加速度は8.4Gであり, 最大値は12.9G, 最小値は5.1Gであった。この平均値を方向別に示すと, Cμ : P. : C_⊥=2.9G : 4.0G : 6.7Gであった。2.角材の木口幅, デップス量, 樹種, エンジンの回転数, 交互作用角度i×回転数は1%の危険率で有意であったが, 最も興味のあった角度β, iおよびその交互作用は有意でなく, 他の因子に比べればチェンソーの振動にさしたる影響を与えるものではないことが明らかになった。3.しかし, 両角度の16の組み合わせごとの振動加速度を見ると, β=55°, i=5°の場合の7.5Gから, β=85°, i=50°の9.8Gまで2.3Gの差が現われた(Fig.2参照)。したがって結論としていえば, チェンソーに生ずる振動の大部分は両角度以外の要因に影響されるものであるが, チェンソーの稼動時の振動をより少なくするためには, 均一な, しかも適正な角度とデップス量を保持することも必要であるといえる。
著者
高木 正博 野上 寛五郎 仲川 泰則
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.86, no.3, pp.279-282, 2004-08-16
被引用文献数
5

南日本太平洋側の温暖多雨な気候と急峻な地形が山地小流域の降水に伴う増水時の渓流水の無機成分濃度の変動パターンに及ぼす影響を把捉するために,宮崎平野の西端の丘陵地帯に位置する面積2.4haの針葉樹人工林小流域において,1年間にわたり12の増水イベントの観測を行った。その結果,1)季節,降水量,先行降雨指数および増水前流量に依存しない増水時のEC,pH,Na^+,Mg^<2+>,Ca^<2+>,およびCl^-の減少とNO_3^-の増加,2)夏期の増水時の硝酸濃度の顕著な上昇,3)明瞭なフラッシング,の3点が特徴として明らかになった。1点目は急峻な地形による卓越しやすい土壌水の影響が,2点目は国内でも著しいこの地域の夏期の高温と多雨の影響が表れていると推測された。
著者
岩本 慎吾 佐野 淳之
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.80, no.4, pp.311-318, 1998-11-16
被引用文献数
6

鳥取大学蒜山演習林の落葉性広葉樹二次林のササ型林床における稚樹の成育様式について解析した。樹高2 m以上の上木の出現種数は25種で, 樹高2 m未満の稚樹はカエデ類を始めとする17種が出現した。チシマザサの桿密度(平均±標準偏差)は23.4±9.0 m^<-2>, 桿高は121.0±14.9 cm, 乾燥重量は453.9±260.5 g・m^<-2>であった。稚樹の分布様式は集中分布で, ササ現存量と負の分布相関を示した。稚樹の樹齢構造より, ウリハダカエデとミズナラに比べ, イタヤカエデ, コハウチワカエデ, ヤマモミジ, ウワミズザクラは耐陰性が高いと考えられた。伸長成長量は, 最も高いウワミズザクラで2.81±1.35 cm・year^<-1>と低く, ササ高を超えるには数十年を要するため, これらの稚樹がササの被圧から抜け出すのは難しいと推察された。稚樹密度のピークは, ササ量指数3,000 cm・m^<-2>(乾燥重量466.3 g・m^<-2>)未満にあり, ササ現存量をこれ以下にコントロールすることが, ササ型林床における天然更新の条件になると考えられる。
著者
森 徳典 井上 敞雄
出版者
日本林學會
雑誌
日本林学会誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.p43-50, 1986-02
被引用文献数
7 3

線虫接種後にクロマツ樹幹のエチレン生成は著しく促進され, そのピークは樹脂分泌異常が起こる前後に一度ずつ出現した。しかし, 接種木が枯れずに回復したような場合には, 最初のエチレン生成促進だけで終わった。また, テーダマツやジェフリーマツなどの抵抗性樹種でも, 最初の促進ピークだけは認められた。最初のエチレン生成促進は, 程度の差はあるが, 接種木すべてにみられた反応で, 接種線虫の樹体内移動と関係が深いことが示唆された。市販のセルラーゼをマツ切枝片に与えると, 線虫の場合と同様にエチレン生成の促進が生じた。一度凍結して線虫を殺した懸濁液でもかなりのエチレン生成が認められたが, 煮沸液ではほとんど認められなかった。セルラーゼのこの促進作用は, 切枝では, 抵抗性と感受性マツの間ではっきりした差を示さなかった。以上のことから, 線虫接種木におけるエチレン生成は, 線虫自身によって引き起こされること, そして, その大部分は線虫が分泌するセルラーゼのエチレン生成促進作用に帰せられることがわかった。
著者
生原 喜久雄 相場 芳憲
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.64, no.1, pp.8-14, 1982-01-25
被引用文献数
8

群馬県勢多郡東村にある東京農工大学演習林でスギ・ヒノキ壮齢林の小流域における養分循環と養分収支について調査した。林内雨量および樹幹流量はそれぞれ林外雨量の84%, 4%であった。蒸発散量は林外雨量の63%であった。林床へ供給される1年間の養分量はスギ林でN : 76kg/ha, K : 30kg/ha, Ca : 151kg/ha, Mg : 11kg/ha, 尾根部を占めているヒノキ林でN : 62kg/ha, K : 17kg/ha, Ca : 75kg/ha, Mg : 9kg/haであった。スギおよびヒノキ林ともに林床へ供給される養分量のうち樹幹流の占める割合は10%以下で, 林内雨の占める割合はN, Ca : 20〜30%, K : 60〜70%, Mg : 40%であった。これらのスギ林とヒノキ林からなる壮齢林分の1年間の養分収支(林外雨-渓流への流出量)はN : +4.2kg/ha, K : +3.4kg/ha, Ca : -4.6kg/ha, Mg : -1.4kg/haであった。1年間の養分還元量(林内雨+樹幹流+落葉・落枝類-林外雨)はN : 63kg/ha, K : 18kg/ha, Ca : 107kg/ha, Mg : 8kg/haであった。
著者
石田 仁
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.78, no.4, pp.410-418, 1996-11-16
被引用文献数
5

コナラ-アカマツ二次林(旧薪炭林)主要高木性樹種の更新特性を解明する目的で,閉鎖林分における各種の樹高階別分布密度のパターン(樹高分布タイプ)と更新樹の分布および伸長成長の関係について検討した。樹高分布タイプから,I型:林冠層付近にのみ分布する樹種, II型:林冠層付近および林床に不連続的に分布する樹種, III型:低い樹高階ほど分布密度が高い樹種,の3タイプの種群が見出された。I,II型の樹種がいずれも高木性樹種であったのに対して, III型の樹種は1種(コシアブラ)を除き林冠層に到達しない小高木性樹種で,成熟した森林にも多く分布する樹種であった。閉鎖林内において,II型の更新樹は5年以上生存することがなかったのに対して,III型の更新樹は長期間生存し緩慢に伸長成長を持続していた。I,II型の樹種の伸長成長速度はIII型樹種のそれよりも大きく,温帯林の先駆樹種の値に準じていた。閉鎖林分における構成樹種の樹高分布は,更新樹の耐陰性(閉鎖林冠下での生存期間)とよく対応し,伸長成長の特性を予測する一指標となることが示唆された。
著者
鳥居 春己
出版者
THE JAPANESE FORESTRY SOCIETY
雑誌
日本林学会誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.71, no.10, pp.417-420, 1989-10-01 (Released:2008-12-18)
参考文献数
10
被引用文献数
2

The food habits of the Japanese black bear, Selenarctos thibetanus, were studied by scat content analysis in the headwaters of the Ohwi River in Shizuoka Prefecture, central Japan. Fifty scats were collected from May to December from 1981 to 1984 in the low mountainous zone (about 1, 000_??_1, 600m in altitude). The contents were classified into six categories: namely, seeds and fruits, leaves, branches and wood fragments, other vegetable matter, insects, and the other items. The black bear was omnivorous mainly depending on vegetable foods; it amounted to 98.5% of the total dry weight of the contents. Seeds and fruits were detected in summer through fall, and buna (Fagus crenata) and mizunara (Quercus mongolica) were staples of the diet in the period before hibernation. Most of leaves were detected in spring and summer. Branches and wood fragments were detected in all seasons. Other vegetable matters were small both in amount and frequency. All animal matter consisted of adult insects were of some importance in the diet during summer and fall. The nests of Hymenoptera sp. were detected in summer.
著者
小林 一三 山崎 三郎 黒田 敏夫
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.21-28, 1973-01-25
被引用文献数
1

茨城県下から採集したマツカレハ幼虫を材料として, 人工照明の影響のない3m×3m×2.5mの大型ケージを用いて成虫の羽化の様子とその後の成虫の行動を調べたところ, 次のような結果を得た。1)羽化は7月中旬を盛期として行なわれ, その羽化曲線はピークが羽化開始日の方に傾き, 尾を終了日の方へひいた型となった。この傾向は雌よりも雄の方が著しいため, 羽化期を通じての毎日の羽化成虫の性比は初期には0.5より小さく, 盛期に0.5,後期には0.5より大と漸増した。2)1日における羽化時刻は午後5時から11時までの間であって, 雄は雌よりも早い時刻に羽化し, そのピークは日没前の7時ころ, 雌では日没後の8時ころであった。この場合の雄雌のちがいは同型の曲線が約1時間のずれを持ったちがいであって, 1)の性比の変化と共に交尾を確実にする上で役立つものと思われる。3)羽化した成虫は30分ほどで翅の伸張を終え, 雄ではその後2時間ほどで飛行した。雌は翅の伸張を行なった場所に止まって深夜を中心とした時間帯に交尾を行なった。日中は静止を続け夕刻から活動を開始し, その後, 雌はただちに産卵を始め, 夜9時ころまでが産卵の時間であった。夕刻7時30分と明方4時を中心としたl0〜20分間にややはっきりとした飛行の集中する現象がみられた。
著者
青島 清雄 小林 正
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.9, pp.289-293, 1952-09-25
被引用文献数
1

マツの青変材の青変菌が死んでからの耐朽性を知る目的で, マツの青変菌Ceratostomella ips RUMB.2系統Graphium sp.及びLeptographium sp.夫々1系統をアカマツ辺材の試験片に接種して充分変色させてから蒸気殺菌して, マツノオオウズラタケ, ヒトクチタケ, シハイタケ, ワタグサレタケ及びチヨークアナタケを夫々の青変材に接種し, ワタグサレタケは6カ月後, 他の4種の腐朽菌は1年後に試験片の重量減少率を測定した。この結果からは青変材と健全材とは耐朽性に統計的に意味のある差異は見出せない。
著者
杉原 彦一 野口 昌巳 藤井 禧雄 安堂 誠
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.275-281, 1965-08-25

振子式木材切削試験器を用いて、単一のチェンソー歯の木材切削性能試験を行なった。そこで、チェンソー歯の諸角度(上刃にげ角、側刃すくい角)を数段階に変化させ、さらにそれが切削所要エネルギーに与える影響をより詳細に知るために、切削用木材試片の樹種(オオナラ、ブナ、スギ、ヒノキ、アカマツ、ラワン)、含水状態(気乾状態、飽水状態)を、又その切酎方向(a、b、c;Fig.3参照)、切込量(0.2、0.4、0.6mm)をも数段階に変化させ、上述の諸角度の変化と組み合わせその交互作用をも検討した。実験データの分析にあたっ.ては、分散分析を行ない、その結果について検討した。実験の結果、チェンソー歯にあっては、切削所要エネルギーを最小にするという観点からすれば、上刃刃先角(角度の名称はFig.2を参照)が一般的な55°の場合、上刃にげ角は4〜5°(よって、上刃すくい角は31〜30°)、側刃すくい角は30°〜40°の角度を取ることが最も好ましいことがわかった。
著者
中島 敦司 養父 志乃夫 櫛田 達矢 永田 洋
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.79, no.2, pp.69-75, 1997-05-16
参考文献数
18
被引用文献数
6

サザンカを3月18日にビニールハウスへ搬入し4月18日に再び自然の野外に移した。フラッシュの終了した5月8日に, 半数の個体に対して緩効性肥料(10-10-10)を1個体当り20g 施し, 5月12日, 6月11日, 7月11日, 8月10日, 9月9日の各日に, 18時間日長に調節した18℃恒温または25℃恒温のグロースチャンバー内か蛍光灯下の圃場に移したところ, 花芽の形成は5月12日に25℃および野外-長日に移した区で早くなった。また, 花芽の形成割合と土用芽の発生割合は負の関係にあった(γ=0.78)。さらに, 発育を続けている花芽を着生したままの葉芽は頂芽, 側芽ともに二次成長することはなかった。土用芽は同一節位上に形成された花芽が発育しなかったか, 形成された花芽のすべてが落下したか, 花芽を形成しなかった頂芽においてのみ認められた。そして, 開花率と土用芽の発生割合の間には有意な負の相関が示された(γ=-0.53)。この結果, サザンカの花芽と葉芽の発育および展開は相互に抑制する関係にあると考えられた。
著者
倉田 益二郎
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.11, 1939-11-10