著者
山岡 俊樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.89, 2012 (Released:2012-06-11)

GUIデザインを評価する評価する3種類の方法を提案した.1つは仕様書(コンセプトターゲット表)と一体となったGUIチェックリストである.2つ目は3つの評価項目で評価を簡便に行う方法(SUM)である.3つ目は様々なデータ解析が可能な本格的な評価方法(ユーザビリティタスク分析)である.3方法とも実験協力者がいなくとも,実験者自ら評価が可能である.また,データ解析が定量的にも行うことができる様に配慮されている.
著者
佐々木 俊弥 山崎 和彦
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.257, 2012 (Released:2012-06-11)

情報時代においては、コンピュータや通信に代表される情報技術の発展とグローバルな情報社会化が急速に進んでいる。その中で情報デザインは、20 世紀半ばに人々のために情報技術をヒューマナイズし、新しい知的生活環境を生み出す使命を持って生まれた。こうした歴史認識に立ち、未来を展望することで考えられるユーザインターフェースデザインの一つがアンビエントインターフェースである。モノが人の行動や状況をセンシングし、能動的に人にはたらきかけるというように、コミュニケーション作用やリアルタイム性が強調されるアンビエントインターフェースを新たなユーザ体験のデザインに生かせないかと考え、研究では1 人暮らしの学生の食生活に焦点を当てることにした。1 人暮らしの学生にとって食とは、直接健康に影響する日々の課題の1 つと言える。アンビエントインターフェースによって毎日の食のシーンが楽しくなる体験をデザインすることを目的とする。調査によってアンビエントインターフェースの定義を明確にすると共に、人間中心設計(HCD)の手法を用いてユーザエクスペリエンスデザインの観点から、プロトタイプを制作する。
著者
林原 泰子 石村 眞一
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.D11, 2004 (Released:2005-06-15)

日本における国産第1号家庭用電気洗濯機は,1930(昭和5)年に株式会社芝浦製作所の製造した攪拌式洗濯機「Solar」であるとされている。しかしながらこれは誤った認識であり,実際にはそれ以前に円筒式洗濯機が国産されている。この誤った認識は1977(昭和52)年の『東芝百年史』に起因するものであると考えられる。 「Solar」以前の輸入機を含む洗濯機は非常に高価であり,取り扱い企業もこれらの価格の引き下げ、つまり販売に対し積極的ではなかった。当時,家庭用電気洗濯機は産業としてさほど重要視されていなかったと考えられる。そのような状況下で、大企業の資本を背景に「Solar」は高価でありながらも生産が継続され,その結果,「Solar」の認知度は高まり,国産第1号機との誤った認識が生まれたと推測される。
著者
横山 一真 山岡 俊樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.90, 2012 (Released:2012-06-11)

本研究では情報機器のGUI画面を構成する要素の操作順序によって,ユーザの操作のナビゲーションを示すレイアウトパターンを構築した.まず,現在利用されている情報機器のGUI画面サンプルを収集した.次に,ユーザビリティチェックリストを利用しユーザにとって使いにくいGUI画面サンプルを分析対象から外したのち,GUI画面サンプルにおける構成要素の機能を定義した.次に,あるタスクを行う1画面において,GUI構成要素の機能の包含関係を形式概念解析で分析した.分析によって得られたコンセプトラティス図から,機能の流れを特定し,これを基本レイアウトパターンとした.
著者
山本 麻子
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.172, 2006 (Released:2006-08-10)

ヴィクトリア朝初期の一般家庭では、画一的な仕上がりのベルリン刺繍が人気だったが、これに批判的だった芸術家たちは、新しい技法である芸術刺繍を提案した。特にウィリアム・モリスは芸術刺繍の推進者となり、彼の思想に賛同する団体が数多く設立された。中でも1872年に開校された王立刺繍学校では、モリスは講師として関わり、図案も提供した。モリスらの働きかけにより、19世紀後半には芸術刺繍は一般のレベルにも広まり、室内装飾にも影響を与えた。
著者
佐藤 美穂 若林 尚樹
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.216, 2006 (Released:2006-08-10)

“影”は、我々の身の回に起こる物理現象である。また映画やアニメーションの表現手法の1つとして、影の非物理的な動きを利用した視覚的表現が、時刻や環境などの状況説明や、感情などの心理表現に多用されている。そこで本研究では、物理現象である影がアニメーションなどで利用される映像的表現を、再度実世界のインタラクティブコンテンツ上で表現するという試みを行い、従来の視覚的表現手法では困難であった、背景や状況を説明する上での、新たな表現手法としての影の表現の効果と役割について明らかにすることを目的とした。そこで映画・アニメーションなどを参考に、影の非物理的表現の調査と分類を試みた。さらにその分類結果を元に、インタラクティブインスタレーション作品を制作し、実際にユーザに体験してもらうことによって影の表現を利用したインタラクティブコンテンツの効果や特性の検討を行った。その結果、影のように日常にある何気ないものが変化することを利用した表現によって、今までにない情報を読み取り、考えることが可能となり、新たな情報伝達手法としての可能性が広がったのではないかと考えられる。
著者
新井 竜治
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.47, 2013 (Released:2013-06-20)

木檜恕一による家具図の変遷には、家具図における第三角投影法の定着過程が見られる。また寸法表記が尺寸からセンチメートルへと変化する過程が見られる。木檜恕一の初期の著作の家具図は『Modern Cabinet Work: Furniture and Fitments』(1909年)等の家具図を原図として、自ら新しく描き起こしたものであった。このように木檜恕一らが指導して定着させた近代日本における木製家具産業は、20世紀初頭の英国・米国の木製家具産業の標準的な製作方法を日本国内に適用したものであった。そして遅くとも1924(大正13)年までに、家具の標準設計及び標準加工品が存在するようになった。また同時期までに、標準設計を変更する能力と精密な原寸図を描く能力が家具製作業者に備わった。また昭和戦前期には、断面詳細図・原寸図・仕様書・見積書を作成する能力までもが備わった。そしてこれは、木檜恕一を始めとする木材工芸研究者たちによる全国の家具木工業者への集中的かつ熱心な教育普及活動の成果であった。
著者
齋藤 美絵子 嘉数 彰彦 末吉 陽子
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.F02-F02, 2007

現在、経済や社会の複雑化が、社会的・精神的なストレッサーの増加を引き起こし、その結果、多様なリラックスを目的とした商品やサービスを生み出してきた。人間は知的情報の8割を視覚から受信しており、これを利用することで、効果的にリラックスできるのではないかと考えられるが、現在視覚を利用した商品・サービスは数少ない。リラクセーションコンテンツはテレビやDVDで視聴できる視覚を利用したリラクセーション法であるが、その効果は客観的に実証されていない。本研究は実験により客観的にリラックス効果があると考えられる映像の要素を探ることが目的である。実験方法としては、被験者に様々なサンプル映像を視聴してもらい、視聴前後にストレス反応の測定とアンケート調査を行い、その結果であるストレス反応の客観的な増減と、被験者の自己判断を元にリラックスしたかどうかを判断する。
著者
村上 泰介
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.175, 2015 (Released:2015-06-11)

本研究は発達障害の研究を通して, 私たちの身体イメージを再考することを目的としている. 発達障害―主に自閉症スペクトラム―は対人相互的反応に問題を抱えている. 一方で定型発達―健常―は, 新生児のときより周囲の成人との関係を通して, 成人の属する社会で共有される意味によって世界を分節化し知覚している. それとは異なり発達障害の知覚は, 対人相互的に決定づけられる事無く, 原初的知覚を基盤に発達しているのではないだろうか. 筆者は福祉施設で実施されている舞踊家と発達障害の人とのダンスセッションを通して, 原初的知覚による身体的コミュニケーションを調査し対人相互的反応によって形作られない身体イメージを模索している.
著者
安井 重哉
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.16, 2013 (Released:2013-06-20)

本研究は,デッサンを通じて得られる「学び」についての研究であり、身体知や暗黙知など、デッサンの様々な効果を解明し、デザインのような創造的活動におけるデッサンの学びの意義を明確化することにつなげることを目的としている.そのために、本稿では,筆者自身を当事者としたデッサン実験を行ない,その実験データに基づきプロトコル分析を行ない、デッサンにおける外化を伴った思考プロセスを、フローチャートのような一般的な記述手法によってモデル化し,そこに考察を加えることによって,デッサンに潜む「学び」を明らかにすることを試みた.
著者
則竹 真和
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.22, 2015 (Released:2015-06-11)

本研究では1960年代日本でのイラストレーションという領域について述べる。宇野亜喜良と横尾忠則という二人のデザイナーが描いた、演劇集団・天井桟敷公演「毛皮のマリー」のポスターを比較することによって、 当時起こったイラストレーションという領域の形成がどのようなものであったか明らかにすることが目的である。研究を通してイラストレーションという領域を捉えるにあたって、絵画的であるか、デザイン・構成的であるかというふたつのコンセプトが考えられることがわかった。本研究で取り上げた 宇野は絵画とイラストレーションを区別しないで表現しているのに対し、横尾は絵画とイラストレーションを完全に異なるものだと認識していることがわかった。
著者
出原 立子 赤野 裕喜 脇坂 一希 川﨑 寧史
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.10, 2013 (Released:2013-06-20)

金沢の伝統工芸活性化を目指し、伝統工芸の魅力の伝え方として、これまでとは違った切り口から紹介する方法を検討し、若者に訴求できる伝統工芸の魅力発信の方法について提案し、実際にそれを実践してみることからその方法にについて考察を行った。金沢の伝統工芸の中でも代表的な加賀友禅の魅力を若者に伝え、興味関心を持ってもらうきっかけを作る方法を検討した。具体的には、メディア技術を活用した加賀友禅染めデジタル体験システム「Somect」を開発し、それを用いて体験型のイベントを街中において開催することを試みた。 加賀友禅染めデジタル体験システム「Somect」は、布でできたスクリーンを手で直接触れることで、加賀友禅の繊細な図柄を元に加賀五彩の彩色・ぼかし表現も自在にできるのが特徴で、手で布地を触れることで染め体験ができるインターフェースを用い、手仕事の技を伝えることをねらいとした。 本システムを使ったイベントを金沢の街中で実施し、そのイベント会場の設計・制作は建築学科の学生が担当し、システムのデザインと体験シーンのデザインの効果的なコラボレーションを行うことができた。
著者
等々力 心太朗 原田 泰
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.A13-A13, 2010

この研究は、リアルタイムドキュメンテーション(以下RTD)のスムーズでクオリティの高い活動を目指している。本研究は、特に紙媒体による表現に主眼を置いている。その目的は、リアルタイムペーパー(以下RTP、参加者がその場で持って帰ることのできる新聞)の表現や制作、記録のノウハウを外在化することである。その研究の一環として、RTDのスタッフやファシリテータとのイメージの共有を目指して、これまでにRTDの活動にて作成されたRTPの分類を行った。その結果、以下のパターンがあげられた。<BR>1.グリッド型<BR>2.チャート型<BR>3.コラム単位型<BR>4.レイヤー構造型<BR>5.マップ型
著者
原田 泰 上田 信行
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.70-70, 2008

これからの情報デザイナーにとってドキュメンテーションのスキルと技術は欠かせないものとなるだろう。この研究のテーマは出来事を記録、視覚化し、リアルタイムに振り返りのための情報として活用することである。さまざまなダイアグラム手法を駆使して会議也ワークショップなどのイベントをリアルタイムに記述する手法の開発を行っている。本稿では、いくつかのワークショップで実践したドキュメンテーションの事例を報告する。ドキュメンテーションは<BR>1.活動のプロセスの記録と視覚化<BR>2.その場でフィードバックすることによる活動全体の振り返り<BR>3.参加者が次のイベントのために持ち帰れるよう出来事の記録をパッケージ化すること<BR>の3つのレベルでデザインされている。
著者
森下 眞行 上田 篤嗣
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.160-160, 2008

本研究プロジェクトにおける活動の意義は、子供から大人まで楽しくUDについて学ぶことが出来るクイズ形式の学習ゲームを開発し、県立大学として岡山県のUD普及事業推進に貢献することである。本ゲームは、高齢者疑似体験キットなどによる「バリアフリー体験会」や「街歩き調査」の事前学習として、遊びながら楽しくUD に関する知識を増やすことが出来るものである。さらに、本ゲームは、防災や環境問題、コミュニティ等についても応用が期待されるものでもある。本研究は、岡山県UDカレッジモデル事業として認定されたゲーム制作委員会と県内大学(岡山県立大学と川崎医療福祉大学)の共同研究でスタートしたものである。最初に制作したUDゲームVer1をゲーム対象である小学生数名にモニター調査を行い、問題点等を見いだし、UDゲームVer2:ゲーム名「ぐるぐるももっち」を開発した。ここでは、全体のデザインやゲームシステムの大幅な見直しを行った。さらに、ver2も同様に小学生数名モニター調査を行った。この調査では、大変好評を得ることが出来、最終的な成果を、平成19年11月開催の「まなびピア岡山2007」の会場にて発表を行った。
著者
李 昭賢
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.P23-P23, 2010

台湾の気候条件は、高温多湿で台風や地震が多い。また、都市部への人口集中が著しいためにRC造の高層住宅が8割を占め、建築関連の二酸化炭素排出量が多い。本稿ではエネルギー消費や環境負荷に配慮した日本の「環境共生住宅」の手法と台湾の「緑建築」を取り入れ、「風水」に配慮した集合住宅を提案する。具体的には建物を高層化せず地面を掘り下げ、敷地全体に広く住戸配して、壁面や屋上を緑化することで外壁の露出を減らす構造とした。さらに直接住民に効果が体感できるグリーンカーテンなどの仕掛けで、環境共生に対する意識を高めている。
著者
中村 卓 鵜沢 隆
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.E13-E13, 2010

レッド・ブルーチェアは、20世紀初頭からオランダを中心に活躍したデザイナーであるG.Th.リートフェルトによる家具作品であり、現在生産されている家具のひとつとして知られている。彼は、レッド・ブルーチェアを1918年に機関誌『デ・ステイル』に発表し、それ以降1920年頃まで素材・形状・色彩等の異なる複数のタイプを制作した。研究の内容は、レッド・ブルーチェアの初期デザイン(1918年)の2つの事例について詳細な実測調査を行い、それぞれ部材形状・構成など意匠の特徴について確認するものである。意匠の特徴では、部材形状はそれぞれ若干異なるものの、座面・背板はほぼ同一の勾配でデザインされていることが確認された。一方、これら意匠の差異から、それぞれの力学的な作用について、構造的観点から考察した。ここでは、意匠的な差異がそれぞれの構造的特徴と関わっていることが確認された。以上のように、本稿は意匠と構造の関係の一端を実測調査と文献資料等に基づき分析し、論じていくものである。
著者
永井 由美子 野島 久雄 小早川 真衣子 須永 剛司
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.A12-A12, 2010

私たちは「思い出を記録するワークショップ」を2006年から行っている。ここでの表現には「写真」と「語り」が使われている。本稿では開発した「Zuzie」を使用したミニワークショップを行った。そこでの「語り」は次の4種類あった。1語りたい語り、2写ってない語り、3見てない語り、4本当かどうかわからない語り。「思い出を記録するワークショップ」では、参加者は、表現方法についてはすぐに話し合えるが、個人の思い出に関して語るには時間がかかる。このミニワークショップでは、一つの写真に対して、いくつもの視点からみることによって、いくつもの「語り」を行うことができた。このことが、表現の共同体を構成するための重要な要素となると言える。
著者
山崎 和彦 脇阪 善則
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.6, 2012 (Released:2012-06-11)

本研究は総合的なユーザ体験を考慮したアプローチであるユーザエクスペリエンスデザインを支援するための手法を提案することを目的とする。
著者
高橋 延昌
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.20, 2012 (Released:2012-06-11)

スータブル・ギア・デザインとは、デザインの地域活性化に関わり方を便宜的に語るために、筆者が提案したい概念である。筆者は以前から地域に関わるデザイン教育研究に携わってきたが、デザインと地域との関わり方を新しい概念でとらえながら実践的に検証し続けてきた。今回はキャラクターをコアとしてとらえ、震災復興および風評被害対策に立ち向かう福島県の事例を通して、その概念を考察してみる。結果、とくに地方では単独のギアではうまくまわらず、複数のギアが関わり合いながら全体としてまわると考えられる。