1 0 0 0 OA 様式と構造

著者
吉岡 健二郎
出版者
京都大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:03897508)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.1-24, 1980
著者
池田 正雄
出版者
つくば国際大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13412078)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-17, 2007

In this text, first of all, an economic developmental process in the East Asian countries is clarified. Next, it considers why a violent currency crisis was generated in the latter half of the 1990's in Thailand, South Korea, and other East Asian countries. Finally, the historical meaning of the Asian currency crisis is clarified while examining various opinions concerning the crisis. The theory that valued vulnerability in the institutions of the East Asian countries is criticized ; and, the perspective that the financial globalization that progressed rapidly with financial deregulation was a factor of the crisis after the 90's is evaluated. However, it is discussed that it would have been necessary to value the decrease in global competitiveness in nations such as Thailand in the latter half of the 1990's and the burst of the economic bubble as factors to cause the rapid outflow of money.
著者
笠井 哲
出版者
福島工業高等専門学校
雑誌
研究紀要 (ISSN:09166041)
巻号頁・発行日
no.44, pp.65-73, 2003

The purpose of this paper is to consider the feature of methodology of the search for truth in Kant's graduation thesis. I hope to make clear the significance of the declaration of independence as the scholar in his thesis. Kant looked at the moderate proposition against the dispute among the scholars, tried to find the truth in the moderate course. Kant based the search for truth upon the freedom of human understanding in his starting point of study. As a result, the academic freedom was secured. It was not obey the authority and tradition blindly. Kant synthesized two different assertions and tried to find the moderate course. The critical method is an extension of this moderate method. It follows from this that the beginning of Kant's critical mind existed in this declaration of independence.
著者
大石 正
出版者
奈良佐保短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13485911)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.35-39, 2010-03-31

外国人介護福祉士候補者が、インドネシア、フィリピンからEPA(二国間経済連携協定)に基づいて日本に受入られている。その現状について調査し、どのような問題点があるのか、そしてその解決はどのようにしたら良いのかを検討するために、新聞、Web等のメデイアによる情報を集め、現状を知るとともに課題を整理した。 現状は、高齢社会の日本において、介護需要が増加しているにもかかわらず、介護労働現場では、低賃金、3K職場といわれ、人材が不足している。EPAがフィリピン、インドネシアと締結され、その一環として、外国人看護師、介護士候補者の受入れが行われた。日本にとっては、人手不足の解消というよりも経済協力の強化が目的であり、相手国にとっては、人的交流が目的である。 相手国候補生に関する課題、日本側の課題、これからの課題の3つについて、検討した。特に、介護福祉士が国家資格である日本は、このシステムの国際化を図り、これから高齢化を迎える東アジアの諸国に貢献する必要があることを指摘した。
著者
泉 清
出版者
中村学園大学
雑誌
研究紀要
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.92-93, 1960-09-30

Grey shore crabs were boiled or steamed and then dried to be prepared as a protein resource. Chemical analysis of the dried crab was also caried out. It was found that the protein of dried crab has the same nutritive value as that of the standard chicken food.
著者
中尾繁樹
出版者
関西国際大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13455311)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.13-24, 2011-03-31

最近の小学校1 年生は不器用で,姿勢の維持ができない児童が多くみられる。また,発達障害児や「気になる子」だけではなく,全体的に描画は未熟な印象を受けることが多い。そこで小学校1 年生の人物画発達を調査し,姿勢の維持ができない児童との関係について検討した。対象は小学校1 年生に在籍する125 名で,グッドイナフ人物画知能検査行った。描かれた画は描画発達年齢を求め人物画知能(DAM-IQ)を算出した。対象児のうち行動観察で低緊張が認められる児童は102 名,で描画発達は遅れており平均DAM-IQ は80.4 で低値であった全体のDAM-IQ は平均83.6 であった。診断はないが行動や社会性に関して「気になる子」どもはいるが,今回は姿勢との関連に着目し,その原因や発達の詳細との関連なども検討し,今後のインフォーマルなアセスメントに必要があると考えられた。
著者
福田 敬子
出版者
神戸市立工業高等専門学校
雑誌
研究紀要 (ISSN:09101160)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.61-66, 1997-02-28

"Dainippon Jishin Shiryo" is one of the historical materials in pre-modern Japan. Settsu was badly damaged by the Great Hanshin Awaji Earthquake, so I made a list of the earthquakes which had happened in Settsu. The background of Minoru Tayama, the author of the book, has not been known. We knew he had a younger brother whose name was Katai Tayama. Katai was a great novelist of naturalism. Minoru lived an unhappy life because he was involved in a trouble.

1 0 0 0 頼杏坪の詩

著者
直井 文子
出版者
東京成徳大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13403702)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.188-179, 2010
著者
染矢 正一
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02869756)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.41-62, 1990-12-31

日本の大学生の多くは、一般教養の外国語科目として英語を履修している。英語が得意な学生ばかりであれば、教材を選ぶ教師は、その選定にあたりあまり苦慮する必要がないかもしれない。しかし、英語が得意でなかったり、英語にさほど関心がない学生を対象に授業をする場合には、教材の選定がことさら大切になってくる。学生の興味にできるだけマッチしたものを選び、その中で接点を求めながら英語力をつけさせる工夫が大切であろう。一般英語のクラスで学生の意見を調べてみると、大多数は「読み・書く」能力よりも、「聞き・話す」力を高めたいと願っている。万事にわたり≪国際化≫が唱えられる今日にあっては、この学生の声は当然のことと首肯できよう。しかし、≪日常会話≫だけを丹念に学習しても、ごく限られた範囲内でしか意思の疎通はできない。「読み・書く」能力を含めた総合的な英語力を向上させながら、「聞き・話す」英語の運用能力を養うことが肝要と思われる。いみじくも山浦昭雄が『やる気にさせる英語指導法』の中で指摘しているように、"リンゴが食べたい学生にニンジンを与える"ことばかりしていては学習意欲を無くさせてしまう。しかし、全体の栄養のバランスを考えると、ときには相手が厭がっても、"ニンジン"を与える必要がある。本稿では、昨年著したJiro Goes to Americaに言及しながら、「意欲を駆り立て、しかも学習効率のよい」教材とは何かについて考察してみたい。授業の内容と関連のある課題の提出の仕方にも、工夫次第によっては学生の興味を喚起しつつ、学習効率を高めることができるものがあるに違いない。この点についても一考した。