著者
堀江 政広 横川 耕二 須永 剛司
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第54回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.P16, 2007 (Released:2007-06-09)

高度な専門性をもつソフトウェア技術者等の不足が問題視されている。その不足という状況は、エンジニアだけでなく、ソフトウェア開発に関わるデザイナーにも当てはまる。それを解決するための手段のひとつとして、エンジニアと協調しソフトウェア開発を行えるデザイナーの育成が有効であると考えた。 本稿では、「グループ活動提示ツール」のプロトタイプ・ソフトウェア開発を事例に、「エクストリーム・プログラミング(XP)」というコーディングを中心的活動とする開発手法の実践を報告する。そして6週間(1.5人月)という短期間で行われたエンジニアとデザイナーとの協調について述べる。
著者
落合 太郎 大嶺 茉未
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.2_71-2_80, 2016-07-31 (Released:2016-11-15)
参考文献数
11

直接情緒に働きかける音楽は,人の時間経過の感覚に影響を及ぼすと考えられ,モーツアルトのK.265/K.300eキラキラ星変奏曲が同じメロディで12の異なる様式に演奏されている点に注目して感覚時間比の測定を行った。予想と異なり,静かで緩やかな曲が時間の経過が短くむしろダイナミックでアップテンポの曲の方が長く感じるという結果であった。この実験過程で曲ごとに異なる色彩イメージを連想するという副次的結果を得たため「和音」に着目し,派生する色彩感覚を追加実験によって検証した。追加実験ではC(ド)のmajor,minor,sus4,diminishを代表和音としてデザイン学科学生を対象に聞かせた。色彩トーンや色相の連想イメージを聞くと一定の傾向が見られ,先行研究で報告された色聴保持者と共通する結果が得られた。和音は色彩イメージを誘発し,さらに当該色彩を介して環境デザインで指定された機能イメージと連動させることが理論的に可能となるため,和音が「言語」に替わるサインとして空間に機能するということが示唆された。
著者
伊藤 汰地 安井 重哉
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第65回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.8-9, 2018 (Released:2018-06-21)

本研究では、ボタン押下時に指先で知覚する触覚要素の感性評価を行なった成果を述べる。押下は様々な触感で構成されていると考えられる。その押下を構成する要素の中から「押下力」「ストローク」「面積」「温度」の4つの要素とそこからユーザが抱く印象の関係を感性評価にて調べた。まずはじめに4つの触覚的要素を提示するための実験装置の制作を行った。実験装置は、”触覚的要素の定量的変更”、”重りによる釣り合い状態の生成”、”押下面を垂直に保ったままの押下操作”といった点から、ロバーバル機構を取り入れた装置を制作した。次に、実験にて被験者に質問する感性評価用語を選定した。選定では、「操作の出力結果」「操作の対象」「押し心地」に関連があり、その形容詞との関係が見つかることで、押しボタンの設計指標とできるような形容詞対を10個選定した。制作した実験装置を用いて、SD法に基づく感性評価を30名の被験者に対して行った。得られた結果を因子分析したところ触覚的要素ごとに印象に偏りが見られた。これらの結果を元にスイッチへの応用などが考えられた。
著者
岩崎 信治
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第57回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.F01, 2010 (Released:2010-06-15)

イギリスの人類学者エヴァンズは1900年にクノッソスにある古代ミノクスの宮殿で、二世紀または四世紀と云われる迷路の原型が画かれたクノッソス貨幣の出土を発掘した。このクノッソスの迷路はその後世界各地から出土品や遺跡として現われた。代表的な迷路はフランスのシャルトル大望堂の床に描かれたモザイクであり、北欧では石で庭に画かれた迷路が各地に見られる。これら迷路の成立過程や存在理由は民族の神話や伝説であったり、神話学的解説や学術的定説は未だに不明である。迷路は入り口から中央の終点まで迷うことない一本道だが、途中はくねくねと迂回する曲折模様や螺旋状を示している。その形状はクノッソス貨幣の迷路の原形を伝承するもので、このようなクノッソス文化形態は日本では全く見ることができない。
著者
石村 真一
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.47-56, 1997-01-31 (Released:2017-07-25)
参考文献数
5

本論は日本の桶・樽の造形文化に関する研究の第2報として, 鎌倉後期の絵画資料に描かれた中国風の桶を検証し, 我が国の桶文化が受けた中国大陸の影響を探ることを目的とするものである。検証の対象は『東征伝絵巻』, 『弘法大師伝絵巻』, 『大江山絵詞』という3種類の絵巻に限定し, 絵巻に描かれた桶をまず摘出した。続いて, 個々の桶を形態, 構造, 使用方法という要素から分類し, 中国の絵画資料, 民俗資料と比較検討し, 次のような事実を明らかにした。『東征伝絵巻』に関しては, 中国の桶文化を広く学んで描かれている。『弘法大師伝絵巻』に関しては, 特に運搬用桶の形態と機能について中国の桶文化を参考にしている。『大江山絵詞』に関しては, 部分的に中国の桶文化を取り入れて描いている。
著者
青木 弘行 久保 光徳 鈴木 邁 稲村 栄一郎
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.1990, no.82, pp.65-72, 1990-11-30 (Released:2017-07-25)

電子レンジ加熱下における食品の温度分布を予測する昇温理論を適用して,均一加熱を目的とした容器形状の検討を行った。設計の対象としては一般的な角型容器を取り上げ,コーナー曲率半径・容器の深さ・半減深度をパラメータとして検討を行った。形状の決定は,容器形状をマイクロ波の入射数によって規定される領域に分割し,各領域における比電力を算出し,比電力の最大値と最小値の比をもとにした均一分布度を定義することにより実施した。・その結果,コーナー曲率半径の増大および容器の深さの減少にともなって,加熱むらが抑制される傾向にあることが明らかとなり,これらの結果をもとにして最適容器形状の提案を行った。また,本検討で実施した一連の手順を整理,体系化することにより,均一加熱を目的とした電子レンジ用容器の形状設計指針を作成した。
著者
太田 裕通 北村 拓也
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.1_26-1_29, 2021-03-31 (Released:2021-03-19)
参考文献数
3

本プロジェクトは、京都大学東南アジア地域研究研究所の東棟改修に伴って、教職員や学生、留学生や訪問研究者など多様な人材が日常的に意見交換や交流ができるオープンスペースとして設置された、リサーチコモンズのインテリアデザインである。歴史的建造物である煉瓦造りの図書館と中庭への方向性を意識させる最小限の木造作を挿入し、カウンターテーブルや棚としての機能を充足させるだけでなく、この地に重層する時間が感じられる豊かな環境を顕在化させ、屋内外に一体感を与え、窓辺に光を受ける魅力的な中間領域をつくり出した。本稿は、実際に改変する物理的環境を超えてデザイン対象を捉え直し、場所や人々が抱く潜在的な価値を読み取り、それらをより高め顕在化するように秩序立てる建築的思考を応用したデザインプロセスを詳細に記述したものである。
著者
神野 聡 若林 尚樹 竹本 正壽
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第63回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.200, 2016 (Released:2016-06-30)

本研究は、音楽と映像を融合させた効果的な表現手法の提案を目的としている。 ビジュアライザ、検証作品、演出を強調した作品、を比較して効果的な映像を見つけることを目的にする。 検証作品とビジュアライザとの比較で検証を行った。また、演出を強調した作品は検証作品との比較も行った。 結果、音をキャラクター化することで対応関係を感じれると分かった。 また、音は演出を強調することで分かりやすくなると確認した。
著者
青木 優里香 白髪 誠一
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.372, 2020 (Released:2020-08-27)

本研究は,三次元ジグソーパズルをデザインするために必要な内部構造の定式化,使用する材料とその高精度な加工方法のアルゴリズムを構築することを目的としている。本報では,内部構造の定式化について行ったアルゴリズムの構築とプロトタイプの製作について報告している。; パズルの外形を立方体とし,それを等分割して立方体のピースを定義する。隣合うピースの接する面に対して,コネクターによって嵌合する接合面と嵌合しない接触面を市松パターンで与えることで全体の組立が可能で,かつ,全体としての一体性を確保することを目標とした。市松パターンのみでは,全体の一体性が確保できないことが明らかとなり,一部に追加の接合面を与えることで一体性を確保した。接合面におけるコネクターの嵌合方向は,各方向の面で一致させることで組立が可能となる。ただし,ピースの角部で隣合うコネクターが干渉するため,コネクターの位置の調整を行った。; 得られた三次元ジグソーパズルの3Dモデルを用いて,スタイロフォームをロボットアームで切削してプロトタイプを製作した。プロトタイプによって,全体の組立が可能であること,一体性が確保されていることを確認した。
著者
大塚 康平 植田 憲 宮崎 清 朴 燦一
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.53-62, 2003-07-31 (Released:2017-07-19)
参考文献数
41

本稿は、江戸時代に、どのような経路を経て、裂き織りの材料となった古布・木綿布が木綿を栽培することができなかった寒冷地・東北地方に渡ったかを、文献資料に基づいて整理したのもで、以下の点を明らかにした。1)裂き織りの材料となる古布・木綿布は、近郊に生産地を抱えていた大阪に集積され、交易船によって、大阪から大消費都市・江戸に運ばれた。寒冷地・東北地方の港には、西廻り航路(北前船)、東廻り航路で運ばれ、港からは河川交通によって内陸部に搬送され、陸揚げ後は、陸路を通じて移送された。2)東北地方や蝦夷地の帰り荷として、鰊や鰯の搾り粕が木綿を育てるための肥料として運ばれ、畿内を中心とする木綿栽培地で活用された。3)主要な寄港地に存在した古着屋は、裂き織りの材料としての古手・ボロ布の流通に重要な役割を果たした。とりわけ、大消費地・江戸の古着屋は、資源循環・再利用機構の要をなした。
著者
町田 小織
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.92, 2020 (Released:2020-08-27)

創設者の物語をストーリーからナラティブにするためにはどうしたらいいのか。単なる知識としてではなく、創設者の人生を自分に引き付けて捉え、そこから自身のライフデザインについても考えるような授業をどうデザインしたらいいのか。それが筆者の問いである。そして、実際にデザインされ、実践された授業の効果を検証することが本研究の目的である。本研究の一部は2019年に日本ミュージアム・マネージメント学会にてポスター発表されたが、そこでは最も重要な授業内容そのものを報告できなかったので、本発表では授業がどのようにデザインされたのかに特化して報告したい。
著者
三井 直樹
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.11-18, 1999-11-30 (Released:2017-07-21)
参考文献数
43

本論文では印象派絵画とフラクタル幾何学との関わりを検証し, 印象派絵画のフラクタル性を明らかにしたい。印象派の画家たちは戸外での自然観察による制作をするようになり, それに伴い, 「筆触分割」と「視覚混合」という新しい手法を使い20世紀美術に革新をもたらした。また, 生き生きとした自然を再現するために日本美術に見られる大胆な構図の切り取り, 俯瞰構図などを積極的に取り入れた。フラクタル幾何学は従来のユークリッド幾何学では定量化することのできない様々な自然の形を扱うことができることが知られている。フラクタル幾何学では自己相似性がその重要な概念となっているが, 自然の形体や色, 自然光が再現された印象派絵画もこのフラクタルの特性を持ち合わせているはずである。本稿ではフラクタル幾何学を, 美的価値をはかる一つの客観的なバロメータとして捉え, 印象派絵画に表現された様々な造形要素を検証し, 具体的な作品の事例を通して新しい解釈を試みる。
著者
林 孝一 御園 秀一 渡邉 誠
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.6_29-6_38, 2014-03-31 (Released:2014-06-10)
参考文献数
37

本研究は戦後日本の自動車デザインと政府の政策と規制の関係性を考察した。戦後復興のための産業保護育成策、輸出振興政策により工業デザイナー育成を目指すデザイン振興策が起り、自動車産業でも技術者とは異なるデザイナーという職種が確立する。「国民車育成要綱」は各社が非採算性を指摘しつつも、参考とし大衆車というジャンルを生み出し、低コスト車のデザインを学び、20年後の変革期に世界を席巻する礎となる。貿易と資本自由化政策では、国内メーカーの合併・提携など現在に至るメーカー間の棲み分けの基礎が築かれた。道路整備政策による舗装と高速道路網の拡大は車体プロポーションに変革をもたらし、'70年代の低全高のウェッジシェープデザインの出現と同調した。安全実験車の開発ではバンパーとボデー構成の一体化への影響が見られた。安全規制は年々追加改正され要求が複雑化しデザイン調整作業の増加に影響している。近年、消費者は排ガス、燃費規制の環境対応に高い関心を持つが、デザインの価値・意味を見失うことはない。
著者
林 佳音 岡本 誠
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第55回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.50, 2008 (Released:2008-06-16)

ユビキタス社会が進むにつれ,外国人観光客でも旅行先で多様な情報を即座に手に入れることが可能になった.また,豊かな国の観光客は団体行動に拘束されることなく,自由な個人旅行を望む傾向にある.そのため,昨今の観光客のニーズは著しく変容している.観光案内情報をグローバルな視点で再検討する必要がある.しかし,現在の観光案内における地図や観光地の様々な情報は文化の差異などの問題によって、実際の空間に認知的な混同を起こしている場合が多い.従って,異なる文化圏の利用者でも使いやすい観光案内の情報システムのデザインが一層重要になってくると思われる. 一方,函館市は外国人観光客にも優しい観光振興政策を実施していて,特に,台湾-函館間の交流は益々盛んになっている.海外からの観光客のために有効な観光案内デザインは観光客の現実の観光体験からニーズを解明すべきである. 本研究では,シナリオの要求分析を通じ,函館市西部地区の観光環境に対して,観光客の経路探索における行為やニーズを解明することを目的とする.台湾人の観光客が体験したユーザストーリから,観光活動に関する要求事項や問題点を分類し,集約する.また5W1Hの方法で概念シナリオを作成した.函館市西部地区の観光活動に注目し,特にグローバルな視点から,観光客の要求事項や問題点抽出する研究を行った.
著者
竹田 直樹
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.1992, no.88, pp.153-160, 1992-02-01 (Released:2017-07-25)

本研究は,我が国の公的空間における彫刻作品に対する規制と撤去・破壊の史的変遷を整理することにより,規制や撤去・破壊が行なわれた理由・社会的背景について分析し,現在,公的空間において盛んに設置が行なわれている美術作品としての彫刻作品の本質的な存在意義や性質について次のような考察を行なった。1)美術作品としての彫刻作品は,江戸時代の石仏の類や明治から第2次大戦までの銅像と同じように,社会の意志を表現するという本質的な存在意義を有している。2)美術作品としての彫刻作品の性質は,本質的な存在意義と作品内容が乖離しているため,見る人が本質的な存在意義を理解しにくくなる恐れがあること,および,作品内容に具体的な基準が存在しないため,作品内容は作品ごとに異なる自由なものとなり,作品に対する見る人の評価が,作品あるいは見る人ごとに多様なものとなりやすいことである。
著者
原田 泰 安武 伸朗 横溝 賢
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第65回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.214-215, 2018 (Released:2018-06-21)

リアルタイムドキュメンテーション(RTD) の目的の一つである「議論の見える化」が場の活性化や相互理解に有効であると言われてはいるが、視覚化すれば自動的に効果が現れる訳ではない。RTD 表現物が道具である以上、そのリテラシー(読み/描き)が問われることになる。本項では、RTD をデザイン研究の手法に昇華させるため、RTD スキルの観点から今後の課題についてまとめた。RTDプロセスを俯瞰すると、対象となる出来事の捉え方からアウトプットの方法までを図解し、各項目における課題を指摘することができた。それは(1)何を記録の対象とするか(2)事前打ち合わせの有無(3)スクライバーの記録対象に向ける視点(4)何を表現として残すか(5)メディア表現のスキル(6)スクライバー以外の関与、の6項目である。これらからRTDはグラフィックデザインのアプリケーションであり、グラフィックデザインのスキルがRTDのクオリティに寄与すると言える。また、このプロセスから導き出されるRTDスクライバーの人材観、RTDの将来的な活用方法についても言及した。さらに、このプロセスから導き出されるRTDスクライバーの人材観はそのままデザインの研究や学びに適用でき、RTDの将来的な活用方法についてもその視座が明らかにした。