1 0 0 0 OA 四大人文鈔

著者
三矢重松 編
出版者
明治書院
巻号頁・発行日
1916
著者
市川 貴美代 稲本 勝彦 土井 元章 今西 英雄
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.141-146, 2003 (Released:2005-09-16)
参考文献数
15
被引用文献数
1 1 1

温度と期間を変えてクロッカス(Crocus medius Balb.),スイセン(Narcissus cyclamineus DC),ムスカリ(Muscari armeniacum Leithl. ex. Bak)の球根を乾燥で貯蔵し,秋に露地に植付けた。クロッカスにおいては,20°Cでの貯蔵が花芽分化と開花を早めることに,30°Cでの貯蔵がこれらを遅らせることに有効であった。また,スイセンとムスカリでは花茎伸長のための低温要求を9°Cでの貯蔵により満たすことで開花を早めることができた。複数の貯蔵方法を組合わせることにより,クロッカスでは11月から2月まで,スイセンとムスカリでは1月から4月まで,それぞれ連続して花を観賞することができた。冬季に開花した花は,季咲きに比べて観賞価値が長く保たれた。
著者
水野 眞佐夫 塙 望
出版者
北海道大学大学院教育学研究院
雑誌
北海道大学大学院教育学研究院紀要 (ISSN:18821669)
巻号頁・発行日
vol.114, pp.137-149, 2011-12-27

【要旨】本研究は分岐鎖アミノ酸の摂取が中強度運動時と運動後回復期の脂質代謝に与える効果を検討した。運動習慣を有しない大学生男女各4 名の合計8 名を対象に,分岐鎖アミノ酸含有飲料またはプラセボ飲料を摂取させた後,最大心拍数45% から50% 強度の自転車運動 20 分を2 セット,5 分間の休息を挟んで実施した。運動時から回復期において,心拍数,主観的運動強度の測定と,呼気ガス分析を行った。二重盲検交差法を用いて,分岐鎖アミノ酸含有飲料摂取条件とプラセボ飲料摂取条件を最低7 日間の間隔をあけて実施した。この結果,酸素摂取量,心拍数,主観的運動強度,呼吸交換比において両条件間に統計学的有意差は認められなかった。しかしながら,BCAA 含有飲料摂取条件における運動後回復期20-30 分の体脂肪率と呼吸交換比との間に正の相関関係の傾向を示した。一方,プラセボ飲料摂取条件において相関関係は認められなかった。従って,分岐鎖アミノ酸含有飲料を摂取することにより体脂肪率が低いほど運動後回復期の脂質代謝が促進される可能性が本研究により示唆された。
著者
森下功編
出版者
熊本近代史研究会
巻号頁・発行日
1961
著者
田中 稔彦 石井 香 鈴木 秀規 亀好 良一 秀 道広
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.54-57, 2007
被引用文献数
1 2

24歳,男性.初診1年半前から運動や精神的緊張によって多発する小円形膨疹を主訴に来院した.皮疹は激しい痒みをともなっていた.コリン性蕁麻疹と診断し,種々の抗ヒスタミン薬を投与したが皮疹は改善しなかった.サウナ浴によって同様の皮疹が誘発され,回収した本人の汗による皮内テストで陽性を示した.また健常人および本人の汗から精製した汗抗原で末梢血好塩基球からの著明なヒスタミン遊離が生じ,汗の中の抗原にIgE感作されていることが明らかとなった.本人の汗から回収した抗原による減感作療法を行ったところ皮疹の程度が軽減し,本人のQOLも徐々に改善した.末梢血好塩基球の汗抗原に対するヒスタミン遊離の反応性も経時的に低下し,汗抗原による減感作療法が奏効したと考えられた.
著者
福田 正己 矢作 裕
出版者
北海道大学低温科学研究所
雑誌
低温科學. 物理篇 (ISSN:04393538)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.325-327, 1978-03-25
著者
佐藤 孝司
出版者
医用画像情報学会
雑誌
放射線像研究 (ISSN:21870233)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.152-157, 1980 (Released:2012-08-27)
参考文献数
5

1 0 0 0 新線路

出版者
鉄道現業社
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, 1967-01

1 0 0 0 OA 樺太要覧

著者
樺太庁 著
出版者
樺太庁
巻号頁・発行日
vol.昭和17年, 1943
著者
田尻 久雄 丹羽 寛文
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.81, no.5, pp.617-621, 1992-05-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
5

胃ポリープのなかで最も多く代表的なものは過形成性ポリープであり,内視鏡的ポリペクトミーの成績では83%を占める.そのなかで局在癌の頻度は3%であった.一方,胃腺腫の場合は発生頻度が低いものの,腺腫内の癌共存率が10%と高率にみられた.胃集検の意義は,無症状の有所見群を拾い上げることにあり,内視鏡による精密検査によってはじめて微細な変化を確診し得る.今後は,内視鏡胃集検がより普及していくことが望まれる.
著者
白崎 信二 細川 治 渡辺 国重 津田 昇志 山崎 信 山道 昇 小西 二三男
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.848-855_1, 1989-04-20 (Released:2011-05-09)
参考文献数
26
被引用文献数
5

当科における1963年から1985年までの早期胃癌切除例は1,038例であり,このうちI型早期癌は68例76病巣である.このI型早期癌の病理組織学的検討により,24例25病巣は胃過形成性ポリープ(以下H.P.と略記)の癌共存病変であり,I型早期癌の33%を占め,早期癌全症例の2.3%を占めていた.24例中16例17病巣は胃切除例であり,8例8病巣は内視鏡的ポリペクトミー症例であった.病変の最大径は0.7cm~5.5cmで平均2.6cmであった.最大径2cm未満の症例が8例存在し,このうち2例は1cm未満であった.また,病変に占める癌組織の割合の小さいものは,病変も小さく,病変に占める癌組織の割合が大きくなるに従い,病変も大きくなる傾向がみられた.これらより,かなり小さなH.P.にも癌が発生(H.P.の癌化)し,良性組織の増加を幾分伴いながら癌組織が増殖し病変が増大していく事が示唆された.内視鏡所見では,症例によりかなりの差異が認められ,全般的には表面の凹凸不整,白苔,びらん,出血等が観察された.また,経過観察が可能であった症例の内視鏡所見の検討より,大きさの増大,表面凹凸不整の増強が,癌発生(癌化)の可能性を示唆しうる所見と考えられた.当施設における内視鏡的ポリペクトミー開始以来10年間の生検あるいはポリペクトミーにより,H.P.と診断されたものは1,508例であり,同期間中のH.P.の癌共存例数は16例(1.0%)であった.
著者
中山 健 市川 幹郎 山口 裕国 野中 洋 鈴木 俊 粉川 顕仲
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.14-25, 1989-01-20 (Released:2011-05-09)
参考文献数
28

胃ポリープ122例について5年以上平均7年10カ月間経過観察を行なった.そのうち87例(71.3%)に何らかの形態変化を認めた.ポリープの伸長33例(27.0%),膨大44例(36.1%),脱落21例(17.2%),新生20例(16.4%),胃癌の発生7例(5.7%)であった.胃癌発生例のうち1例はポリープそのものの癌の発生であったが,6例は経過観察中に胃癌が併発した. 胃ポリープ症例は胃癌の併発に注意して経過観察を行なう必要がある.
著者
西尾 治 吉澄 志磨 野田 衛
出版者
日本食品微生物学会
雑誌
日本食品微生物学会雑誌 (ISSN:13408267)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.179-186, 2004-10-15 (Released:2010-07-12)
参考文献数
19
被引用文献数
1
著者
香川 高弘 宇野 洋二 神谷 俊光 河村 耕造
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測自動制御学会論文集 (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.44, no.11, pp.886-895, 2008-11-30 (Released:2013-02-25)
参考文献数
26
被引用文献数
1 1

A legged locomotor device for paraplegics have been attempted to improve their ADL (Activity of Daily living) and to prevent some complications. A stride control of the system based on the user's intension is important to coordinate the voluntary movements of the user and the assisted movements of the paralyzed legs. In this paper, we propose a human interface with a walker to control the stride length of a legged locomotor device. Assuming that an intended stride is equal to a distance of the preceding movement of the walker, we developed a human interface estimating the movement distance of the walker, where the distance is calculated by polynomial fitting for the acceleration of the movement. In order to evaluate the performance of the proposed human interface, we carried out the experiments for simultaneous measurements of the distance of the walker and the acceleration signal. In this paper, we report the following results;(1) consistency of a stride length and the preceding movement distance of the walker,(2) estimation accuracy by polynomial fitting method, and (3) feasibility of the adjustment of stride length using the proposed method. These results suggest that the proposed human interface is effective to adjust the stride length of a legged locomotor device.