著者
吉見 憲二
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2012-03

制度:新 ; 報告番号:甲3614号 ; 学位の種類:博士(国際情報通信学) ; 授与年月日:2012/3/15 ; 早大学位記番号:新5968
著者
稲葉 通将 大畠 菜央実 高橋 健一 鳥海 不二夫
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.2392-2402, 2016-11-15

本研究では,人狼ゲームにおけるプレイヤの発話内容を表現するタグを設計し,それらのタグを人狼BBSにおけるプレイヤの発話に付与し分析を行った.分析では,襲撃対象,および処刑対象の決定にプレイヤごとの発話の傾向がどのように影響するのか,また,ゲーム全体のコミュニケーションの傾向とゲームの勝敗の関係について調査した.分析の結果,人間側,人狼側の各プレイヤが自陣営の勝利のために効果的なコミュニケーション戦略,および特定のコミュニケーションとプレイヤの行動の関係が明らかとなった.
著者
岩崎 龍郎
出版者
一般社団法人 日本結核病学会
雑誌
結核 (ISSN:00229776)
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.407-422, 1981 (Released:2011-05-24)
参考文献数
37
被引用文献数
2
著者
Imada Yume Kato Makoto
出版者
Public Library of Science
雑誌
PLOS ONE (ISSN:19326203)
巻号頁・発行日
vol.11, no.11, 2016-11-03
被引用文献数
6

風変わりな口器は葉潜りに合わせて進化した : 植物食の新しい方法を発見. 京都大学プレスリリース. 2016-11-16.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.696, pp.32-35, 2012-09

マツダの新型SUV「CX-5」が売れている。日本では、2012年2月の発売から4カ月半で約2万4000台を販売した。これは、同社が掲げた年間目標販売台数の2倍に相当する。海外でも、年間目標販売台数が1万2000台のロシアで既に受注台数が1万台を超えるなど、好調な滑り出しだ。こうした状況を受けて、同社はCX-5の生産能力増強を決めた。
著者
尾崎 真奈美 奥 健夫
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.107-114, 2007-03-01

スピリチュアル・ヒーリングと呼ばれるものの中には多様なものがふくまれている。その中には、物理現象に過ぎないものであっても、単に科学的に未検証である治療法から、心身相関的に説明ができるもの、非局在意識を想定しなければ説明が不可能な現象まで混在している。本研究においては、スピリチュアル・ヒーリングに関する科学的検証を概観した上で、スピリチュアル・ヒーリング本来の意味を提出する。スピリチュアリティーは心も体も超越した概念であるが、身体の現象として現われうる。スピリチュアル・ヒーリングも同様に、非局在意識、すなわち魂のレベルの癒しであるが、心理学的には、許し、存在のありのままの受容、それにともなう高い道徳的変容として説明されよう。つまり、魂の癒しと心身の健康状態に関連はあるものの、本来的な意味では二者は同一ではない。スピリチュアル・ヒーリングすなわち魂の癒しは、また、主体の意図的な努力で獲得していくというより、すでにすべての存在に無条件で与えられている恩寵という側面が存在する。主体がその事実を意識化することでスピリチュアル・ヒーリングは達成される。スピリチュアル・ヒーリングの現場で起こる問題として、魂の癒しではなく心身の癒しに執着することから生じる、スピリチュアル・ハラスメントに関しても警告した。
著者
中島 秀之 諏訪 正樹 藤井 晴行
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.1508-1514, 2008-04-15

デザインとは,対象とするシステムにおける認識レベルの異なる層の間に縦の因果を作り出す行為であると定義する.因果関係というのは認知的関係であり物理的実体ではない.また,そこには機械論的なメカニズムは存在しない.そのような前提でイノベーションを考えると,生成・評価・方向性の絞り込みという3 つの行為のループが必要ということが分かる.これらのうち,特に方向性の絞り込みがイノベーションの核心部分である.これらの定式化を行い,進化論的方法論のみが有効であることを主張する.
著者
吉川 敏一 内藤 裕二 近藤 元治
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.84, no.7, pp.1186-1191, 1995-07-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
11

活性酸素は脂質,蛋白,核酸など生体の多くの分子を標的とし反応する.それゆえ多彩な活性を有し,組織障害性因子として炎症,虚血,癌といった病態生理に関与し,また,バイオシグナルとして種々の生理機能の調節も行っている.活性酸素は,環境因子のみならず多くの生体内酵素系,ミトコンドリアなどより生じるが,炎症,虚血疾患においては好中球の関与が極めて重要である.スーパーオキシドとnitric oxide(NO)との相互反応も重要であり,それらが同時に生じるような場では,その微小循環系への影響,細胞障害性の二面より検討する必要がある,このような活性酸素の動態を生体における抗酸化防御機構との関連で検討することは,疾患の病態解明,治療につながる可能性がある.
著者
三鴨 廣繁 和泉 孝治 伊藤 邦彦 玉舎 輝彦 澤 赫代 渡辺 邦友 上野 一恵
出版者
社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.66, no.8, pp.1090-1092, 1992-08-20 (Released:2011-09-07)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

近年, 細菌性腟症の原因菌の一つとして, Mobiluncus属があげられており, この菌はSTDとも関係あるとされている. しかし, Mobiluncus属の培養は難しく, 日数を要するため, 細菌性膣症の患者の腟分泌物についてMobiluncus属を含めた系統的な細菌学的検索の報告は少ない. 今回我々は, WHOの細菌性腟症の診断基準を満たした20例の腟分泌物の培養検査を施行した. その結果, 細菌性腟症の診断基準を満たした20症例中の7症例 (35%) からMobiluncus属が検出された.それらのうち, Mobiluncus mulierisが5症例から, Mobiluncus curtisiiをま2症例から検出された. 以上の結果から, G. vaginalis, Mobiluncus属単独で病原性が発現され細菌性腟症となるわけではなく, G. vaginalisやMobiluncus属が, 他の好気性菌, 嫌気性菌とともに存在するときに細菌性腟症を引き起こすものと考えられた.
著者
岡田 健一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.1182-1183, 2016-11-15
著者
鈴木 晃志郎
出版者
首都大学東京
雑誌
観光科学研究 (ISSN:18824498)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.31-39, 2010-03-30

宮崎県日南市飫肥(おび)地区は、古くから飫肥杉の産地として知られる林業の町であり、1587年に、秀吉の九州征伐で案内役を務めた功で飫肥の地を与えられた伊東祐兵が、同地に飫肥藩を置いて以降は、幕末まで伊東氏の城下町として栄えた。しかし、高度成長期の1955(昭和30)年をピークに人口は長期的な減少に転じ、町内の空洞化が進んでいる。一方でその歴史ある町並みの美しさから、近年は日南市の観光地区としての役割を担っている。1992年には映画『男はつらいよ』の、2004年にはNHK の朝の連続テレビ小説『わかば』の舞台となり、メディア誘発型観光現象が発生した。しかし、その効果は4年以内に終息し、地域への経済効果も限られたものにとどまった。現地ではむしろ、地域住民たちによってそれ以前から続けられてきた、地道なまちおこしや地域活性化の活動のほうが効果を挙げつつある。そこで本稿は、現地調査を通じて、ポスト・メディア誘発型観光の状況下におかれたこの町が、今いかなる試みを進めつつあるのかを検討し、内発的なまちづくりを通じて地域の諸問題を克服するうえでの示唆を得ることを目的とする。