著者
飯島 淳 藤川 大祐 小池 翔太 牛腸 綾香 伴 佐和子
出版者
千葉大学大学院人文公共学府
雑誌
千葉大学大学院人文公共学府研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Study on Public Affairs Research Project Reports (ISSN:24348473)
巻号頁・発行日
no.357, pp.11-20, 2020-02-28

[概要]情報技術の進展が社会の状況を大きく変えている中、学校教育は社会の変化に対応できているとは言い難く、特に教員養成教育においてはほとんど対応がなされていない。このような問題意識から、千葉大学教育学部では2013年度より学生たちが情報社会の現状に直に触れつつ、学校教育のあり方についても考えられるような産学連携の演習授業を開講している(藤川ら2014)。2018年度にはVTuberを教材として取り入れた新たなプロジェクトを始動させた。2019年度は昨年度の試みを引き継ぎつつ、大学生と小学6年生が個々の性格や能力、アイディアや適応力を発揮できるようにタスクや役割を分業することを推奨するなど、協働学習を志向した授業開発を目的とした。その結果、VTuberの特性であるインタラクティブなアバター表現を有効に活用し、総合的な学習の時間という枠組みにおいて探究的な学習かつ国語的でも図工的とも言えるクリエイティブな授業を実践することができた。
著者
綱川 菊美
出版者
鹿児島国際大学福祉社会学部
雑誌
福祉社会学部論集 = Quarterly journal of welfare society (ISSN:13466321)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.29-40, 2019-07-01

As we enter the "Fourth Industrial Revolution", the era of connected intelligence, our relationships with technology and its impact on global society will come into even sharper focus. The reality of the revolution is both promising and threatening. The primary new technologies, AI, cloud, mobile/5G and loT are significant and impactful. They are powerful actors that can change the core of society.
著者
近藤 日出夫
出版者
日本犯罪社会学会
雑誌
犯罪社会学研究 (ISSN:0386460X)
巻号頁・発行日
no.33, pp.157-176, 2008-10-20

女子少年による殺人で,最も多いのは今も昔も嬰児殺である.近年,妊娠中絶,できちゃった婚,シングルマザーなど望まない妊娠に対する選択肢が増加したにもかかわらず,女子少年による嬰児殺は横ばいのまま推移し,根絶させるに至っておらず,現在でも女子少年による嬰児殺の背景にある問題は十分に解決されたとはいえない.そこで本稿では,最近5年間に嬰児殺を犯した女子少年について,資質的特徴に基づいて,抑制型,不安定型,未熟型の3つのタイプに分け,それぞれのタイプごとに異性関係の持ち方,家族関係の特徴などから嬰児殺に至る背景要因を分析した.親に過剰な気遣いをするなど,自らの率直な感情表現を抑えがちであったタイプを抑制型,家庭的な問題を背景に情緒面での安定が図られてきていないタイプを不安定型,困難場面における問題解決能力に劣り,状況に依存した受動的な生き方を選択してきたタイプを未熟型とし,分析した結果,タイプごとに妊娠から犯行までの経緯もそれぞれ特徴があることを明らかにした.
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.649, pp.1-173, 2005-10
著者
マスク イーロン
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1759, pp.46-49, 2014-09-29

【イーロン・マスク氏インタビュー】経営危機を私財をなげうって乗り越え、EVや宇宙ロケットを軌道に乗せてきた。逆境こそが、イノベーションを実現する強い動機になると説く。 問 自動車や宇宙ロケットなど歴史ある大企業が支配する市場に独創的な技術で挑…
著者
箭田 浩士 我藤 伸樹 永友 榮徳 忠田 吉弘 小野 裕嗣 吉田 充
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.188-192, 2003-04-15
被引用文献数
3 2

梅肉エキス中のMFについて,固相抽出カートリッジを用いた前処理法ならびにHPLCによる分析法を確立した.これにより,梅肉エキス中のMFを迅速・簡便に回収率良く抽出し,定量分析することが可能になった.<br>また,MFの正確なモル吸光係数1.78×10<sup>4</sup>(λ<sub>max</sub>282nm,water)を決定した.これにより吸光度からMF標準溶液のモル濃度を決定することができる.
著者
可児 洋介
出版者
学習院大学
雑誌
学習院大学人文科学論集 (ISSN:09190791)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.275-302, 2010

This essay not only disregards privileged signifiant which is called newtype in Mobile Suit Gundam as a tear of text, but also captures it as a field in which some different discourse were intermingling, and argues its various aspects. Concretely, this essay not only reduces that concept to the intention of the Tomino Yoshiyuki's author-subject, but also connects it to wide-ranging contemporary situation, furthermore, discloses the generation-strife of its consumers which had a estrangement between the literary-cultural generation and the visual-cultural generation. Moreover, it confirms the birth of the imagined communities which consist of peculiar to "accepter-creater" of a limited animation, and states that such events symbolized a shift between meaning and sense or between stories and databases, and suggests that they(newtypes)born then have supported supply and demand of real-robot-anime which is like Super Dimension Fortress Macross and Neon Genesis Evangelion.
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.312, pp.40-43, 2010-09

事業が拡大し拠点が増えれば、社長1人では全体を管理できなくなる。社員に任せるしかないが、彼らに経営者と同じ意気込みで働いてもらうことは難しい──。 起業した誰もが悩むこの古典的な問題に丹社長が直面したのは、今から22年前。丹社長は、会社の中に2つの仕組みをつくることで、この問題をクリアしようとした。 1つは、「任せるからには、とことん任せる仕組み」だ。
著者
田 栄富 励 利
出版者
久留米大学経済社会研究会
雑誌
経済社会研究 = The journal of the Society for Studies on Economies and Societies (ISSN:24332682)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.27-57, 2019-11-25

介護保険制度の実施は介護サービスの準市場への移行であり,この準市場において事業者間の競争の存在が確認された。介護サービスの需要と供給動向は介護の社会化を示しており,制度導入の効果ということができる。しかし,介護サービス市場は一般自由市場と異なり,サービス報酬が公定価格のため短期にはサービスの供給は需要の大きさに依存する。介護報酬の改定,第1号被保険者数の増加,要介護認定率,介護サービス受給率等の要因変動は介護サービス市場に大きな影響を与えるが,介護サービスの需要と供給曲線の形は短期と長期で異なったものとなる。また,政府と保険者の政策変化による影響が顕著になっており,準市場としての欠陥も明らかになっている。介護保険財政は賦課方式を採用し,公費投入と介護保険料で賄っている。少子高齢化が進む中で介護財政を維持していくために,政府は公費投入の増加及び介護保険料の引き上げを実施し,介護サービスの需要と供給をコントロールしてきた。しかしながら,これからの認知症高齢者とチャイルドレス高齢者の増加は確実に介護サービス需要増へと繋がり,さらに,介護職員不足の顕著化はサービス供給にも深刻な影響を与える。人口構造と社会経済が大きく変化する中,現在の介護保険制度,準市場としての介護サービス市場はもはや限界に近く,制度を持続可能的に維持していくための抜本的な改革が求められている。
著者
田中 春菜
雑誌
書道学論集 : 大東文化大学大学院書道学専攻院生会誌 (ISSN:13489313)
巻号頁・発行日
no.17, pp.77-86, 2020-03-31

本稿は、後水尾院(一五九六―一六八〇)を中心とした後水尾サロンに見える書の活動を概観していくと同時に、その構成員のなかで着目される機会の少なかった中院通村(一五八八―一六五三)と藤谷為賢(一五九三―一六五三)を書文化形成を担った主要人物として取り上げ、これらの人物についての先行研究をまとめ、今後の研究の意義や目的を見出すためのものである。ここでは、主な先行研究を概観し、今後の研究課題を整理していく。また、これまで書道史研究では、後水尾サロンにおける文化活動について述べられることは少なかった。この時代に行われた書の活動は、後水尾院を中心に行った文化活動、特に歌と茶と複雑に絡み合って展開されていく。よって、後水尾サロンについての概要とそこで行われた書の活動も確認する。