著者
宮田 仁
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.165-168, 2006

筆者が2002年に開発した携帯電話対応コメントカードシステムを応用し,愛知万博の中米パビリオンで来館者対象の携帯電話対応万博パビリオン展示評価システムを構築し,実施した.中米7ヶ国のパビリオン関係者に日本のモバイル先端技術を提供するとともに,来館者に混雑したパビリオンでの待ち時間や移動時間にアンケートに回答できるモバイル環境を提供した.その結果,毎日来館者約1,000名から回答が寄せられ,その評価得点や意見をもとにパビリオン展示を具体的に改善し,改善点が来館者から歓迎されたことを確認できた.来館者による本システムの評価も良好であった.
著者
内堀 敬則
出版者
明治大學商學研究所
雑誌
明大商學論叢 (ISSN:03895955)
巻号頁・発行日
vol.86, pp.27-38, 2004-03-26

順調な経済発展に伴い、中国では都市部を中心に購買力を増した中間層が台頭している。こうしたなか、多くの日本企業が中国拠点の位置付けを「輸出基地」としてだけでなく、「国内販売拠点」としてもとらえるようになった。WTOへの加盟を果たしたうえに、2008年の北京五輪や2010年の上海万博といった需要を喚起するような大型プロジェクトが控えており、外資系企業の間で中国市場への期待感は否応無く高まっている。中国の直接投資受入額は、2002年に米国を追い抜くなど急拡大しており、英誌「エコノミスト」系研究機関、EIU[2003]の見通しでは今後もその勢いは衰えないとされている(図表1)。
著者
中田 和男
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.36, no.9, pp.781-789, 1982-09-20

音声情報入出力技術すなわち音声認識と音声合成について, その技術の現状レベルを紹介するとともに, 実用上の問題点について解説する.とくに放送技術との関連でその実用を考えたとき, ニーズと技術レベルがどれ位へだたっているかを明らかにし, 実用化のためにはシステム的な事前評価が非常に大切であることを述べる.また技術の現状レベルを理解するために, 現在の音声合成と音声認識の基本原理を述べ, その性能制約の原因となっている要因とくに連続化(調音結合)と不特定話者化(音声の個人性)について説明する.最後に装置のLSIの傾向をふくめて, 今後の発展の方向をさぐる.
著者
管村 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.93, no.32, pp.21-26, 1993-05-21
被引用文献数
6

ここ数年、音声認識、音声合成などの音声情報処理技術の応用が活発に検討されている.パーソナルコンピュータ用の音声認識、音声合成ボートなども開発され、これらの技術が身近かに利用できるようになってきている.この背景には音声合成技術が実用に供せられるレベルにまで連してきたこと、ハードウェアの進歩などが考えられるが、音声による数々のサービスニーズが潜在していることが大きな理由の一つとしてあげられる.特に電話を用いたサービスは、利用者が新たな設備を付加することなく、種々のサービスが受けられるメリットがある.本稿では電話網における音声認識技術の応用を概観すると共に、電話網における音声認識の技術的な課題と解決法について述べる.
著者
山本 篤志 松本 達郎 片江 伸之 木村 晋太
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.39-40, 1994-09-20
被引用文献数
3

当社では,音声合成システムの研究開発を行なっており,これまでに,通常の文章を自然に読み上げるシステムを開発した。今回は音楽,ゲームなどのアミューズメント分野への応用として,この音声合成システムをベースとした歌唱合成システムを開発した。このシステムの特徴は,以下のとおりである。・自然音声を分析して得られた歌唱モデル(遷移モデル,ビブラートモデル,ゆらぎモデル)が組み込まれており,自然な歌声の合成が可能である。・合唱の合成が可能である。
著者
小林 俊一 片江 伸之 松本 達郎 木村 普太 加世田 光子 大山 隆之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.41-42, 1994-09-20
被引用文献数
1

音声合成は人間と機械の自然なインタフェースとして注目されており,当社では,NIFTY-Servcでの電子メール読み上げサービスや,視覚に障害のある方を対象とした,ディスプレイ上の文字読み上げシステムFMTALK-IIなどの応用例がある。しかし,これらは音声信号処理用のハードウェアを必要としていた。ここ数年,パーソナルコンピュータの処理能力が著しく向上し,実時間での音声処理が可能となってきた。また,メモリが非常に安価になったため,システムの蓄積データを圧縮する必要性が小さくなった。このような背景のもとで,全ての処理をソフトウェアで行ない,かつ高品質な音声の合成が可能なテキスト音声合成システムを開発したので,報告する。本システムの技術的な特徴は以下の3点である。1.DP照合法と詳細二方向文法による形態素解析2.折れ線モデルによる基本周波数パターン生成3.波形編集方式による音声波形生成
著者
管村 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.94, no.372, pp.31-38, 1994-11-25

きたるべき"マルチメディア時代"に向け,通信インフラの整備が進められつつある.このような状況下で,ここ数年,音声認識,音声合成などの音声情報処理技術の応用が活発に検討され,これらに対する世の中の期待も大きい.パーソナルコンピュータ用の音声認識,音声合成ソフトウェアなども開発され,これらの技術が身近かに利用できるようになってきている.この背景には音声認識,音声合成技術が実用に供せられるレベルにまで達してきたこと,CPU,DSPなどハードウェアの高速化などが考えられるが,音声による数々のサービスニーズが潜在していることが大きな理由の一つとしてあげられる.特に電話を用いたサービスは,利用者が新たな設備を付加することなく,種々のサービスが受けられるメリットがある.本稿では通信分野(電話網)における音声処理技術の応用を傾観すると共に,電話網における音声処理技術の技術的な課題について述べる.
著者
白井 克彦
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.37, no.12, pp.1107-1118, 1995
被引用文献数
1

音声によるヒューマンインタフェースは人間にとって自然なもので, その実用化が望まれてきたが, 本稿では, 音声インタフェースを実現するボイスシステムの技術について述べる。音声符号化·音声合成·音声認識の基礎技術および最近の研究動向について解説し, 現在盛んに研究開発されている音声入出力の応用システムや音声対話システムをいくつか紹介する。