著者
妙木 忍
出版者
北海道大学観光学高等研究センター
雑誌
CATS 叢書 (ISSN:21853150)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.137-187, 2016-03-31

コンテンツ・ツーリズム研究の射程 : 国際研究の可能性と課題 = The Scope of Contents Tourism Studies : Proceedings of the Symposium: “International Comparative Research on the Spreading and Reception of Culture through Contents Tourism”, held at Hokkaido University(15-16 March 2015).
著者
大西 豊 西村 文武 藤原 拓 小野 芳朗
出版者
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
雑誌
廃棄物学会研究発表会講演論文集 第18回廃棄物学会研究発表会
巻号頁・発行日
pp.236, 2007 (Released:2007-11-23)

ポリ塩化ビニル製品からの溶出物質として親水性の有機物,とりわけ多くの浸出水中で検出されるフェノール類を対象として本研究ではとくに埋立直後に上昇すると考えられる内部温度に注目してまたポリ塩化ビニル製品の材質について,製品の硬度に注目し溶出試験を行った.
著者
田中 慶一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.75, no.4, pp.501-508, 2009-04-05 (Released:2011-02-07)
参考文献数
7
被引用文献数
1 2

At first, I explain some key points and difficulty of lithography tool design, issues that should be overcome during the development and requirements for stages in lithography tool in this paper. Then, I have ascertained a limit of static-pressure air bearing with differential pumping mechanism for vacuum application, for instance EUVL(Extreme Ultra Violet Lithography tool) by manufacturing so-called the “vacuum compatible” 1-axis air bearing and verifying the performance by comparing with equivalent model simulation. Finally, one of MAGLEV(MAGnetic LEVitated) stage concepts is proposed instead of common AIRLEV(AIR LEVitated) stage by seriously considering a high throughput for mass production. I simultaneously contribute 2nd paper, “Development of 6DOF Magnetic Levitation Stage for Lithography Tool -Proof Of Concept (Second Report)-“ which is a sequel to this paper.
著者
武田 雅彩 三浦 和仁 新井 絵理 松下 貴恵 山崎 裕
出版者
北海道歯学会
雑誌
北海道歯学雑誌 (ISSN:09147063)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.122-126, 2020-04

苦味の自発性異常味覚を訴える症例に対し,漢方薬の五苓散を投与したところさまざまな効能が得られた症例を経験したので報告する. 70 代の女性.初診の1か月前,突然,安静時に右舌縁の苦味を自覚し,その後も症状に改善傾向なくかかりつけの歯科からの紹介にて当科受診した.下肢のむくみ,頬粘膜の咬傷痕が認められ,血清亜鉛値は61 μg/dl と軽度低値ではあったが他の各種検査では異常を認めなかった.味覚障害の原因として亜鉛欠乏性が疑われたが,まずベンゾジアゼピン系の抗不安薬であるロフラゼプ酸エチルの投与を開始した.すぐに苦味は軽快傾向を示したが,3週頃から改善が認められなくなった.そこで水滞の所見を参考に五苓散5 g/ 日を投与すると苦味が軽快した他に下肢のむくみや頬粘膜の咬傷がなくなった。結果的に亜鉛の補充は行わずに味覚異常は完治した
著者
米納 弘渡 秋山 英三
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会研究会資料 知識ベースシステム研究会 89回 (2010/3) (ISSN:24364592)
巻号頁・発行日
pp.03, 2010-03-29 (Released:2021-07-14)

人間社会においては、互いに一度しか付き合うことのない非血縁者間でも協力行動が見られる。しかし、社会全体のことを考慮せずに自分のためだけを考えれば、協力しない方が常に得であるのも事実である。そしてそのように考えるならば、利己的な個人にとっては、自発的に他者に協力行動を取るべき理由は存在しないはずである。このような協力行動の進化を説明するために、これまで多くの人々が「集団間での闘争・淘汰では、集団の中に協力的な個体がより多い集団の方が生き残りやすい。」と主張してきた。しかし人類の場合、それに加え、その人を取り巻く人々や社会、文化によっても大きな影響を受けている。そのような文化的な慣習・制度の一部(単婚性や食料資源の共有)は、集団内での淘汰のメカニズムの効果を弱め、協力行動の進化を促進させる可能性がある。本研究はこのような考えの先行研究に基づき、集団構造を持ったエージェントシミュレーションを行う。そしてその結果を用いて、「人類社会で、どのような条件で協力が進化しうるか」を調査する。\n
著者
田中芳樹 土屋守著
出版者
講談社
巻号頁・発行日
2001
著者
大橋 淑起
出版者
一般社団法人 日本薬局学会
雑誌
薬局薬学 (ISSN:18843077)
巻号頁・発行日
pp.ra.2021-1000, (Released:2021-02-12)
参考文献数
8

近年,社会による薬剤師への期待感が急速に高まっている.薬剤師の働き方は,調剤を中心とした「対物業務」から,患者が薬を服用した後までフォローする「対人業務」への変革が求められている.一方で,その期待とは裏腹に,薬剤師の業務量はますます増大しており,多くの薬剤師が疲弊してきていることも事実である.薬剤師が対人業務に専念するための唯一の解決策が,非薬剤師「コファーマシューティカルスタッフ(CPS)」の活用である.CPS は,一般的な調剤事務とは異なり,業務内容は多岐にわたる.そのため,薬局内で CPS が安全に働くための環境を構築することが必要となってくる.この環境構築の基本的な考え方は,「業務フローの整理と見直し」と積極的な「機械化・ICT化」の 2 点に集約される.貴薬局に CPS を導入するためには,①経営者による方向性の決定,②薬剤師・CPS の意識改革,③CPS が働くための環境整備が必要となる.
著者
小林章夫著
出版者
河出書房新社
巻号頁・発行日
1998
著者
小林章夫 [著]
出版者
講談社
巻号頁・発行日
2022
著者
小峯 秀雄 横井 亨朱 多賀 春生 斉藤 泰久 鈴木 清彦
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:24366021)
巻号頁・発行日
vol.79, no.1, pp.22-00051, 2023 (Released:2023-01-23)
参考文献数
6

著者らは,2050年のカーボンニュートラル実現に資するため,社会活動に伴い発生する副産物の中に二酸化炭素を固定化する性能を持つ素材があることに着目して,これらを活用したカーボンキャプチャー都市環境の創生を構想している.本論文では,実際の副産物を複数選定し,独自に開発してきた一定流量通気型CO2固定化試験を活用し,CO2固定化素材のカーボンキャプチャー性能のデータベースのプロトタイプを提案する.さらに,このデータベースを活用して,具体的な産業廃棄物処分場を例に挙げて,その潜在的なカーボンキャプチャー性能を試算し,森林のそれと比較して有効性を示す.さらに都市環境のカーボンキャプチャー効果の再評価と新しい未来社会構想を論じる.
著者
小野田 泰明
出版者
公益社団法人 都市住宅学会
雑誌
都市住宅学 (ISSN:13418157)
巻号頁・発行日
vol.2019, no.104, pp.150-156, 2019 (Released:2020-02-01)
参考文献数
8
被引用文献数
1

Public procurement for build environment is the issue which is important but controversial. The works are expected to achieve well organized circumstance with saving budget. Especially, in recent Japan, it is becoming more difficult, because they have to set up new condition to prepare the aging society under the huge pressure of cutting budget. The former part of this paper explains that the recent situation of the procurement for public building in Japan to compare with other country, such as France and UK. The later part of the paper points out some important issues to overcome these difficulties with referring some practices in the reconstruction works from the Great East Japan Earthquake in 2011.
著者
仙田 満
出版者
公益社団法人 都市住宅学会
雑誌
都市住宅学 (ISSN:13418157)
巻号頁・発行日
vol.2019, no.104, pp.121-125, 2019 (Released:2020-02-01)
参考文献数
6

In Japan, the services of professionals in architectural design, graphic design, technology, and arts for the public sphere are in principle evaluated according to criteria of accounting law and local government laws. This article discusses the process of presenting proposals to the Science Council of Japan calling for the revision of these practices and evaluation on the basis of quality.