著者
中山 泰一 中野 由章 久野 靖 和田 勉 角田 博保 萩谷 昌己 筧 捷彦
雑誌
2016年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 (ISSN:1884197X)
巻号頁・発行日
vol.2016, 2016-09-16

情報科の教科担任の現状を明らかにするため、筆者らは臨時免許状の授与と免許外教科担任の許可の状況を調査してきた。情報科では、臨時免許状や免許外教科担任が多用されている。また、普通免許状の保有者でも半数以上の教員が他の教科を担当している状況である。
著者
史料館

凡例阿波蜂須賀家文書目録雲州松平家文書目録蜂須賀家文書解題松平家文書解題
著者
史料館

口絵凡例信濃国松代真田家文書目録(その1)解題
著者
西田 智 浜中 雅俊 平田 圭二 東条 敏
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.23, pp.1-7, 2010-07-21
参考文献数
6

本稿では,曲の雰囲気や特徴を変えずに,楽曲構造に基づきメロディ中に新たな音を追加して,メロディを生成する手法について述べる.本手法の特長は楽曲構造を利用したことであり,その結果,生成されたメロディは元のメロディの雰囲気を忠実に反映することができた.提案手法では,まず,メロディを音楽理論GTTMに基づき分析し,タイムスパン木を獲得する.次に,得られたタイムスパン木に,既存の曲のタイムスパン木を参考にして,新たな枝を追加することで,音数の増加した新たなメロディを生成する.実験の結果,簡約したメロディから楽曲構造に沿って具体的なメロディを生成できることを確認した.This paper presents a melody generation method which adds new notes to a given melody with its flavor and characteristics retained. The main advantage of our method is that musical structures are employed to keep the similar flavor of an original melody in a generated melody. First, we analyze an original melody based on music theory GTTM and acquire a corresponding time-span tree. Next, we add a new branch and a note, referring to the time-span tree of an original melody. As a result, we obtain a new melody in which a new note has been added. We conduct an experiment, which demonstartes that our method can generate an instantiated melody from a simple melody, unchanging its basic musical structure.
著者
川村 隆浩 渡邊 勝太郎 松邑 勝治 櫛田 達矢 古崎 晃司
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.59, no.12, pp.839-848, 2017-03-01 (Released:2017-03-01)
参考文献数
23

近年,大規模書誌情報データベースを対象とした科学計量学の研究が盛んに行われている。そのため,論文や特許,研究データの分類やクラスタリング,検索のため科学技術に関するシソーラスの重要性が増している。科学技術振興機構(JST)では,1975年からJST科学技術用語シソーラス,また2005年からは関連する大規模用語辞書の構築・改訂を進めてきたが,今回,合わせて約24.5万概念を含む両者を国際標準化団体W3Cが規定するResource Description Framework形式のLinked Dataに変換し,期間限定で公開した。本稿では,まずJSTシソーラスおよび大規模辞書の概要,およびLinked Data版の特徴や有用性について述べる。そして,さまざまなドメインオントロジーをつなぐハブとなるトップレベルオントロジーとしての位置付けについて考察し,オントロジー的観点から概念間の関係性の再整備を進めているライフサイエンスカテゴリーにおける取り組みを紹介する。最後に今後の取り組みとして自然言語処理技術による半自動的なシソーラス保守・整備作業の可能性について触れる。
著者
山本 冴里
出版者
公益社団法人 日本語教育学会
雑誌
日本語教育 (ISSN:03894037)
巻号頁・発行日
vol.149, pp.1-15, 2011

<p> 本稿は,主に計量テキスト分析の手法によって,戦後国会の「日本語教育」言及会議における論点を調査し,また,そこで「日本語教育」に言及した人々(アクター)が誰であったのかを調べた結果を記したものである。調査の結果,アクターが文部省関係者を中心としていたことや,時期によって「日本語教育」言及会議数には大きな増減があったこと,また全時期の議論にほぼ通底する使用語彙と,各時期を特徴づける独特の語彙の存在が明らかになった。さらに「日本語教育」言及会議数急増期については,該当時期に特徴的な語を析出し,その特徴的な語と語の関係についてまとめた。</p>
著者
星野 太
出版者
総合文化研究科超域文化科学専攻
巻号頁・発行日
2014-09-25

学位の種別: 課程博士
著者
番場 美恵子
出版者
昭和女子大学近代文化研究所
雑誌
学苑 = Gakuen (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
no.909, pp.37-51, 2016-07-01

Gakudo-hoiku-shisetsu(after-school childcare facility, the whole system is also called gakudo)provide after-school day-care of elementary school age children whose parents are both working, and of children of single parents. Some local governments provide after-school child-care services for all elementary school age students and in some cases gakudo is included in the services. Yokohama city provides the above services separately, using classrooms of elementary schools for the general student population, while using private houses, apartments and other facilities for the gakudo children. For the purpose of finding out(1)the effect of locating gakudo outside of schools while other students’ after-school activities take place inside schools, and(2)environmental problems related to gakudo, the author surveyed 9 gakudo facilities in K-ward, Yokohama city. The staff responded to a questionnaire and inquiries. Analysis of the results shows that having gakudo in smaller venues and with smaller numbers of children enables better communication and increased comfort; that for the children, moving to the facility after school brings about a positive change; and that locating gakudo outside of schools helps ensure that local buildings are fully utilized. But the interior and exterior environment of many of these off-site facilities remain inadequate. The change to the system that may be most urgently needed is to find better off-site venues. This is where the administration could intervene most effectively.
著者
河瀬 彰宏 村井 源 徃住 彰文
出版者
Japan Society of Information and Knowledge
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.129-134, 2010-05-15
被引用文献数
1

本研究では,音楽評論家によって語られる作曲家の概念的特徴とそれらの関係を明らかにするために,作曲家に対する感性的表現を計量的に分析した.データは音楽評論雑誌『ポリフォーン‐音楽評論の開かれた場』のテキスト全13冊を対象とし,最も多く語られる7名の作曲家(出現回数が多い順に,モーツァルト,ベートーヴェン,ワーグナー,マーラー,J.S.バッハ,ドビュッシー,シェーンベルク)を形容する感性的表現,語彙レベルで用いられる頻出感性語とその用法の特徴を解析することで,作曲家概念の感性的要素を精緻に特徴づけた.
著者
金子幸彦著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1961

10 0 0 0 北条時宗

著者
川添昭二著
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
2001
著者
宇佐美 龍夫 茅野 一郎
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大学地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.923-933, 1970-12-05

The relation between Mk and MJ MJ=0.5Mk+4.35 is obtained by the method of least squares, using data from 1926 to 1943. It is shown that the relation can also be applied to earthquakes between 1885-1925. However, for earthquakes before 1885, the relation seems to hold for only large earthquakes with magnitude M(=0.5 Mk+4.85) larger than 8.0. MJ of the great Kanto earthquake of 1923 is given as 7.83 from the seismograms recorded at 3 Japanese stations.
著者
松枝 宏明
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.96, no.4, pp.383-482, 2011-07
被引用文献数
1

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
岡谷 慶子 Keiko OKAYA
出版者
静岡産業大学情報学部
雑誌
静岡産業大学情報学部研究紀要
巻号頁・発行日
no.9, pp.187-202, 2007

EUの経済統合においてチョコレートの呼称を使用するに際して、イギリスのチョコレートの品質と大陸のチョコレートの差異をめぐる論争が1973年に始まり世界の注目を浴びた。また昨今ロアルド・ダールの名作『チャーリーとチョコレート工場』が再映画化され(2005)、人気を博している。その人気は作者のチョコレート嗜好だけでなくイギリスの子ども、ひいてはイギリス人のチョコレートへの愛着を物語るものである。イギリスの巨大チョコレート・メーカーはどのように誕生、発展し、イギリス人の味覚を決定づけるに至ったか。なかでもイギリスのクエーカー教徒はチョコレートの普及に大きく貢献した。彼らの禁酒運動への情熱から19世紀初頭には紅茶、コーヒー、ココアを提供するようになり、チョコレート産業に関わることになる。以後200年にわたりイギリスのチョコレート産業を占拠した。フライ、キャドバリー、ラウントリー、テリーはいずれもクエーカーであった。クエーカーの事業主は宗教上の信条から社会改革に積極的に関わり、産業発展期において他の事業主の下よりは従業員の待遇がはるかに良好であったことが特徴である。
著者
新美 仁男 佐々木 望 松本 生 首村 紀夫 中村 陽子
出版者
一般社団法人 日本内分泌学会
雑誌
日本内分泌学会雑誌 (ISSN:00290661)
巻号頁・発行日
vol.52, no.10, pp.1040-1045, 1976-10-20 (Released:2012-09-24)
参考文献数
14
被引用文献数
1

An epidemiological survey on the incidence of chronic lymphocytic thyroiditis in childhood was performed in 11,353 apparently healthy school children in Chiba prefecture, Japan.The present study included 9,416 school children (4,401 boys and 5,015 girls, ages 6-18 yrs) in Chiba City and 1,937 children (744 boys and 1,193 girls, ages 16-18 yrs) in Tateyama City. The first group was selected as a representative of urban area, and the second group was selected as that of seaside area.Children having goiter were selected for testing antithyroglobulin and antimicrosomal antibodies in sera. Final diagnosis of chronic lymphocytic thyroiditis was based on histological specimens obtained by needle biopsies on the antithyroid antibody positive subjects.The overall incidence of chronic lymphocytic thyroiditis in these children was 1.7 per 1,000 children. There was a considerable sex difference in the prevalence. None of the patients were boys. In girls the incidence increased with age : ages 6-12 0.9, ages 13-15 4.6 and ages 16-18 3.1-4.2 per 1,000, respectively. The incidence in the seaside area, 2.6 per 1,000 was not significantly higher than that in the urban area, 1.8 per 1,000. Histologically, all cases were classified as focal thyroiditis.
著者
飯田 嘉一郎 吉浦 紀晃
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2017-IOT-36, no.31, pp.1-8, 2017-02-24

近年では個人情報保護の意識が高まっており,個人情報を伏せたままの通信を可能にする匿名化通信が注目されている.匿名化通信を実現するもので最も普及しているのは Tor (The Onion Router) である.Tor はインターネットにおいて通信経路の匿名化を実現できるが,この匿名化の犯罪利用が非常に多く,早急な対策が必要とされている.本論文では,Tor を利用してインターネット掲示板に悪質な書き込みをするユーザを特定することを目的とする.本論文では,Tor の通信をキャプチャし,そのパケットの特徴を Fingerprint とする.この Fingerprint を利用して,掲示板ヘ書き込みを行ったユーザを特定するシステムを提案する.さらに,本論文では,この機能を実装し,Tor ネットワーク上で実験を行なった.そして,Fingerprint を利用した従来のユーザ特定手法よりも高い精度でユーザの特定が可能となった.