1 0 0 0 綴方風土記

著者
平凡社 編
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
vol.5(関西篇), 1953

小中学生の綴方を主体に又豊富に写真や図解を挿入して近畿2府4県の人々の現実の生活と還境を伝える。 (日本図書館協会)

1 0 0 0 方言研究

出版者
日本方言学会
巻号頁・発行日
vol.3, 1941-06

1 0 0 0 方言研究

出版者
日本方言学会
巻号頁・発行日
vol.4, 1941-10
著者
Makoto Funaki
出版者
The University of Tokushima Faculty of Medicine
雑誌
The Journal of Medical Investigation (ISSN:13431420)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3,4, pp.88-92, 2009 (Released:2009-09-17)
参考文献数
42
被引用文献数
51 59

Insulin resistance is one of the pathophysiological features of obesity and type 2 diabetes. Recent findings have linked insulin resistance to chronic low-grade inflammation in white adipose tissue. Excess storage of saturated fat in white adipose tissue due to a modern life style causes hypertrophy and hyperplasia of adipocytes, which exhibit attenuated insulin signaling due to their production and release of saturated fatty acids. These adipocytes recruit macrophages to white adipose tissue and, together with them, initiate a proinflammatory response. Proinflammatory factors and saturated fatty acids secreted into the bloodstream from white adipose tissue impair insulin signaling in non-adipose tissues, which causes whole-body insulin resistance. J. Med. Invest. 56: 88-92, August, 2009
著者
布尾 勝一郎
出版者
専門日本語教育学会
雑誌
専門日本語教育研究 (ISSN:13451995)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.23-26, 2013-12-26 (Released:2016-04-07)
参考文献数
10
被引用文献数
2
著者
佐藤 慎太郎
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.79, no.3, pp.701-722, 2005-12-30 (Released:2017-07-14)

本稿は宗教学の問い直し(「宗教学とはいかなる学問か」)の試みの一つとして、M・エリアーデの宗教学を考察の対象とするものである。特に彼はその研究における鍵概念として「聖なるもの」を置いており、この概念との関係からその視点を浮き彫りにすることを試みる。そこには近代西洋世界の救済への切迫した危機意識を看取できる。彼の宗教学においてはヒエロファニー論にしてもhomo religiosus概念であっても、最終的な帰結までもってゆけば、必ず近代西洋の問題に対してポジティブな可能性を開くものとして主張されていた。すなわち彼の宗教学には意味の次元の開示による、客観性や実証性という原理では取りこぼしてしまう、非聖化を迎えた近代西洋社会において果たしうる文化的役割がいわば確信犯的に強調されていることを確認する。
著者
平野 清 杉山 智子 小杉 明子 仁王 以智夫 浅井 辰夫 中井 弘和
出版者
日本育種学会
雑誌
育種学研究 (ISSN:13447629)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.3-12, 2001-03-01 (Released:2012-01-20)
参考文献数
23
被引用文献数
6 5

本研究は, 自然農法および対照の慣行農法水田における在来系統を含むイネ4品種の生育と根面および根内の窒素固定菌の動態との関係について解析した. その結果, 自然および慣行農法における, イネ品種の生育にともなう根面および根内の窒素固定菌の推移は, イネ植物体の窒素含量増加および乾物重増加の推移と密接な関係があった. すなわち, 生育初期 (移植-最高分げつ) に窒素固定菌が多くなる品種は生育初期での窒素含量増加率および乾物重増加率が高く, 生育後期 (出穂-登熟) に窒素固定菌が多くなる品種は生育後期での窒素含量増加率および乾物重増加率が高くなる傾向を示した. また, 全体的に, 自然農法におけるイネ品種の窒素固定菌数が慣行農法より多い傾向が認められた. 特に, 自然農法において, 生育後期に相対的に窒素固定菌数が多くなる品種は, 慣行農法と同程度の籾収量が得られたことは注目に値する. このことは, 自然農法でより高い収量性を確保するためには, 生育後期に窒素固定菌数が多くなるタイプの品種を採用することが有効であることを示唆している. 本研究で用いた日本在来系統であるJ195は, 自然農法における生育後期の窒素固定菌数が多く, 収量も高かったことから, 自然農法あるいはこれに類する持続可能型農業で高収量を得る品種育成の有用な育種材料になり得ることが示唆された.
著者
孫 鵬程 柴田 昌三 貫名 涼
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会誌 (ISSN:13498509)
巻号頁・発行日
vol.101, no.6, pp.257-265, 2019-12-01 (Released:2020-02-01)
参考文献数
45
被引用文献数
1

近年,日本では竹資源の持続的利用が重要な課題となっている。本研究は鹿児島県内の竹材とタケノコ関連業者を対象に,アンケートによって竹資源利用の現状を明らかにし,竹産業の構造変化および影響要因について検討したものである。調査は2018年9月に,県内全地域の合計45の関連会社に調査票を配布して行った。回収率は64.4%,有効回答は23枚であった。解析の結果,竹製輸入品の増加,職人の高齢化などの影響が見られ,業者数が1974年から2018年にかけて大幅に減少し,多くの伝統的竹工芸品を生産してきた業者が消失していた。一方,現在も操業している業者では,竹材製品の生産は便利さや実用性を持つ現代生活にマッチした多様な製品の量産化に主たる内容が変化していた。すなわち,これらの業者は製品の改良,高付加価値化および販路の開拓を通じて経営を維持していた。今後,伝統的竹工芸品生産業者がさらに減少することが懸念される。竹産業の維持には,良質な竹材生産ができる竹林の確保,および地元特有の竹材加工技術や知恵を継承していくこと,中国などの竹製品輸出国における竹製品の生産・流通の実情を把握することが重要であると考えられた。
著者
香取 秀俊
出版者
東京大学
雑誌
若手研究(A)
巻号頁・発行日
2002

現在の時間標準であるセシウム原子のマイクロ波遷移を基準とした光周波数のコヒーレント計測技術が確立した結果,時計遷移周波数が5桁高く,より高い安定度が期待できる光領域の時間標準の実現や,それらの原子時計の時間揺らぎの評価が,現実的な意義をもつようになった。本研究は,従来の単一イオントラップ光周波数標準と中性原子光周波数標準の特長を同時に実現可能な「光格子時計」のアイディアを提案・実証することを目的とした。光格子中にトラップされた中性原子を用いる「光格子時計」手法では,単一イオントラップ光周波数標準の特徴である(1)ラム・ディッケ束縛によるドップラーシフトの除去,(2)原子間衝突の除去,を(3)光シフトを相殺した光格子にトラップした約100万個の中性原子によって実現する。これによって,イオントラップ周波数標準のもつ高い周波数確度を維持しつつ,およそ3桁の安定度向上を狙う。この提案の鍵を握る「光シフト相殺手法」の検証のため,ストロンチウム原子のフェルミ同位体^<87>Srの^1S_0-^3P_0禁制遷移(遷移周波数698nm、線幅1mHz)を用いた理論計算を行ない,1秒で10^<-18>の安定度・確度を達成可能なことを,明らかにした。「光格子時計」の実証のため,レーザー冷却を施した^<87>Srを1次元光格子に捕獲し,時計遷移励起光に対してラム・ディッケ束縛条件を満たした上で,これに対する分光実験を行った。この結果,光格子レーザー波長を813.5nmとすることで光シフトの相殺が可能となることを示し,このとき励起レーザー線幅で制限される(ドップラーフリーな)500Hzの時計遷移の観測に成功した。
著者
井上 琢智 Takutoshi Inoue
雑誌
経済学論究 (ISSN:02868032)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.135-206, 2003-03-20