1 0 0 0 OA 史蹟調査報告

出版者
文部省
巻号頁・発行日
vol.第8輯 (明治天皇聖蹟), 1935
著者
立原 慶一
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.153-163, 1997

At present, there are numerous students revealing that they "don't know what (they) should express." This condition is very grave. Expression entails pain and effort. Growth a s a human being cannot be expected if students do not deepen what they see, feel and think daily through activities of expression and if they do not discover themselves from within. One approach to solve this pending question might be trying to learn from progressive educational theories on young and teenage children's pictorial expression. The subject established in this research is the examination of what is the desirable form of expression for children and how to foster its development. I would like to elucidate the way in which this subject opened up with time and societal development. I will also examine the theory from the point of view of its validity in modern education. This historical genealogy and its structural characteristics have not been realized theoretically to date. This research, based on actual circumstances, surveys serious problem conditions in fine arts departments as mentioned above, and attempts to open a new phase of fine arts education theory. The extracts of the theoretical results featured in this research were highly valid. In order to increase educational effectiveness, contemporary school education based on tried theories, must work anew towards the structural grasp of establishing subject and theme contents.
著者
高木 元
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.43, no.10, pp.22-34, 1994

江戸読本は商品として生産された書物であるから、本文以外の装幀や板面も読まれるべきテキストとして作られている。また新刊予告の分析を通じて作者と板元との位置を計測し直し、さらに江戸読本には書式(フオーマツト)が形成されたこと、商品価値こそが書物のメディア性を保証していることなどを論じた上で、出板流通機構という構造をみずからの中に抱え込んで、書式を踏まえなければ<作者>は書物を作れなかったことを明らかにした。
著者
松浦 茂樹
出版者
白陽社
雑誌
日本主義
巻号頁・発行日
no.39, pp.90-111, 2017
著者
升屋 勇人 戸田 武 市原 優 森山 裕充 景山 幸二 古屋 廣光
出版者
国立研究開発法人森林研究・整備機構
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2018-04-01

全国の天然林、人工林において樹木疫病菌の調査を行った。特に渓流のリターを中心に調査を行うとともに、枯死木があればその根圏土壌からの分離を行った。その結果、現時点で約1000菌株以上を確立した。これらの中にはP. cinnamomiなどの重要病害も含まれている。これらの菌株の詳細については、現在DNA解析と形態観察を継続して行っている。これまでに国内では約20種程度の種数が確認されていたが、そのほとんどは畑地であり、森林において多くの種類が検出される点は新規性が高く、日本における本病害のリスクを正確に把握するための一助となる。また、当年度は関西においてヒノキ幼木の枯死に樹木疫病菌が関係している可能性が考えられ、今後詳細な接種試験が必要である。さらにイチョウの集団的な枯損にも樹木疫病菌が関与しているか可能性があり、より詳細な現地調査を行っているところである。本年度はP. cinnamomi、P. cambivora、P. castaneaeを各種ブナ科樹木苗木の樹皮に有傷での接種試験を行った。その結果、クリではP. castaneaeが特に強い病原力を有すると考えられた。またその他の樹種に対してもそれぞれ病原性を有することが確認され、感染すれば十分に各樹種に損害を与えることが明らかとなった。特にコナラ、ミズナラ、クリは本病害に対して感受性が高い可能性がある。これらの成果は、これまで原因不明であった枯死のいくつかに本病原菌が関与する可能性を示すものである。
著者
亀井 秀雄
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.1-9, 1992

最近のテクスト論的研究は、従来の文学研究が作者を実体論的にしかとらえなかった傾向を批判して、「作者の死」を主張している。これは正当な問題意識と言えるが、しかしその反面、テクストとともに現出する「作者」あるいはテクストの生産する「作者」への関心を欠落している。本論ではその「作者」を、書く行為の段階、印刷の段階、本として流通機構に繰り込まれた段階から考察検討した。
著者
野平 慎二
出版者
教育思想史学会
雑誌
近代教育フォーラム (ISSN:09196560)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.15-30, 2010

物語論(Narrative Approach)によれば、物語は物事や出来事の存在と意味を構成する基本的なメカニズムであるとされる。物語をとおした自己の存在(自己物語の語り)および変容(自己物語の語り直し)はいかに可能なのか。これについて考察することが本論の第一の課題である。また今日では、「大きな物語」の終焉の後に、「小さな物語」への囚われとでも呼ぶべき現象がみられる。こうした現象の歴史的な背景を探ることが本論の第二の課題である。「小さな物語」への囚われを回避するためには、弁証法的な発達の物語を支える、物語の存在論的な次元に目を向けることが必要である。このことは、自己物語の語り直し(語りえないものの意味づけ直し)が世代間の有意味な経験の伝承となるための条件ともなる。
著者
吉川 登
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.441-452, 2011

鑑賞学の基礎理論として筆者が提示した研究論文「行為としての鑑賞-鑑賞学の序章としての鑑賞行為の分析-」(平成4年度)の内容を再検討することによって,鑑賞学の基礎理論の充実・補強を図る。特に,第5章鑑賞の思考レベル:「考えること」では,具体的な画像読解の手法を提案した。また,平成4年から平成22年までに公表された「鑑賞学実践研究」の成果を背景にして,鑑賞学の特色および有効性について論究した。
著者
杉本 勇次 飯田 展久
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1869, pp.61-64, 2016-12-05

既存の投資ファンドと一線を画す独自の手法で企業の経営改革を支援する。大江戸温泉やすかいらーくなど、国内で順調に投資実績を積み上げてきた。商社出身の日本代表が、投資と企業再生への手応えと日本への熱い思いを語った。
著者
木村 元雄
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.38, no.8, pp.556-560, 1974-08-05 (Released:2010-03-15)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1