著者
日比野 友亮
出版者
一般社団法人 日本魚類学会
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.64, no.1, pp.59-64, 2017-04-25 (Released:2018-06-01)
参考文献数
16

A single specimen of the catfish, Silurus lithophilus (Tomoda, 1961), was found in the collection of the Natural History Museum, London. The catalog number of the specimen (BMNH 1910.6.30.18) indicates that it was registered on 30 June 1910, long before the collection of the holotype of S. lithophilus (April 1961), previously believed to be the first collected example of the species. Accordingly, the Natural History Museum specimen represents the oldest known example of the species. It is inferred that the specimen was collected during the 6th collecting survey of Mr. Richard Gordon Smith (from November 1905 to mid 1907), the precise date not being apparent in his excerpted diary published by Ms. Victoria Manthorpe. The collection locality of the specimen was noted as Kyoto on the jar label and in the museum collection database. However, a personal tag attached by Mr. Gordon Smith noted its collection from Lake Biwa. Apparently, the specimen was purchased at Kyoto after having been originally collected at Lake Biwa.
著者
齋藤 衛
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.468-474, 2013-04-15

日本国内におけるDDoS攻撃とその対策の状況と,これから解決すべき課題について紹介する.攻撃については,日本におけるDDoS攻撃の変遷,DDoS攻撃の発生件数,攻撃規模の変化について触れ,対策の状況では,多くのISPで提供しているDDoS攻撃対策のサービスについて概観した後,DDoS対策の限界と副作用について述べる.最後に,国内ISPのユーザ同士で互い攻撃しあうような状況が,より大規模に発生した場合,その対処において解決すべき,これからの課題を提示する.
著者
齋藤 衛
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.468-474, 2013-04-15

日本国内におけるDDoS攻撃とその対策の状況と,これから解決すべき課題について紹介する.攻撃については,日本におけるDDoS攻撃の変遷,DDoS攻撃の発生件数,攻撃規模の変化について触れ,対策の状況では,多くのISPで提供しているDDoS攻撃対策のサービスについて概観した後,DDoS対策の限界と副作用について述べる.最後に,国内ISPのユーザ同士で互い攻撃しあうような状況が,より大規模に発生した場合,その対処において解決すべき,これからの課題を提示する.
著者
大阪鉄道局 編
出版者
大阪鉄道局
巻号頁・発行日
vol.昭和3年度, 1930
著者
大阪鉄道局 編
出版者
大阪鉄道局
巻号頁・発行日
vol.昭和4年度, 1933
著者
増野 途斗 中村 好男
出版者
The Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.121-124,a2, 2005

花宗川における春水通水慣行は非灌漑期の春先において, 矢部川から分水する花宗川を瀬替して通水し, クリークに用水を貯水する慣行である。この通水期間は「四月上旬から八十八夜までの一ヵ月間」において実施されていたが, 現在では約20日間遅れで継続されている。このような慣行に関し, 旧通水期間と瀬替部分の横断水路敷設を視点に, 慣行の成立過程を検討した。その結果, 旧藩時代の初期に田中吉政氏の農業振興対策の一つである麦栽培の導入・奨励が契機となって, 瀬替水路は開削され春水通水慣行が成立したことを明らかにした。
著者
澄川 靖信 ヤトフト アダム
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J104-D, no.5, pp.486-497, 2021-05-01

歴史を理解することの重要性は広く認識されている.多くの人に知られている過去や地域史はTwitter上でも共有されているので,利用者ごとの関心に沿った歴史を提示できる対話システムが実現できると,多くの人に対して歴史への理解や関心を促進させることが期待できる.しかし,歴史学者ではない一般の人が気軽に歴史と対話できるシステムは実現されていない.本研究ではWikipediaから収集した過去の出来事をツイートするチャットボットを実現する.本チャットボットは,同じ日に起きた過去の出来事を定期的にツイートするだけでなく,利用者からのツイートに応じて適切な出来事をリプライする.また,利用者からのツイートが歴史に関するとき,そのツイートをリツイートして拡散する.本論文では,チャットボットの実現方法と,リツイートのために利用する分類器の訓練方法について述べる.訓練した分類器は再現率・適合率・F値の全てにおいて92%を超えることを確認した.