著者
橘高 康介 宮崎 ひろ志
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.79, no.704, pp.891-899, 2014-10-30 (Released:2014-10-30)
参考文献数
14
被引用文献数
5 6

The goal of this research is to obtain knowledge about an impact of the Great East Japan Earthquake on the wide area air temperature sensitivity of electric power consumption. To find a relevant air temperature, we propose a weighted mean air temperature, which obtained with daytime and nighttime population. As the result, we recognized as follows: Energy saving movement in society was clearly recognized after the earthquake (energy consumption reduced to 60% in the sensitivity). From the result in summer 2012, impact of human factor on air temperature sensitivities was recognized continuously.
著者
Jaloszynski Pawel
出版者
国立科学博物館
雑誌
Bulletin of the National Science Museum Ser. A Zoology (ISSN:03852423)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.225-228, 2003-12

Chelonoidum araiorum sp. nov. (Coleoptera, Scydmaenidae, Cephenniini) is described from Central Honshu, Japan. The new species is easily distinguishable from its Japanese congeners by having all antennomeres longer than wide, distinctively more slender body and the shape of the aedeagus. Members of the tribe Cephenniini are known to occur in the forest floor; the new species is unique in inhabiting the intertidal zone of the Pacific coast. The male habitus and the aedeagus are illustrated.
著者
共益 商社(編)
出版者
共益商社樂器店
巻号頁・発行日
1902-12
著者
瀬尾 勝弘
出版者
一般社団法人 日本心臓血管麻酔学会
雑誌
Cardiovascular Anesthesia (ISSN:13429132)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.13-18, 2018-08-01 (Released:2018-10-10)
参考文献数
22

心疾患合併患者の非心臓手術の周術期管理のうち,米国,ヨーロッパ,本邦のガイドラインなどを参照して,冠動脈疾患と大動脈弁狭窄症(AS)を中心に紹介する。 冠動脈疾患については,新しい世代の薬剤溶出性ステント(DES)では留置後6か月あるいは3か月以上であれば非心臓手術を行うことが許容されてきている。 ASについては,周術期管理の進歩に伴い,重症でも無症状であれば中等度リスクまでの予定非心臓手術は行ってよいとされている。一方,バルーン大動脈弁形成術(BAV),経カテーテル大動脈弁置換(留置)術(TAVR, TAVI)が普及して,非心臓手術を受ける重症AS患者に対する周術期管理の選択肢が広がっている。
著者
大沼 学
出版者
日本野生動物医学会
雑誌
日本野生動物医学会誌 (ISSN:13426133)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.1-8, 2004 (Released:2018-05-04)
参考文献数
40

絶滅危惧種を飼育下で繁殖させることは,種の保全を行う上で重要な手法となっている。本研究では,現在マレイシア国サラワク州において飼育下にある21頭のマレーゲマ個体群が今後維持可能かどうかを個体群存続可能性分析(population viability analysis : PVA)により評価した。 PVAを行うためにはマレーゲマの繁殖学的情報と遺伝学的情報が不足していた。そのため,はじめにメスの繁殖周期を観察するとともに,ミトコンドリアDNAの塩基配列を指標とした系統の分析とマイクロサテライト座位の多型を指標とした遺伝的多様性評価を実施した。その結果マレーグマは生息地域では雨季に同調して繁殖している可能性が高いこと,この飼育個体群は飼育下繁殖を実施する場合の創設集団として利用できるほどの遺伝的多楡|生を保持していることが明らかとなった。これらの新知見を加えてPVAを実施した結果,メス1頭を5〜10年間隔で補充する必要はあるが,既存の施設や現地の飼育管理技術を利用して現在の個体数を維持しながら80%以上の確率で個体群を維持できるということが明らかとなった。したがって,飼育個体群を維持することは,マレイシア国サラワク州におけるマレーグマの保護策のひとつとして考慮するべきであると考えられた。
著者
宮沢明子著
出版者
ショパン
巻号頁・発行日
2003
著者
宮沢明子著
出版者
大和書房
巻号頁・発行日
1980
著者
池田 清志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.345, pp.23-26, 2005-10-13
参考文献数
12

本論文では、VHF帯超音波光回折効果を用いた溶液濃度測定について述べている。駆動超音波周波数には、9MHzPZTトランスジューサーの高調波で生じる30-100MHzを用いた。試料溶液として、0.0-20.0% NaCl溶液と蔗糖溶液を用いた。AOセルで偏向された輝点を距離検出器により、トラッカ電圧V_Tに変換して、溶液濃度を測定した。NaCl溶液のトラッカ電圧感度は、第9高調波94.02MHzで、139.1mV/%となった。蔗糖溶液の感度は、第9高調波94.02MHzで、47.1mV/%となった。この感度は、9-30MHzのRaman-Nath回折を利用した時より、約11.2倍改善された。NaCl溶液の電圧感度の周波数依存性の比例係数は、1.23mV/%MHzを得た。
著者
山口 育子 内田 学 丸山 仁司
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.113-119, 2019-05-31 (Released:2019-06-28)
参考文献数
23

【目的】高齢者の呼吸筋力,呼吸機能をはじめとする身体機能の実態把握と,運動耐容能との関連因子について検討した.【方法】歩行が自立した地域在住高齢女性60名を対象とした.呼吸筋力はPImax,PEmax,呼吸機能はVC,FVC,FEV1.0,PEF,運動機能は握力,膝伸展筋力,歩行速度,CS-30,TUG,片脚立位,FR,6MWD,身体組成は筋量,筋率を測定した.対象者の握力と歩行速度の結果から運動機能低下群(低下群)と運動機能維持群(維持群)の2群に分け,2群間の比較と,群ごとの6MWDと膝伸展筋力,歩行速度,VC,PImax,PEmax,SMIとの関連性を重回帰分析にて分析した.【結果】筋量,筋力は年代別基準値と近似したが,呼吸筋力,呼吸機能と運動耐容能は予測値より低く,低下群は維持群より有意に低値であった.低下群では運動耐容能の関連因子として呼吸機能が選択された.【結論】握力や歩行速度が低下してきた高齢者の運動耐容能の維持には,呼吸機能,呼吸筋力の重要性が示唆された.

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著者
栗本丹洲 画
出版者

幕医栗本丹洲(1756−1834)自筆の掛軸、5軸から成る(最初の「 」内は原記載名、片仮名は現和名)。軸1「海鴎」(その一):ウミネコ、2歳の若鳥か成鳥、夏羽「海鴎」(その二):オオセグロカモメか、セグロカモメ。軸2「豪猪、山アラシ」(2図):ジャワヤマアラシ。軸3「雷獣」:オオカミ、あるいは野犬、「元文二年(1737)七月十七日、武州岩槻領掛村」。軸4「ウチハ魚」:ウチワフグ、「寛政六年冬、志州波切浦‥‥袋ブカ」。軸5「沖マンザイ」:マンボウ、「寛政九年七月廿九日、佐州姫津村沖」(磯野直秀)
著者
中島 直
出版者
日本精神神経学会
雑誌
精神神經學雜誌 = Psychiatria et neurologia Japonica (ISSN:00332658)
巻号頁・発行日
vol.103, no.9, pp.655-659, 2001-09-25
参考文献数
18
被引用文献数
2
著者
栗原 久
出版者
朝日新聞社
雑誌
科学朝日 (ISSN:03684741)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.p30-34, 1987-11