著者
加藤 新太郎
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.71, no.4, pp.141-171, 1996-03-30
著者
萩谷 朴
出版者
大東文化大学日本文学会
雑誌
日本文学研究 (ISSN:03862070)
巻号頁・発行日
no.20, pp.p28-42, 1981-01
出版者
内務省地理局
巻号頁・発行日
vol.巻之219 大里郡之1,巻之220 大里郡之2,巻之221 大里郡之3,巻之222 男衾郡之1,巻之223 男衾郡之2,巻之22, 1884
著者
山口 正貴 高見沢 圭一 原 慶宏 後藤 美和 横田 一彦 芳賀 信彦
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
pp.11136, (Released:2016-06-01)
参考文献数
36
被引用文献数
2

【目的】6 ヵ月以上持続している慢性の非特異的腰痛患者に対するMcKenzie 法(以下,M 群)とストレッチング(以下,S 群),その両方(以下,M+S 群)の介入効果について検討する。【方法】directional preference(DP)を認めた症例98名をM群31名,S群35名,M+S 群32名に分類し,週1 回の介入と4週間のセルフエクササイズを指導した。【結果】3 群とも介入前後でVAS,ROM,SF-36,JOABPEQ,Oswestry Disability Index(以下,ODI)の全項目で有意な改善を認めた。さらにROM はM+S 群>M 群・S 群,VAS(腰痛)とODI はS 群・M+S 群>M 群で有意差を認めた。【結論】3 群とも疼痛,身体機能,精神機能すべてに有効性を認めた。群間比較ではM+S 群>S 群>M 群の順に高い効果を認めた。
著者
青野 裕司 岡野真 一 片寄 晴弘
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.96, pp.21-26, 1998-10-17

本研究は,曲を構成するアクセントを定量的に考察することによって,楽曲の構造が認知スキーマに与える影響を明らかにすることを目指している.本稿では,アクセントを定量的に解析するための一手法を提案する.中高年,壮年,青年といった世代ごとに,歌いやすい歌・歌いにくい歌という分類が存在する.これはおそらく各世代が有する音楽認知スキーマの違いによると考えられるが,歌いやすい歌と歌いにくい歌の特徴的差異を,定性的に考察を行った研究では優れたものがあるものの,定量的に示した例は少ない.本手法を用い,中高年層,壮年層が歌いやすい・歌いにくいとする日本のポピュラー音楽数曲について解析を行った結果を示す.その結果から,本手法が世代別め歌いにくさを評価することができることを示す.This study aims at quantitative analyses of musical accents, and acquiring the relation between musical structures and cognitive schemes of music. In this paper, we propose a technique analyzing the accents quantitatively. Caused by differences of the cognitive schemes between the generations, each generation has its own singable and unsingable songs. Though some good studies analyzed the differences of the songs qualitatively, there are few quantitative studies. Using the technique, we analyze some Japanese popular songs which are singable or unsingable for each generation. The results of the analyses show that the technique can evaluate generational unsingableness.
著者
石井 裕一 増田 龍彦 安藤 晴夫 山崎 孝史 清沢 弘志
出版者
公益社団法人 日本水環境学会
雑誌
水環境学会誌 (ISSN:09168958)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.51-57, 2021 (Released:2021-03-10)
参考文献数
12

国内の清澄な河川において, 外来付着珪藻Cymbella janischiiの侵入と分布拡大に伴う生態系サービスの低下が懸念されている。C. janischiiの侵入が確認されている多摩川水系において, その分布と季節消長を検討した。多摩川上流域では, C. janischiiは目視確認できるミズワタ状の群体を形成していた。中流域では顕微鏡下でのみ確認されたが, 下流域では出現はしておらず, 水域ごとに差異が認められた。多摩川の上流から中流域に合流する支川においてもC. janischiiが分布していたが, 現存量はごく僅かであった。多摩川上流域では4月から5月にかけてC. janischiiは群体を形成していた。その期間の水温は, C. janischii原産地における生育河川の水温とよく一致していた。
著者
小村 和久 柳沢 美樹男 桜井 次郎 阪上 正信
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.34, no.10, pp.529-536, 1985-10-15 (Released:2010-12-13)
参考文献数
17
被引用文献数
3 11

2種のリン鉱石および市販の7種のリン酸肥料 (複合肥料も含む) についてウラン, トリウム, カリウム含有量とウラン系列, トリウム系列核種の放射平衡の状態について測定した。コラ産のリン鉱石以外の試料のウラン含有量は39-117ppmと高く, ウラン系列核種はほぼ放射平衡のものから著しく非平衡のものまで存在することが分かった。平衡の状態を, (1) 放射平衡かこれに近いもの, (2) 238U≈230Th>210Pb>226Ra, (3) 238U>230Th>210Pb>226Raのもの3つに分類して検討した。トリウム系列核種はほぼ放射平衡で含有量も一般に低く, 複合肥料以外はカリウム (K2O) 含有量は0.3%以下であった。これらの測定結果をもとにリン鉱石, リン酸肥料による放射線被曝についても検討した。
著者
小山 謙二 河野 泰人
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.35, no.11, pp.2338-2346, 1994-11-15
被引用文献数
8

知性と感性がオーバラップした感性情報の評価モデルとして、精緻な論理性を有する詰将棋問題をとり上げる。日本将棋連盟主催の問題創作コンテストの作品(70問題)に対し、問題の好感度に及ぼす予想要因(詰め手順や図式の特徴)を計測し、得点(好感度の集計値)との相関を分析した。さらに、従来作品(12000問題)との差も定量的に解析した。その結果、問題の新鮮さや問題を解く難しさが好感を持たれ、特に詰め上がり図における玉の開放度の大きさ(解放感)が最も好感度に影響していることが分かった。
著者
玉田 太朗 岩崎 寛和
出版者
社団法人日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
巻号頁・発行日
vol.47, no.9, pp.947-952, 1995-09-01
被引用文献数
11 6

1. 産婦人科外来を訪れた35歳〜59歳(1929年4月〜1953年3月の間に誕生)の患者のうち, 両側卵巣摘出あるいは子宮摘出, ホルモン剤服用および子宮筋腫合併例を除く1,654例について閉経年齢を調査した. 2. 受診時の月経の有無(1年以上の無月経を閉経と判定した)に基づき, プロビット法により解析した結果では, 50%閉経年齢(閉経年齢中央値)は50.54歳, 10%閉経年齢, 90%閉経年齢はそれぞれ45.34歳, および56.34歳であった. 3. 既閉経者の記憶による閉経年齢に基づき閉経年齢を推定した. 記憶閉経年齢は左裾が長い非正規分布を示したが, 平均49.47歳, 標準偏差3.526歳であった. 記憶閉経年齢の分布は, 50歳, 45歳など区切りのよい年齢で異常に高く, 正確さに問題があると推測される. 4. 子宮筋腫が閉経を遅延させる因子(Odds比=9.41)であることが明らかになったので上記の解析では子宮筋腫合併例は除いたが, 卵管結紮あるいは一側卵巣摘出術は閉経年齢に影響を及ぼさなかったので解析に含めた.
著者
葛飾北斎 画
出版者

葛飾北斎画、江戸名所狂歌絵本。大本3巻合1冊。鶴屋喜右衛門刊。色摺り。刊記丁を欠くが、絵師は、壺十楼成安の序中に「北斎ぬし」とあり、板元も序に「仙鶴堂のあるし」とある。高輪から筑地、柳橋、広小路、両国、新柳橋、首尾の松、榧寺、駒形、大川橋、浅草寺、向島、待乳山、今戸、橋場、真崎、山谷、吉原まで、隅田川の河口から遡り、最後は新吉原に至る。すべて西岸を基点として、東岸を向こう岸に眺めやる構図の連続。絵巻物を冊子化したような造りで、鶴岡蘆水画の板彩画巻『(隅田川)両岸一覧』に基づくとされる。図ごとに両岸の地名と景物を小見出しにする。絵の成立及び主板の刻彫は、諸説あるが、上巻最終の両国広小路図に「大坂下り女かるわ(ざ)」の赤い幟が見えることを根拠に、文化元年(1804)か翌2年とする説が有力。ただし、狂歌の陣容はそれより下ること、また極彩色の書肆板であることから、文政初年の補訂、彩色摺刷と考えるのが妥当か。狂歌は、上段の余白に1ないし3首ほど刻入するが、狂歌がなくとも構図上、遜色ないことから、当初から狂歌入りであったとは考えにくい。(鈴木淳)

7 0 0 0 OA 妖怪名義小考

著者
久留島元 Hajime Kurushima
出版者
同志社大学国文学会
雑誌
同志社国文学 = Doshisha Kokubungaku (ISSN:03898717)
巻号頁・発行日
no.92, pp.148-159, 2020-03-20

本稿では現在の研究者が「妖怪」「怪異」にまつわる語彙として認識する「妖怪」「牛鬼」「付喪神」という三つの言葉(表現)に即して、古典資料の用例をふまえ、歴史的、社会的な背景により変化について分析を行った。これは小松和彦氏のいう妖怪の三領域(①現象、②存在、③造形)のうち、現象をともなわない存在についての考察であり、従来の妖怪研究に足りない文学的研究手法を提示するものである。

7 0 0 0 OA 萬華鏡

著者
室生犀星 [著]
出版者
室生犀星
巻号頁・発行日
1900
著者
李 航
出版者
大手前大学
巻号頁・発行日
2020

元資料の権利情報 : CC BY-NC-ND