1 0 0 0 OA 西南戦争記事

著者
関徳 編
出版者
中川勘助[ほか]
巻号頁・発行日
1877

1 0 0 0 OA 日本漢字学史

著者
岡井慎吾 著
出版者
明治書院
巻号頁・発行日
1934
著者
落合 桂一 深澤 佑介 松尾 豊
雑誌
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:21888906)
巻号頁・発行日
vol.2017-DPS-171, no.7, pp.1-7, 2017-05-25

スマートフォンの普及を背景に位置情報サービスが注目されている.位置情報サービスは現地に行くことで利用が可能となるものもありコンテンツ配置がユーザの行動に影響を与えると考えられる.そこで,本研究では Pokemon Go を例として位置情報サービスの利用によるユーザの行動変化を分析する.具体的には Foursquare のチェックインデータを用いて,チェックイン回数や時間帯,訪問したスポットの傾向やカテゴリの傾向,移動距離などを,サービス利用前後および利用者と非利用者で比較し特徴を分析する.
著者
杉江 典子
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会誌 (ISSN:13448668)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.71-89, 2017

<p>本研究の目的は,無線周波個体識別の技術を応用した観察法を用いて利用者の情報探索行動に関するデータを収集し,クラスタリングにより利用者を類型化すること,位置情報を用いた分析の利点を検討することである。2012 年に千代田区立千代田図書館において動線調査と質問紙調査を実施し,取得した209 人の位置情報を,1)訪問地点の範囲の広がりと集中,2)移動経路の類似度により分析した。その結果,1)資料を借りた利用者の多くが,短時間滞在し特定の書架で資料を探していること,資料を借りなかった利用者は,より多様な行動を取っていること,2)クラスタ1 には,借りる資料を探すために館内を巡る利用者が多いこと,クラスタ2 には資料を閲覧して過ごした利用者が多いこと等が明らかになった。さらにRFID を用いて得た位置情報は,目視の位置情報に比べ客観的で論拠として示しやすいこと,統計処理に適していることなどの利点が示された。</p>

1 0 0 0 OA 万葉代匠記

著者
契沖
出版者
巻号頁・発行日
vol.[13],
著者
戸田 晴貴 長野 明紀 羅 志偉
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.42 Suppl. No.2 (第50回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.0947, 2015 (Released:2015-04-30)

【はじめに,目的】高齢者の歩行中の筋活動は,若年者と比較し全般的に大きくなり,活動パターンが異なることが報告されている(Finley, 1969)。しかしながら,高齢者と若齢者の筋活動パターンの違いの定量的な分析は,我々が渉猟した範囲においてはなされていない。主成分分析は,次元数を減らす統計学的手法で,歩行分析において運動学,運動力学,筋電図の時系列データの全体的な量,形状,時間的パターンの分析に用いられる。本研究の目的は,健常高齢者と若年者における歩行中の大腿四頭筋とハムストリングスの筋張力パターンの特徴の違いを,主成分分析を用いて分析することとした。【方法】対象者は,65歳以上で歩行補助具および介助なしで歩行可能な高齢者20名(男性10名,女性10名)と若年者20名(男性10名,女性10名)であった。歩行に影響を及ぼす疾患を有しているものはいなかった。課題動作は定常歩行とした。対象者は,7 mの直線歩行路にて最も歩きやすい速度で歩行した。運動学データは,赤外線カメラ8台を用いた三次元動作解析装置VICON MX(VICON Motion Systems社製)を用いて計測した。同時に床反力は,床反力計(AMTI社製)8枚を用いて計測した。得られたマーカー座標データと床反力データからOpenSim3.2を用いて筋張力の推定を行った。モデルは,23自由度92筋を使用した。各筋の活動度の2乗値の和が最小になるように最適化が行われた。解析した筋は,大腿直筋,大腿広筋群,ハムストリングスであった。各筋張力の大きさは,体重で正規化した。本研究の高齢者と若年者の筋張力波形の特徴を抽出するために主成分分析を行った。分析を行うにあたり,データから筋ごとに40(対象者数)×101(100%に正規化した波形)の行列を作成した。この行列を用いて主成分分析を行い,主成分と成分ごとに主成分得点を算出した。分析は,第3成分まで行った。各主成分が示す特徴を解釈するために,主成分得点が高い5試行を平均した波形と低い5試行を平均した波形の特徴を視覚的に確認した。高齢者と若年者の各主成分得点の比較は,性別の影響を考慮し,年齢と性別の2要因による2元配置分散分析とTukeyの多重比較検定を用いて行った。統計解析には,SPSS 17.0 J for Windows(エス・ピー・エス・エス社)を使用した。有意水準は,5%とした。【結果】本研究のすべての変数において,年齢と性別の交互作用は有意にならなかった。つまり男性と女性は,同様の傾向を示した。大腿直筋における第3成分の主成分得点は,高齢者は若年者と比較し有意に大きかった。大腿直筋の第3成分は,立脚中期から後期の筋活動の大きさと解釈され,高齢者の大腿直筋は,立脚中期からつま先離れまで活動が持続的であるという特徴を有していた。またハムストリングスにおける第2成分の主成分得点は,高齢者は若年者と比較し有意に小さかった。ハムストリングスの第2成分は,踵接地後の小さな筋活動と遊脚中期の活動の大きさと解釈され,高齢者のハムストリングスは,踵接地後の筋活動が大きく,遊脚中期の筋活動が小さいという特徴を有していた。大腿広筋群の筋張力波形は,高齢者と若年者の間に統計学的な違いがなかった。【考察】本研究の結果,高齢者と若年者の膝関節周囲における筋張力パターンの違いは,大腿直筋とハムストリングスに認められた。よって,高齢者の膝関節周囲筋では,2関節筋の筋活動パターンに加齢変化が見られることが示唆された。Ostroskyら(1994)は,高齢者は若年者と比較し,歩行中の膝関節伸展角度が減少し屈曲位での歩行となることを報告した。高齢者において初期接地時にハムストリングスの筋張力が増加することは,大腿四頭筋との同時収縮により膝関節の剛性を高めて荷重する戦略をとっている可能性を示している。またこのことは,高齢者の初期接地時の膝関節伸展角度の減少と関連も示唆している。さらに高齢者の大腿直筋の筋活動は,立脚初期に活動が見られず立脚中期から後期にかけて持続していた。このことから,高齢者では膝関節屈曲位で歩行を行うことにより,膝関節の安定性を高めるために大腿直筋が過剰に働いていたことが推測された。【理学療法学研究としての意義】本研究の意義は,歩行中の高齢者と若年者の膝関節周囲筋の筋活動パターンに違いがあることを示したことである。歩行の加齢変化に対して,膝関節周囲筋においては筋力低下に対する介入だけでなく,2関節筋が適切なタイミングで活動できるよう介入することが必要である。
著者
佐藤 知己
出版者
北海道大学大学院文学研究科北方研究教育センター = Center for Northern Humanities, Graduate School of Letters, Hokkaido University
雑誌
北方人文研究 (ISSN:1882773X)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.205-211, 2012-03-31

1. Introduction 2. Dialects of the Ainu language 3. The structure of the Ainu language 4. The historical relationships between Ainu and neighboring languages 5. Conclusion
著者
Tomoki Saka Yasunobu Komatsu Isao Yokomizo
出版者
The Association for Regional Agricultural and Forestry Economics
雑誌
Journal of Rural Problems (ISSN:03888525)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.254-259, 2010 (Released:2012-04-06)
参考文献数
7

In recent years, the demand for vegetables has been decreasing. However, due to the development of externalization and the requirement for simplicity and ease in meal preparation, the market size of ready cut vegetables has increased. In addition, the suppliers of ready cut vegetables are interested in domestic vegetables for security-/- relief of food storage. Therefore, the suppliers become an important point of sale for vegetables, but, in the case of ready cut vegetables, the stipulated quality and standards are different from that for normal vegetables. Therefore, this report clarifies the correspondence with and the problems faced by the production district in dealing with contract farming of ready cut vegetables.
著者
宇根山 健治
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.55, no.12, pp.1081-1091, 1997-12-01 (Released:2009-11-16)
参考文献数
74
被引用文献数
4 6

Generation and synthetic utilization of highly reactive fluorinated intermediates, which include chemistries of trifluoroacetimidoyl halides, electrochemical activation of fluorinated organic compounds, and chalcogen molecule mediated fluorinations, are discussed.Synthesis of optically active trifluoroalanine via trifluoroacetimidoyl palladium intermediates, generation of trifluoroacetimidoyl radicals, electrochemical synthesis of 2-CF3-benzimidazoles, chemistry of benzeneselenenyl fluoride, and SET process between benzeneselenolate anion and fluorinated alkylhalides are highlight of this overview.
著者
安達 秀雄 井山 寿美子 笠木 健
出版者
鳥取大学
雑誌
一般研究(B)
巻号頁・発行日
1987

胃全摘を含む胃切除術後に起こる最大の愁訴は食欲不振と摂食量の低下である。その原因としては術後の生理・代謝機構の変化とするものが最も妥当と考えられるが、患者の中には顕著な味覚異常を訴えるものがあり、本研究では味覚変化を中心に、術式、化学療法、年齢、摂食量、食事援助法などについて検討した。味覚検査は甘味、塩味、酸味、苦味の4基本味を中心に行ったが、術前後、化学療法施行前後に実施し、比較検討した。栄養充足率は献立表と患者の病床日誌から摂食量を求め、これを四訂食品標準成分表を用いてコンピュ-タシステムで算出した。そして熱量充足率と6種食品群(魚・肉・卵群、緑黄色野菜群、糖質群、油脂群、乳群、果実群)について検討した。研究対象患者39名はすべて胃癌であり、手術前後ならびに化学療法前後の味覚検査から閾値変化のあったものは93.8%であった。2味覚に異常のあるものが最も多く43.8%、ついで4味覚のすべてに出現しているもの25.0%であった。これらの味覚変化中、顕著な変動を示したのは甘味で、閾値の下降(感受性鋭化)が目立ち、とくにその変動幅が大であった。年齢別に比較すると、総体的に高齢者の味覚変化は若・中年層患者よりも大きく、甘味閾値の低下が顕著であった。塩味については、若年者では閾値の上昇(感受性鈍化)、高齢者では下降が認められた。酸味に関しては、若年者では下降、高齢者は上昇し、それぞれ逆の反応を示した。上記症例の中から3事例を選び食事援助法を検討したが、早期癌のA事例では栄養充足率に問題は認めなかった。進行癌で亜全摘が施行され、摂食量が半減したB事例には緑黄色野菜の摂取が目立った。胃全摘と化学療法、温熱療法施行のC事例では顕著な食欲不振と熱量充足率低下のため静脈栄養管理下に置かれたが、血清蛋白量増大と共に食欲も改善し、栄養状態と食欲の関連が強く示唆された。
著者
Mako Hirano Kazutoshi Nomura Noburo Hashimoto Tetsuya Fukumoto Shiniti Urata Hiroo Sato Kenji I.
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
Orthopedics & Traumatology (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.153-156, 2000-03-25 (Released:2010-02-25)
参考文献数
7

Treatment regimens for frozen shoulder vary. These include joint distension which is performed in conjunction with the arthrography of the shoulder. Distension arthrography was performed in 19 cases from April 1997 to March 1998, of which nine cases (4 men, 5 women) were available for this study. One case underwent surgical manipulation after joint distension. One case was admitted for surgery but joint distension on the day of admission was so effective that she discharged without surgery. The average JOA score was 55.4 before this procedure and 84.1 at the time of follow-up. As the treatment for frozen shoulder, we recommend this procedure before surgery.