著者
小川 剛生
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.52, no.7, pp.44-53, 2003

二条良基家で貞治五年に行われた『年中行事歌合』につき、成立過程・出詠者の構成などから、摂関家の文学的な伝統にのっとった、家歌壇の催しであることを述べ、それが詠作に与えた影響を考察した。また、摂関家には、歴代の有職の摂関が行ってきた、儀式書『江家次第』の談義の伝統があり、良基による朝儀の解説を載せる『年中行事歌合』はその流れを汲むことを述べた。最後に二条殿の歌壇を経済的に支えたらしい、羽渕方眼宗信という人物について触れた。
著者
朱 妍 田中 秀幸
出版者
一般社団法人社会情報学会
雑誌
社会情報学会(SSI)学会大会研究発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.143-148, 2013-09-13

Abstract This paper empirically analyzes the correlation between TFPG(Total Factor Productivity Growth)of manufacturing firms in Japan and their annual R&D(Research and Development)intensity. By analyzing firm's annual final account data from 2004th to 2009th , multiple regression analysis suggests that R&D investment played a role in Japanese manufacturing industries' firm TFP growing, but it takes times to work. And R&D investment intensity exerts different effect for different types of industries before Economic Crisis, but after Economic Crisis, this trend disappeared.

1 0 0 0 OA 少女家庭物語

著者
沼田笠峰 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1912
著者
斎藤 信平
出版者
山梨英和大学
雑誌
山梨英和短期大学紀要 (ISSN:02862360)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.70-60, 1998-12-10

本研究は、まず、十七世紀ロンドンにおけるコヴェント・ガーデン・ピアッツァの成立過程を考察し、その後ピアッツァの形式が継承されない理由を、清教徒革命に絡む美意識の変化として捕える。次に、ブルームズベリー・スクエアーの開発を、庭園史の中における「芝」の持つ意味と関係づけ、「スクエアー」開発における方位の問題を考察する。

1 0 0 0 OA 維新史

著者
維新史料編纂事務局 編
出版者
維新史料編纂事務局
巻号頁・発行日
vol.第3巻, 1941
著者
Atsushi Hirayama Narimon Honarpour Masayuki Yoshida Shizuya Yamashita Fannie Huang Scott M. Wasserman Tamio Teramoto
出版者
日本循環器学会
雑誌
Circulation Journal (ISSN:13469843)
巻号頁・発行日
pp.CJ-14-0130, (Released:2014-03-21)
参考文献数
38
被引用文献数
30 83 26

Background: YUKAWA is a 12-week, randomized, double-blind, placebocontrolled, phase 2 study evaluating the efficacy and safety of evolocumab (AMG 145) in statin-treated Japanese patients at high cardiovascular risk. Methods and Results: 310 eligible patients receiving stable statin (±ezetimibe) therapy were randomized to 1 of 6 treatments: placebo every 2 weeks (Q2W) or monthly (QM), evolocumab 70mg or 140mg Q2W, or evolocumab 280mg or 420mg QM. The primary endpoint was the percentage change from baseline in low-density lipoprotein cholesterol (LDL-C) measured by preparative ultracentrifugation (UC). Secondary endpoints included percentage changes in other lipid parameters and the proportion of patients with LDL-C <1.8mmol/L. Mean (SD) age was 62 (10) years; 37% were female; and the mean (SD) baseline LDL-C was 3.7 (0.5) mmol/L (by UC). Mean (SE) changes vs. placebo in LDL-C were greatest in the high-dose groups: −68.6 (3.0) % and −63.9 (3.2) % with 140mg Q2W and 420mg QM dosing, respectively. Up to 96% of evolocumab-treated patients achieved LDL-C <1.8mmol/L. Adverse events (AEs) were more frequent in evolocumab (51%) vs. placebo (38%) patients; 4 patients taking evolocumab discontinued treatment because of an AE. There were no significant differences in AE rates based on dose or dose frequency. Conclusions: In Japanese patients at high cardiovascular risk with hypercholesterolemia on stable statin therapy, evolocumab significantly reduced LDL-C and was well tolerated during this 12-week study.
出版者
ぎょうせい
巻号頁・発行日
1982
著者
岡達
雑誌
日口外誌
巻号頁・発行日
vol.33, pp.1066-1070, 1987
被引用文献数
6
著者
中村 和利 尾山 真理
出版者
新潟大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2009

今年度は、村松研究における血中高感度C-reactive protein(CRP)と骨折発生のデータ整理・解析を行った。また横越研究の調査を完了した。村松研究集団の3分位別CRPレベルは、低レベル群で0.25mg/L未満、中レベル群で0.25-0.58mg/L、高レベル群で0.59mg/L以上であった。村松研究6年間の平均の追跡は5.5人一年であった。骨折発生は51件あり、骨折部位の内訳は、前腕19件、上腕8件、大腿骨7件(そのうち近位部6件)、下腿3件、脊椎14件、手3件、肋骨8件、尾骨1件、膝蓋骨1件、足3件であった。骨粗鬆症性骨折が疑われる四肢骨または脊椎骨折をアウトカムとした場合、骨折の調整後ハザードリスクは、CRP低レベル群と比較して、中レベル群で2.2(95%信頼区間1.0-4.8)、高レベル群で2。4(95%信頼区間1.1-5.2)と有意に上昇していた。血中炎症マーカーと骨折の関連性を明らかにすることができ、そのメカニズムを今後探索する必要がある。横越研究の最終医学検査は2010年秋に終了し、血中CRP濃度も測定した。集団(n=523)の平均値および標準偏差は0.08mg/L(標準偏差0.23)であった。また、血中CRPと腰椎および大腿骨頸部骨密度のピアソン相関係数は、それぞれ0.099(p=0.024)および0.017(p=0.700)であった。横越研究における炎症マーカーと骨密度については、さらに分析を行い、最終報告を行う。
著者
金間 大介 野村 稔
出版者
科学技術・学術政策研究所 科学技術動向研究センター
雑誌
科学技術動向 (ISSN:13493663)
巻号頁・発行日
no.142, pp.13-18, 2014-01 (Released:2014-02-13)

農林水産省の調査によると、約50%の営農者がこれまでの農業経営において情報通信技術(IT)を利用しており、かつ今後も利用したいと答えている。ただし、その多くが比較的簡易な利用に留まっており、農業生産の飛躍的な向上が期待されるようなIT の利用はわずかとなっている。 農産物の生産量や品質は気温、日射量、土壌水分、施肥量などの影響を大きく受ける。適切な生産管理により収益を向上させるためには、これら環境データと実際に収穫した収量データをつき合わせ、最適な施肥量や作業時期を決める必要がある。そこで環境データをセンシングできるデバイスやカメラ等の観測機器を設置し、各地点の環境データや生育状況がリアルタイムで入手できるシステムの開発・導入が進められている。また、収集されたデータの蓄積・分析・活用の面でも、クラウドサービスを中心とした取り組みの進展がみられている。 こうした農業へのIT 導入の動きを活かし、大きな成果に結びつけていくためには、地域の大学・自治体と関係政府機関が協力して、IT の導入をサポートできる人材の確保・充実、現場におけるIT 利用の実証、知識や成果の共有促進などの施策により、営農者のIT リテラシーの向上を図っていくことが望まれる。
著者
坂本 誠 岡崎 吾哉 岡本 直子 川口 晴之 永野 学 瀬戸 洋一
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.52-60, 2016-01-15

個人情報影響評価(PIA:Personal information Impact Assessment)は,個人情報の収集を伴う情報システムの導入,改修の際に,個人情報漏洩問題の回避あるいは低減を目的として個人情報に関するリスクを「事前」に評価するリスク管理手法である.海外ではPIAの実施例は多いが,その有効性を客観的に評価した事例はない.日本で普及させるには,有効性の検証が必要である.評価対象システムの個人情報に関するリスクを構築前に可視化することができるか,システムを適正に構築運用するためにPIA実施依頼組織の個人情報保護意識を向上させることができるかという観点からPIAの評価を行った.個人情報保護意識が約10% 改善するなど,有効性があるという結果を得た.