著者
近藤 俊之
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.62, pp.24-26, 2002-06

私は、第3学群工学システム学類を平成9年に卒業し、今はエンジニアとして自動車会社に勤めています。筑波大学を卒業してから早5年が経とうとしていますが、当時の学生生活を昨日のことのように思い出すことができます。必修の単位を …
著者
岩井 敏洋
出版者
現代数学社
雑誌
Basic数学 (ISSN:03866319)
巻号頁・発行日
vol.30, no.12, pp.56-59, 1997-12
被引用文献数
1
著者
Tomohiro TAKAKI Kazuya NAKAGAWA Yusuke MORITA Eiji NAKAMACHI
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
Mechanical Engineering Journal (ISSN:21879745)
巻号頁・発行日
pp.15-00063, (Released:2015-05-22)
参考文献数
61
被引用文献数
1 6

In this study, we applied a modified Kobayashi-Warren-Carter (KWC) phase-field model to the neurite growth process. To confirm the applicability of this model, we observed axonal extension of PC-12D cells cultured with nerve growth factor (NGF). Based on our observations, we defined three stages of nerve cell axonal extension: neurite generation, neurite contraction, and axon extension. We further determined the parameters in the phase-field equations to express the three extension stages. Finally, our results show that the modified KWC phase-field model reasonably expresses the morphologies of nerve cells and predicts the three stages of nerve cell axonal extension. Although, we employed the binary alloy solidification model as a sample model in the present phase-field simulations, this work will be extensible to relatively more realistic models for nerve cell growth.
著者
氏家 齊一郎 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1104, pp.56-59, 2001-08-20

問 社長在任の間に7年連続で視聴率三冠王を獲得し、日本テレビ放送網(日テレ)を地上波最強の地位に押し上げました。 答 まず知っておいてほしいんだけど、日テレは視聴率も1位だけど放送収入でも実は1位なんです。売上高を見ると確かにフジ(テレビジョン)さんがうちよりも上だよ。でも、それはイベントなどの事業収入がうちより300億円ぐらい多いからなんだ。
著者
原田 志津男 松藤 泰典 小山 智幸 田中 恭一
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次論文報告集 (ISSN:13404741)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.883-888, 1999-06-21
被引用文献数
3

本研究は硫酸酸性地盤に5年間暴露した高品質コンクリートの物理性状に関して検討を行ったものである.暴露試験は霧島温泉郷硫黄谷温泉地帯のpH2。0〜4.5の強酸性地盤で実施した.試験体は,高炉スラグ微粉末,シリカフユームなどを用いた低水結合材比コンクリートである.:本論文では,5年間の暴露試験結果,高品質コンクリート試験体内部の物理性状は健全であると考えられるが,暴露試験体の表面はCa成分が溶出し粗くなっており,pH3程度の酸性濃度が大きい地盤に接したものは,重量減少率も比較的大きくなることを明らかにしている.
著者
杉原 伸幸 松崎 益徳 加藤 由紀子
出版者
The Japan Geriatrics Society
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5, pp.403-410, 1992
被引用文献数
1

目的: 高齢者において, 骨カルシウム代謝が非炎症性の大動脈弁石灰化 (AVC) に関与しているか否かを検討した.<br>方法: 70・80歳代高齢者 (男性49例, 女性140例, 81.0±4.4歳) を対象に, 断層心エコー図により僧帽弁輪石灰化 (MAC) (-) 群とAVC (-) (C群), MAC (-) のうちAVCが一冠尖石灰化群 (A1群), 二冠尖石灰化群 (A2群), 三冠尖石灰化群 (A3群), およびAVC (+) とMAC (+) 群 (AM群) の5群に分類した. 骨量は腰椎CT検査に骨量ファントム (中外製薬, B-MAS) を用い海綿部骨量 (BMC: mg/cm<sup>3</sup>) を計算した. 血液検査は血清カルシウム, 血清リン, 副甲状腺ホルモン, カルチトニン, オステオカルシンを測定した.<br>結果: 男性において, BMC値は群間に有意な差異をみなかった. 女性において, BMC値はA3群がA1, A2群に比べ低値であったが, A1, A2, A3群ともにC群との間に有意な差異がなかった. 一方, BMC値はAM群がC群に比べ, 有意に低値であった (C群48±35 vs AM群29±24mg/cm<sup>3</sup>; p<0.05). 血液結果は男女とも群間に有意な差異をみなかった.<br>結語: 高齢者でのAVCは, 男女ともMACと比べ骨粗鬆症との関連が弱く, 主に他の要因 (おそらく圧負荷やストレスなど) の関与が考えられ, 血液因子の明確な関与も証明されなかった.
著者
島田 由紀子 Yukiko SHIMADA
出版者
和洋女子大学
雑誌
和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University (ISSN:18846351)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.97-108, 2014-03

幼児に18個の図形(三角・丸・四角、青とピンクの線画)を提示し、何かに見立てた描画の初発反応について取り上げた。初発反応に焦点をあてることで、幼児が見立てやイメージがしやすい図形の形と色について把握することができ、描画のモチーフからは、図形からイメージして描く内容を知ることができる。形や色を提示するという条件のもと、年齢差や性差にどのような差や共通性がみられるのか明らかにすることで、幼児の造形活動や指導への手がかりにすることが期待できる。 調査対象者は4歳児クラス(男児14名、女児14名)、5歳児クラス(男児14名、女児10名)の52名で、調査員との個別調査で行った。その結果、取組み数は年齢や性別を問わず約80%以上であったことから、幼児は「見立てよう、描こう」という意欲が高いことがわかった。初発反応の図形は、図形丸と図形三角が多く、幼児にとって図形三角や丸は親しみやすい形だと考えられる。線画の色はピンクよりも青の方が多く、性別による嗜好色の影響はなかった。4歳児クラスでは見立ての描画として成立するには、見立ての理解とイメージしたものを描くことの難しさがうかがえた。しかし、女児は4歳児クラスでは低い成立数が5歳児クラスでは90%と高いことから、この時期の女児の見立てや描画への興味関心の高さやイメージする力、描写力の伸びがうかがえた。色からの見立ての描画の成立数は形に比べて低く、見立ては色よりも形が優先されることが明らかになった。モチーフに着目すると、見立ての不成立の描画には年齢性別問わず、提示された図形への2重描きや塗りつぶし、図形の中や外への自由な描画などがみられた。見立てが成立した描画は、4歳児クラスの男児では「車」「メロンパン」、女児では「星」「ドア」、5歳児クラスの男児では、「家」「ドラゴンボールの玉」「おにぎり」、女児では「雪だるま」「ロールケーキ」などであった。男児の「車」や女児の擬人化された「雪だるま」などには自由画にみられる性差との共通性が、食べ物を見立てて描画することは図形からの連想語調査との共通性がみられた。 幼児が図形から何かをイメージして描画表現するには描写力が必要となるため、5歳児クラス以前では難しいことが推測された。しかし、5歳児クラスの見立ての描画では形からの成立数をみると、それまでの間にいろいろな経験をしてイメージを広げることや造形活動や生活経験を重ねることで、見立てるイメージ力も描写力も備わることがわかった。この時期の幼児が考えたり思い浮かべたりすることや、形や色やさまざまな素材を使った造形活動を重ねることが、その後の創造的な造形表現につながることが考えられた。
著者
宮川 秀俊 森 稔
出版者
九州大学
雑誌
九州大學農學部學藝雜誌 (ISSN:03686264)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.87-94, 1979-01

Impact tests for glued joint specimens of wood were carried out at various impact velocity (V) using a whirling arm machine (Fig. 1 and 2), and the effects of V on their strength properties were discussed comparing with those of wood adherend. Wood adherend was air-dried Taiwanhinoki (Chamaecyparis taiwanensis M & S), and flat jointed chair type and butt end jointed tensile type of test specimens were prepared for the tests (Fig. 3 a and b). Three kinds of adhesives were used, that is, epoxy resin, polyvinyl-acetate resin and urea resin. The range of V was 0. 5-20. 0 m/sec. In the impact shear test of chair type specimen, wood failure shows relatively high values in all specimens. Impact shear strengh (S1) decreases with increase of V, and this decreasing tendency is similar to that of adherend (S,) reported in the previous experiment. S, of specimen glued with epoxy resin or polyvinyl-acetate resin adhesive is stronger than Si at the equal impact velocity under 2. 4 m/sec of V, and above this impact velocity S, is equal to Si. But S, of urea resin adhesive is smaller than that of the above two adhesives, and above 2. 4 m/sec of V the ratio of S, to Si is about 0. 8. The relationship between impact fracture energy of shear specimen and impact velocity shows the similar tendencies as that of adherend. In the impact tensile test of butt end joint specimen, the fracture occurs at the glue line, and so wood failure is nearly zero in all specimens. Impact tensile strength (B3) decreases with increase of V. The ratio of B, to tensile strength of adherend (BI) is only 0.2-0.3 at 0.6m/sec of V, and this value decreases gradually according to the increase of V. Within the limits of this experiment, epoxy resin shows the highest adhesiveness for impulsive load.接着手法を用いて構成した耐力部材では,しばしば,その接着層の耐衝撃性能が設計上の問題となり,金属材料などの分野では,従来からこの面について数余の実験的検討が行われているが(石井・山口,1975),接着層を含む木質部材の研究については作野(1977)の報告が見られるだけで比較的乏しい.この一連の研究では,これまでに木材および木質材料を対象として単一衝撃による破壊および繰返し衝撃による疲労破壊について系統的実験を遂行してきた(宮川・森,1976,1977a,1977b,1978).第3報(宮川・森,1977b)では,タイワンヒノキとバルサの気乾材および比較試材としてのアルミニウムを用いて,whirling arm machineによる単一衝撃引張破断試験を行い,衝撃速度を0.5~20.Om/secの範囲に変化せしめ,これが材料の強度的性能におよぼす影響について検討した.その結果,衝撃引張強度は,両樹種とも衝撃速度に対してmax. curveを描き,その最大値は静的引張強度の約2倍に達すること,また,タイワンヒノキでは,単一衝撃による破断エネルギーは衝撃速度の増加と共に減少し,その値は第1報(宮川・森,1976)で測定した繰返し衝撃による疲労破断エネルギーよりかなり大きいことを確かめた.さらに第4報(宮川・森,1978)では,7樹種木材の気乾材によるいす型せん断試験片を供試し,同じくwhirling arm machineを用いて,単一衝撃破壊試験を行つて衝撃速度の影響について検討した.この結果,木材のせん断衝撃強度および衝撃破壊エネルギーの衝撃速度による変化には樹種特性があらわれ,衝撃速度の増加に伴い漸減する,ほぼ一定値を示してのち減少する,あるいは若干増加してのち減少するなど,樹種によつて異なつた傾向を示すこと.しかし一方,全供試樹種を通じてその比重と各衝撃速度における破壊強度の関係を見ると,両者の間に正の直線相関のあることが明らかとなつた。本報では,以上の実験に引き続き,タイワンヒノキの気乾材を供試材とし,木工分野で常用されている,あるいはその性能が注目されている3種類の接着剤を用い,いす型せん断接着試験片(まさ目面接着)およびbutt end joint引張試験片(木口面接着)を製作し,衝撃速度を変化させてその破壊強度を測定すると共に,この結果を素材のそれと比較することにより,各接着剤の耐衝撃性能について検討した.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1932年03月07日, 1932-03-07

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年06月18日, 1934-06-18

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1931年07月06日, 1931-07-06

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1933年09月22日, 1933-09-22

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1923年09月20日, 1923-09-20

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1925年11月02日, 1925-11-02

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1932年09月10日, 1932-09-10

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年02月22日, 1934-02-22
著者
ダイアナ・コー ダイアナ・コー Diana Khor
雑誌
Gender and sexuality : journal of Center for Gender Studies, ICU
巻号頁・発行日
vol.5, pp.45-59, 2010-03-31

筆者は日本におけるレズビアンの経験・生活を分析するにあたって、その背景となる理論を確立する過程で、英文で書かれた日本の同性間セクシュアリティに関する研究が、数人の研究者によるものによって占められている状況に直面した。それらの英語文献における主張は、日本における同性愛に対する寛容さ、セクシュアリティの多様さ、さらにアイデンティティの一貫性のなさを想起させるものである。本稿ではそれらの主張および、日本の同性間セクシュアリティの一般化に対して意義を唱える。第一に、日本の同性愛に対する寛容さが誇張されることで、ジェンダーによる不平等やレズビアンに与えられるスティグマの問題をいかに無視しているかを示す。第二に、日本におけるアイデンティティの一貫性のなさという主張は、「西洋における一貫したアイデンティティ」を誇張することで可能となっており、アイデンティティに関する論考の対象が個人なのか集団なのかを混合したまま比較している、という分析レベルに問題があることを指摘する。これらの問題含みの主張や、日本のゲイ・レズビアン運動や活動家らは柔軟性がなく、西洋の真似に過ぎないという彼らの批判は、ある種のオリエンタリズムを反映しているとも考えられる。英語話者による日本のジェンダー・セクシュアリティ研究のコミュニティにおいては、見解の多様化を奨励し、日本におけるクィアな人々の経験や生活についての実証研究を推進して行くことが急務である。
著者
出羽 寛
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.139-151, 2002 (Released:2008-07-23)
参考文献数
27
被引用文献数
2

北海道旭川市に隣接する当麻町において,孤立林を含むモザイク的な生息環境である農耕地域でのネズミ類の分布,種類構成,孤立林の利用形態を明らかにするために,森林域(屏風山),3つの孤立林(親山5.1ha,子山 4.1ha,窪山 0.3ha)と農耕地(水田,ビート畑,麦畑,JR 沿線草地,農道横草地,納屋·ビニールハウス)に調査区を設定,1986年6月から1988年11月まで毎月1回(12月から4月までの積雪期間を除く),記号放逐法によるネズミ類の個体数調査を行った.森林域と孤立林ではヒメネズミApodemus argenteus, エゾアカネズミ A. supeciosus ainu, エゾヤチネズミ Clethrionomys rufocanus bedfordiae の3種が主要な構成種であり,農耕地ではエゾヤチネズミ,カラフトアカネズミA. peninsulae, ドブネズミ Rattus norvegicus, ハツカネズミ Mus musculus の4種が主要構成種であった.ネズミ類による孤立林の利用形態には次の3つのタイプが認められた.a)エゾヤチネズミは孤立林を最も主要な生息場所として利用するが,同時に農耕地も普通に利用し,孤立林と農耕地の間で移動が通年見られる.b)ヒメネズミとエゾアカネズミは孤立林だけをすみ場所として利用し,農耕地は秋の移動·分散時の経路として利用した.ただし,面積が小さい場合は孤立林も秋から冬季の一時的なすみ場所として利用した.c)カラフトアカネズミ,ドブネズミ,ハツカネズミの3種は農耕地を主要なすみ場所として利用し,孤立林には主に9月から11月に侵入し,一時的なすみ場所として利用した.
著者
水野 和夫
出版者
The Japan Society of International Economics
雑誌
国際経済 (ISSN:03873943)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.60, pp.32-54, 2009

The US strong dollar policy ('a strong dollar is in the interest of the country'), which had sought disengagement from the constraints of external imbalances since 1995, ended an historical mission in 2007 when the subprime loan crisis occurred and US investment banks collapsed or became commercial banks. That mission was to transform post-16th century capitalism whereby capital and the nation are integrated to global capitalism in which capital transcends the nation. The process has re-focused US attention on the issue of global imbalances and the dollar has weakened.