著者
作田 久男 井上 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1347, pp.64-66, 2006-06-26

問 前期の決算は連結売上高、営業利益とも過去最高でした。社長就任以来、進めてきた構造改革の成果が表れてきたようですね。 答 ROE(株主資本利益率)が10%台に回復し、これを維持できる段階に来ました。2004年、柱の1つだったATM事業を日立製作所との共同出資会社に移すなど、痛みを伴う改革を続けてきた結果です。
著者
森安 孝夫 坂尻 彰宏 モリヤス タカオ サカジリ アキヒロ
出版者
大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」
巻号頁・発行日
2003-12

大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」/ Osaka University the 21st Century COE Program Interface Humanities
著者
武藤 吾一 小泉 章夫
出版者
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション
雑誌
北海道大学演習林研究報告 = Research bulletin of the Hokkaido University Forests (ISSN:13470981)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.113-122, 2007-09 (Released:2011-01-28)

アオダモ(Fraxinus lanuginosa)は、バット用材としての生産を北海道の天然林に依存しており、蓄積資源の減少が懸念されている。アオダモの人工育成技術確立に寄与するため、北海道内8地域で採取したアオダモ、アメリカ合衆国5地域で採取したホワイトアッシュ・シュガーメープル、プロ野球・大学野球で使用され折損したバットを供試材料とし、各種強度試験を行った。試験結果から、造林適地の選定において重要となるアオダモの強度特性の地域間差を明らかにした。また、アオダモの成長速度と強度指標の間に顕著な関係が見られなかったことから、人工育成において速い成長速度と優良な材質の両立が可能であることがわかった。さらに、近年、バット用材としてのシェアを広げている北米材のホワイトアッシュ・シュガーメープルについてアオダモとの強度特性の違いを明らかにした。最後に、プロ野球・大学野球使用バットの結果から、現在バット材として重要視されている強度指標を明らかにした。
著者
李 相穆 増田 真理子 前原 かおる 菊地 康人
出版者
日本語教育方法研究会
雑誌
日本語教育方法研究会誌
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.64-65, 2009-03-21

This paper will introduce a web-based learning system developed to support the learning of Japanese notation. While directing the learner to the correct character string, the materials provide effective feedback on the word or word portion that the learner entered based on the illustration or audio provided. Through this, it supports self-directed, conscious learning. The system is also responsive to a wide range of learning, such as for vocabulary, dictation, verb conjugation, and Kanji readings. Further, it allows the learner to freely set the presentation of questions to fit with their goals and level.
著者
大柿 高志 吉仲 亮 山本 章博
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

近年、古典和歌のテキストデータベースがWebやCD-ROMで公開されてきている。それにともなって、マイニングの技術が文学研究においても利用され始めている。これまでの古典和歌の文学研究は自立語による語句の分析が主だった。しかし、和歌は朗詠の文化を持ち、音が重要な意味をもつことも十分考えられる。和歌を音素の記号列に変換し、テキストマイニングを行うことで、新しい和歌の分析手法を提案する。
著者
家近 良樹
出版者
大阪経済大学
雑誌
經濟史研究 (ISSN:1344803X)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.106-133, 2003-03-31
著者
津久井 康明
出版者
一般社団法人日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.66-77, 2014-11-30

本研究では,1999年に設立されたセルフヘルプ・グループ(以下,SHG)ユニークフェイスの機能の変遷を明らかにし,SHGの機能をめぐる研究に新たな枠組みを提示することを目的とした.その際,「内へのセルフヘルプ」と「外へのセルフヘルプ」という分析枠組みを用いて,SHGユニークフェイスの活動の分析を行った.その結果,SHGユニークフェイスが,参加者の普遍的なニーズに対応する機能を前提としつつ,個別的なニーズの間のバランスを保ちながら,SHGの機能を調整していったことが明らかになった.また,SHGユニークフェイスに見られたような機能の変遷は,ほかのSHGへも適用できる可能性があることが示唆された.
著者
津久井 康明
出版者
一般社団法人 日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.66-77, 2014

本研究では,1999年に設立されたセルフヘルプ・グループ(以下,SHG)ユニークフェイスの機能の変遷を明らかにし,SHGの機能をめぐる研究に新たな枠組みを提示することを目的とした.その際,「内へのセルフヘルプ」と「外へのセルフヘルプ」という分析枠組みを用いて,SHGユニークフェイスの活動の分析を行った.その結果,SHGユニークフェイスが,参加者の普遍的なニーズに対応する機能を前提としつつ,個別的なニーズの間のバランスを保ちながら,SHGの機能を調整していったことが明らかになった.また,SHGユニークフェイスに見られたような機能の変遷は,ほかのSHGへも適用できる可能性があることが示唆された.
著者
三田地 (堀) 真実
出版者
日本音声言語医学会
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.435-442, 1996-10-20 (Released:2010-06-22)
参考文献数
15

人工呼吸器を装着しているために発声が困難で, かつ, 重度の四肢麻痺を呈している高位頸髄損傷患者に対して, (1) 患者の口唇の動きを読み取る, (2) 家族が考案した文字版, (3) 喉頭摘出患者用の電気喉頭, (4) 口唇・舌などを用いたサイン法, (5) 漢字Pワード, (6) ベンチ・ボイス, (7) 酸素を使用した方法, (8) 吸入器を使用した方法, (9) 人工呼吸器の呼気部を利用した方法の9種類のコミュニケーション方法を試みた.その結果, おのおのの方法にはそれぞれ利点・欠点があり, 最終的に患者は二っの方法を併用して使うに至った.つまり, ごく簡単な決まりきった内容であれば, (1) 口唇の動きを読み取る方法を, 多少複雑な内容であれば, (8) 吸入器を使用した方法を実用的に用いた.この経過から, 各コミュニケーション方法が実用的な使用に至る要因, その場合の患者の条件について検討した.

1 0 0 0 OA 古事類苑

著者
神宮司庁古事類苑出版事務所 編
出版者
神宮司庁
巻号頁・発行日
vol.帝王部1, 1914
著者
高 雲華 本水 昌二
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.45, no.12, pp.1065-1082, 1996-12-05
被引用文献数
16 11

水溶液でのイオン性界面活性剤の定量について研究した.発色反応試薬系としては, 酸性染料のテトラブロモフェノールフタレインエチルエステル(TBPE), 陰イオン性アゾ染料のメチルオレンジ系及びフェニルアゾフェノール系試薬について検討した.これらの試薬陰イオンを用いて陽イオン界面活性剤とのイオン会合定数及び陽, 陰イオン界面活性剤間のイオン会合定数を求め, 反応性について考察した.これらのイオン会合反応に基づき, バッチ法による吸光光度定量, フローインジェクション吸光光度定量, 光度滴定について検討した.特に新しい試みとして, イオン会合滴定法について詳細な検討を行った.イオン会合滴定における滴定曲線を, 試料イオンと滴定イオン間のイオン会合定数, 指示薬とのイオン会合定数を用いてシミュレーションし, 微分による滴定終点と当量点との整合性について考察した.本滴定法では, 10^<-6>Mまでの陽イオン界面活性剤及び陰イオン界面活性剤が定量できる.又, 実際試料の滴定結果は二相滴定法のJIS法及び溶媒抽出吸光光度法とよく一致した.
著者
古場 隼人 中田 金一 秋山 謙次 折目 由紀彦 高森 達也 山海 嘉之
出版者
公益社団法人 日本生体医工学会
雑誌
生体医工学 (ISSN:1347443X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.84-90, 2011-02-10 (Released:2011-12-13)
参考文献数
18
被引用文献数
1

Ischemia is a main cause for many cardiovascular diseases, and can be caused by increases in the vascular resistance at the artery (Ra), as a result of a decreased artery diameter. Although Ra is useful for cardiovascular diagnoses, its evaluation was difficult in the past because Ra cannot be measured directly. The purpose of this study is to construct and verify a method for the quantitative evaluation of Ra for the future application of cardiovascular diagnosis. Ra cannot be measured directly; therefore, we developed a method for identifying Ra using the Aortic blood-pressure (AoP) and the blood-flow volume (Flow), which are measurable. In this method, we use a mathematical model that represents the characteristics of the vascular dynamics. Here, Ra is a parameter in the model, and is identified using the least square method applied to the measured AoP and Flow volume. Thus, Ra can be evaluated quantitatively as a reflection of the actual vascular resistance at the artery. Through animal experiments on seven pigs, we verified that Ra reflects the actual vascular resistance at the artery. First, the femoral arteries were exposed in order to install a flow-meter probe and a catheter for AoP measurement. Next, the femoral artery near the flow-meter probe was intentionally stenosed. As a result, the identified value of Ra significantly increased (P<0.05) by a factor of 3.58 (from 0.233±0.151 to 0.836±0.654 [mmHg min/ml] ). This result indicates that the identified resistance, Ra, reflected the vascular resistance at the artery. In conclusion, we showed it is possible to realize an evaluation method for vascular resistance at artery that can improve cardiovascular diagnoses.
著者
警備実務研究会 編
出版者
武蔵書房
巻号頁・発行日
vol.下 (国際篇), 1958
著者
矢田和也 高井昌彰
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.321-323, 2012-03-06

テーブルゲームの一種である麻雀は広く普及している.しかし,麻雀は他のテーブルゲームと比べて大変難しいゲームであり,初心者のプレーヤーが基本のルールを覚えてもすぐにはプレイできず,手牌の中から次にどの牌を捨てたら良いかの判断がつかない事が多々ある.本研究ではこのような問題を解決するため,麻雀牌の画像認識と拡張現実技術を応用した麻雀初心者支援システムを構築した.本システムでは,スマートフォンを用いて麻雀初心者が自分の手牌画像を撮影することで,システムが適切な捨牌候補をリアルタイムに検出し,手牌画像上に捨牌の情報を可視化し,初心者のプレイを支援することが可能である.