著者
芦刈 政治
出版者
大分県立先哲史料館
雑誌
史料館研究紀要 (ISSN:13419838)
巻号頁・発行日
no.18, pp.1-18, 2014-01
著者
大澤 俊彦
出版者
社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.9, pp.728-735, 1995-09-15 (Released:2009-05-26)
参考文献数
18
被引用文献数
1
出版者
Academic Press
巻号頁・発行日
2006
著者
真野 祐輔
出版者
大阪教育大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2010

本研究における主要な成果は次の2点である。一つは,概念変容という角度から,カリキュラムや領域の構成を検討することを通して,具体的な概念変容場面として「変数性に関する概念変容」を同定したことである。もう一つは,「式」のコンセプションの変容を捉える枠組みに基づく授業を設計・実施し,理論的枠組みの妥当性やその実践的有効性を検討したことである。
著者
市原 恒一 豊川 勝生 山田 健 大川畑 修
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.191-196, 1991-03-30
被引用文献数
3 7

森林施業が行われている既存の人工林を森林レクリエーションのための森林,すなわち景観的な価値が高い森林に改組する方法について検討している。今回は笠間営林署筑波山国有林のヒノキ複層林試験地の林内景観と森林の構造との関係を,写真および現地における景観評価試験により検討した。写真と現地の試験結果は,おおむね一致した。その結果,複層林は一般の林分より美しく,特に,(1)林内相対照度が大きい,(2)樹幹が通直である,(3)奥行きが深い,(4)奥行きが浅い林分では明るい林外が見通せる,などの条件をそなえた複層林が美しいと評価されることが明らかになった。
著者
山崎 柄根
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館専報 (ISSN:00824755)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.137-144, 1983

東北地方のヒメツユムシ類については, ムツツユムシモドキ Nipponomeconema mutsuense が唯一の種として知られている(YAMASAKI, 1983).1982年に行われた日本列島の自然史科学的総合研究による, 青森県をのぞく東北地方西半の調査によって, もう2種をつけ加えることができた.このうちの1種は本州中部から知られているヒメヤブキリモドキ Tettigoniopsis forcipicercus で, この種は東北地方に広く分布しているらしいことが, この調査で判明した。もう1種は明らかに新属・新種であるが, 雌の標本を欠くために, 新属創設にあたり, 両性の標本のそろっている関東や伊豆地方産の同属の新種をタイプ種として選び, これにもとづき新属 Cosmetura を記載し, ついで奥羽山脈船形山産の新種の記載を行った。 Cosmetura 属は, ヒメツユムシ亜科の短翅群に属し, 雄の肛上板が後方に伸長し, 複雑な形状をし, 褐色をしていることと, 横幅の広い生殖下板の先3分の1が背方に強く反っていることなどにおいて, きわめて特異である。一方, 雌の産卵管は背方にゆるく反った短剣状で, 先端は鋭くとがっている。この属のタイプ種 ficifolia では, 雄の肛上板背部の基方中央に頭方に向かう1本の突起をもつが, 船形山産の fenestrata では, この突起を欠き, しかもこの部分がへこみ, 明るくなって, 腹側が透けて見えることで識別される。 なお, これらの新属・新種の和名として, Cosmetura 属にコバネササキリモドキ属, C. ficifolia にはコバネササキリモドキ, C. fenestrata にはとりあえずトゲヌキコバネササキリモドキをあてておきたい。
著者
小林 謙一 坂本 稔 松崎 浩之 宮田 佳樹 坂本 稔 松崎 浩之 宮田 佳樹 遠部 慎
出版者
中央大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

縄紋時代の居住期間、特に竪穴住居の構築・使用・廃絶の時間経過を研究する目的で福島県井出上ノ原遺跡、神奈川県相模原市大日野原遺跡の縄文時代中期集落発掘調査を行い、データをとりながら年代測定用炭化種実・炭化材・土器付着物を採取し、年代測定を両遺跡あわせて約60測定行った。他に、日本先史時代の火災住居、重複住居や盛土遺構などの年代を測定し、縄紋集落の形成期間や形成過程を明らかにした。