著者
Hiroshi Ohkuma Tetsuya Nakagawa Katsuyuki Shizu Takuma Yasuda Chihaya Adachi
出版者
(社)日本化学会
雑誌
Chemistry Letters (ISSN:03667022)
巻号頁・発行日
vol.43, no.7, pp.1017-1019, 2014-07-05 (Released:2014-07-05)
参考文献数
26
被引用文献数
63

A spiro compound DPAA-AF combining an electron-accepting diazafluorene unit and an electron-donating bis(diphenylamino)acridane unit has been synthesized and used as an emitter in organic light-emitting diodes. DPAA-AF exhibits efficient thermally activated delayed fluorescence, and a device based on this compound emits blue-greenish electroluminescence with a maximum external quantum efficiency of 9.6%.

1 0 0 0 OA ものいう心臓

著者
及川 和夫
出版者
早稲田大学教育学部
雑誌
学術研究. 英語・英文学編 = Academic studies. English language and literature (ISSN:0915311X)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.1-14, 2006-02-25

マリー・ボナパルト著「物語―父親の物語、ポーと人間の魂」冒頭「ものいう心臓」の章の全訳
著者
ボナパルト マリー
出版者
早稲田大学教育会
雑誌
学術研究 英語・英文学編 (ISSN:0915311X)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.1-12, 2008-02-25
著者
及川 和夫
出版者
早稲田大学教育学部
雑誌
学術研究. 英語・英文学編 = Academic studies. English language and literature (ISSN:0915311X)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.1-12, 2007-02-25

マリー・ボナパルト著(及川 和夫訳)
著者
佐々木 伸
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1170, pp.127-130, 2002-12-09

米映画のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」を巡っては、今年の夏以降いくつもの不祥事が表面化しました。 そのため、USJの運営会社であるユー・エス・ジェイ社長だった阪田晃社長が辞任し、代わりに私が10月23日付で社長となりました。従って、私の使命は、一にも二にも失墜してしまったUSJに対するお客様の信頼を回復することだと思っています。
著者
指宿 信 安田 裕子 青木 孝之 廣井 亮一 丸山 泰弘 後藤 弘子 石塚 伸一 佐藤 達哉 中村 正
出版者
成城大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

第一に、法学、心理学、社会学、精神医学など多様な学問領域の専門家による「治療的司法」概念の検討が多角的に進められ、刑罰重視型より更生支援型刑事司法が再犯防止に有効という海外の先行する知見が、我が国においても通用することが明らかした。 第二に、更生支援を具体的に進めるための支援や治療を提供する社会的資源となる「プロバイダー」が各所に存在し活動を進めているが、治療的司法観を共有することができることがわかった。 第三に、刑事被告人や被疑者に最も近接する立場にある弁護人が、相当程度現行の刑事司法制度の中でも治療的司法に基づいた処分や処遇を進めることが可能であることが明らかになってきた。
著者
矢野敏夫
雑誌
鐘薬百味箪笥
巻号頁・発行日
vol.34, pp.3404-3406, 1990
被引用文献数
1
著者
鈴木 直樹 平田 竹男
出版者
日本スポーツ産業学会
雑誌
スポーツ産業学研究 (ISSN:13430688)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.305-310, 2012 (Released:2012-11-16)
参考文献数
8
被引用文献数
1

In this research we aimed to find out the effect of professional baseball teams on the attendance of J. League clubs.    We conducted a regression analysis of the dates of attendance. The dependent variable was the number of spectators per game. In the selection of independent variables, we added 2 baseball variables ( “Baseball game” and “Baseball team franchise” ) to the variables used in existing literature and extracting 16 independent variables.     As a result of regression analysis we found that “Baseball game” had a negative effect on attendance of J. League clubs, and “Baseball team franchise” did not have an effect on it.
著者
山岸 祐己 斉藤 和巳
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

オンラインレビューサイトにおけるレビューの時系列的な変化の検出を試みる.我々は,ユーザーの基本行動として,レビューの評点を多項分布モデル,レビュー投稿間隔を指数分布モデル,レビューのファイルサイズをガウス分布モデルと仮定し,それぞれ別の手法としてレビュー時系列データからの変化点検出問題を定式化する.実験では現実の大規模データを用い,各手法の結果を比較する.
著者
村上龍著 はまのゆか絵
出版者
幻冬舎
巻号頁・発行日
2003
著者
野田 正彰
出版者
京都造形芸術大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1995

太平洋戦争が終わって半世紀になる。今日の富裕社会・日本の歪みは、敗戦のときに多くの日本人のとった精神病理に遠因するのではないだろうか。天皇制イデオロギーで精神を硬直させていた戦時下の日本人も、死が日常化した暮らしのなかで臨死体験を繰り返し、家族を喪い、人を殺し、家や地域社会を失い、軍隊内の暴力にさらされることによって、深く精神的に傷ついていた。人は受け入れがたい苦悩に直面すると「心的外傷後ストレス障害」(PTSD)になる。悲惨な事件が意識のなかに反復して侵入し、あるいは事件にかかわる悪夢にうなされる。他人から孤立しているという想いが強くなり、精神の集中は困難になり、抑うつ的となる。さらに、多くの人々が死んでゆくなかで生き残ると、「生き残り症候群」とよばれる精神障害を残す。慢性的な不安、現実感の喪失、情緒の不安定、意欲の減退、社会的な不適応などがあげられている。とりわけ、他の人が死んでいったのに、自分だけが生き残ったことについての罪の意識、あるいは他の人を助けることができず、生き残るために自分がとった行動についての罪責感が、彼らを苦しめる。戦場で、引き揚げて、捕虜収容所で、ほとんどの日本人が心的外傷後ストレス障害、生き残り症候群になったに違いない。死別による病的悲哀も体験したであろう。このような心的障害に対し、戦後の日本人がとった反応は三つあったと考えられる。ひとつは、極めて少数であったが心の傷や罪の意識を大切にしようとした人がいた。戦友の遺品や手紙を遺族のもとに黙々と届け続ける帰還兵の生きざま。「わだつみの声」の編集。敵、あるいは物としてしか見ていなかった中国人が、人間として見えるようになった時の加害者としての罪の意識の自覚…。しかし、それらは結局、周囲の人々がとるに足りないこと、めめしいこと、生存していくためには害になることとして抑圧していったのである。第二の反応は、戦争の加担者も被害者もひっくるめて「無罰化」し、勝っても敗けても戦争は悲惨なものだからと捉え、平和運動に流れ込んでいく動きである。戦後の反戦平和運動には、純粋無罰化の心理から絶対平和を主張するグループと、なおも反戦勢力(社会主義圏)と好戦勢力(アメリカ)を分けて考えるべきだと主張するイデオロギー的無罰化のグループがいた。いずれのグループも、心の傷を大切にしようとした第一の人々を切って捨てた。第三の反応は、心の傷を抑圧し、再び唯物的な価値観によって踏みにじり、物量によってアメリカに負けたのだから、経済的復興、工業の再建、アメリカの経済力に追いつき追いこすことによって立ち直れると身構えたのであった。それは富国強兵の軍国主義イデオロギーを、経済成長中心の資本主義イデオロギーに置き換えたものであり、力と物の豊かさがすべてだと思い込んでいた。これは朝鮮特需、高度経済成長、土木・建設業を軸とする地方の補助金経済、東京集中、産業構造転換の進行する過程で、ますます強化され、日本人の心?の本流になってしまっている。このような敗戦を物質的に過剰代償しようとする構えこそが、心の傷を否認する今日の日本の文化を作ってきたのであった。私は本研究において、「やむをえなかった戦争」でも「させられた戦争」でもなく、自分が行った侵略戦争の責任を問い続けている老人たちを訪ね、長時間の面接と内面の分析を行っていった。さらに元憲兵であった三尾豊さん(85歳)、元731部隊軍属(少年隊員)であった篠塚民雄さん(72歳)にお願いし、彼らの健康管理を行いながら、中華人民共和国のハルピン、済陽を訪ね、彼らが戦争犯罪あるいは中国人抑制にかかわった現地で、過去を追想し、内面を分析していく作業を行った。さらに中国・南京を訪問し、日本軍の大虐殺について現地を見てまわった。今後、三〇人をこえる膨大な聞き取り記録を整理していくつもりである。
著者
坂口 幸弘
出版者
関西学院大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究では、遺族ケアサービスの利用ニーズを明らかにするとともに、具体的な遺族ケアサービスの効果についても検討した。遺族調査の結果によると、実際に遺族ケアサービスを利用した人以上に、潜在的ニーズは決して小さくないことが示された。また、医療者が死別後にケアを行うことに対して、多くの遺族が好意的に評価していた。新たな遺族ケアサービスの一つである「わいわい食堂」は、悲しみからの回復を目指すケアにとどまらず、その後の生活や人生を視野に入れた取り組みとして、その有効性が示唆された。
著者
佐藤 文隆 山田 良透
出版者
京都大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1991

我々は、超新星エジェクタの中での物質混合の数値シミュレ-ションを軸対称及び三次元で行ってきた。この現象は細かい構造の形成が現象の定性的性質にも影響し、解像度の高い計算が要求される。従って、メッシュ数の少ない三次元計算よりも軸対称を仮定したメッシュ数の多い計算の方が信頼性の高い結果が得られている。本年度は軸対称計算のより多くの異なった初期揺らぎによる計算を行い、物質混合の程度の初期揺らぎによる依存性をしらべた。その結果からエジェクタ中で起こるの物質混合の程度についての定量的な評価を数値結果から解析的に得ることに成功した。エジェクタ中に大規模な物質混合が起こるかは密度分布に急激なとびがあることが本質的である。しかし、次の点で初期揺らぎの存在する位置が重要である。超新星のprogenitorモデルには二つの密度ギャップがあるが、内側の密度ギャップに初期揺らぎが存在しても外側の密度ギャップにブラストショックが衝突したときに発生するリバ-スショックが内側の揺らぎを抑えてしまう。これはRichtmeyerーMeshkov不安定性として知られている不安定性が逆に働いているとして定量的に説明可能である。従って、外側の密度ギャップに初期揺らぎが存在することが、観測されているエジェクタ中での大規模な物質混合を引き起こすために本質的であることが明らかにされた。
著者
新井 紀子 坂内 悟
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.54, no.9, pp.533-544, 2011

科学技術振興機構が提供してきた研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD)と,情報・システム研究機構が提供してきたResearchmapは2011年11月をもって正式統合を果たし,ReaD&Researchmapとして新たなサービスを開始した。本稿では,研究資源・研究情報が各時代のニーズおよび技術の下でどのように収集・利活用されてきたかを概観するとともに,研究資源が発生時点からデジタルであるようなボーンデジタル時代に学術研究情報のエコシステム(循環型情報活用基盤)を今後いかに確立すべきかについて述べる。