1 0 0 0 名曲決定盤

著者
あらえびす著
出版者
中央公論社
巻号頁・発行日
1981
著者
福島 健 西口 慶一
出版者
東邦大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

D-キヌレニンという物質は、脳で神経伝達を弱めるキヌレン酸に変化し、この物質変化には統合失調症に関係することがわかってきたD-アミノ酸酸化酵素(DAAO)というタンパク質が関与していた。統合失調症のモデル動物の脳ではD-キヌレニンからキヌレン酸への物質変化が亢進しており、また、D-キヌレニンは生体内でD型トリプトファンから生成することも分かった。そして、DAAOによるD-キヌレニンからキヌレン酸の生成反応を抑制できる物質(薬)のスクリーニング法(探索・評価方法)を開発した
著者
寺澤 捷年
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.61, no.7, pp.938-955, 2010 (Released:2011-03-01)

『医界之鉄椎』の初版本が発刊されたのは明治43(1910)年であり,今年は正に100周年である。この警世の書は医学が専門分化の道を辿り統合的な理解が困難となった医療界の現状を憂え,漢方こそが統合的治療の根幹に据え置かれるべきものであることを主張した医療論である。この初版本に対して,論理だった反論を展開した人物が存在した。それが平出隆軒氏である。平出氏は奇しくも当時の名古屋医療界の泰斗である。彼は『医界之鉄椎』を熟読し,これに反論(一部同意)を加えた見識と品格を高く評価したい。この平出隆軒氏の反論を輯録した第二版は大正4(1915)年に出版された。平出隆軒氏の指摘した事項は今日の我々にも突きつけられた刃である。そこで,平出氏の指摘した課題を整理し,私共がその課題にどのように取り組んできたか。将来に解決を待たなければならない課題は何かについて論じた。
著者
古屋 秀隆
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

二胚動物門ニハイチュウ類は底棲の頭足類の腎嚢に片利共生する動物である。体を構成する細胞数が10-30個ときわめて少なく、体制の単純な動物である。分子系統学的解析によって、この動物はその見かけによらず原始的な動物ではないことが明らかになった。すなわち単純な体制は頭足類の腎嚢という微小環境への適応の結果であることがいえる。このような進化史をもつニハイチュウ類の分類形質がどのように適応してきたか、その道筋を明らかにするために、形態学的手法と分子系統学的手法を用いて解析を進めている。可能な限り多くの種を集め、種間の系統関係を明らかにしながら、分類形質の進化の道筋を解明している。当該年度は、日本海沿岸のウスベニコウイカ、ハクテンコウイカ、トサウデボソコウイカ、ハリイカ、およびトラフコウイカから12種の未記載のニハイチュウ類を見出すことができた。これらすべての種は分類形質を明らかにした結果、新種であることが判明した。現在、それらの新種記載の準備を進めている。同時に、これらニハイチュウ類のミトコンドリアCOI遺伝子と18SrRNAの塩基配列を解析中である。また、クモダコとツノモチダコから特異な適応形態をもつ種を発見し記載したが、一昨年イッカクダコのニハイチュウ類からも特異な適応形態をもつ種を発見し記載中である。昨年には、マダコ属未記載種の宿主から発見されたニハイチュウ類にも、特異な形態形質をもつ種を発見した。これらのニハイチュウ類に見られる特徴について、その形態を電子顕微鏡で観察した。その結果、体の前部の形を自由に変化させ、他の同種個体と手を繋ぐように接着させて群体を形成していた。それによって腎上皮の表面の生息域を大きく覆っていた。これは腎上皮の表面部を広く覆う適応である。この形質は分類上重要であるばかりでなく、ニハイチュウ類の系統の中でどのようなプロセスで生じたかが興味深い。
著者
渡辺 尚 小花 貞夫 水野 忠則 萬代 雅希 石原 進 四方 博之 渡辺 正浩
出版者
静岡大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

アンテナの指向性を利用したユビキタスインフラを開発することを目的とし、可変指向性を利用したメディアアクセス制御(MAC)、ルーティングの高度化、テストベッドの開発と実証実験等を行った。より具体的には、指向性MAC,ルーティングプロトコルの高度化としては、(1)マルチレート環境に適した指向性MACプロトコル、(2)指向性隠れ端末問題やデフネス問題を低減するルーティング、(3)複数メインローブとネットワークコーディングを利用したマルチキャスト、メインローブとヌルを同時利用するマルチレートMACなどを開発した。また、テストベッドの開発と実証実験としては、(1) UNAGIとMICA moteを用いた階層型ネットワークの構築と実験、(2)特定実験試験局免許を取得したUSRP2/GnuRadioによる実験などを行った。以上の成果を国内外の学会等で発表した。
著者
VOOINEAGU Mircea
出版者
東京大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

2012年度は,2011年度に導入したブレドン型の同変モティヴィックコホモロジーの研究を引き続き行った。はじめに,ヴォエヴォドスキーによる移送付き前層の枠組みを,同変の場合に拡張した.ここでは同変とは$\mathbb{Z}/2$同変を意味する。このために同変ニスネヴィッチ位相を導入しなけれはならない。これは,完備正則なcd構造として与えられる。また,同変標準三つ組$(\overline{X}\xto{p}S, X_\infty, Z)$を導入した。ここで,$p$は相対次元1の固有な同変写像,$X_\infty$, $Z$は不変な部分スキームであって,$S$はスムース,$X$は正規,$X=\overline{X}\setminus X_\infty$は準アフィンかつ$S$上スムース,$Z\cap X_\infty=\emptyset$,そして$X_\infty \cup Z$は同変なアフィン近傍を持つものとする。主定理は,任意のスムースな$G$スキームは,局所的には同変標準三つ組の一部である,というものである。これはヴォエヴォドスキーの定理の同変な場合への一般化である。また,同変三つ組がホモトピー不変な同変移送付き前層について,ヴォエヴォドスキーの場合と同様の性質をもつことを示した。同変でない場合の定理の拡張として,$F$をホモトピー不変な同変移送付き前層,$W$を1次元表現とするとき,$(F_{GNis})_{(-W)}(S)=(F_{(-W)})_{GNis}(S)$が成立することを示した。ここに$S$はスムースな半局所$G$スキームである。最終的な結果として,$\mathbb{Z}$-同変簡約定理を示した。この定理は,$X,Y$をスムースな$\mathbb{Z}/2$多様体とするとき,射$Z \to Z \otimes I$により誘導される単体的可換群の準同型\[C_*c(X,Y) \to C_*c(X_+\wedge \mathbb{G}_m,Y_+\wedge \mathbb{G}_m)\]は同変ホモトピー同値であることをいう。この同変ホモトピー同値は,$G$が巡回群の場合に拡張できる。これを示すために,任意の部分群$K \subset G$に対し\[C_*c(X,Y)^K \to C_*c(X_+\wedge \mathbb{G}_m, Y_+\wedge \mathbb{G}_m)^K\]が単体的可換群のホモトピー同値であることを証明した。ここで,$c(X,Y)$は$c_{equi}(Y,O)(X)=Cor(X,Y)$を意味する。結果として,任意のスムース$G$多様体$X$に対し,\[\mathbb{H}_G^n(X; C_*c_{equi}(Y,O)^G) =\mathbb{H}_G^n(X \wedge \mathbb{G}_m; C_*c_{equi}(Y \wedge \mathbb{G}_m, O)^G) \]であることが示される。これらの結果は,フリードランダー,ヘラー,オストヴァーとの共同研究により得られた。
著者
菊池 純一 安原 主馬 田原 圭志朗
出版者
奈良先端科学技術大学院大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究では、申請者らが独自に開発した高強度の人工細胞膜「セラソーム」の構造的特徴を活かして、その表面を金属で被覆した新規の有機-無機-金属複合ナノ材料を開発し、その特異的機能の創出を目指した。その結果、ベシクル構造やディスク構造を有する脂質二分子膜を様々な金属超薄膜で被覆した人工細胞膜の作製が可能になり、これらの人工細胞膜に賦与した分子認識能にもとづく特徴的なマニピュレーション機能が発現した。
著者
Mackenzie John D.
出版者
公益社団法人日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会学術論文誌 : Nippon Seramikkusu Kyokai gakujutsu ronbunshi (ISSN:18821022)
巻号頁・発行日
vol.101, no.1169, pp.1-10, 1993-01-01
被引用文献数
3 18

In the past decade, sol-gel processing has been actively employed for the preparation of new ceramics and for the fabrication of ceramics into many complex geometries. Sol-gel processig is particularly suitable for optical materials. The application of sol-gel technology to the synthesis and fabrication of optical materials is termed "Sol gel optics." A review is presented on the basic principles of the sol-gel process and examples are given for some important materials in sol-gel optics. These include many configurations of silica glass, organic-impregnated glasses, organically modified ceramics (ORMOCERS), ferroelectric thin films, amorphous ferroelectrics, nonlinear optical nanocomposites and gradient index lenses. Some future developments in sol-gel optics are discussed.
著者
松本亦太郎著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1940
著者
松本亦太郎著
出版者
北文館
巻号頁・発行日
1927
著者
松本亦太郎著
出版者
改造社
巻号頁・発行日
1930
著者
松本亦太郎著
出版者
第一公論社
巻号頁・発行日
1939
著者
松本亦太郎著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1926

1 0 0 0 智能心理學

著者
松本亦太郎著
出版者
改造社
巻号頁・発行日
1929

1 0 0 0 父母の態度

著者
松本亦太郎著
出版者
日本両親再教育協会
巻号頁・発行日
1931

1 0 0 0 渡り鳥日記

著者
松本亦太郎著
出版者
實業之日本社 (發賣)
巻号頁・発行日
1917
著者
松本亦太郎著
出版者
北文館
巻号頁・発行日
1915