著者
西原 典則 西川 正雄 堀口 毅 稲永 醇二
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿兒島大學農學部學術報告 (ISSN:04530845)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.71-81, 1987-03-16

硝酸化成抑制剤の土壌中における行動を明らかにするため, 粘土鉱物の種類, 有機物含有量, CECなどを異にする3種類の土壌を用いて土壌カラムを作り, 浸透水による薬品の下方への移動を微生物的測定法および化学的測定法により検討した.得られた結果は次のとおりである.1.実験に用いた4種類の硝酸化成抑制剤(Dd, Tu, AM, DCS)の土壌中における移動速度はシラス土壌が他の土壌に比して大きかった.2.比較的溶解度の大きいDdおよびTuは溶解度の小さいAMおよびDCSに比して土壌中における移動速度が大きかった.3.化学的測定法により硝酸化成抑制剤の含有量の大きかったフラクションでは微生物的測定法による硝化抑制率も高かった.しかし, 化学的測定法で硝酸化成抑制剤が検出されなかったフラクションで硝化抑制効果の認められる場合があった.4.微生物的測定法による硝化抑制率のピークの巾は化学的測定法による薬品含有量のピークの巾に比して大きかった.5.Ddについては, シラス土壌において化学的測定法による土壌中含有量と微生物的測定法による硝化抑制率との間に正の相関がみられたが, 黒ボク土および沖積土では相関はみられなかった.AMについては, いずれの土壌においても土壌中含有量と硝化抑制率との間に相関はみられなかった.
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.10, no.10, pp.51-53, 2001-11

実は間接材の電子購買は、決して新しい考えではない。3〜4年前ごろから「MRO(メンテナンス・リペア・アンド・オペレーションズ)」といった呼び方で、米国企業を中心にその重要性が盛んに叫ばれていた。 ではなぜここに来て、国内で急速に電子購買に乗り出す企業が増えているのか。
著者
宮本 惇夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1066, pp.el6-12, 2000-11-13

リストラ歌手——さしずめ彼にはそんな呼び方がぴったりだ。サラリーマンにして日本コロムビア専属歌手、そしてリストラと闘う男。彼にはそんな異色の肩書や呼称がズラズラとついている。 物江民夫、57歳。まさに彼はリストラ時代が生んだ、時代の申し子とも言えるビジネスマンだ。 さる2000年5月14日、東京・中野ゼロホールで物江の初リサイタルが催された。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1927年01月27日, 1927-01-27
著者
細川 大二郎 森 寛一
出版者
日本植物病理学会
雑誌
日本植物病理學會報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.166-172, 1983-04-25

Multiplication and distribution of cucumber mosaic virus during the development of systemic infection in tobacco plants (Nicotiana tabacum cv. Xanthi) inoculated to the middle leaf were investigated by the use of fluorescent antibody technique. After the virus multiplied in the inoculated leaf, the virus antigen was first detected in the upper stem and leaves, and later in the lower stem and roots. In the early stage of a long distance movement of the virus, the virus antigen was first observed in separate areas along the phloem. This mode of virus movement differed from that in the parenchyma tissue, in which the virus moved from cell to cell, suggesting that the virus move a long distance through sieve tubes. Thereafter the virus progressively spread from the infection site in the phloem to surrounding tissues and caused the systemic infection. In the upper leaves, the appearance of symptoms such as veinclearing and yellowing followed the distribution of virus antigen in the tissues. After the virus antigen had distributed throughout all the tissues in a certain part of the plant, it gradually decreased.
著者
小川 仁 佐々木 巌 舟山 裕士 福島 浩平 柴田 近
出版者
東北大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2007

当初、無菌マウスに腸内細菌叢を導入した際の肛門を用いて研究を行う計画であったが、無菌マウスの購入が不可能となり、この計画は中止せざるを得なかった。直腸切断術の手術標本から肛門組織を採取し、免疫染色等で肛門免疫機構について研究を行った。肛門には、肛門腺付近を中心とした豊富な免疫担当細胞が存在するが、機能的な解析には至らなかった。また、肛門免疫機構と密接に関連すると考えられる回腸嚢炎について研究を行った。回腸嚢炎は潰瘍性大腸炎に対する大腸全摘・回腸嚢肛門(管)吻合術後に発症する長期合併症であり、多くはciprofloxacinやmetronidazoleなどの抗菌薬内服により軽快する。我々はこれらの治療に抵抗した回腸嚢炎患者の便中にClostridium Difficile toxin(以下、CD toxin)を検出した3例を経験した。3例中2例は以前の回腸嚢炎に対しては通常の抗菌薬が奏効していたが、再燃時には効果を認めず、この時点で便中CD toxin陽性と判明した。残り1例は回腸嚢炎初発の時点で通常の抗菌薬治療が効果なく、便中CD toxin陽性と判明した。3例とも「C.Difficile関連難治性回腸嚢炎」と診断し、vancomycin内服により治療したところ速やかに軽快した。通常の抗菌薬治療によって改善しない回腸嚢炎ではC.Difficileの関与を疑い、適切な抗菌薬治療を行う必要がある。これらの研究成果を学会、論文で発表した。
著者
松澤 暢 内田 直希 内田 直希 有吉 慶介 島村 浩平
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

アスペリティ(地震性すべりを起こせる領域)の連鎖・連動破壊のしやすさが何に規定されるのかを調べた.その結果,別の大地震の余効滑り(地震の後のゆっくりした滑り)等の擾乱があると連鎖破壊がしやすくなること,二つのアスペリティが隣接していても,破壊の伝播方向と反対側に位置していれば連鎖・連動破壊は生じにくいこと,連動破壊したときのすべり量は個々のアスペリティの破壊履歴に依存することが明らかになった.
著者
三村孝
雑誌
小児外科
巻号頁・発行日
vol.11, pp.1571-1577, 1979
被引用文献数
2
著者
土屋敦雄
雑誌
外科
巻号頁・発行日
vol.50, pp.797-800, 1988
被引用文献数
1