著者
吉森 丹衣子 Taeko Yoshimori
雑誌
国際経営・文化研究 = Cross-cultural business and cultural studies (ISSN:13431412)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.105-115, 2015-03-01

In recent years, “self-affirmation” has attracted attention in the education domain. However, in the self-affirmation research, definition set is different and by each researcher, factors on determining the definition can be pointed out problems such as is unclear. Therefore, in this study, the definition set of self-affirmation feeling went on the basis of the data obtained by the qualitative research. Consequently, “positive existence” as construct self affirmation and “stable self”, “confidence”, “acceptable” is obtained. Them based on the results of creating a college student edition self-affirmation scale, we have succeeded in the development of “college student version of self-affirmation sense measure” of two-factor item 9.
著者
小松 和彦
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
「日本研究」再考 : 北欧の実践から
巻号頁・発行日
pp.11-13, 2014-03-31

「日本研究」再考 : 北欧の実践から
著者
Goderis Steven Yesiltas Mehmet Pourkhorsandi Hamed 白井 直樹 Poudelet Manu Leitl Martin 山口 亮 Debaille Vinciane Claeys Philippe
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 = Antarctic Record (ISSN:2432079X)
巻号頁・発行日
vol.65, pp.1-20, 2021-01

2019-2020 年の夏期に,東南極セール・ロンダーネ山地南部においてベルギー南極観測隊(BELARE)により隕石探査を実施した.ナンセン氷原には,2020 年1 月15 日から2 月6 日まで23 日間滞在し,採取した隕石の総数は66 個,合計重量は約8 kg であった.ナンセン氷原での隕石集積機構を解明するために,隕石の他に氷,火山灰層や岩石の破片も採取した.採取した隕石は,凍結したまま国立極地研究所に輸送された.これら採取した隕石が国際隕石学会の隕石命名委員会に認可された後,分類データはMeteorite Newsletter で公開される.This report summarizes the Belgian Antarctic Expedition (BELARE) 2019-2020 meteorite search and recovery expedition near the Sør Rondane Mountains of East Antarctica during the 2019-2020 field season. This expedition took place from 15 January to 6 February 2020 within the area defined as "C" of the Nansen Ice Fields (S72°38'−72°48'S, 24°35'−25°06'E). The expedition team consisted of four scientists and two field guides, who systematically searched the ice field area and collected 66 meteorites. The total weight of the meteorites was determined to be ~8 kg. In addition to meteorites, blue ice samples, volcanic ash layers, and wind-blown terrestrial rock fragments were collected from the area to study in detail the nature of the mechanisms concentrating meteorites on the Nansen Ice Fields. The recovered meteorites were transported in a frozen state to the National Institute of Polar Research, Japan for dry-thawing and subsequent classification.
著者
村上 陽一郎 YOICHIRO MURAKAMI
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-24, 2011-07-01
著者
栗原 五美 加藤 雅枝 佐藤 美栄子 長濱 貴彦
出版者
静岡赤十字病院
雑誌
静岡赤十字病院研究報 = Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital (ISSN:09119833)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.61-65, 2004-12-01

症例は17歳女性.統合失調症の診断にて当院精神科に通院.自殺企図によリトリカブトを服用し,悪心・嘔吐を主訴に当院救急外来を受診した。来院時より心室性期外収縮の連発が見られ,心室細動に対して来院後6時間に合計33回の電気的除細動を行なって救命し得たので報告する。
著者
萩谷 昌己
雑誌
情報処理学会研究報告プログラミング(PRO)
巻号頁・発行日
vol.1987, no.61(1987-PRO-013), pp.1-10, 1987-09-16

GMWウィンドウ・システムの拡張用言語であるGについて述べる。GMWは、仮想機械サーバ方式のウィンドウ・システムであり、ウィンドウ・サーバ内で、Mと呼ばれるマルチ・タスクを行う仮想機械が稼働している。ユーザは、仮想機械のコードをダウン・ロードすることにより、サーバとクライアントの間のプロトコルを拡張することができる。Gは、ウィンドウ・サーバ内で走るアプリケーションを記述するための言語で、GのプログラムはMの仮想コードにコンパイルされる。Gの特徴は、強い型付けの下で、オブジェクト指向プログラミングに必要な動的メソッド探索の機能をサポートしていることと、Mに基いたマルチ・タスク機能を持っていることである。本稿では、Gの型の体系とマルチ・タスク機能について述べる。
著者
平野 亮 原田 利宣 床井浩平
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.53, no.8, pp.2028-2035, 2012-08-15

本研究では,拡張現実感により現実空間における光源環境を再現し,その中で対数美的曲面をシミュレーションするシステムを開発した.具体的には,精密な拡散反射色で曲面の映り込みを再現するため,金属半球に反射した光源環境を球面調和解析した結果を用いてレンダリングを行った.また,開発したシステムを用いて,様々な光源環境下(晴天,曇天,夕日)における曲面の印象の違いに関する評価実験を行い,光源環境が曲面の印象に与える影響を明確にした.
著者
山田 淳 谷津 行穗 和田 典子 福住 伸一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.17-23, 2013-12-15

システムとソフトウェアの品質向上のためには,品質測定方法を設計し,開発の上流から下流,そして利用時の各段階で品質を測定して評価し,品質改良を行えるようにする必要がある.要求定義段階では,品質要求を仕様化するために品質測定法を設計し目標値や許容範囲等を定義する.設計・実装段階ではレビュー結果から,テスト段階ではテスト結果からのデータを用いて品質測定法を適用し,品質要求仕様をどの程度満足するかを評価する.このためISO/IEC 25000シリーズを参照し,品質をモデル化した,利用時の品質特性,テスト実行時の外部品質特性,設計・実装時の内部品質特性,またデータ品質特性について,品質測定法の例を紹介している.
著者
高山耕平 HenryJohan 西田友是
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.443-444, 2011-03-02

今日,実際の人物を対象とした顔検出システムは数多くの研究がなされている<br />が,実際の人物でない,アニメやマンガ等に登場するキャラクターを対象とした<br />ものは少ない.そこで本稿ではこのキャラクターを対象とした顔検出手法を提案<br />する.またこれらのキャラクターには著作権が存在するものがほとんどであるの<br />で,キャラクター画像を用いてデータベースを作成しそれを用いて顔検出を行う<br />といったことをせずに,キャラクターの特徴のみを用いて顔検出を行う.具体的<br />にはまず肌の色によって顔の候補を導き出し,それらが顔として確からしいかど<br />うかをあごを中心とした輪郭形状および目や髪の対称性の条件を用いて判断して<br />いく.
著者
井ノ崎 敦子 葛西 真記子 Atsuko INOSAKI Makiko KASAI
出版者
鳴門教育大学地域連携センター
雑誌
鳴門教育大学学校教育研究紀要 = Bulletin of Center for Collaboration in Community Naruto University of Education (ISSN:18806864)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.1-8, 2020-02

本研究は,大学生の恋愛の発達と自己の発達との関連を検討することを目的とした。大学生352名を対象に,自己構造の安定性に関する質問紙,恋愛様相尺度,及び主な養育者による被受容感尺度を用いて調査を実施した。交際経験のある203名を対象に適合性の高いモデルにおいてジェンダー差を検討した結果,男性では,自己対象体験不全が自己の発達を阻害するが,自己の発達は恋愛の発達に影響しないことが見出された。一方,女性では,自己対象体験不全が自己の発達を阻害し,自己の発達不全が恋愛の発達も阻害することが見出された。恋愛相談においては,身近な他者からの共感と助言を求める学生が多いことが見出された。これらの結果から,大学生の恋愛の発達と自己の発達が関連するという仮説が部分的に支持された。今後は,主な養育者以外との間での自己対象体験と恋愛や自己の発達との関連を検討することが課題である。