著者
菅 良樹
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究
巻号頁・発行日
vol.43, pp.43-70, 2011-03-31

大坂の幕府支配機構について、城代の職権を中心に論説し、以下の点に注目した。

4 0 0 0 空手道教範

著者
船越義珍 著
出版者
日月社
巻号頁・発行日
1958
著者
Koichi Ito Takafumi Aoki
出版者
The Institute of Image Information and Television Engineers
雑誌
ITE Transactions on Media Technology and Applications (ISSN:21867364)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.64-80, 2018 (Released:2018-01-01)
参考文献数
82
被引用文献数
9

This paper presents recent advances in biometric recognition, where we focus on face, fingerprint and iris recognition, which are major research topics on biometric recognition. We summarize the research trend of face, fingerprint and iris recognition over the past decade. This paper also presents our activities of biometric recognition. Our approach employs the phase information obtained by Discrete Fourier Transform (DFT) of images. The phase information preserves the inherent features of the image, and its correlation function, called phase correlation or Phase-Only Correlation (POC), gives us both the good similarity measure for biometric recognition and the translational displacement for image registration. Our approach of using phase information has been successfully applied to fingerprint, face, iris, palmprint, finger knuckle and dental recognition. Among them, we present some interesting results of palmprint recognition, finger knuckle recognition and dental recognition.

4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1945年06月23日, 1945-06-23
著者
鶴見 和子
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.73-75, 1982-03-31 (Released:2009-10-19)

4 0 0 0 OA 日本大辞林

著者
物集高見 編
出版者
宮内省
巻号頁・発行日
1894
著者
笹木 葉子
出版者
北海道医療大学
雑誌
北海道医療大学看護福祉学部紀要 (ISSN:13404709)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.69-74, 2005-12-20

育児は生活の営みの一部であり、時代、文化、習慣、によって大きく左右される。育児相談ではそれら時代の変化や文化、習慣、個人の価値観等に応じて育児法の情報を提供していかなければならない。しかし、相談に応じる医療者に対する育児法に関する系統的な教育は確立されておらず、個人的見解や経験則に基づく助言が中心になっている。育児法に関する情報を科学的で統一した見解にするためには、エビデンスに基づいて1つ1つ検証していかなければならない。「子どもの睡眠」については養育者の睡眠にも影響を及ぼすため、深刻な場合が多い。この相談に適切に対応するには乳幼児の睡眠生理についての正しい知識が必要である。睡眠については、大脳の生理学や内分泌の研究の進歩によってかなり詳しく解明され始めている。本研究では、乳児期各月齢ごとに睡眠覚醒リズムの生理をまとめ、睡眠覚醒リズムの確立を促す育児法について検討した。全月齢共通に"朝は明るく夜は暗く静かに過ごす"ことを基本に、妊娠期の母親の生活リズムの調整や、乳児期の日中の授乳、離乳食、遊び、運動、タッチケア、沐浴、入浴等で生活にメリハリをつけるなど実践的な育児法に関する情報をエビデンスに基づき整理した。
著者
赤江 達也
出版者
関東社会学会
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.17, pp.1-12, 2004-08-10 (Released:2010-04-21)
参考文献数
28
被引用文献数
1

我々は衆人環視の中に一人毅然として屹立し礼拝を拒否せられた瞬間の先生の巨姿を思い浮べ、今尚戦慄を禁じ得ない。[関根1949: 6]

4 0 0 0 OA 正月の夢

著者
麻田 宏
出版者
一般社団法人 軽金属学会
雑誌
軽金属 (ISSN:04515994)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.1-2, 1963-01-31 (Released:2008-10-30)
著者
石原 比伊呂
出版者
吉川弘文館
雑誌
鎌倉遺文研究 (ISSN:13450921)
巻号頁・発行日
no.29, pp.1-25, 2012-04
著者
木戸 功
出版者
日本家族社会学会
雑誌
家族社会学研究 (ISSN:0916328X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.150-160, 2011-10-31 (Released:2012-11-13)
参考文献数
76

この論文では過去20年にわたる家族社会学における質的研究の動向をふりかえり,その現状と課題を考察する.『家族社会学研究』(1989-2010)における質的研究を,論文数,データとその収集方法,方法論,主題といった観点から検討する.論文数が増加してくるのは2000年以降のことであり,そこでは個人の経験に焦点をあて,面接調査によってえられた「語り」をデータとして使用する研究が多いが,方法論や理論的な想定については十分には議論されてこなかった.こうした検討をふまえて,方法の妥当性と知見の一般化可能性という課題について議論する.調査研究過程の手続きの有意関連性を示し,理論的想定を明らかにすることの重要性を指摘するが,このことは家族社会学における知見の意義を明確にするという意味でも重要である.さらに,この知見の一般化可能性という水準において,量的研究との関係を考えることを提案する.
著者
中谷 功治
出版者
関西学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2003

平成15年度の研究成果として,8世紀中葉から9世紀初頭にかけてのタグマとは,いまだ国家における「中央軍」としての役割を果たすまでには至っておらず,むしろその司令官を中心として帝国政府の政治過程に深く関わるなど,皇帝あるいはそれを擁立しようとする勢力の手先となって活動する「近衛連隊」と呼ぶべき存在であったことが判明した。以上の成果を受けて,本年度は「近衛連隊」としてのタグマのその後の展開を考察することにした。その際に注目されたのがタグマの兵力規模の問題である。W・トレッドゴールドは,同時代に活躍したイスラム圏の地理学者のデータをもとにして,9世紀初頭に整備された4つの騎兵タグマ(近衛連隊)のそれぞれが4000名,合計1万6千の兵力を擁していたと推計した。これに対してJ・ハルドンからは,これは余りにも大きな見積もりであり,タグマは首都近郊に駐屯するより小規模な集団であると反論がなされている。本研究では,時代はやや下って10世紀となるが,実際の帝国による遠征の軍備・人員を詳細に記録した『ビザンツ帝国儀式について』に収められている記述に注目した。そこに登場するタグマの兵力は,各々の連隊ごとに数百名程度であり,記述内容からタグマごとの総兵力はせいぜい1千名前後であるとの推計が妥当であることが判明した。つまり,十分な整備がなされた時期のタグマの全兵力は4〜5千名前後となるのである。ここからは,トレッドゴールドの推計は修正を求められることとなり,あわせて当時においてさえタグマを「中央軍」といった独立した決戦兵力と見なすことはふさわしくない,との結論が導き出せるのである。