著者
初田 賢司 桑原 恵治 武田 昭
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.282, pp.48-55, 2016-10

ステークホルダーとは、利害関係者のこと。プロジェクトやプログラムを成功に導くために、関係する人や組織を洗い出して期待や影響を分析し、より良い関係を築き上げるのが、ステークホルダーマネジメントである。 図5に示したのは、プログラムにかかわる…

3 0 0 0 OA 静岡県史料

著者
静岡県 編
出版者
静岡県
巻号頁・発行日
vol.第5輯, 1941
著者
奥埜 博之 西島 勇 塚本 哲朗 河島 則天
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.241-246, 2016 (Released:2016-06-20)
参考文献数
11

【目的】すくみ足(以下,FOG)はパーキンソン病の主要な運動障害のひとつである。FOG の適切な評価はきわめて重要であるが, その程度を客観的に示し得る有効な評価方法が存在しない。本研究ではFOG を簡便かつ定量的に評価できる方法を考案することを目的とした。【方法】16 名のパーキンソン病患者に対し,間口を自身の快適歩行速度で通り抜ける歩行課題を実施した。間口幅は40 cm から10 cm 刻みで100 cm までの7段階で設定し,間口通過の所要時間とステップ数を計測した。【結果】間口幅の減少に伴ってステップ数が増加,所要時間が遅延する傾向が認められ,その関係性は一次直線回帰によって近似可能であった。また,UPDRS スコアのPart Ⅲとの関連は,所要時間との間に有意な相関(r = 0.56, p < 0.05)がみられた。【結論】今回提案した方法は,歩行時間とステップ数という簡便な計測変数であり,歩行評価に即時活用できるものと考えられる。

3 0 0 0 OA 静思余録

著者
徳富猪一郎 著
出版者
民友社
巻号頁・発行日
vol.第1, 1895

3 0 0 0 OA 自然之友

出版者
開発社
巻号頁・発行日
vol.苐五巻 自然界の迷信, 1901
著者
"関 和俊 石田 恭生 小野寺 昇 田淵 昭雄"
出版者
川崎医療福祉大学
雑誌
川崎医療福祉学会誌 (ISSN:09174605)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.113-119, 2007

"高所において生体は,いわゆる急性高山病(Acute Mountain Sickness ; AMS)症状に悩まされることが少なくない.動脈血酸素飽和度(SpO_2)を簡易に測定ができるパルスオキシメータは,酸素不足と高所順応の状態を的確に把握し,ヘモグロビンの透過率を測定できる機器であり,最近の登山には必要不可欠な装備とされている.富士山は,海抜3,776mの日本最高峰であり,低圧低酸素環境下にある.本研究では,心拍数,SpO_2およびAMSスコアを用い,富士登山における生体変化を明らかにすることを目的とした.被験者は健康な成人男女26名(男性15名,女性11名)であった.登山中の心拍数およびSpO_2の測定にはパルスオキシメータを用いた.AMSスコアの事後アンケート調査を実施した.心拍数は五合目登山前(88.8±11.8bpm;beats per minute)と比較して,富士山頂(101.2±19.3bpm)において有意に上昇した(p<0.05).SpO_2は,五合目登山前(91.4±2.0%)と比較して,富士山頂(82.1±6.5%)において有意に低下した(p<0.05).AMSスコアは「頭痛」および「めまい及び/またはふらつき」に関して山頂時に有意に高値を示した(p<0.05).このことから,富士登山においても心拍数やSpO_2は高所順化の指標となることを示唆する結果となった.また,SpO_2の測定は富士登山における高所順応が順調に獲得されているかどうかを知るための適切な指標であることが示唆された.心拍数,SpO_2およびAMSスコアを用いることによって,富士登山における急性高山病を事前に防ぐことが可能であると考えられた."
著者
江川 美保
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.515-520, 2020 (Released:2020-09-01)
参考文献数
11

有経女性に比較的高頻度に認められる月経随伴症状のうち器質的異常を伴わないものは, 月経期に出現する機能的月経困難症と黄体期に出現する月経前症候群/月経前不快気分障害に大別される. これらは正常な排卵周期における性ホルモン変動がもたらしており, 周期的に繰り返され生活の質に悪影響を及ぼす. 両者の症状発現のメカニズムは異なるが, 低用量エストロゲン-プロゲスチン配合薬という共通の治療薬が有効である. 子宮内膜症を含む月経関連疾患は少産化, 晩産化という女性のライフスタイルの変化によって顕著になった現代病であるともいえ, 女性の心身の健康増進のためには 「月経は我慢するのではなくコントロールするもの」 という意識改革と現代のライフスタイルに見合ったヘルスケアが求められている.
著者
名取 通夫 土佐 寛順 田中 伸明 川俣 博嗣
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.419-424, 1996-11-20 (Released:2010-03-12)
参考文献数
7

「朮」は大きく白朮と蒼朮に分類され, 白朮は利水・補剤として, 蒼朮は発汗・除湿剤として用いられてきた。しかし, 実際に白朮と蒼朮を入れ換えることにより, 自覚症状がいかに変化するかは検討されていない。今回我々は, 漢方方剤中の白朮と蒼朮を4週間ごとに入れ換えて処方検討することにより, 以下のことを明らかにした。1) 関節痛がある症例では蒼朮を用いた方が有効率が高い。2) 有効例では「飲みやすい」と答えた人が60%で,「飲みにくい」と答えた人はわずかに9%であり, 味覚が効果判定の一つの指標になり得る。