著者
ゴロフツォフ エリ
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.84-91, 1972 (Released:2011-03-04)
著者
北浦 健生 太田 和宏 吉田 誠 曽我 綾香 野路 稔 伊藤 智司 岡田 英孝 北 宜裕
出版者
神奈川県農業技術センター
巻号頁・発行日
no.160, pp.1-6, 2016 (Released:2016-09-14)

青首総太り品種が主流となっている現在のダイコン生産・流通体系において,特色あるダイコン新品種の開発を目的に、白首総太りダイコンの一代雑種品種を,神奈川県農業技術センター,民間育種家及び横浜植木株式会社の3者で育成した。花粉親系統については当所と県内育種家が育成を担当し,2003年から‘大蔵’及び‘晩野路’を交配母本に用い,集団選抜法により根形が円筒形の系統を育成した。2009年の集団選抜第6世代以降,形質の分離幅が縮小したため,横浜植木(株)保有の雄性不稔系統を種子親としたF1交雑検定を並行して実施した。計25の交雑系統から有望な系統‘UON’を選抜し,特性検定及び現地適応性試験を実施した。その結果,‘UON’は根部が首部を含め全体が白色で円筒形,甘味が強く,‘耐病総太り’と同等の食味評価を確認したことから,‘湘白’と命名し,2013年3月5日に品種登録出願し,2015年6月19日に品種登録を受けた(農林水産省登録番号第24375号)。
著者
早田 邦康
出版者
日本食品科学工学会
巻号頁・発行日
vol.61, no.12, pp.607-624, 2014 (Released:2015-03-26)
著者
宮崎 多恵子
出版者
日本水産學會
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.437-440, 1993 (Released:2011-03-05)
著者
荒木 隆男
出版者
農林水産技術情報協会
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.14-18, 1980 (Released:2011-03-05)
著者
松本 和浩 加藤 正浩 竹村 圭弘 田辺 賢二 田村 文男
出版者
園芸学会
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.339-344, 2010 (Released:2011-05-27)

秋季の窒素施肥量の違いがニホンナシ‘二十世紀’と‘豊水’の耐寒性と脂質含量に及ぼす影響を調査した。‘豊水’は‘二十世紀’に比べ、多肥による影響を受けやすく、施肥後、樹体内窒素の増加が著しく、耐寒性の上昇が抑制され、春季の生長も阻害された。脂質およびPC含量は‘二十世紀’に比べ‘豊水’で少なかった。両品種とも多肥処理により、脂質およびPC含量の増加が抑制され、脂質の不飽和度の上昇も抑制された。このように、窒素多肥による脂質含量や脂質不飽和度の低下が、耐寒性の低下に影響を及ぼしていると考えられた。
著者
松下 吉樹 本多 直人 藤田 薫 渡部 俊広
出版者
水産総合研究センター
巻号頁・発行日
no.10, pp.15-17, 2004 (Released:2011-03-05)

3種類の刺網を千葉県館山湾奥部の水域に20~37日間設置した。その後潜水観察を行い、羅網した生物と網成りの変化を記録した。刺網には27個体の魚類と甲殻類が設置後14日以内に羅網し、その後は観察されなかった。網目が展開している網の面積は、いずれの刺網も時間経過とともに減少して0となった。これは刺網が持つ漁獲機能のうち、特定の層を遊泳する生物の通路を遮断する機能と、生物を網目に刺させる機能が無くなったことを意味する。
著者
仲島 淑子 松岡 達郎
出版者
日本水産學會
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.728-737, 2004 (Released:2011-03-05)

逸失底刺網のゴーストフィッシング(GF)の経時的変化と死亡数の定量的評価を試みた。模擬逸失網の連続2日の潜水観察で罹網魚/日を調べる実験を当初は毎日、以後は間隔をおいて最長1689日間、計3回行った。網周辺の魚類相の定常性を確認し、罹網数の変化は網のGF能力の変化を代表すると考えた。GF能力低下をその短期・長期的要因による2項の和で近似し、GF継続期間(GF能力が当初の5%になるまで)を142日、総死亡数を455尾と推定した。マダイ、ムロアジはおもに初期の短期間、カワハギは長期間罹網が生じた。
著者
渡部 俊広
出版者
日本水産學會
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.16-23, 2005 (Released:2011-03-05)

隠岐諸島西方の海域で、商業ベニズワイガニ籠と円形脱出口をつけた商業籠による長期浸漬(約6ヵ月間)漁業試験を行い、逸失時の商業籠の漁獲サイズ選択性を推定した。選択性曲線は、多項分布の尤度を用いたSELECモデルによって求めた。商業籠の50%選択甲幅は100.8mm、選択性スパンは3.4mmであった。甲幅99mm以下の個体は、商業籠から脱出できるため、雌についてはゴーストフィッシングが生じる可能性はない。しかし、籠に入った甲幅103mm以上の雄については、籠内に保持されたまま死亡する可能性がある。
著者
秋山 清二
出版者
日本水産學會
巻号頁・発行日
vol.76, no.5, pp.905-912, 2010 (Released:2011-05-27)

海底に残置された逸失刺網の漁獲継続期間について検討するため、千葉県館山湾の海底に刺網を2000日間浸漬し、浸漬時間と羅網個体数の関係を調べた。刺網にはイセエビ15個体、イセエビ以外の甲殻類25個体、腹足類8個体、魚類5個体、その他2個体の合計55個体が羅網した。羅網個体数は実験開始直後に急増し、浸漬11日目に最大となった後、減少した。羅網個体数の減少過程は指数関数で表され、漁獲継続期間は182日と推定された。漁獲継続期間はイセエビや魚類では短く、イセエビ以外の甲殻類や腹足類ではより長期に及んだ。
著者
後藤 友明
出版者
日本水産學會
巻号頁・発行日
vol.78, no.6, pp.1187-1189, 2012 (Released:2013-07-11)

東日本大震災により岩手県地先の沿岸域に放置された底刺網4張りを回収し,漁具の状態とゴーストフィッシングの実態を評価した。回収された漁具は,設置位置からの大きな移動は認められなかったが,多くの付着物や網成りの低下が見られていた。回収された刺網によってカレイ類とカジカ類が優占する魚類と甲殻類が合計10種55個体・8,717g採集された。漁具間の罹網個体数に差は認められず,震災からおよそ3ヶ月経過した回収時においてもカレイ類やカジカ類を中心とする底魚類の罹網と死亡が繰り返されていることが示唆された。
著者
夏秋 道俊 岩永 秀人 新堂 高広
出版者
佐賀県果樹試験場
巻号頁・発行日
no.15, pp.1-7, 2004 (Released:2011-03-05)

1.平坦地において根域制限栽培されたウンシュウミカン園を用いて,根域制限栽培に適した土壌母材について検討した。2.樹冠の拡大は保水力の高い火山灰土壌区が最も良好で,玄武岩質土壌区が最も小さかった。また,花崗岩質土壌区ではかん水の回数が多くなるため,肥効調節型肥料を用いることにより,樹冠が拡大すると思われた。3.玄武岩質土壌や安山岩質土壌区ではT/Rが低く,花崗岩質土壌区や火山灰土壌区では高い。4.果実の収量は火山灰土壌区で最も多く,次いで花崗岩質土壌区で,玄武岩質土壌区が最も少なかった。5.果実糖度は粘質な玄武岩質土壌区で最も高く,次いで安山岩質土壌区で,花崗岩質土壌区が最も低かった。
著者
津久井 学
出版者
日本食品保蔵科学会
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.229-236, 2003 (Released:2011-03-05)
著者
関上 直幸
出版者
群馬県畜産試験場
巻号頁・発行日
no.21, pp.46-55, 2014 (Released:2015-04-17)

ビン培養を温度5,10,15,20,30℃、土壌最大容水量(以下、容水量)の60%で行った結果、牛ふん堆肥は、培養温度が上がるほど有機化した。豚ぷん及び鶏ふん堆肥は、培養温度5℃ではアンモニア態窒素のまま推移したが、培養温度が高くなるに従い硝酸態窒素まで無機化した。4種の牛ふん堆肥のうち2種は、培養温度30℃における容水量の60,70,80%では、無機化が進んだが、他の2種は有機化した。豚ぷん堆肥は一旦有機化した後無機化し、鶏ふん堆肥は初期から無機化した。容水量の90%では、全堆肥で有機化した。容水量の100%、30℃培養では、土壌水分を徐々に減少させることにより、一旦有機化した窒素が再無機化したが、培養期間3ヵ月では、容水量の60%の水準までの無機化率には至らず、培養20℃以下でも無機化率は低かった。以上のことから、牛ふん堆肥は硝酸態窒素が多く含まれ低温では有機化が起こりにくく、寒冷地でも有効利用できるが、豚ぷん及び鶏ふん堆肥は、低温では硝酸化が小さく、過湿・低温条件では有機化による窒素飢餓が懸念されるため、作物栽培では注意が必要である。
著者
武政 二郎 横井川 久己男
出版者
日本食品保蔵科学会
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.217-223, 2012 (Released:2013-10-08)

腸菅出血性大腸菌(EHEC)O157のべロ毒素(VT)産生に対するクミンの抑制能力を調べた。クミン抽出液は70%エチルアルコールを用いて調製した。0.02%クミン抽出液を添加したLB(Luria-Bertani)培地を用いて,37℃で定常期までEHECO157を培養したとき,ベロ毒素生産はVT1とVT2共に有意に低下した。また,この培養条件では,増殖抑制や誘導期の遅延は認められなかった。クミン抽出液の活性成分は,HPLC法によって精製され,4-イソプロピルベンズアルデヒド(IPBA)と同定された。EHEC O157のVT生産に対するIPBAの抑圧効果を調べた結果,細胞内および細胞外のべロ毒素量は,IPBA濃度の上昇とともに低下した。この結果は,IPBAがEHEC O157の有害性を低下させることに有用であることを示唆する。
著者
岡崎 真一郎 玉嶋 勝範 雨川 公洋 桃下 光敏 高木 正見
出版者
九州病害虫研究会
巻号頁・発行日
vol.58, pp.66-72, 2012 (Released:2013-07-12)

2010年および2011年の5月下旬~6月上旬に,大分県の夏秋ピーマン現地施設で,アザミウマ類およびタバココナジラミの防除を目的にスワルスキーカブリダニを10a当たり50,000頭放飼した。本天敵は,1回の放飼で定着し,120日後まで生息が確認された。8月中旬以降,無放飼区のミカンキイロアザミウマ成虫密度が,1.6~3.8頭/花と高くなったのに対し,放飼区は0~0.1頭/花と低かった。無放飼区のタバココナジラミ成虫と老齢幼虫密度は,2.2頭/3葉以上となったのに対し,放飼区は0~0.2頭/3葉と低く,本天敵の2種害虫に対する密度抑制効果が認められた。一方,放飼区と無放飼区でヒラズハナアザミウマ成虫の発生推移に差はなく,密度抑制効果は認められなかった。また,ピーマンうどんこ病対策として,5~8月に4回,10a当たり3kgの硫黄粉剤を畝上散布したが,本天敵の生息密度に影響は認められず,両資材は併用可能であることが明らかとなった。
著者
原 温久 北田 紀久雄
出版者
東京農業大学農業経済学会→食料・農業・農村経済学会 (121号-)
巻号頁・発行日
no.118, pp.41-51, 2014 (Released:2014-07-07)

本研究では,今日注目されている植物工場産野菜について,消費者の認知の現状と購入意識の程度並びにその特徴について明らかにした。消費者アンケート調査の結果,植物工場を「知っている」と回答した人は7割に上り,このうち購入経験のある人は2割と少ないことが明らかとなった。この理由として,「お店で販売していない」,「意識したことがなかった」との回答が得られた。植物工場産野菜を今後「買おうと思う」と回答した人は約7割に上った。また通常の露地野菜と比較した場合の植物工場産野菜のイメージ評価(項目)では,「見た目」,「安全性」,「栽培時の環境への配慮」,「高級感」などのイメージ評価が高い一方,「おいしさ」と「栄養価」については低いことが確認された。潜在クラス分析の結果,購入が消極的である消費者(クラスター)ほど,安全性や高級感,栽培時の環境配慮のイメージ評価が低いことが明らかとなった。また,おいしさと栄養価については,購入に意欲的・消極的な消費者にかかわらず,その評価は露地野菜と比べて同等か低いことが明らかとなった。今後,植物工場産野菜の購入を促進させるためには,植物工場産野菜であることの表示を明確にすることが必要である。また,植物工場産野菜の安全性や栄養価は露地野菜と比較して優れていることの情報を普及・定着させることで,今後消費者の購入する可能性(割合)も高まっていくものと考えられる。
著者
竹永 博 細川 明 河又 虎好
出版者
[宇都宮大学農学部]
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.41-56, 1989 (Released:2011-03-05)
著者
桑原 英夫
出版者
水利科学研究所
巻号頁・発行日
no.101, pp.61-78, 1975 (Released:2011-03-05)