著者
齋藤 嘉夫 西尾 謙三 吉本 則之 墻内 千尋
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.187-192, 2003
被引用文献数
1

水滴発電器のメカニズムを理論的に明らかにした。水滴発電器を開発し,その理論を実証した。誘導電極の上にノズルがある場合の発電電圧は9kVを越えた。水滴浮遊の原因は誘導電極の電場による引力であることを実証した。それを避けるためにノズルを誘導電極の下に配置し,発電電圧を16kVまで上昇させることができた。水滴発電器の発電開始の原因が空気中のイオンであることが議論された。
著者
船木 由喜彦
出版者
東京工業大学
巻号頁・発行日
1985

博士論文
著者
武藤 滋夫
出版者
東京工業大学
巻号頁・発行日
1988

博士論文
著者
岡田 章
出版者
東京工業大学
巻号頁・発行日
1982

博士論文
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.916, pp.46-50, 1997-11-17

「大手スーパーのなかで唯一、大がかりなリストラを経験しなかったことで慢心があったのかもしれない」 10月14日、1997年8月中間期決算の発表の席で、ジャスコの岡田元也社長は唇をかんだ。売上高こそ6038億円で前年同期比2.8%の減少にとどまったが、営業利益は81億3100万円と34.4%の大幅減益となった。
著者
岩田 一成
出版者
社会言語科学会
雑誌
社会言語科学 (ISSN:13443909)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.81-94, 2010-08-31

国立国語研究所が行った「生活のための日本語:全国調査」の結果によると,日本に住む外国人住民(インフォーマント)中,英語ができる人は44.0%で日本語ができる62.6%を下回ることがわかった.中国語ができる人は38.3%であることを考えると,もはや,英語だけを特別扱いする理由はない.広島での言語サービスを検証することで見えてくる英語志向をふまえて,本稿では「やさしい日本語」を現在より積極的に用いるべきであるという主張を行う.
著者
渡辺 克典
出版者
生活書院
雑誌
生存学 : 生きて存るを学ぶ
巻号頁・発行日
vol.8, pp.150-160, 2015-03-31
著者
朝倉 慎悟 村山 研一 蔀 拓也 斉藤 知弘 渋谷 一彦
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.37, no.39, pp.9-12, 2013-09-06

NHKでは,スーパーハイビジョンなどの大容量コンテンツのサービスを次世代の地上放送で実現するために,大容量無線伝送技術の研究を進めている.これまでに,偏波MIMO伝送の誤り訂正にLDPCブロック符号を適用するとともに,伝送システムの所要C/Nを低減する復号方法を検討・報告してきた.1024QAM, 4096QAMといった超多値QAMでの伝送において信号を安定して受信する為には,誤り訂正符号の高性能化を行い,伝送システムにおける所要C/Nの更なる低減が求められる.そこで,LDPCブロック符号の誤り訂正能力を凌駕することが知られている空間結合LDPC符号の検査行列を新たに試作し,偏波MIMO-超多値OFDM伝送への適用を計算機シミュレーションによって検討したので報告する.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.370, pp.194-199, 2002-07-15

世界的な景気後退に見舞われた2001年度は,欧米を中心に厳しい決算となる通信事業者が続出した。米国では,ベンチャー・キャピタルから膨大な資金を調達していた新興事業者が,相次いで破たん。欧州では,主要事業者が2000年までに抱え込んだ巨額の有利子負債の圧縮に苦しんだ。
著者
小池 哲司 倉阪 秀史 馬上 丈司 倉阪 秀史 クラサカ ヒデフミ KURASAKA Hidefumi 馬上 丈司 マガミ タケシ MAGAMI Takeshi
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究 (ISSN:18834744)
巻号頁・発行日
no.31, pp.124-143, 2015-09

2014年に施行された農山漁村再生可能エネルギー法は、再生可能エネルギー電気の固定価格買取制度を背景として、農山漁村における再生可能エネルギーの促進と農山漁村の活性化を目的とした法律である。本法は、自治体の基本計画や協議会での議論によって農林漁業に資する再生可能エネルギーの普及を目指すものであり、市町村や農林漁業者が主体となって実施されていくものとして2012年2 月には野田内閣から閣法として提出されていたが、衆議院解散や政権交代によって審議入りが大幅に遅れ実際に施行されたのは2014年の5月と、最初の提出から2年3ヶ月も経過した後となってしまった。一方でその間には、2012年に固定価格買取制度が開始し、我が国においては特に地域外資本による太陽光発電が爆発的に増加した。本論文は農山漁村再生可能エネルギー法の成立過程およびその制度の内容を踏まえたうえで、その意義や課題について考察するものである。
著者
立野 広樹 萩野 達也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.86, pp.99-106, 2000-05-18

本研究では、JavaによるTCP / IPプロトコルスタックの設計と実装を行う。Javaでシステムモジュールを記述した場合、Java仮想機械が搭載されているすべてのOSにおいて、即時に実行可能なOSを実現する事ができる。この手法は、プロトコルスタックに限定する必要はなく、その他のシステムモジュールにも適用する事ができる。しかし、この手法には様々な問題点が存在する。まず、Javaはハードウェアへの直接的なアクセス方法を提供していない。また、JavaはC言語の持つ高度なシステムプログラム記述力を持っていない。そのため、制限された記述でどのようにシステムモジュールの設計実装を行うかという点も問題となる。本研究では、これらの問題に対する解決策を提案し、Javaで記述されたプロトコルスタックの設計と実装を行った。また、Javaによるプロトコルスタックの実現可能性と利点、性能の評価を行った。性能を評価した結果、JRE1.2.2上でpingレーテンシ0.62msec.、UDPスループット521KB / sec.といった測定結果を得た。以上の結果により、Javaを用いたシステムモジュールの十分な実現性を示した。
著者
藤本 修平 熊谷 一郎
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
流体工学部門講演会講演論文集 (ISSN:13480251)
巻号頁・発行日
vol.2014, pp."1029-1"-"1029-2", 2014-10-25

Aimed at improving the quality and the efficiency of the coating, we have investigated the motion of liquid particles in an actual airless spray by using a high speed video camera. In this study two-dimensional velocity vectors of the particle were quantitatively obtained by the mean shift algorithm and the particle tracking method. We show the statistical analysis for the particle size, the direction, and the velocity of the liquid particles in the actual spray, and discuss their roles on the quality and the efficiency of the paint coating.
著者
林 大介 坂田 昇 三村 俊幸 神沢 弘
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次論文集 (ISSN:13477560)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.415-420, 2001-06-08

本研究では,1回の塗布でコンクリートに浸透し,かつ施工時に飛散や液ダレが生じにくいシラン・シロキサン系撥水材の施工に際し,最も効果的な塗布方法を把握することを目的とした実験を実施した。その結果,シラン・シロキサン系撥水材の塗布において,エアレススプレーを使用する場合とローラーを使用する場合で浸透深さに差異はなく,いずれの場合も塗布方向の違いによる浸透深さの違いはないことが分かった。また,水セメント比が高く,表面水分率が低いコンクリートの方がより深く浸透すること等が分かった。
著者
神浦 真帆 安井 敏之 樋口 久
出版者
一般社団法人 色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.10, pp.573-582, 1980
被引用文献数
1

造船塗装および鋼構造物の塗装において, 現在一般的に用いられているエアレス塗装について, 塩化ゴム塗料とタールエポキシ塗料の滴正霧化圧力を把握することを試みた。<BR>塗料の適正霧化圧力とは, 塗料を良好に霧化させるに十分な圧力で, かつ, 過剰な圧力ではないものといえる。<BR>塗料の霧化状態を評価するには, (1) ノズル先端での塗料の噴出状態, (2) 塗装面の外観 (3) 噴霧粒子の粒径分布を観察することが有効で, この観察方法により塗料の適正霧化圧力を把握することができた。また, 適正霧化圧力は塗料の物性によって大きく影響され, それらをおおまかに関連づけることができた。