出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1029, pp.66-69, 2014-08-10

柏の葉スマートシティ・ゲートスクエア(千葉県柏市)公道またぐ電力融通で26%ピークカット余った電気は、足りない施設へ─。街全体でエネルギーの平準化を図るスマートグリッドが、民間の大規模開発で本格稼働した。公道をまたぐ異なる用途間の電力を融通し…
著者
涌田 和芳 外川 一仁
出版者
長岡工業高等専門学校
雑誌
長岡工業高等専門学校研究紀要 (ISSN:00277568)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.1-8, 2006-10

A mathematical tablet called sangaku is conserved at the Aoshi Jinjya-the Shinto shrine in Nagaoka. Itis a historical work which shows the wasan-the traditional Japanese mathematics in Edo Period of Japan.We, however, can not read clealy the sangaku due to the deterioration by aging. Then, we have tried to restore the sangaku through the drawing by computer. Also, from the literature, we have inferred the early solution in Edo period.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.214, pp.85-95, 1998-08-28

「土木の仕事とは……」という問いに,ある技術者は「なかなか思い通りに進まない仕事だ」と答えた。自然相手の仕事なので予想外の危機に遭遇することも少なくない。住民の苦情が工事を中断させることもある。そんなとき求められるのが咄嗟とっさの判断だ。ときには工事の行方を大きく左右する。現場で起こり得る問題を想定し,ベテラン技術者や識者に判断を求めた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.764, pp.92-94, 2010-09-01

7月12日にゆうちょ銀行で起きたシステム障害の全容が判明した。発端は、ディスク製品の制御装置が故障と復旧を繰り返す「間欠障害」。これによって制御装置のファームウエアの不具合が表面化し、二重化してあった制御装置のうち、正常なほうを誤って切り離してしまった。 「お客様に多大な迷惑をおかけした」。
著者
永井 学 荻島 央江
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.314, pp.120-124, 2010-11

尖閣諸島沖で起きた中国漁船による衝突事件や反日デモなどを巡り、日中関係が揺れている。一連の事件で改めて浮き彫りになった「中国リスク」。中国進出に消極的になった経営者も少なからずいるだろう。 だが、急速な成長を遂げ、世界最大級の市場となった中国に背を向けることが、果たして得策なのか。 日本は世界でも前例のない速度で少子高齢化が進行中だ。
著者
束村 康文
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
地理学評論 Ser. A (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.65, no.8, pp.619-634, 1992

天気分布型の半旬別出現率に基づいて自然季節区分を行なった.その結果,1年を大きく5つの季節に分け,さらに各季節を細分した.それは,冬季(初冬期,真冬期,晩冬期に細分),春季(春の湿潤期と梅雨の走り期の存在のみ指摘),梅雨季,夏季(盛夏期,夏の湿潤期),秋季(秋雨期,秋晴れ期,晩秋期)である.19世紀前半(1811~1840年)は最近30年間,(1960~1989年)に比べて,冬季,梅雨季,夏季は短く,春季,秋季が長かった.19世紀前半の季節の進行は,春季の開始は最近30年間と変わらないが,梅雨季の開始は遅れていた."盛夏期"の開始と終了には変化はみられず,秋季の開始は早くなっていたが,"初冬期"の開始は再び遅れて,"真冬期"の開始と終了には変化はみられず,"晩冬期"の終了は変わらなかった.また"秋雨期"と"秋晴れ期"の境が明瞭でなかった.
著者
宮岡 邦任 荘田 奈美子
出版者
文教大学
雑誌
文教大学教育学部紀要 (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.118-125, 1998-12-20

本稿では、簡単な気象観測機器を使用し、身近な地域での自然環境を把握する一手法を提示し、さらに、現地における観測を実施し、結果について検討した。 研究対象地域は、埼玉県越谷市北越谷地区および南荻島・出津地区である。観測は、1997年11月28日および12月4日に実施した。その結果、以下のことが明らかとなった。 北寄りの季節風の卓越する気象条件下では、日中、内陸部の高温域と河川部に沿った低温域が形成される。これは、河川が東から西に流れている地域については、両岸の堤防ど住宅によって水面との比高が高くなり、谷地形と同様に風の集まりやすい状態が形成されていることが示唆された。また、当地域における気温の地域的差異は、本地域における風の流れが、土地利用形態および微地形によって規制された結果生じたものであるこどが考えられた。
著者
大白 幸夫
出版者
公益社団法人地盤工学会
雑誌
土質工学会論文報告集 (ISSN:03851621)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, 1983-12-15

下水道整備の主たる目的は, 生活環境から速やかに雨水・汚水を排除すること, すなわち生活環境の質の向上にあった。しかし各種公害関連法の成立および下水道法の改正により, 下水道は総合的水質保全対策の支柱として, また水質汚濁防止対策上唯一の公共事業として, その位置付けが飛躍的に拡大されることとなった。本文では, まず公共事業としての下水道の普及率, 公害関連法による役割の変化, 地域住民の苦情により遮断緑地, 場内緑化, 覆蓋化等によって処理場の視覚的, 質的イメージの向上を図っている下水道整備の現況を述べている。その中で覆蓋に関して処理施設を現地盤より低い位置に築造した半地下式完全地下式処理場において環境対策や土地の有効利用に関しての実例を挙げて述べている。最後に地下式処理現場の問題点として建設費の増加や, 採光, 湿度・臭気に加えて空気汚染による労働環境の悪化, 温度上昇による機器の耐用年数の短縮, 維持管理費の増嵩などを述べている。