2 0 0 0 OA 諸禮集

著者
[小笠原長時, 小笠原貞慶] [編]
巻号頁・発行日
vol.酌の次第, 1600
著者
鈴木 浩 佐藤 尚 速水 治夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. GN, [グループウェアとネットワークサービス] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.18, pp.1-6, 2014-01-16

ペーパークラフト工作は,紙を利用して立体的なオブジェクトを作成する手軽で身近な工作活動である.ペーパークラフト工作を支援するシステムとして,3 次元オブジェクトから展開図するシステムやディスプレイに表示された展開図に絵を描くことでオリジナルのペーパークラフトオブジェクトを制作できるシステムが開発されている.しかしながらこれらのシステムでは,コンピュータの操作に慣れていないユーザにとってコンピュータ操作の面で敷居が高く,ストレス無くオリジナルのペーパークラフト作品をつくることが難しい.また,こうしたシステムの多くが,展開図を自動生成することを目的としており,ペーパークラフト工作への意欲を高めることを目的としていない.そこで本論文では,子ども達を意欲的にペーパークラフト工作へと導くために,ペーパークラフトを利用した3次元ゲームシステムを提案する.本システムでは,ペーパークラフトロボットになる紙の展開図にユーザがペンを使って模様を描き,その模様を3次元ゲームに登場するロボットのテクスチャとして利用する.3次元ゲームでは,モーションセンサーを使うことでユーザがデザインしたロボットを自らの身体を使って操作することができる.
著者
上田 敬太
出版者
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
雑誌
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) (ISSN:13484818)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.283-290, 2015-09-30 (Released:2016-10-01)
参考文献数
7
被引用文献数
1

社会認知障害は, 高次脳機能障害の定義の中で, 他の認知障害と並んで中心的な症状とされ, 近年改訂された DSM-5 の neurocognitive disorders の診断基準の中でも同様の扱いを受けている。社会認知障害を含めた認知機能の障害は, それぞれある一定の脳内基盤を持つと考えられ, 外傷性脳損傷でも, 損傷部位の特徴から, 出現する認知機能障害の特徴を理解しうると考えられる。本稿では, 外傷性脳損傷を局所脳損傷とびまん性軸索損傷の 2 型に分類した上で, それぞれの特徴的な脳損傷部位, およびそれを基盤として生じる認知機能障害について紹介した。特にアパシーについては, その定義, 神経基盤を含め詳述した。
著者
坂爪 聡子 川口 章
出版者
日本人口学会
雑誌
人口学研究 (ISSN:03868311)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.1-15, 2007

育児休業制度が出産確率を上昇させるか否かを理論と実証の両面から分析する。育児休業制度を明示的に取り入れたモデルを用いて,育児休業制度が出産確率に与える影響を分析し,プロビット・モデルを用いてそれを検証する。モデル分析から得られる推論と実証分析の結果は,以下の2点において整合的である。第1に,育児休業制度の導入は出産確率を上昇させる。ただし,第2に,通常の労働時間が非常に長い場合は,その効果は小さい。なぜなら,労働時間が長い場合,育児休業制度があっても,女性は出産退職や出産しないことを選択する可能性が高いからである。このことから,育児休業制度の取得率と出生率を上昇させるためには,制度の導入と同時に通常の労働時間を短縮するか,少なくとも育児休業後の労働時間を短縮することが必要であるといえる。
著者
白幡 洋三郎
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.46, no.5, pp.37-42, 1982
被引用文献数
1

エルヴィン・バルトの活躍した時期はおおよそ1910・20年代である。その間リユベック市, シャルロッテンブルク市 (1920年ベルリン市と合併) ベルリン市の造園局長を歴任し, 29年にはベルリン農科大学の正教授となった。両大戦間のドイツ造園界に彼の仕事は重要な位置を占める。装飾緑地より保健緑地を尊重し, フォルクスパルクの設計を数多く手がけたが, そこから時代思潮を反映した彼の造園観をうかがうことができよう。
著者
辻 正矩
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会論文報告集 (ISSN:03871185)
巻号頁・発行日
no.309, pp.157-166, 1981-11-30
被引用文献数
3

1)心斎橋, 東梅田の両調査から, 街区の性格によって特徴のある滞留人口の時刻変動パタン(平日)が得られた。高級専門店, 買回り品店などの多い都心商店街では, 図-3中の3のように, 午後3〜4時にピークをもつ山型のパタンを示す。しかし百貨店を含む街区では, 客の収容力の高い百貨店の店内人口のパタンに大きく引きずられる(図-3中の1)。飲食店, 娯楽施設, 風俗営業施設などの多い歓楽街では, 昼間の人口は少ないが, 午後5時頃から急激に人口が増える尻上り型のパタンを示す(図-3中の4)。ピークは8時から10時頃までの間にある。盛り場地区全体の時刻変動パタンは, 性格の異なったいくつかの街区から構成されているから, それらの複合したものとなる。夜間の滞留人口が昼間の滞留人口よりも10〜20%多い, 図-2, 図-5のような人口変動パタンが描かれる。2)心斎橋地区の昼間の滞留人口は3万2千人, ピークの午後6時30分で3万6千人, 人口密度ではそれぞれ1000人/ha, 1100人/haであった。東梅田地区では, 昼間の人口は2万3千人, 午後7時で2万7千人, 人口密度では2100人/ha, 2500人/haであった。ただし, この人口のなかには自動車利用者は含まれていないので, 実際の滞留人口は, これより2〜3割程度多くなるものと思われる。3)間欠時間調査の推定精度を検討した結果, 地区延流入人数と延流出人数の推定の場合は, 95%信頼度で2〜6%の誤差であり, 妥当な精度と考えられるが, 滞留人口では, 心斎橋で11〜20%, 東梅田で20〜37%と, かなり大きな誤差範囲で推定されている。その原因としては, 滞留人口に比べて出入通行量が多かったためであるが, とくに通過通行量が時間的に集中すると誤差が生じやすい。4)調査の精度を向上させる方法としては, 通行量が多くかつ変動の大きい調査地点では, できるだけ長い実測時間をとることである。全体の精度が厳しく要求される場合には, 通行量の少ない地点でも, 30分間に10分程度の実測時間をとることが必要である。東梅田のように朝の通過通行量の多い地区では, 全時間帯にわたって実測時間を長くとることよりも, 通勤ラッシュ時に限って, 実測時間を長くとる方が効果的である。終りにあたって, 常に御指導を賜る大阪大学岡田光正教授, ならびに東京工業大学谷口汎邦助教授に感謝の意を表します。また, 調査にあたって御助力を得た大阪大学卒業生の早川邦夫, 杉原正美の両君をはじめ, 大阪大学岡田研究室, 近畿大学斉藤研究室の諸氏にたいしても, 心よりお礼を申し上げたい。

2 0 0 0 OA 第一人物随録

著者
徳富猪一郎 著
出版者
民友社
巻号頁・発行日
1926
著者
Cohen David Rossing Thomas D.
出版者
ACOUSTICAL SOCIETY OF JAPAN
雑誌
Acoustical Science and Technology (ISSN:13463969)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.1-6, 2003 (Released:2003-01-01)
参考文献数
14
被引用文献数
4

Using electronic TV holography, we have studied the vibrational modes of four mandolins and a mandola. The lowest (0,0) modes may appear either as a triplet (as in a guitar) or as a doublet. The modal frequencies correlate well with the frequency response curves. Sound spectra indicate that sound radiation is quite uniform over the 0–5 kHz range with some rolloff above 2.5 kHz.

2 0 0 0 OA 二番組せ組

著者
芳虎
出版者
イセ芳
雑誌
江戸の花子供遊び
巻号頁・発行日
1858
著者
三宅 泰斗 松崎 浩之
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集 2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
巻号頁・発行日
pp.334, 2014 (Released:2014-09-12)

2011年3月に生じた福島第一原子力発電所事故により、多量の放射性核種が環境中に放出された。ヨウ素131や放射性セシウム等の比較的短半減期の核種は被ばくの主な要因として注目され、事故後多くの研究者により測定され多数の報告があった。一方でヨウ素129や塩素36などの長半減期核種は、検出の難しさからこれまでほとんど報告されていない。これらの核種はウラン235の核分裂や中性子捕獲反応で生成したと考えられるため、事故前から炉内に存在し、今回の事故で環境中へ漏洩した可能性がある。また、これらの核種は半減期が長いために、核種の環境中での動態を調べるトレーサーとしても有用であり、継続的な調査が求められる。本研究ではこれまで、事故後に福島第一原子力発電所周囲から採取された表層土壌中のヨウ素129を加速器質量分析により測定し、ヨウ素129とヨウ素131の事故当初の同位体比の推定を行ってきた。この度、ヨウ素129を測定済みの土壌について、新たに塩素36の測定を試みたので、その結果を報告する。
著者
真並 恭介
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.66, no.12, pp.1163-1171, 2012-12

東日本大震災による原発事故は,福島県の家畜やペットなど,人間とともに生活していた動物たちの暮らしを揺るがし,運命を一変させた。その変動は人間から遠く離れて生きている野生動物にも及んでいる。野生動物は人間の生活から離れているぶん,大地に近く,大地とともに生きている。その大地が2011年3月11日から数日のうちに変わってしまったのだ。人間はいなくなり,目に見えない放射能を帯びた里山や森が広がっている。この美しく豊かな土地が野生動物のねぐらであり,生活の場であることに変わりはない。以前と違うのは,生きものを養う土や水や空気の循環のなかに,放射性物質が取り込まれてしまったことである。東日本大震災発生から1年になる2012年3月11日の前後,私は車で計画的避難区域などを回った。6日間の滞在中,原発から半径20キロ圏内の警戒区域のなかにも入ることができた。殺処分(安楽死)を免れて生き延びている牛に会い,野生動物にも出くわした。人間が姿を消した動物たちの別天地では,生は死と隣り合わせだ。放れ牛の群れが猛然と駆け過ぎ,悠然と草をはんでいるそばで,まだ死んで問もないと思われる牛が全身泥だらけで横たわっていた。
著者
中野 明正 鈴木 克己
出版者
根研究学会
雑誌
根の研究 (ISSN:09192182)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.141-143, 2013 (Released:2014-12-20)
参考文献数
1

中学生でも,安全で,簡易に薄層切片が調製できる道具を工夫し作成した.今回作成した簡易ミクロトームは,費用も数百円であり継続使用も可能である.植物サンプルの調製にはシードバッグ等を使用することにより,調製の時間が短縮され廃棄も容易となるメリットがある.このような一連の実験を通じて,植物の根がより身近なものとなり,植物科学への関心も高まるものと期待される.
出版者
巻号頁・発行日
vol.[45] 四十四 賄所其外御入用牢内移替品改出之部、徳利暖甫参葉薪代御入用之部、両溜修覆見廻同心御手当御入用之部,