著者
永田 賢史
出版者
関西大学
雑誌
關西大學法學論集 (ISSN:0437648X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.958-963, 2008-02

2 0 0 0 OA 姫路商工案内

出版者
姫路商業会議所
巻号頁・発行日
1925
著者
飯田 善郎
出版者
京都産業大学
雑誌
京都産業大学論集. 社会科学系列 (ISSN:02879719)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.231-248, 2014-03

所得再分配における分配者、被分配者の選好を調査するために、社会人を対象にしたアンケート調査と学生を雇用した被験者実験の両方を行った。ディクテーターゲームに類似する条件を参加者に提示する形でおこない、調査手段から生じる選好の違いと共通点を検証している。結果としては、被験者実験では分配者が表明する被分配者への分配額はアンケートに比して少なく、また被分配者が分配者に求める分配額はより多くなる傾向が見られた。より詳細に検討すると、アンケート回答において、自分が豊かで分配する側なら多くの分配をする代わりに貧しければ多くの被分配を求める、または、自分が貧しい時にはあまり分配を求めない代わりに自分が豊かな時も分配したくないという、一方で利他的で他方で利己的な選好が多く観察された。このことから、単純に被験者実験が報酬という金銭的誘因から参加者の行動をより利己的な方向へ誘導し、それがないアンケート調査はより規範的な回答を導きやすいとは言えないことが示された。こうした回答傾向になる理由は今後の検証の課題となる。さらに格差発生の要因が運、努力、才能のいずれか一つのみと仮定した場合の分配の選好を尋ねた。その結果アンケートにおいては所得格差が運の要素で発生する場合には、努力や才能で所得格差が発生する場合よりも、分配者の立場でも被分配者の立場でもより多くの再分配を選好することが示された。これは多くの被験者実験で確認されている傾向である。しかし本論で行った被験者実験ではサンプル数が充分でないためか、アンケートと異なりその傾向は確認されなかった。
著者
筒井 敏彦 村尾 育子 河上 栄一 小笠 晃 Stabenfeldt George H.
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science) (ISSN:00215295)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.801-806, 1990
被引用文献数
8

繁殖季節における雄猫の androgen分泌状況を明らかにするため, 末梢血中 testosterone (T)の日内変動, 精巣静脈血と末梢血中における androgen量 [androstenedione (A), 5α-dihydrotestosterone (DHT), T]の関係について観察した. また精巣の組織学的観察によって造精機能についても検討した. 実験には自然採光下の猫舎内で飼育されている年齢2-3才, 体重3.5-4.0kgの雄猫9頭を用いた. その結果, 雄猫の日内における末梢血中T量は, 個体によって大きく変動していたが, 一定の傾向は認められず, episodicな分泌であった. 精巣静脈血中における androgenは個体によってかなりの差が認められたが, 左右の間ではほ等しかった. また3種 androgen量は, それぞれ精巣静脈血と末梢血の間で相関関係が認められた(A:P<0.01, DHT:P<0.05, T:P<0.01). 精巣の組織所見は, いずれの猫においても活発な精子形成が認められ, 各個体間において精細管径および各種精細胞数にも有意差は認められなかった.
著者
桜庭 麻衣子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.233, pp.84-86, 2004-02

出来たてのシュークリームを実演販売する店「ビアード・パパの作りたて工房」。わずか4年で全国270店舗に拡大し、海外進出も果たしている。その仕掛人が麦の穂の創業者、廣田雄二だ。業界では無類のゴルフ好きとしても知られている。 千葉県・鳳琳カントリー倶楽部。快晴ながらも木枯らしが頬に冷たい。廣田はパートナーを伴って現れた。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1932年09月16日, 1932-09-16

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1932年02月23日, 1932-02-23

2 0 0 0 OA 私の仕事流儀

著者
小林 長夫
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.6, pp.507-509, 2016 (Released:2016-06-01)
参考文献数
11

動植物中には多くの機能中心として金属ポルフィリンが存在し、又類縁体である人工のフタロシアニンは多方面で応用され“機能性色素の王様”と呼ばれるにふさわしい化合物である。機能にはしばしば色が関係しており、色は更に吸収スペクトルと関係している。ポルフィリン類の幾何構造と分光学的データからそれらの相関を理論的に解釈し、未知ポルフィリン色素をデザインする際の指針とする事を目指した。
著者
益崎 裕章 小塚 智沙代 屋比久 浩市
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.32, no.5, pp.665-674, 2012 (Released:2012-11-13)
参考文献数
10
被引用文献数
1 1

世界に冠たる長寿の島,沖縄が日本屈指の肥満県,糖尿病県に転じ,平均寿命の凋落が続いている(沖縄危機).軽度肥満の段階から糖尿病発症リスクは7倍に上昇することが知られており,過剰な脂肪組織の前には生活習慣の地道な改善努力も虚しいものとなる.人類が誕生してから今日までの歴史を1年に置き換えたカレンダーの中で “飽食の時代” は最近のわずか3分間の出来事である.人類の祖先は繰り返す寒冷と飢餓,旱魃を生き抜くため栄養や塩分が得られるときに蓄えて逃さない仕組みを構築してきた.生命の知恵の結晶ともいえる省エネ・倹約体質が,今日の飽食・高塩分・運動不足・ストレス社会でメタボリックシンドローム急増の基盤となっている.
著者
八島英雄著
出版者
立風書房
巻号頁・発行日
1987
著者
書誌研究懇話会編
出版者
龍溪書舎
巻号頁・発行日
1980
著者
Ai KUTSUMI Miho NAGASAWA Mitsuaki OHTA Nobuyo OHTANI
出版者
公益社団法人 日本獣医学会
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.75, no.2, pp.141-149, 2013 (Released:2013-03-01)
参考文献数
21
被引用文献数
6 36

In this study, we attempted to clarify whether puppy socialization and command training class, which was limited to puppies approximately 4 months of age, prevented behavior problems in dogs. We evaluated the behaviors of 142 dogs with 4 types of training experience by using a behavior test and the Canine Behavior Assessment and Research Questionnaire (C-BARQ). Dogs in the puppy class (PC) group (n=44) attended the class for 1 hr each week for 6 weeks, dogs in the puppy party (PP) group (n=39) attended a 1-hr “puppy party,” dogs in the adult class (AC) group (n=27) undertook basic obedience lessons for adolescent/adult dogs for 1 hr each week for 6 weeks, and dogs in the no class (NC) group (n=32) underwent no formal training. The behavior test evaluated each dog’s response to commands, owner’s recall, separation, a novel stimulus and strangers. The C-BARQ evaluated 15 canine behavioral factors. The behavior test results indicated that the PC and AC groups showed significantly higher response to commands than the PP or NC group. Thus, participation in puppy and adult classes improved the obedience behavior of dogs, regardless of age. Positive response to strangers in the PC group was significantly higher than that in the AC and NC groups and tended to be higher than that in the PP group. Therefore, PC may help prevent canine behavioral problems such as disobedience or fear of strangers.