著者
三浦 聡一郎 塚田 隆裕 野村 英之 鎌倉 友男 谷嵜 徹也 上田 浩次 宇佐見 順二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.387, pp.53-57, 2013-01-17

降雪や路面凍結によるスリップ事故は絶えることがない.これを防ぐために冬タイヤ規制が各路面で展開されているが,人員による目視判断によって行われているため,作業員の肉体的負担に伴う誤判定,車両の一時停車による渋滞等が発生している.そこで,我々は車両走行時にタイヤ/路面の接触に伴って発生する路面振動を収集し,周波数解析などから夏/冬タイヤの判別を行った.この結果,両タイヤの識別が可能という指針を得た.
著者
三浦 菊佳 山田 一郎 小早川 健 松井 淳 後藤 淳 住吉 英樹 柴田 正啓
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.408, pp.53-58, 2009-01-19

大量に蓄積されている放送番組から目的の映像を検索する際、細かいシーン単位で取り出せればより有効に映像を二次活用することができる。本稿では、レギュラー番組におけるクローズドキャプションから、あるコーナーを特徴づけたり、場面転換を表したりする繰り返し出現する表現(反復句)を教師なしで自動獲得することで、番組を分割する手がかり語を捉える。生物の進化をモデルに、番組中に毎回偏って繰り返し出現する語に着目し、Fisherの正確確率検定を利用したセグメントアラインメント、スクリーニングを行い反復句を抽出する手法を提案する。情報番組を対象とした実験を行った結果を評価し、提案手法の有効性を確認した。
著者
三浦 麻子 楠見 孝 小倉 加奈代
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.10-21, 2016

<p>This study examined chronological changes in attitudes towards foodstuffs from the areas contaminated by the Fukushima Daiichi nuclear disaster, using citizens' data (<i>n</i>=1,752) from the panel surveys conducted in 4 waves between September 2011 and March 2014. Using the dual process theory of decision-making, the study attempts an empirical examination that includes the interaction of two factors: (1) anxiety regarding the radiation risks of the nuclear accident, which is hypothesized to lead to negative emotional decision-making following the formation of relevant attitudes, and (2) knowledge, higher-order literacy, and critical thinking, which are hypothesized to promote logical decision-making. Until three years after the nuclear accident, there was no large chronological variation in either anxiety regarding the radiation risks of the nuclear accident or attitudes toward foodstuffs from affected areas. The tendency regarding the latter was particularly strong in areas far from the location of the disaster. Negative attitudes regarding foodstuffs from affected areas were reduced through the possession of appropriate knowledge regarding the effects of radiation on the human body. However, the belief of possessing such knowledge may, conversely, hinder careful consideration with appropriate understanding.</p>
著者
三浦 泰介 山口 文彦 中西 正和
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第56回, no.ソフトウェア科学・工学, pp.418-419, 1998-03-17
著者
三浦 さつき
出版者
東京大学大学院人文社会学系研究科日本文化研究専攻日本語日本文学(日本語学)
巻号頁・発行日
pp.1-22, 2015-06-14

「関西言語学会第40回大会」(2015年6月13日-14日)口頭発表資料
著者
松田 光弘 三浦 秀士
出版者
Japan Society of Powder and Powder Metallurgy
雑誌
粉体および粉末冶金 (ISSN:05328799)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.681-685, 2000-06-15
被引用文献数
3 7

In our previous studies on the 4600 steels produced by Metal Injection Molding (MIM) process using mixed elemental powder, the fine heterogeneous microstructure caused by the agglomeration of Ni powders was reported to be significantly effective for the improvement of mechanical properties. This study has been performed to clarify and optimize the relationship between the mechanical properties and the heterogeneous microstructure for ultrahigh strengthening the sintered low alloy steels (4600grade, 0.4 mass%C) produced by MIM process varying Ni content from 0 to 8 mass%.<BR>The tensile and fatigue strength were improved significantly with increasing Ni content to 6mass%, without loss of the ductility. This seemed to be due to the solution strengthening and the mezzo-heterogeneous microstructure which were consisted of Ni rich martensite surrounded by a network of tempered martensite. However, the tensile and fatigue strength of the steel added 8 mass% Ni were dropped by the increase of retained austenite.
著者
三浦. 一郎
雑誌
茨城大学文理学部紀要. 人文科学
巻号頁・発行日
no.9, pp.51-61, 1959-02
著者
三浦 清美
出版者
北海道大学スラブ研究センター = Slavic Research Center, Hokkaido University
雑誌
スラブ・ユーラシア研究報告集
巻号頁・発行日
vol.4, pp.1-23, 2012-03

文化空間としてのヴォルガ. 望月哲男, 前田しほ編
著者
三浦 周 辻 宏之 遠藤 邦夫 藤野 義之 豊嶋 守生
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.152, pp.47-52, 2013-07-17

同一周波数帯を共用する地上回線と衛星回線に携帯端末によってシームレスに接続可能な,地上/衛星共用携帯電話システムの研究開発が行われている.本研究では,地上-衛星間の周波数共用の成立性を検証することを目的として,同一チャネル干渉下で許容される地上/衛星回線の同時収容回線数の評価を行った結果を報告する.STICSでは希望波回線である衛星上り/下り,地上上り/下り回線に対して同一周波数を用いる地上,衛星回線が干渉する.収容回線数の評価は,地上/衛星間干渉経路が衛星-地上端末間の場合に行う.評価シナリオは,衛星カバーエリアを日本の排他的経済水域として,平時のトラフィックと,災害時に被災地域に衛星回線のリソースを集中するケースの一例を検討する.干渉のメカニズムが異なる衛星端末-基地局間については,ワーストケースとして衛星端末と基地局が衛星セルエッジ近傍で共用可能となる離隔距離(空間ガードバンド)を計算している.
著者
折田 明子 三浦 麻子
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2011年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.85, 2011 (Released:2011-12-01)

日本国内において、インターネット上の電子掲示板等ネットコミュニティの利用に際して、利用者は実名を秘匿し、ニックネームなどの仮名を名乗る傾向がある。ただし、その仮名が継続して用いられるのか、その場限りなのかは明らかではなく、利用者が意識せずに仮名によって名寄せされた情報から本人が特定されるリスクもある。本稿では、読売新聞社による大型電子掲示板「発言小町」の利用者を対象にした調査結果をもとに、サイト利用者の「名乗り」の意識について考察する。回答者の約6割がネット上のみで通じるニックネームを名乗っており、実生活にひもづけられる名前はほとんど使われていない。また、積極的な書き込みをする利用者ほど、名乗る名前をその都度変化させていることが分かった。
著者
長谷川 至 尾田 敦 三浦 雅史 川口 徹 山内 茂寛 村上 三四郎 中村 正直
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.C0062-C0062, 2004

【はじめに】青森士会では,「第5回アジア冬季競技大会青森2003(以下,アジア冬季大会)」での理学療法サービス提供について,(財)青森アジア冬季競技大会組織委員会(以下,AWAGOC)から正式な依頼を受け,ボランティアとして活動を行った。今回,アジア冬季大会における活動を報告するとともに,活動上の問題点を踏まえて,今後の課題について検討したので報告する。<BR>【事前準備】1999年に青森士会では「冬季アジア大会準備委員会」を設置し,研修会などの開催や,AWAGOCや関連自治体との事前協議を行った。また,プレ大会へ参加することによって実地研修も行った。<BR>【大会概要】期間:2003年2月1~8日。会場:県内6市町9会場。競技種目:6競技54種目。参加国/地域:29カ国/地域。エントリー数:選手,役員計1102名。<BR>【活動概要】期間:2003年1月30日~2月7日。時間:9時~21時,一部の会場では夜間または予約のみ。場所:全会場の各選手宿舎(全9カ所)内に設置されたマッサージ室。人員:青森士会員106名(全会員279名中)。<BR>【活動結果】全会場合計の利用者延べ数は162名であった。日別利用者は,活動開始日から徐々に増加し,競技開始後2日目(49名)に最も多く,その後徐々に減少した。国別利用者延べ数は,計11カ国の方が利用し,カザフスタン(40名),韓国(38名),台湾(20名)が多かった。競技種目別利用延べ数は,カーリング(26名),バイアスロン(26名),フィギュアスケート(24名),フリースタイルスキー(21名)が多かった。主にトレーナーが帯同していない国または競技・選手の利用であった。利用目的は疲労回復(76%)が多く,腰背部(31%)や下肢(30%)に対するマッサージ(57%),物理療法(22%),ストレッチング(14%)が多かった。外傷に対する処置や,練習・競技直前の対応なども数例あったが,活動時間の都合上,対応できないケースもあった。<BR>【問題点と今後の課題】当初の計画ではいくつかの会場に限定して活動を行う予定であったが,大会数カ月前に,急きょ計画を変更して全会場での活動を行うこととなった。そのため,人員や物品の確保に支障をきたしたことや,各会場の状況を把握しきれなかったことなどの問題があった。その他,コミュニケーション能力などの問題もあったものの,選手や大会関係者からは概ね好評を得て活動を終えることができた。<BR> 資質向上,職域拡大,社会貢献などの点から,このような活動に参加することの意義は高いと考える。今後は,個々の資質向上だけでなく,青森県内においても関連機関や団体との連携を深めるとともに,組織的なサポート体制を構築することが重要である。