著者
山口 宏也 四倉 淑枝 久保田 彰 井上 荘三郎 吉沢 由利子 宮川 晃一
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5Supplement2, pp.863-868, 1983 (Released:2013-05-10)
参考文献数
7

Twenty-six cases subjected to neck surgery were operated under epidural anesthesia. These consisted of one case of laryngectomy, three cases of thyroidectomy, four cases of resection of median cervical cyst, twelve cases of thyroplasty type I, five cases of arytenoid aduction and one case of resection of lypoma. In the studies, it was shown that epidural anesthesia had benefits for thyroidectomy, thyroplasty type I and arytenoid aduction. The patients were conscious and without pain while undergoing the operations, allowing the surgeon to speak with them to make sure of the patient's voice changes. The anesthesia was also good for laryngectomy and radical neck dissection of its broad numbring area. Usually the patients were most uneasy bewfore and during their operations. Therefore, we used a much larger dose of tranquilizer before and during the operations. By using a smaller dose of anesthetics than is used for local anesthesia, we found that this anesthesia had a broader numbring area resembling general anesthesia. It was concluded that the epidural anesthesia should be used more frequently for neck surgery than types.

3 0 0 0 OA ぱいしくる

著者
前田 将希 池上 陽一郎 久保田 彰 佐藤 文宏
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.390-392, 2015-09-18

日本のドラマや漫画で甘酸っぱい青春シーンの定番と言えば,自転車 2 人乗りである.誰しも一度は憧れるが,気恥 ずかしさに邪魔をされたり,そもそも道交法違反であったりと実行に移すのは難しい.そこで本企画では,腰に回さ れる腕,予期せぬスキンシップ,ドキドキを生む不安定なバランスという 2 人乗りの必須要素を自転車型装置で再現 し,擬似青春体験を提供することを目的とする.また,女性には本企画を通して男性が求める女性の理想像に触れて もらい,参考にしてもらうことを目指す.
著者
益川 敏雄 表 俊一郎 久保寺 章 三浪 俊夫
出版者
日本地熱学会
雑誌
日本地熱学会誌 (ISSN:03886735)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.3-14, 1979-06-30 (Released:2009-08-07)
参考文献数
5
被引用文献数
1

Recently, the Hatchobaru geothermal electric power station of Kyushu Electric Power Co. started its commertial operation on June 1977, under the prescribed power of 50, 000KW. In prior to the completion of the full scale Hatchobaru Power Station, a geothermal power station had been operated since August 1963 at Ohtake, about 2 km distant from the new station to the north. Together with the increase in the development of power production it was planned to improve the micro-earthquake observation network. A new network is composed by one base station and 6 branch stations distributed within an area of 20×20km, in which the Hatchobaru station is acting as the base station locating nearly in the center of the other stations. Each branch station is equipped with one vertical seismometer and is connected to the base station by telephone lines. In the base station all neccesarry devices for micro-earthquake observations are prepared including memory unit, trigger unit, amplifying unit, for-each respective station and a cloock system as well as a recording system. The recording system in Hatchobaru base station is so arranged that the six seismograms of all the seismic stations could be reproduced on one sheet of paper side by side. In doing so reading of seismograms and locating of epicenters could be realized most easily with high acculacy. In this report there are described the newly developed telemeter system for observing the micro-earthquakes in the Hatchobaru geothermal area, together with the some results obtained in the course of the first 8 months test run. These results fairly a satisfactory operation.
著者
豊田 秀樹 拜殿 怜奈 久保 沙織 池原 一哉 磯部 友莉恵
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.86, no.6, pp.535-544, 2016 (Released:2016-02-25)
参考文献数
30
被引用文献数
1

The purpose of this study is to propose a method of factor analysis for analyzing contingency tables developed from the data of unlimited multiple-choice questions. This method assumes that the element of each cell of the contingency table has a binominal distribution and a factor analysis model is applied to the logit of the selection probability. Scree plot and WAIC are used to decide the number of factors, and the standardized residual, the standardized difference between the sample, and the proportion ratio, is used to select items. The proposed method was applied to real product impression research data on advertised chips and energy drinks. Since the results of the analysis showed that this method could be used in conjunction with conventional factor analysis model, and extracted factors were fully interpretable, and suggests the usefulness of the proposed method in the study of psychology using unlimited multiple-choice questions.

3 0 0 0 OA 輓近の心理学

著者
久保良英 著
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
1929
著者
久保良英 述
出版者
目黒書店
巻号頁・発行日
1913
著者
大久保 賢一 福永 顕 井上 雅彦
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.35-48, 2007
被引用文献数
1

通常学級に在籍する他害的な問題行動を示す発達障害児に対して、大学相談機関と小学校が連携し、学校場面における行動支援を実施した。対象児に対する個別的支援として、(1)適切な授業参加を促すための先行子操作と結果操作、(2)課題従事行動を増加させるための結果操作、(3)問題行動に対する結果操作を段階的に実施した。また、校内支援体制を整備するために、(1)発達障害の特性や問題行動の対応に関する校内研修の実施、(2)支援メンバー間における情報の共有化と行動の継続的評価、(3)全校職員に対する情報の伝達といったアプローチを行った。その結果、対象児の適切な授業参加や課題従事行動が増加し、問題行動は減少した。また、大学スタッフと保護者の個別的支援を実施する役割を学校職員へ移行することが可能となった。対象児に対する個別的支援と校内支援体制の構築に関して、その成果と課題について考察を行った。
著者
大久保 立樹 室町 泰徳
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.573-578, 2014-10-25 (Released:2014-10-25)
参考文献数
18
被引用文献数
2 5 2

本研究では,海外版旅行ガイドブック(lonely planet)と旅行口コミサイト(tripadvisor)を対象に,その言語内容を解析し,有用な計画情報を抽出する手法を示した.その結果,ガイドブックにおいては,宿泊施設紹介ページの影響が大きく,観光地へのアクセス情報が豊富である一方,形容詞は少ないことが示された.口コミにおいては,買物,食,アニメ・ゲーム関連語が多く,観光客がこれらの内容に対して関心を持っていることが示唆された.さらに,旅行ガイドブックと口コミの観光地ごとの傾向には類似性があることがわかった.観光地ごとにみてみると,"temple"はAsakusa,"maid"と"anime"はAkihabara,"tuna_auction"はGinza-Tsukijiといったように,各観光地のイメージの特徴を抽出することができた.また,Akihabaraに関しては,ガイドブックと口コミのプロットの間にやや距離があることから,ガイドブックに記載されている情報とは異なる特徴を観光客はイメージしているものと推察された.
著者
澤村 淳 菅野 正寛 久保田 信彦 上垣 慎二 早川 峰司 渡邉 昌也 丸藤 哲
出版者
一般社団法人 日本救急医学会
雑誌
日本救急医学会雑誌 (ISSN:0915924X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.5, pp.219-223, 2011-05-15 (Released:2011-07-23)
参考文献数
9

QT延長症候群には様々な原因があるが,水泳中に心室細動を発症したRomano-Ward症候群の1症例を経験したので,若干の文献的考察を含めて報告する。症例は12歳女児で学校のプール学習で遊泳中に仰向けに浮いているのを発見され,引き上げたところ心肺停止状態であった。直ちに担任教師により心肺脳蘇生法が開始され,自動体外式除細動器(automated external defibrillator; AED) を装着し除細動を実施した(後の解析で心室細動と判明した)。除細動後,間もなく自己心拍が再開した。気管挿管後,ドクターヘリで当科へ搬送された。意識はJapan coma scale(JCS) 200,Glasgow coma scale(GCS) E1VTM3,瞳孔径左右とも3mm,対光反射は両側とも迅速。血圧136/74mmHg,脈拍84/min,呼吸回数 19/min, SpO2 100%(FIO2 1.0,気管挿管下)。12誘導心電図:完全右脚ブロック,QTc 0.49secとQT時間の延長を認めた。24時間の脳低温療法を行い,神経学的後遺症は残さず回復した。日本循環器学会のガイドラインに準拠して植え込み型除細動器(implantable cardioverter defibrillator; ICD)の適応(class I)となり,第7病日にICDを挿入した。その後,問題なく経過し,第14病日に独歩退院した。若年発症のQT延長症候群の場合,先天性のRomano-Ward症候群をまず疑うことが重要である。またRomano-Ward症候群は常染色体優性遺伝であり,遺伝子診断まで検索が必要である。心室細動で発症するハイリスク例に対してはICDの挿入は必須の治療であると考えられた。
著者
戎 利光 竹内 寛子 中山 環 冨久尾 典子 大久保 花純 横谷 智久 飛田 芳江
出版者
福井大学
雑誌
福井大学教育実践研究 (ISSN:13427261)
巻号頁・発行日
no.38, pp.27-33, 2014-02-14

近年,食生活の乱れや運動不足,さらには,睡眠不足や夜更かしなどライフスタイル全般にわたって,不健康な日々を送っている若者が多い。特に大学生は,下宿生活や時間的な縛りが比較的緩くなった日々の生活により,ライフスタイルの乱れが顕著である。さらに,血管老化度の亢進や肥満などが大きな誘因の1つである生活習慣病については,その予防に関する大学生の意識は低い。従って本研究の目的は,調査と実験により,大学生の生活習慣全般を幅広く検討することにより,大学生のライフスタイルと血液循環動態及び肥痩度との関連を明らかにすることである。 本研究では,大学生162名(男子97名:平均年齢21.2±1.9歳,女子65名:平均年齢20.4±1.2歳)を対象にライフスタイルに関する調査を行い,さらに,身体組成,血管老化度,血圧,脈拍を測定し,ライフスタイルと血液循環動態及び肥痩度との関連を明らかにした。本研究におけるデータ分析の結果,(1) 肥満であると分類された被験者(肥満群)は,隠れ肥満であると分類された被験者(隠れ肥満群)より1週間当たりの牛乳摂取回数が多い,(2) 肥満群では1週間における朝食摂取日数は血管老化度との間に正の相関を示す,(3) 肥痩程度が普通であると分類された被験者(標準群)では1週間における朝食摂取日数は拡張期血圧(DBP)との間に負の相関を示す,(4) 朝食摂取日数と三食摂取日数(共に,1週間における日数)は,標準群,隠れ肥満群,肥満群のいずれもにおいても正の相関を示す,(5) 標準群では,朝食摂取日数は緑黄色野菜摂取回数や青魚摂取回数(すべて1週間当たり)との間に正の相関を示す,(6) 運動習慣のない被験者は安静時脈拍数(PR)と体脂肪率(% Fat)が多いことなどが明らかになった。 つまり本研究より,血管老化度は大学生のライフスタイルとそれほど関連性はみられなかったが,肥痩の程度に関わらず,朝食をしっかり食べている学生は,毎日三食を摂取しているだけでなく,緑黄色野菜や青魚の摂取などの栄養のバランスを考えた食生活を送っていることや,運動習慣のない学生は% Fatが多く肥満を誘発する可能性のあることなどが浮き彫りになった。ただ,大学生を個別に観察すると,男性97人中15人,女性65人中6人は全く朝食を食べておらず,男性97人中12人,女性65人中8人は1週間に1日しか朝食を食べていないことなどもわかり,学生には男女とも個別に食生活についての健康教育が必要であることも明らかになった。
著者
戎 利光 竹内 寛子 中山 環 冨久尾 典子 大久保 花純 横谷 智久 飛田 芳江
出版者
福井大学教育地域科学部附属教育実践総合センター
雑誌
福井大学教育実践研究 (ISSN:13427261)
巻号頁・発行日
no.38, pp.27-33, 2013

近年,食生活の乱れや運動不足,さらには,睡眠不足や夜更かしなどライフスタイル全般にわたって, 不健康な日々を送っている若者が多い。特に大学生は,下宿生活や時間的な縛りが比較的緩くなった日々 の生活により,ライフスタイルの乱れが顕著である。さらに,血管老化度の亢進や肥満などが大きな誘因 の1つである生活習慣病については,その予防に関する大学生の意識は低い。従って本研究の目的は,調 査と実験により,大学生の生活習慣全般を幅広く検討することにより,大学生のライフスタイルと血液循 環動態及び肥痩度との関連を明らかにすることである。 本研究では,大学生162名(男子97名:平均年齢21.2±1.9歳,女子65名:平均年齢20.4±1.2歳)を対 象にライフスタイルに関する調査を行い,さらに,身体組成,血管老化度,血圧,脈拍を測定し,ライフ スタイルと血液循環動態及び肥痩度との関連を明らかにした。本研究におけるデータ分析の結果,(1) 肥 満であると分類された被験者(肥満群)は,隠れ肥満であると分類された被験者(隠れ肥満群)より1週 間当たりの牛乳摂取回数が多い,(2) 肥満群では1週間における朝食摂取日数は血管老化度との間に正の 相関を示す,(3) 肥痩程度が普通であると分類された被験者(標準群)では1週間における朝食摂取日数 は拡張期血圧(DBP)との間に負の相関を示す,(4) 朝食摂取日数と三食摂取日数(共に,1週間におけ る日数)は,標準群,隠れ肥満群,肥満群のいずれもにおいても正の相関を示す,(5) 標準群では,朝食 摂取日数は緑黄色野菜摂取回数や青魚摂取回数(すべて1週間当たり)との間に正の相関を示す,(6) 運 動習慣のない被験者は安静時脈拍数(PR)と体脂肪率(% Fat)が多いことなどが明らかになった。 つまり本研究より,血管老化度は大学生のライフスタイルとそれほど関連性はみられなかったが,肥痩 の程度に関わらず,朝食をしっかり食べている学生は,毎日三食を摂取しているだけでなく,緑黄色野菜 や青魚の摂取などの栄養のバランスを考えた食生活を送っていることや,運動習慣のない学生は% Fatが 多く肥満を誘発する可能性のあることなどが浮き彫りになった。ただ,大学生を個別に観察すると,男性 97人中15人,女性65人中6人は全く朝食を食べておらず,男性97人中12人,女性65人中8人は1週間に1日 しか朝食を食べていないことなどもわかり,学生には男女とも個別に食生活についての健康教育が必要で あることも明らかになった。
著者
久保 道徳 山崎 美保 松田 秀秋 我藤 伸樹 小谷 竜也
出版者
日本生薬学会
雑誌
生薬學雜誌 (ISSN:13403443)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.22-27, 2005-02-20

The effect of a fruit-juice concentrate of Japanese apricot (Japanese apricot concentrate, Ume-ekisu) on improving blood fluidity was examined. Whole blood passage time measured by a micro channel array flow analyzer (MC-FAN) of the Japanese apricot concentrate (200 mg/kg, p.o.)-treated rats was shorter than that of the non-treated control rats. Thus Japanese apricot concentrate showed an improving effect on rat blood fluidity. Furthermore, it was found that the Japanese apricot concentrate showed inhibitory effects on the collagen-, arachidonic acid- and ADP-induced platelet aggregations and on the thrombin-induced conversion of fibrinogen to fibrin. Citric acid and mumefural were identified as the main platelet aggregation inhibitory principles of Japanese apricot concentrate.