4 0 0 0 OA 故実叢書

著者
今泉定介 編
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
vol.尊卑分脈(洞院公定), 1906

4 0 0 0 OA 飲酒と健康

著者
今泉 和彦 立屋敷 かおる
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.9-10, 2005 (Released:2006-12-01)
参考文献数
4
被引用文献数
1 1
著者
石井 圭太 三橋 利温 今泉 弘 内藤 吉隆 芦原 毅 大井田 正人 安海 義曜 西元寺 克禮
出版者
Japan Gastroenterological Endoscopy Society
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.363-371_1, 1992-02-20 (Released:2011-05-09)
参考文献数
42
被引用文献数
2

過去10年間に当科にて経験した上中部食道潰瘍31例につき検討した.平均年齢は,42.1歳と下部食道潰瘍症例(平均58.5歳)に比し,比較的若年者に多く,男15例,女16例と性差は認めなかった.原因の明らかなものは17例で,薬剤によるものが12例と多く,その他,異物,放射線治療,飲食物および扁平苔癬によるものを認めたが,原因が不明のものも14例みられた.症状は,胸骨後部痛,つかえ感,嚥下痛が多かった.潰瘍の性状は,不整形,略円形,剥離型の3つに分類できた.不整形と略円形が,大半を占め,剥離型は4例のみであった.症状消失期間および内視鏡的治癒期間を比較すると,不整形と略円形では,ほとんど差を認めないのに対し,剥離型は早期に治癒する傾向を認めた.このように剥離型は,その特徴的な形態はもちろんのこと臨床経過においても,不整形及び略円形とは明らかに異なり,これは剥離型では病変がより表層にあるためと思われた.剥離型とした症例は,いわゆる剥離性食道炎の範疇に入るもので,本邦における剥離性食道炎50例につき併せて検討した.なお,同期間に経験した下部食道潰瘍130例との比較も行った.
著者
今泉 明子 古山 登隆
出版者
公益社団法人 日本皮膚科学会
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.126, no.11, pp.2085-2093, 2016-10-20 (Released:2016-10-20)
参考文献数
17

最近,エイジングに対する治療は関心が高く,その中でも注目されている治療のひとつにシワ治療が挙げられる.シワ治療の中でも注入療法は,安全かつ短時間で効果を得られる満足度の高い治療といえる一方で,満足度を上げるためには適応が大切である.注入療法において適正な治療を行うためには,老化のメカニズム,薬剤の基礎的知識はもとより,実際の治療に関わる解剖学的構造,治療の特性などを理解する必要がある.ここでは,皮膚科医にとって必要な注入に関する知識と明日から診療に役立つ安全な手技を紹介する.
著者
今泉 亜子
出版者
日本精神保健看護学会
雑誌
日本精神保健看護学会誌 (ISSN:09180621)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.30-39, 2014

本研究の目的は,精神科病院に長期入院している患者たちとのゲームを通してのかかわりから,その場にどのような相互交流が生み出されるのかを明らかにするとともに,その意味を考察することである.研究者はオセロで遊ぶことをすすめる目的としていたわけではなく,ただ患者たちの求めに応じてオセロを行っていた.だが患者たちが次々と参加してきたため,オセロは途切れることなく,フィールドワーク最終回まで行われた.他者との繋がりを恐れながらも求めていた患者にとって,オセロは人に近づくきっかけとなり,オセロの場はたんなる遊びの場ではなく,相互交流の場となっていた.また「葛藤が生じれば逃げる」「相手を容赦なく叩きのめす」などというオセロのやり方と患者の"問題行動"には共通するパターンが見られ,患者のこれまでの生きてきた世界を映し出していた.患者は遊びの中で自分を表現し,人とのかかわりを体験することにより,繋がりを回復し成長することができる.それをサポートするためには,看護師には患者と遊べるようなゆとりが必要であり,病棟全体も,そうしたゆとりを作っていく工夫が求められる.
著者
今泉 智子
巻号頁・発行日
2020-03-25

北海道大学. 博士(学術)
著者
今泉 容子
出版者
筑波大学
雑誌
文藝言語研究. 文藝篇 (ISSN:03877523)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.85-128, 1998

失楽園という言葉がはやって、流行語大賞に選ばれた。一九九五年に渡辺淳一が日本経済新聞に連載して、一九九七年に講談社から出版された『失楽園』が、その出処だ。不倫をテーマにしたこのベストセラー小説 ...
著者
今泉 智子 宮崎 圭子
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
跡見学園女子大学文学部紀要 (ISSN:13481444)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.A75-A91, 2009-03-15

本研究では、近年の子どもたちの遊びの形態の変化を受け、(1)テレビゲームでもゲームソフトの内容によって、「遊び能力」、「社会的スキル」、「コーピング」発達に何らかの有益な影響があるのではないか、(2)ひとり遊びにおいて、「社会的スキル」、「コーピング」発達に何らかの有益な影響があるのではないか、を検討することを目的とした。小学4 ,5 ,6 年生を対象に調査研究を行った。まずひとり遊びに関する質問紙を作成し、主因子法、プロマックス回転による因子分析を行い、I.『主人公への共感性』、II.『ひとり遊びのコントロール能力』、III.『ひとり遊びへの新奇性追求』、IV.『ひとり遊びによるポジティブ効果』、V.『ひとり遊びによる非影響力』の5 因子を抽出し、ひとり遊び能力尺度を作成した。テレビゲームのタイプ別に分散分析を行い、「共感タイプ」には子どもたちの発達に有益となる特性があることが示唆された。また、遊び能力と社会的スキル、コーピングの因果関係の検討から、「社会的スキル」と「コーピング」の積極的コーピングには、ひとり遊び能力が有益な効果をもたらすということが明らかとなった。
著者
今泉 俊文 楮原 京子 大槻 憲四郎 三輪 敦志 小坂 英輝 野原 壯
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.5, 2006 (Released:2006-05-18)

1.はじめに 陸羽地震(1896年)は,千屋断層が引き起こした典型的な逆断層タイプの地震であり,世界的に見ても歴史地震としては数少ない逆断層の例の一つである.これまで本断層を対象に地形・地質調査,トレンチ調査,反射法地震探査・重力探査等いろいろな調査研究がおこなわれてきた.演者らは,千屋丘陵の西麓・花岡で,陸羽地震時の断層露頭を発見した.地表トレースが地形境界に沿って湾曲することが明確になり,逆断層の先端(地表)から地下に至る断層の形状・構造が複雑であることがわかった,その形成過程とあわせて検討することが必要である.2.断層線 花岡・大道川(菩提沢)の河岸において断層露頭を発見した.この場所は,千屋丘陵西麓(断層崖)から300m程山側(東側)に入り込んだ沖積扇状地の扇頂付近にあたる.露頭の標高は,丘陵前面の断層崖基部に比べて高い.つまり,断層線は地形境界に沿うように湾曲する(図1).松田ほか(1980)は,花岡では断層が扇央を通過すると考えていたが,地籍図・土地台帳図の解釈からは,山際を通過することが指摘されていた(今泉・稲庭,1983).このような崖線の湾曲は,逆断層の特徴でもある.中小森のトレンチ調査現場(天然記念物保存地)の小谷で行われたボーリング調査結果から,このような断層線の湾曲は,地表近くで断層の走向または傾斜が変化(地下から地表に向かって雁行)することによって生じると考えた(今泉ほか,1986).花岡の谷(大道川)は.千屋丘陵の開析谷では谷幅も広い.谷幅に応じて湾入の程度が変わるとすれば,断層面の形状の変化も,谷幅に比例した深度から生じていると考えるべきだろう.この露頭の脇を通って(せせらぎ公園のある沢沿い),1996年に活断層を横切る反射法地震探査がはじめて実施され,千屋断層がemergent thrustであることや,この断層に沿って断層上盤側が東側へ傾動する構造などが明らかにされた(佐藤ほか,1998). 逆断層露頭を直接観察できる地点(一丈木・赤倉川河岸など)や,明瞭な地震断層崖が連続する場所は,千屋丘陵の麓でも,大局は断層線がほぼ北北東〓南南西走向を示す区間である.これに対して,走向が変わる千屋丘陵北端部や南端部では,断層上盤は撓曲変形を示し,陸羽地震時の断層の詳細な位置や変位量は不確かである.北端部や南端部では,逆向き断層を含めた副次的な断層によって,上盤側に数列の背斜状の高まりが生じている.3.断層露頭 上盤側の新第三紀層と段丘堆積物が下盤側の地震前の地表に衝上(傾斜は約30度)して.そこに崖高1.2m程の低断層崖を形成している(崖の上にはかつて小規模な発電所があった).断層に沿っては,砂礫層の回転・引きずりが明瞭である.この地形面(砂礫層の堆積の)年代を知るために年代を測定中である.あわせてこの露頭から陸羽地震以前の活動についても(その時期も含めて)詳細を検討中である.

4 0 0 0 OA 故実叢書

著者
今泉定介 編
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
vol.本朝軍器考(新井君美), 1906
著者
櫻庭 京子 今泉 敏 筧 一彦 Erickson Donna
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.726, pp.47-54, 2001-03-23
被引用文献数
2

本研究では日米の幼児・児童を対象に、母語の音声的制約が感情表現に及ぼす影響の言語間差異を、日米同一の発話内容を用いて検討した。その結果、平静発話では母語の音声的制約を反映した特性が多くみられたものの、感情をこめることにより、FOピークの移行、音節長の延長なとの共通した傾向がみられた。しかしながら、母音の無声化率や音節長の制御の方略などは感情発話においても言語固有の特性を示した。
著者
宗野 真弥 今泉 洋子
出版者
兵庫大学
雑誌
兵庫大学論集 (ISSN:13421646)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.41-51, 2008

1950〜2006年の人口動態統計を用いて、白血病死亡率の統計的分析を行い、以下の結果が得られた。年齢調整死亡率は男女ともに1950年から1987年まで上昇するが、翌年から減少している。男子の骨脂性白血病と男女のリンパ性白血病の年齢調整死亡率は年次とともに5%水準で有意に上昇していた。一方、単球性白血病とその他の白血病死亡率は男女ともに減少していた。白血病死亡率の地域格差をみると、男女ともに九州地方で高く、一方、関東地方、近畿地方、東海地方で低い値が得られた。平均死亡年齢は57年間で男子は42歳、女子は45歳伸びたが、男女の平均死亡年齢は同程度であった。
著者
櫻庭 京子 今泉 敏 筧 一彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.353, pp.17-22, 1999-10-15

本研究では3∼10歳の幼児・児童を対象に音声による感情表現の発達的変化を検討した。幼児・児童46名から、喜び、悲しみ、怒り、驚き、平静の5感情を「ピカチュウ」という単語音声で表現したものを録音し、10名の成人聴取者による同定実験によって感情同定率を算出後、年齢と感情による同定率の変化を調べた。その結果、感情による同定率の変動は有意であったものの、各感情に共通して一貫した年齢による変化はなかった。しかし、感情によっては年齢に依存した発達的変化が観測され、感情表出の社交性、非社交性など社会的な要因が音声による意図的感情表現の発達に関係していることが示唆された。