著者
名古屋市 編
出版者
名古屋市
巻号頁・発行日
vol.第16回, 1926
著者
西崎 博巳 上崎 典雄 松永 大介 谷村 俊次 功能 重雄 村上 陽太郎 古賀 哲二 桑野 正 寺戸 一成 中家 一寿
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.1326-1330, 1986

The curvature of the human femoral condyle can be represented by the Archimedean spiral. The center of the Archimedean spiral was found to be situated in the attachment of P. C. L., M. C. L. and L. C. L. of the femoral condyle.
著者
堀内 真愛 古川 善博 掛川 武
出版者
日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.121-121, 2011

リボースの生成は初期生命の形成において重要である.初期地球におけるリボース生成反応としてホルモース反応が提案されているがこの反応にはリボース前駆体が不安定であるという問題がある.これに対しホウ酸塩を添加するとリボース-ホウ酸錯体が形成され,リボースの安定性が向上することが提案されている.従来の分析法では反応の素過程とそれらに対するホウ酸の影響が明らかにされていない.そこで本研究ではLC/MSによる分析手法開発、さらにホルモース反応において不安定な前駆体であるグリセルアルデヒドの縮重合実験を行い,ホウ酸の影響を検証した. 分析条件開発の結果,2つの配位子交換カラムが適していることが明らかになり,開発した条件で実験生成物を分析したところ,ホウ酸塩を反応に添加した場合,グリセルアルデヒド-ホウ酸錯体が形成し,グリセルアルデヒドの減少率が低下した.これらの結果は, ホウ酸がグリセルアルデヒド-ホウ酸錯体を形成することで,グリセルアルデヒドの安定性を向上させ,ホウ酸が初期地球におけるリボース生成に貢献したことを示唆する.
著者
中山 隆盛 白石 好 西海 孝男 森 俊治 磯部 潔 古田 凱亮
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.3052-3056, 2002

前立腺癌は,日本において死亡増加率が最も高く,今後の動向は重要である.われわれは,直腸狭窄により発見された稀な前立腺癌を報告する.<br> 症例は, 73歳の男性.主訴は排便困難であり,直腸癌疑いにて紹介入院となった.大腸内視鏡および注腸にて,直腸の全周性狭窄像を認めた.尿路症状を認めないものの, PSA (prostate specific antigen)が高値であり,骨転移が認められた.前立腺生検により,原発前立腺癌の確定診断となった.内分泌療法および放射線療法が奏効し,直腸狭窄は解除され,外来で内分泌療法中である.
著者
古屋 聖児 横山 英二 熊本 悦明 塚本 泰司
出版者
社団法人 日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科學會雑誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.74, no.1, pp.15-24, 1983 (Released:2010-07-23)
参考文献数
18

正常対照群7例と神経因性膀胱患者20例を対象として, 球海綿体反射の伝導時間を測定した. この伝導時間は, 陰茎または陰核, および後部尿道を電気刺激した後, 肛門括約筋が収縮する迄の潜時として計算される.1. 正常対照群における伝導時間は, 陰茎または陰核を電気刺激したばあいは32-45msec (平均38.1msec), 後部尿道を刺激したばあいは60-84msec (平均71.1msec) であつた. 従つて, 前者のばあい50msec以上, 後者のばあい90msec以上の伝導時間は異常と考えられる.2. 核上型神経因性膀胱患者12例の伝導時間は, 正常対照群と差を認めなかつた. しかし, 核型神経因性膀胱患者1例および末梢型神経因性膀胱患者6例では, 球海綿体反射の伝導時間に延長が認められた.3. 球海綿体反射の伝導時間の測定は, 客観的, 定量的な臨床検査法として, 神経因性膀胱のタイプや障害部位の診断に有用であると考えられる.
著者
川村 隆浩 古崎 晃司 櫛田 達矢 渡邊 勝太郎 松邑 勝治
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.102-109, 2016-05-14 (Released:2016-07-15)
参考文献数
18

近年,科学計量学等での活用を目的にさまざまな科学技術用語シソーラスの構築が進められている.しかし,人手での整備には多大なコストと時間を必要とするため,自動,半自動的な構築・改訂手法の研究が盛んに行われている.そこで本論では,人手で十分に整備された情報がない新興・先端学術分野においても適用できるよう,文献抄録に書かれた自然文を入力としたシソーラス拡充手法を提案する.具体的には,近年,進展が目覚ましい単語の分散表現を活用し,新語を既存シソーラス階層内に適切に位置づける手法を検討する.実験では,医療系論文56.7万編から500次元の単語ベクトルを構築した上で,主成分分析による次元削減とクラスタリングを行った上で,既存シソーラス用語と新語との空間的な位置関係から意味的な関係性を推定した.そして,専門の作業者3名による結果と比較し,3-Bestで再現率80%以上であることを確認した.今後は,作業者への新語追加位置推薦システムを構築することでシソーラス拡充手法の半自動化を図っていきたい.