著者
堀切 豊 下堂園 恵 王 小軍 須藤 和彦 林 菊若 田中 信行 小原 該一
出版者
一般社団法人 日本温泉気候物理医学会
雑誌
日本温泉気候物理医学会雑誌 (ISSN:00290343)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.181-186, 2000 (Released:2010-04-30)
参考文献数
12

The effects of high concentration mineral water bating (31.16g/kg, mainly composed of Na, Ca, Mg chloride and sulfate) were studied in 13 healthy men (44.9±16.3y.o.). The subjects took 41°C, 10min bathing and kept warmth by a blanket for 30min. Blood pressure (BP), Heart rate (HR), cardiac output (CO), total peripheral resistance (TPR) and sublingual temperature by electric thermista as deep body temperature were measured during and after bathing. Skin blood flow by LASER doppler flow meter and venous partial gas pressure and pH were also measured.Sublingual and forehead temperature was increased significantly by +1.4°C after 10min bathing and +0.9°C increase continued even after 30min. Diastolic BP and TPR were significantly decreased, and HR and CO were significantly increased by +20bpm and +2.7l/min, respectively. Significant increase of skin blood flow was also demonstrated. Significant increase of venous pO2 (+20 Torr) and decrease of pCO2 (-8.0 Torr) suggested the improvement of peripheral oxidative metabolism due to increased CO.High concentration mineral water bathing was highly effective than simple water bathing probably due to the thick coating effect by binding concentrated minerals with skin furface protein.
著者
庄司 裕子 堀 浩一
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.3, pp.100-100, 2003

筆者らは,オンラインショッピングにおいて顧客の意思決定を効果的に促進できる対話的システムを実現するための取り組みを行なっている.特に,従来のオンラインショッピングシステムでは対象としてこなかった,欲しいもののイメージが曖昧なところからスタートして徐々にコンセプトを明確化するような「コンセプト精緻化としての購買」を対象としている.本稿では,筆者らの作成したシステムS-Conartについて紹介し,S-Conartを用いた評価実験を通してその有効性を検討する.
著者
岩堀 長慶 横沼 健雄
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.193-212, 1981-07-31 (Released:2008-12-25)
参考文献数
85
著者
藤井 翼 小堀 聡
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

人間の楽器演奏には様々な認知過程が関わっているが,本研究では,眼球運動を手掛かりにして,感覚・知覚と運動の相互作用という観点から検討する.楽譜を記憶してから演奏する場合(記憶実験)と楽譜を見ながら演奏する場合(視奏実験)について実験を行い,視線データと演奏データの解析を行った.注視率,再現率,先読み時間などの評価値を算出し,被験者による差異,課題曲による差異,試行に伴う変化などについて考察した.
著者
田口 敏夫 堀越 彌 栗原 潤一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.206-215, 1981-05-15
被引用文献数
1

仮想計算機システム(VMS:Virtual Machine System)を用いると 1台の実計算機のもとで複数個のOSを同時に走行させることができ かつ システム開発のための豊富なテスト機能が使えるので システム開発に従事する者にとってきわめて魅力的なシステムである.すなわち VMSを利用することによって 計算センタ・サービスとシステム開発作業とが並行して行えるわけである.しかし 問題点としては 断続的に行われるシステム開発作業のために 実計算機システム(BMS:Bare Machine System)からVMSへ切り替える必要が生じ このために30分以上のロス・タイムが生じることがあった.VMSからBMSへ移る逆の場合にも同一のロス・タイムが生じ これらの時間が無視できないため いわゆるオープン使用でシステム開発を行うのが従来の姿であった.そこで 筆者らはこの改善策としてシステム開発作業が必要になったときに 計算センタ・サービスを停止することなくVMSの制御プログラムが忍び込み(クリープ・イン動作) 動的にVMSの環境を創り出し システム開発作業の終了後は逆にBMSへ戻る(クリープ・アウト動作)機能を実験的に開発した.本機能はVOS3(Virtual-storage Operating System3)を対象として (1)VOS3下で走行する新たな制御プログラムと (2)VMSとの交信機能を設けて実現している.現在 BMS からVMSへの切替えは17秒逆への切替えは2秒で実現できている.本機能によって 最近の24時間運転サービスとシステム開発作業のための時間確保という2つの相反する要求を満たすことが期待される.
著者
堀田 龍也
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2017-CE-140, no.1, pp.1-6, 2017-07-01

平成 28 年 (2016 年) 12 月 12 日の中央教育審議会答申 (中教審第 197 号) を受け,文部科学省は平成 29 年 (2017 年) 3 月 31 日に次期小学校学習指導要領,中学校学習指導要領を告示した.言語能力や問題発見 ・ 解決能力と並んで,情報活用能力が 「学習の基盤となる資質 ・ 能力」 と明記されるなど,現行の学習指導要領と比較して情報教育の重要性がより高まっている.本論では,中央教育審議会答申から次期学習指導要領にかけての情報教育に関連する審議等について,その経過を踏まえて報告する.
著者
堀田 隆一
出版者
中央大学人文科学研究所
雑誌
人文研紀要 (ISSN:02873877)
巻号頁・発行日
no.81, pp.293-319, 2015

本稿の目的は,言語変化研究における多種多様な視点を5W1H の切り口で整理し,概観することである。近年の言語変化研究は,共時言語学と通時言語学の知見の蓄積を取り込みながら発展し,多様化してきたが,一方で多様性ゆえに全体像を概観することが困難となっている。本稿では,まず言語変化研究において基礎となる概念を導入した後,これまでに提案されてきた3 つの言語変化モデルを紹介する。続いて,言語変化の様々な視点を「いつ」「どこで」「だれ」「なに」「どのように」「なぜ」という切り口にしたがって整理し,それらを一望できる形で概括する。言語変化研究に体系的な着眼点を与えることにより,本稿が今後の研究の発展に資する一参照点となることを期待する。
著者
北川 俊光 諸石 光煕 堀 竜児
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.858, pp.150-152, 1996-09-23

編集部昨年から今年にかけて,大和銀行や住友商事の巨額損失事件,高島屋の商法違反といった企業の不祥事がありました。そのほか,株主代表訴訟を起こされていた日本航空電子の元役員に対して約12億円の支払いを命ずる判決が出るなど,企業の法的リスクが高まっています。企業と弁護士の関係についてどう考えますか。
著者
堀田正敦 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[168],
著者
持田 徹 堀越 哲美 嶋倉 一實 稗田 哲也 津田 紘
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.17, no.49, pp.35-46, 1992

走行中の乗用車内の熱環境と,運転者の生理心理反応の実状を把握するため,冬期に北海道で実験を行い,熱的快適性に関し下記の結果を得た.足元にヒータの吹出し口がある場合,脚部付近の気温が胸や頭部付近より高く,一方,無暖房時の気温の垂直分布は,床から天井に向かって高くなっていた.各部位の皮膚温も,暖房時には下腿(たい)や足が,前腕や大腿より高温であったが,無暖房の時には足が最低であった.平均皮膚温は発車から,約30分でほぼ定値に達し,定常走行時の平均皮膚温と温冷感・快適感は,窓を通しての運転者への直達日射がない時は,両者の間に一定の相関関係がみられたが,日射のある場合には,必ずしも一定の関係はみられなかった.
著者
堀池 巧 前鼻 啓史
出版者
順天堂大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

国内サッカーにおいては、ポゼッションプレイを基盤とした戦い方をするチームがあらゆるカテゴリーを超えて増えてきている。一方、ポゼッショントレーニングの熟達に従い、試合で発現される動作とそれに伴う運動強度について定量化した報告は数少ない。ポッゼッショントレーニングの熟達による影響を調査することは、選手のポゼッションスキルを促進させるコーチングポイントを検討する上で意義があると思われる。そこで本研究は、ポゼッショントレーニングの熟達差が試合での加速および減速とそれに伴う運動強度にどのような影響を及ぼすか明らかにすることを目的とした。本研究の対象は、日本の大学サッカー選手60名であり、同チームのうち競技レベル別にファーストチームとセカンドチームに分けた。試合中のランニングパフォーマンスおよび心拍数として測定されたデータは、GPSおよび短距離無線テレメトリーを用いて収集した。ボールポゼッションとして測定された技術的パフォーマンスのデータはnotational analysisを用いて収集した。結果、ランニングパフォーマンスとボールポゼッションに関する関係は競技レベルで異なる特徴が示された。

1 0 0 0 OA 觀文禽譜 6巻

著者
[堀田正敦] [編]
巻号頁・発行日
vol.[7], 1000