著者
森内 茂 堤 正博 斎藤 公明
出版者
Japan Health Physics Society
雑誌
保健物理 (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.121-128, 1990 (Released:2010-02-25)
参考文献数
13
被引用文献数
21 26

A practical conversion factor to estimate the value of effective dose equivalent rate in Sv unit from absorbed dose rate in air in Gy unit was examined for natural gamma radiations. The experimental examination was carried out by two methods; one measures the effective dose equivalent rate directly by using a measuring instrument having effective dose equivalent response for isotropic gamma radiations and the other obtaines it from calculation applying the gamma flux-to-effective dose equivalent factor to actual gamma energy spectrum measured in various indoor and outdoor places.From these investigations the value of the quotient of effective dose equivalent to absorbed dose in air was found do be 0.748±0.007 Sv per Gy for natural radiation exposures in various environments. The value of the quotient 0.7, which is adopted to applied to environmental gamma radiations in the UNSCEAR 1982 and 1988 Reports, was clarified to be about 7% lower than the one obtained experimentally for natural gamma radiations.
著者
二村 良彦 川合 敏雄 堀越 彌 堤 正義
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.259-267, 1980-07-15

「コーディングは流れ図の作成から始まる(Coding begins with the drawing of the flow diagrams.)」と言ったのは 1940年代のGoldsteinとNeumannだった.それ以来今日まで プログラムを書く前に流れ図 すなわちフローチャートを書くことが 多くのプログラマの習慣になってきた.ところが 高級言語が発達したり 構造化プログラミング技法が普及するにつれ フローチャートの欠点が目立つようになった.フローチャートに構造化プログラミングやプログラムの段階的改良(Stepwise Renfinement)の考えを取入れた図式としてはNSチャートやFerstlチャート等が提案された.また フローチャートを使わずに 直接 PASCAL 等の構造化プログラム言語やPDL等のシュードコードでプログラムの論理を記述することも提案されている.しかし これ等はフローチャートほどには広く使われていない.われわれは PAD(Problem Analysis Diagram すなわち問題分析図)と呼ぶ2次元木構造をした図面によりプログラムの論理を記述する方法を提案してきた.そして 多くの機種(プログラマブル電卓から大型計算機まで)に対する各種(OS アプリケーション等)のプログラムの開発を使用してきた.PADは ワーニエ図の問題点を改良するために (1)制御構造を強化し (2)図式から直接コーディングできるようにし さらに (3)ハードウェアの図面のような体裁を持つように図式を改良したものである.結果的には PADは 構造化プログラムを2次元的に展開した図式になった.特にPADが標準的に備えている制御構造はPASCALに基づいて定めてあるので PADはPASCALプログラムを2次元的に展開したような図式であり PASCAL Diagzamと言うこともできる.
著者
二村 良彦 川合 敏雄 堀越 彌 堤 正義
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.259-267, 1980-07-15

「コーディングは流れ図の作成から始まる(Coding begins with the drawing of the flow diagrams.)」と言ったのは 1940年代のGoldsteinとNeumannだった.それ以来今日まで プログラムを書く前に流れ図 すなわちフローチャートを書くことが 多くのプログラマの習慣になってきた.ところが 高級言語が発達したり 構造化プログラミング技法が普及するにつれ フローチャートの欠点が目立つようになった.フローチャートに構造化プログラミングやプログラムの段階的改良(Stepwise Renfinement)の考えを取入れた図式としてはNSチャートやFerstlチャート等が提案された.また フローチャートを使わずに 直接 PASCAL 等の構造化プログラム言語やPDL等のシュードコードでプログラムの論理を記述することも提案されている.しかし これ等はフローチャートほどには広く使われていない.われわれは PAD(Problem Analysis Diagram すなわち問題分析図)と呼ぶ2次元木構造をした図面によりプログラムの論理を記述する方法を提案してきた.そして 多くの機種(プログラマブル電卓から大型計算機まで)に対する各種(OS アプリケーション等)のプログラムの開発を使用してきた.PADは ワーニエ図の問題点を改良するために (1)制御構造を強化し (2)図式から直接コーディングできるようにし さらに (3)ハードウェアの図面のような体裁を持つように図式を改良したものである.結果的には PADは 構造化プログラムを2次元的に展開した図式になった.特にPADが標準的に備えている制御構造はPASCALに基づいて定めてあるので PADはPASCALプログラムを2次元的に展開したような図式であり PASCAL Diagzamと言うこともできる.
著者
森内 茂 堤 正博 斎藤 公明
出版者
日本保健物理学会
雑誌
保健物理 : hoken buturi (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.71-83, 2007-03
被引用文献数
4

Gamma ray spectra analyses using unfolding techniques and the dose evaluation are performed widely in the fields of environmental radiation monitoring and the relating environmental research. Various sizes and the shapes of NaI (Tl) scintillation detectors can be used depending on the dose levels. However, available response functions are generally limited to 3"φ×3" cylindrical and 3"φ spherical types and the energy range is roughly up to 3 MeV. In this paper, the response functions of eight types of cylindrical and spherical NaI (Tl) scintillation detectors (1"φ×1", 2"φ×2", 3"φ×3", 4"φ×4", 5"φ×4" cylindrical, and 2"φ, 3"φ, 5"φ spherical) were determined. The energy ranges were extended to 10 MeV in maximum. The some response functions reported in literatures were unfolded using our response matrices for comparison and the relative characteristics were discussed.
著者
崔 成日 高橋 和也 堤 正臣 佐藤 隆太
出版者
精密工学会
雑誌
精密工学会誌 = Journal of the Japan Society of Precision Engineering (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.73, no.9, pp.1040-1045, 2007-09-05
参考文献数
10
被引用文献数
3 2

This paper describes the measuring methods for positioning accuracy of tilting axes in five-axis controlled machining centers with a tilting rotary table. The top surface of the tilting rotary table is generally in higher position than the tilting axis. In this case, there is no measuring method except for a manually operated clinometer. Thus, a clinometer consisting of a precision rotary encoder and a bubble level was firstly developed. In the method, operators have to read visually the scale of the level and the reading accuracy is dependent on their ability. Instead of the bubble level, an electronic level with high resolution was employed for comparison. A ball bar equipment was also applied to measure the angular positioning accuracy of the tilting rotary table, as the ball bar equipment can measure the angular displacement continuously.
著者
佐藤 真史 穴田 浩一 堤 正義
雑誌
第78回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.1, pp.33-34, 2016-03-10

囲碁は、通常用いられる正方格子型の碁盤以外にも様々な形の碁盤で行うことができる。一方で、既存の研究のほとんどは正方格子型の碁盤上での着手の評価方法についてのものである。特に各交点の持つ隣接点の数が異なるような碁盤の場合、通常の囲碁で良いとされる着手が必ずしも有効とは言えない。B-Wグラフモデルおよび戦術写像は、碁盤の形状によらず対局を表現、解析できる囲碁の数理モデルである。本発表では、戦術写像を用いた機械学習法を幾つかの碁盤上で行い、共通する戦術、異なる戦術について解析する。
著者
今木 大輔 佐藤 隆太 堤 正臣
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.173-174, 2006

工作機械や半導体製造装置の送り駆動系には,一般的に直動転がり案内機構としてボールガイドが用いられている.特に近年採用されつつあるリニアモータを用いた送り駆動系では,接触が直動転がり案内部分のみとなるため,送り駆動系の摩擦特性は直動転がり案内の特性に大きく依存する.本研究では,ボールガイドの球径が,送り駆動系全体の摩擦挙動に及ぼす影響を実験的に解析している.

1 0 0 0 OA HSK標準化研究

著者
堤 正臣 清水 伸二 青山 藤詞郎
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.830-834, 1998-06-05 (Released:2009-06-30)
参考文献数
16
著者
堤 正文
出版者
THE JAPAN INSTITUTE OF ENERGY
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.54, no.6, pp.367-367, 1975
著者
堤 正史
出版者
教育哲学会
雑誌
教育哲学研究 (ISSN:03873153)
巻号頁・発行日
vol.1983, no.47, pp.61-75, 1983-05-15 (Released:2009-09-04)
参考文献数
55

Zum Verständnis von Jaspers pädagogischen Gedanken ist vor allem der Begriff der “sokratischen Erziehung” durch “existentielle. Kommunikation” wichtig, den Jaspers in “Die Idee der Universität” entfaltet. Existentielle Kommunikation nun hat, wie in meinem Aufsatz gezeigt wird, die Züge von Exklusivität, Zufälligkeit und Augenblicklichkeit. Demgegenüber ist zu fragen, ob das ganze erzieherische Verhalten nur durch diese sokratische Form bestimmt werden kann und ob Erziehung sich auf derartige unstetige Züge beschränken und der stetigen Seite entbehren kann.Ander gesagt ist es das Problem, wie die unstetige Seite in der Erziehung mit der stetigen vereinigt werden kann. Bekanntlich hat Bollnow eine mogliche Losung dieses Problems vorgeschlagen. In meinem Aufsatz wird nun eine Losung aus Jaspers selbst gesucht. Es wird gezeigt, daß die Vereinigung der unstetigen und stetigen Züge in der Erziehung durch die “Vernünftigkeit” der existentiellen Kommunikation moglich ist.
著者
福田 理明 笹原 弘之 松田 礼 堤 正臣
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.111-115, 2010-01-05 (Released:2010-07-05)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

This study describes a new machining strategy to make regularly aligned geometric pattern by ball-end milling process employing a patch division milling technique. The surface is divided into a lot of triangle patch segments which is machined with helical tool path. It is newly proposed the way to array cutter marks straightly in arbitrary triangle patches. In addition, it is shown that the inclination angle of cutter marks array against the feed direction can be controlled by the appropriate setting of feed per tooth and cross feed for an arbitrary triangle patch. It is shown that the experimental results and simulation results are in good agreement. It is also reported that the well arranged cutter marks arrays are formed on the triangle patches on the spherical model.
著者
菅村 真由美 今村 明秀 久保田 由紀子 宮城 司道 福崎 勉 加藤 寿彦 森園 哲夫 堤 正則 中川 尚志
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.163-167, 2007-05-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
13

海綿状血管腫は比較的まれな疾患とされていたが、MRI導入以来発見されることが多くなった。初発症状としては、てんかん発作、けいれん、頭痛などが多い。今回、われわれは脳幹部の海綿状血管腫の出血が原因でめまいを発症したと思われる成人男性症例を経験したので報告する。症例は53歳、男性で主訴はめまい、嘔気であった。初診時は末梢性の頭位めまいと診断された。発症後6日目に左注視障害、瞳孔不整が出現したため、MRIを施行したところ、脳幹部海綿状血管腫と診断された。本症例のめまいは、延髄海綿状血管腫に起因する出血により生じたものと考えられた。
著者
門間 英毅 神谷 貴志 堤 正幸 長谷川 安利
出版者
The Society of Inorganic Materials, Japan
雑誌
石膏と石灰 (ISSN:21854351)
巻号頁・発行日
vol.1987, no.208, pp.127-135, 1987

種々の形態とCa/P比の水酸アパタイト (HAp) 粉末の圧粉成形性と焼結性を比較検討した。ブラッシャイト (DCPD) の加水分解によるHAp粉末の假焼後の形態は0.15-0.20μmのテトラポット形微結晶の連結凝集した, モネタイト (DCPA) の加水分解によるものはダンベル状微結晶の凝集した, それぞれ約70×100μmの板状粒子であった。沈殿HAp粉末は微細結晶の凝集した1-6μmの塊状または15-20μmの球状粒子であった。圧粉成形体の密度は〓焼温度とともに高くなるが, 焼結体の密度は〓焼温度700-900℃に, 強度は化学量Ca/P論比より若干低いCa/P比に, それぞれ極大を示した。加水分解法によるHAp粉末でも, 焼結相対密度95%以上, 曲げ強さで100-150MPaの焼結体を得ることができたが, 沈殿HApの方がより易焼結性で高強度焼結しやすかった。焼結体グレインサイズは各HApとも差はないが (約1-4μm), 気孔は沈殿HApより加水分解HApの方で多かった。
著者
鎌田 一樹 堤 正臣 板垣 浩文 岩中 秀晋
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.703-704, 2010

近年,工作機械は高精度化を求められており,加工時の振動が加工精度へ与える影響を無視できなくってなっている.しかし,工作機械に用いられている直動転がり案内と振動減衰特性の関係は明らかにされていない.本研究では,キャリッジとレールの隙間を狭くした直動転がり案内を用いてインパルス加振実験を行い,振動減衰特性を調べた.また,実験装置のモデル化を行い, 振動減衰特性に影響を及ぼす因子について検討した.