著者
大橋 正和
出版者
社団法人 可視化情報学会
雑誌
流れの可視化 (ISSN:02873605)
巻号頁・発行日
vol.5, no.16, pp.31-42, 1985-01-05 (Released:2009-07-31)
参考文献数
4
著者
依田 新 大橋 正夫 島田 四郎
出版者
日本教育心理学協会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.1-9,64, 1969

小学校へ入学したばかりの1学級の児童に担任の教師が個別に面接して, 好きな友達と嫌いな友達の名前を無制限にあげさせた。こうして毎月1回3年生の終りまで合計36回にわたって学級内の友人構造を調査した。これを主として数量的に分析した結果次のことが明らかとなった。<BR>(1)好きな友達としてあげる人数の平均は第1回では1人以下であったのが次第に増加し, 終には3人を越すようになつた。あげた嫌いな友達の数はそれより稍少いが, 大体類似の傾向をたどつて増加する。<BR>(2)好きな友達として女子が指名するのはほとんど最初から女子が多いが, 男子が男子を多くあげるようになつたのは2年生の3学期に入つてからである。とれに対して嫌いな友達としてあげるのは, 男女ともはじめから男子が多い。<BR>(3)多数から集中的に選ばれるスターは, 「好きな友達」ではほとんど女子, 「嫌いな友達」ではほとんどが男子である。両方ともその地位はかなり安定しているが, 特に前者はそれが顕著である。<BR>(4)本研究の年齢範囲では選択行動の一貫性は発達に伴って増大しているとはいえない。しかし積極的選択の方が拒否的選択よりも常に高い。<BR>(5)好きな友達の相互選択の量は一般に男子同志より女子同志の間の方が多く, 又次第に多くなるが, 異性間のそれは2年生を山とし3年生ではかえつて少くなっている。又相互依存の程度は次第に高くなって行く。相互に嫌い合つている組の数には性による差がなく, 又異性間のそれは3年生に急増している。<BR>以上のごとは一般に言われているよりも早く既に1年生頃から性的対立がみら札それが3年生にはかなり顕著になることを一貫して裏づけているように思われる。しかもそれはまず女子の方の側から現れ, ややおくれて男子の方にも現われることを示している。しかしこれは本研究の資料が面接調査によるものであるということに幾分関係があるかもしれない。
著者
植竹 徹 大島 泰伸 大橋 正史 奈良 松範
出版者
Japan Association for Fire Science and Engineering
雑誌
日本火災学会論文集 (ISSN:05460794)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.35-43, 2001 (Released:2011-05-09)
参考文献数
12

火災時に火災室或いはこれから漏れ出た煙に対してウォーターミスト噴霧することにより消煙することを目的として実験的な研究を行った。まず,ウォーターミスト発生に適したノズルを複数選定し,その種類や放水圧力を変化させて水粒子径の計測,流量分布の測定を行い,ウォーターミスト発生の条件を確認した。その後,灯油の燃焼あるいは木のチップの燻焼による煙を密閉された空間に溜めて,その空間の上部よりウォーターミスト噴霧を行い,その消煙効果を調査した。(オンラインのみ掲載)
著者
大橋 正司 平川 裕蔵
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.167-170, 2019-03-15 (Released:2019-06-01)
参考文献数
1

毎日新聞社とフューチャー社グループのフューチャーアーキテクト社は、2018年11月、新聞制作のコンテンツ管理システムを共同で開発し全面的に刷新した。この刷新と同時に、それまで紙面を降版したあとにインターネットなどに配信する「紙面中心・ベルトコンベア型」だった業務フローは、紙面と各媒体向けの記事制作・リアルタイム配信を同時に行っていく「紙とデジタルの同時並行展開・分散型」業務フローへと大きく舵を切った。本発表では新聞社がどのように膨大なコンテンツの制作とデータ管理に取り組んでいるのか、コンテンツ管理システム刷新の過程で検討されたコンテンツ制作、アーカイブ収録管理、利活用における課題と工夫、新しい業務フローと考え方がもたらす変化について、全国紙の大規模なコンテンツ管理・アーカイブシステムの全容をお見せしながら紹介する。
著者
冨田 祐司 宮野 佐年 渡辺 修 大橋 正洋 片桐 伯真 久保 義郎
出版者
The Japanese Association of Rehabilitation Medicine
雑誌
リハビリテーション医学 (ISSN:0034351X)
巻号頁・発行日
vol.36, no.9, pp.593-598, 1999-09-18 (Released:2009-09-04)
参考文献数
21
被引用文献数
3 4

脳外傷患者の社会復帰を検討する際の指標としてのWAIS-Rの有用性について検討した.対象は, 55歳以下, 実用的な屋外歩行が可能で, 失語症がない重症脳外傷患者60例である.社会復帰状況を, 就労群と福祉的就労を含む非就労群に分け, 各知能指数と11の下位検査について検討した.就労群で言語性知能指数 (VIQ) 90.4±14.6, 動作性知能指数 (PIQ) 80.5±14.2, 非就労群でVIQ82.3±14.2, PIQ62.3±13.0で, 非就労群のPIQの低下が顕著であった.判別分析を行うと, PIQとその下位検査の絵画配列と符号が両群の判別に有用であった.これらは社会的能力をよく反映し, 重症脳外傷患者の社会復帰を知的側面から検討する場合, 有用な指標になる.
著者
三浦 篤史 青木 芙美 桃井 宏樹 柳沢 国道 大井 敬子 大橋 正明 竹内 玲子 小林 由美子 佐々木 由美 大倉 輝明 跡部 治
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.719-725, 2009-01-30 (Released:2009-04-08)
参考文献数
6

佐久総合病院では,筋弛緩薬,カリウム製剤などはハイリスク薬として扱われているが,インスリンは事故防止のために標準化された対策がなされていない。今回我々は,多職種に渡ったチームを構成し医療改善運動を行なった。チームでは薬剤師が中心となり,Quality Control (QC) 手法を利用してインスリン投与の過誤を防止するための対策に取り組んだ。その結果,インスリン取り扱いに関するヒヤリ・ハットは減少した。薬剤に関したヒヤリ・ハット事例は多く,薬剤師のリスクマネジメントに果たす役割は大きいと考えられる。今後,薬剤師は積極的にリスクマネジメントに関わり,医薬品が関与する医療事故を未然に防止することが望まれる。そのことからも,QC手法を活用し,医療改善運動に取り組むことは効果的な活動と考えられた。
著者
植竹 徹 大島 泰伸 大橋 正史 奈良 松範
出版者
Japan Association for Fire Science and Engineering
雑誌
日本火災学会論文集 (ISSN:05460794)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.35-43, 2001

火災時に火災室或いはこれから漏れ出た煙に対してウォーターミスト噴霧することにより消煙することを目的として実験的な研究を行った。まず,ウォーターミスト発生に適したノズルを複数選定し,その種類や放水圧力を変化させて水粒子径の計測,流量分布の測定を行い,ウォーターミスト発生の条件を確認した。その後,灯油の燃焼あるいは木のチップの燻焼による煙を密閉された空間に溜めて,その空間の上部よりウォーターミスト噴霧を行い,その消煙効果を調査した。<br>(オンラインのみ掲載)
著者
大橋 正夫
出版者
徳山工業高等専門学校
雑誌
徳山工業高等専門学校研究紀要 (ISSN:24325627)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.19-23, 2016-12-01

The layer structured vanadate of Rb_3V_5O_<14> has been prepared using Rb_2CO_3 and V_2O_5 at 500℃. The ion exchange reactions of rubidium ion (Rb^+) in the interlayer space with sodium ion (Na^+), hydrogen ion (H^+) or lithium ion (Li^+) were studied in aqueous solutions. The sodium ion (Na^+) exchange product of Na_<2.00>H_<0.92>Rb_<0.08>V_5O_<14>・3.5H_2O was obtained. The host layers were retained on this ion exchange reaction. In contrast, any of ion exchange product of H^+ or Li^+ was not obtained. The reaction products were characterized by atomic absorption or flame analysis, TG-DTA and XRD.