著者
奥野 孝晴
出版者
The Society of Resource Geology
雑誌
鉱山地質 (ISSN:00265209)
巻号頁・発行日
vol.20, no.100, pp.125-131, 1970-05-10 (Released:2009-06-12)
参考文献数
2

Since the first discovery of uranium mineralization in the Mesozoic lacustrine. Kwanmon group in 1966, many indications of the uranium deposits had been found in the province of West Chugoku and North Kyushu. This paper mainly presents of the deposits in the Toyota district, Yamaguchi Prefecture, as a typical example of them. The deposits are classified into four types by their modes of occurrence, namely, the dike-type, the fault fracture-type, the sandstone-type and the carbonaceous material-type. The following has been revealed after the geological investigation. (1) The dike-type and fault fracture-type deposits are distributed in a straight line which runs parallel to the Nagato Tectonic Line of NE-SW trend. (2) Most sandstone-type deposits occur within a restricted stratigraphical horizon. (3) The grade of radioactive disequilibrium is closely related with the modes occurrence of the ore. (4) Thuringite in dikes and sandstones plays an important role of concentrating of uranium. (5) Uraninite, pitchblende, autunite, torbernite, uranophane, beta-uranophane and phosphouranylite are identified-in the enriched zones of the deposits.
著者
奥野他見男著
出版者
潮文閣
巻号頁・発行日
1923
著者
櫻井 浩子 山本 雅基 海上 智昭 小林 隆志 宮地 充子 奥野 拓 粂野 文洋 春名 修介 井上 克郎
出版者
公益社団法人 日本工学教育協会
雑誌
工学教育 (ISSN:13412167)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.1_52-1_57, 2017 (Released:2017-02-04)
参考文献数
13

The education project, Educational Network for Practical Information Technologies, called enPiT, consists of four different important field in information technologies of information security, cloud, embedding system, business application, covers 100 universities, and more than 1,300 students have joined in enPiT. The difficulties and challenging points in enPiT exist in rich diversities of students, who are originally educated in different universities with different curriculums. This is why it is important to develop a measure of effectiveness of our education systems. In enPiT, we evaluate effectiveness by two ways of each practical skills and PROG test. In this paper, we report how to evaluate the effectiveness of practical education developed in the education project enPiT.
著者
石井 公成 森 博達 金 文京 瀬間 正之 奥野 光賢 師 茂樹 董 志翹 鄭 在永 崔 鈆植 馬 駿
出版者
駒澤大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、変格漢文について研究している日本・韓国・中国の専門家たちが参加し、メールの交換や毎年開催した国際研究集会を通じて研究を推進してきた。その結果、古代の日本と韓国における変格漢文の多様なあり方が明らかになり、『日本書紀』や聖徳太子の作とされる三経義疏には、これまで報告されていた用例よりはるかに多い変格漢文の用例が見られることが知られた。これは、『日本書紀』の各部分の著者たちや三経義疏の著者を判定するうえで、きわめて有益な発見である。さらに、新羅の変格漢文についても様々な発見をすることができ、日本への影響と日本への違いを明らかにすることができた。
著者
奥野 孝 宮本 昌彦 板倉 徹 上野 雅己 清水 美奈 南出 晃人 駒井 則彦
出版者
医学書院
雑誌
Neurological Surgery 脳神経外科 (ISSN:03012603)
巻号頁・発行日
vol.21, no.12, pp.1137-1141, 1993-12-10

I.はじめに 分娩,娩出時の骨盤胎児不均衡,遷延分娩の際に用いられる吸引分娩は,1957年にMalmstrom14,15)により導入されて以来その有用性ならびに安全性が報告されてきた11,19,20).しかしながら頭血腫等の分娩時頭部外傷の合併症が少なからず報告されている1,2,8,12,20,23,24).今回われわれは,頭血腫に頭蓋骨骨折を伴わない硬膜外血腫を合併した症例を経験したので文献的考察を加え報告する.
著者
奥野 淳兒
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
Cancer : 会員連絡誌 (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
no.21, pp.39-43, 2012-08-01
著者
守屋 以智雄 奥野 充 中村 俊夫
出版者
名古屋大学年代測定資料研究センター 天然放射性元素測定小委員会
雑誌
名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
巻号頁・発行日
no.6, pp.82-91, 1995-03

名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム(1994年度)報告 [タンデトロン加速器質量分析計を用いた14C年代測定の利用による火山噴火史研究の新展開] Proceedings of Symposium on Tandetron Accelerator Mass Spectrometer, Nagoya University "New Developments in Studies on the History of Volcanic Eruptions by Using 14C dates Measured with the Tandetron Accelerator Mass Spectrometer"
著者
川西 陽子 早田 憲司 八木 一暢 奥野 幸一郎 田中 博子 正木 秀武 奥野 健太郎 坪内 弘明
出版者
近畿産科婦人科学会
雑誌
産婦人科の進歩 (ISSN:03708446)
巻号頁・発行日
vol.68, no.3, pp.217-223, 2016

<p>予後不良と認識されている妊娠22週未満での前期破水(以下;pPROM)の予後について,当院の症例を後方視的に検討した.2006年から2013年の間に,当院で妊娠22週未満にpPROMと診断された41症例(うち双胎4症例)を対象とした.41例の破水時週数は妊娠13週~21週であった.18例が48時間以内に流産進行またはIUFDとなり,10例が選択的分娩誘発を選択したため,13例について待機的管理を行った.妊娠22週未満に分娩に至った6例はIUFDが3例,自然流産が2例,母体感染による人工流産が1例であった.妊娠22週以降に分娩に至った7例のうち,死産となった2例(双胎1例)はいずれもIUFDであった.5例(双胎2例)が妊娠26週1日から33週6日で分娩に至り,7人の生児を得た.待機的管理を行った13例のうち,3例が母体感染を認め,1症例に遺残胎盤を認めた.胎盤病理所見では,Blanc III度の絨毛膜羊膜炎を生産例で1/5,死産例で6/8で認めた.児の合併症としては,先天性サイトメガロウイルス感染と子宮内胎児発育制限を認めた1例で重度の身体的・精神的発達障害を認め,dry lungと慢性肺障害のため在宅酸素療法を要した.他の6例中,肺低形成・敗血症・脳室内出血など重篤な合併症は認めず,1例がdry lungと診断されたが退院までに改善を認めた.股関節の開排制限を2例で認め,うち1例は生後早期に自然軽快し,1例は理学療法を要した.双胎の非破水児1例に精神発達障害を認めた他,5例は生後の精神発達に異常を認めなかった.妊娠22週未満のpPROM症例であっても必ずしも予後不良ではないことを念頭に,待機的管理も含めて治療方針を提示することが望ましい.〔産婦の進歩68(3):217-223,2016(平成28年8月)〕</p>
著者
浦上 萌 奥野 真由 行實 鉄平 野田 耕 秦 佳江 大橋 充典
出版者
久留米大学人間健康学部
雑誌
久留米大学人間健康学部紀要 = Bulletin , Faculty of Human Health , Kurume University (ISSN:24350036)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.1-10, 2019-05-31

本研究は,学部の独自性が大学進学動機の中にどのように含まれるのか検討することが目的であった。久留米大学人間健康学部に所属する1年生140名を対象に,先行研究で使用されてきた大学進学動機尺度に大学の独自性に関わる項目を加えて質問紙調査を実施した。因子分析の結果,「内的期待」「外的期待」「資格・専門性」「無目的」が抽出され,大学の独自性の項目は「内的期待」に含まれた。また,クラスター分析を行った結果,資格を取得する目的があり,興味のある専門的知識について学びたいといった目的がある者もいれば,目標が未決定で明確な大学進学動機がない学生がいることも分かった。本研究を通じて,大学の示す独自性と自分自身の大学進学動機とが合致する学生がいることが明らかになり,明確な大学進学動機がない学生については,大学生活の中でどのように目的意識が変化していくのか追跡調査する必要があることも示唆された。
著者
奥野 真由 浦上 萌 大橋 充典 秦 佳江 行實 鉄平 野田 耕
出版者
久留米大学人間健康学部
雑誌
久留米大学人間健康学部紀要 = Bulletin , Faculty of Human Health , Kurume University (ISSN:24350036)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.19-26, 2019-05-31

久留米大学人間健康学部では,初年次教育の一環として「演習IA」が開講されている。本研究の目的は,演習IAでの学びが,学生にとってどのような経験となっているかを明らかにし,初年次教育システムを再考するための指標を得ることとした。調査は演習IAを受講した140名を対象とし,質問紙を用いた集合調査法にて実施した。自由記述で得られたデータをKJ法の手続きを参考に分析し,学生が実感している成長の内容を概念化した。その結果,知識や技術の向上と大学生活への適応に支えられ,自分自身の変化や成長を実感していることが明らかとなった。しかし,授業目標として掲げられている「主体的な学び」に関するカテゴリーは生成されなかった。今後は,学生の学生エンゲージメントの意識を高めるための授業づくりや,学生の主体的な学びを育てる空間の創出が,本学部の初年次教育システムを構築する上で必要であると考えられる。