著者
奥野 武志
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2011

制度:新 ; 報告番号:甲3266号 ; 学位の種類:博士(教育学) ; 授与年月日:2011/2/26 ; 早大学位記番号:新5570
著者
奥野 圭子 Okuno Keiko
出版者
神奈川大学経営学部
雑誌
神奈川大学国際経営論集 = Kanagawa University international management review (ISSN:09157611)
巻号頁・発行日
no.48, pp.157-170, 2014-10

現在、いわゆる世界的な大競争時代であり、世界中の企業が生き残りをかけて基盤、財政力、技術等の国際競争力を拡大しようとしている。これは、わが国の企業も同様であり、市場の低成長下における生き残りをかけた企業戦略の手段としてM&A(Mergers and Acquisitions)も活発化している。 しかし、この活発化にともないインサイダー取引や相場操縦、虚偽記載等のような違反行為も増加した。悪質な場合には、既存の刑事罰で処することができるが、これを科すほどに至らない違反行為が問題となっている。これは、証券市場の公正性と投資者の信頼を著しく害する行為であるにもかかわらず、処分を受けない違反行為者が後をたたないためである。 そこで、国家はこれらの行為を抑止するために、金融商品取引法(以下、金商法)上に行政措置として金銭的な負担を課す課徴金制度を設置し、金融市場、資本市場等の公正性および透明性を確保することとした。これに対し、日本経済団体連合(以下、経団連)等では、課徴金はもともと独占禁止法上で不当利息の剥奪と位置づけられていたため、違反行為抑止を名目に改正毎に厳しくなる当該制度に「かえって萎縮を招く」との批判の声が高まっている。 本件は、金商法の課徴金制度について示された初の司法判断である。このため、本件に関する一連の司法判断を追うことによって、金商法上の課徴金制度の立法目的、目的遂行のための手段等が明確となるであろう。その上で、金商法上の課徴金納付命令の違憲性についての考察を試みる。判例評釈
著者
奥野 恭史
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.433-437, 2014 (Released:2016-06-21)
参考文献数
4

第1の科学的手法である「経験科学(実験)」,第2の科学的手法である「理論科学」に加え,近年新たな潮流として,第3の科学的手法である「計算科学(シミュレーション科学)」と第4の科学的手法である「データ科学(data centric science)」が注目を浴びている.実際,2013年のノーベル化学賞は,ハーバード大学のカープラス教授らが,創薬計算などにも貢献している計算化学の基盤研究で受賞するなど,生命科学分野における「シミュレーション科学」の重要性は高まる一方である.また,近年のハイスループット技術やオミクス計測技術の著しい進展に伴い,生命科学分野においてもデータ爆発が起こり,「ビッグデータ科学」の研究開発が急務とされている.スーパーコンピュータ「京」は,こうした時代の要請に応えるべく2012年9月末より共用利用が開始された.筆者は,製薬企業,IT企業と共にコンソーシアムを設立し,「京」を用いた創薬応用計算に取り組んできた.この約1年間の取り組みの中で見えてきた,モンスターマシン「京」の驚異的パフォーマンスとそれによる創薬計算の展望を紹介する.
著者
奥野 栄太 垣花 学 大城 匡勝 須加原 一博
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.277-280, 2006 (Released:2006-05-26)
参考文献数
9
被引用文献数
1 1

直径5cmを超える巨大肝細胞癌に対しラジオ波焼灼術を施行し, 重症肝不全をきたし術後7日目に死亡した症例を経験した. 症例は, 67歳, 男性. 冠動脈バイパス術後の輸血によるC型肝炎から肝硬変をきたし, 肝細胞癌を発症した. 診断時すでに腫瘍径が5cmを超えており, またChild-Turcotte分類Bの肝機能低下を認めた. 全身麻酔下, 開腹によりラジオ波焼灼術が行われた. 術中の麻酔経過にとくに問題はなかった. 術後より徐々に肝機能が悪化し, 術後7日目に死亡した. 肝機能低下を認める症例にラジオ波焼灼術を施行する場合には, その適応について外科医との間で十分な検討が必要と考えられた.
著者
奥野 椰子夫[作詞]
出版者
コロムビア
巻号頁・発行日
1954-07
著者
加藤 眞義 舩橋 晴俊 正村 俊之 田中 重好 山下 祐介 矢澤 修次郎 原口 弥生 中澤 秀雄 奥野 卓司 荻野 昌弘 小松 丈晃 松本 三和夫 内田 龍史 浅川 達人 高木 竜輔 阿部 晃士 髙橋 準 後藤 範章 山本 薫子 大門 信也 平井 太郎 岩井 紀子 金菱 清
出版者
福島大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究の目的は、東日本大震災のもたらす広範かつ複合的な被害の実態を明らかにし、そこからの復興の道筋をさぐるための総合的な社会学的研究をおこなうための、プラットフォームを構築することである。そのために、(1)理論班、(2)避難住民班、(3)復興班、(4)防災班、(5)エネルギー班、(6)データベース班を設け、「震災問題情報連絡会」および年次報告書『災後の社会学』等による情報交換を行った。
著者
奥野研寿 著
出版者
護法館
巻号頁・発行日
1895
著者
奥野 充 小林 哲夫
出版者
Japan Association for Quaternary Research
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.113-117, 1994
被引用文献数
1 4 8

種子島には阿多 (Ata), 鬼界葛原 (K-Tz), 姶良Tn(AT)などの後期更新世テフラが分布する. 長岡 (1988) は, K-TzとATの間に種I火山灰, 種II軽石, 種III火山灰を記載している. 筆者らは, 種IIの上位に2枚の火山灰層を認めたので, これらを下位から種III火山灰, 種IV火山灰と呼ぶ. 種Iは橙色の細粒降下火山灰, 種IIは淡黄褐色の降下軽石であり, 両者とも種子島北部に分布する. 種III火山灰と種IV火山灰は, 黄褐色~橙色の細粒降下火山灰で, どちらも種子島全域に分布する. 噴出年代は, K-TzとATとの層位関係から, 種Iと種IIが65ka, 種IIIが45ka, 種IVが35kaと推定される. 斑晶鉱物の組合せ, 斜方輝石(γ)の屈折率および層位から, 種IIは阿多カルデラ周辺に分布する唐山スコリア (Nagaoka, 1988) に対比される.
著者
石倉 照之 奥野 龍禎 荒木 克哉 高橋 正紀 渡部 健二 望月 秀樹
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
pp.cn-000757, (Released:2015-10-28)
参考文献数
15
被引用文献数
3

症例は23歳男性である.先行感染後に強直間代性痙攣を発症し,抗てんかん薬による治療にもかかわらず,痙攣発作を繰り返した.ウイルス学的検査や抗神経抗体は検索した範囲では陰性で,原因不明であったことから,new-onset refractory status epilepticus(NORSE)と呼ばれる症候群に合致する臨床像であった.ステロイドパルス療法,免疫吸着療法及び経静脈的免疫グロブリン療法を行い痙攣の頻度が減少したが,意識障害は遷延した.本患者血清を用いてラット脳の免疫染色を行ったところ,海馬神経細胞の核及び細胞質が染色され,自己免疫介在性であることが示唆された.
著者
奥野 政元
出版者
活水女子大学
雑誌
活水論文集. 日本文学科編 (ISSN:02888629)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.48-55, 1991-03
著者
大場 みち子 山口 琢 伊藤 恵 奥野 拓
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.6, pp.1-4, 2014-05-31

実践的な ICT 人材育成の場として,システム開発 PBL (Project Based Learning) を採用する高等教育機関が増えている.PBL は調査・提案から始まるため,進捗に従って必要な技術・スキルが判明してくるという特徴がある.学生は,これらに自ら気づいて学習することが期待されている.そこで,PBL の現実感を維持して,学生の自主性を促しつつも,技術の習得状況を体系的に把握して,最終的には必要な技術を身につけさせる仕組みの構築を研究目標としている.本論文では,この仕組みとして,(1) プロジェクトの進捗に従って明らかになる知識やスキルを講義などと関連づけ体系的にチームで共有する情報システムと,(2) 企業における OJT (On-the-Job Training) を参考に TA や先輩が後輩を指導する体制と,(3)PBL での役割を全員で体験学習するなど,講義・PBL 間の相互交流の仕組み,で構成する実践型 ICT 教育システムを提案する.As a place of ICT human resource development practical, higher education institutions to adopt (Project Based Learning) system development PBL is increasing. In order to begin the survey and proposals, there is a feature necessary technical skills that come been found in accordance with the progress PBL. The students, learning noticing themselves they are expected. Therefore, as a research goal to build a mechanism for maintaining the reality of PBL, even while encouraging the autonomy of the student, understand systematically the learning state of the art, makes wearing the technology necessary in the end have. In this paper, as this mechanism, and information systems to share in the team systematically in conjunction with other lectures and the knowledge and skills required by (1) PBL, OJT (2) Corporate (On-the-Job Training) seniors and the TA and led system juniors to reference, such as hands-on learning at all a role in (3) PBL, and the hands-on ICT education system to be configured in the mechanism, the interaction between the PBL and lecture proposed.

1 0 0 0 OA 童蒙讃美歌

著者
奥野昌綱, 戸川残花 編
出版者
十字屋
巻号頁・発行日
1890